発売日未確認発売から3年未満:新機種 / 3年以上:旧機種
MFX-C5280は、カラー・モノクロともA4ヨコで毎分28枚の連続出力に対応する、ムラテックのA3フルカラーデジタル複合機です。
日常的なコピーやプリントに加え、紙文書のスキャン、認証印刷、オプションによるファクス運用まで一台にまとめたい中小規模オフィスに向いています。
7インチのタッチパネルや暗号化機能付きSSDも備えています。
ただし、自動両面原稿送り装置、FAXキット、追加給紙、認証装置、Information server 5Xなどは構成によって追加が必要です。
本体価格だけで判断せず、必要な機能、設置条件、保守範囲まで含めて比較しましょう。
MFX-C5280の特徴
MFX-C5280の中心的な特徴は、A3対応の用紙処理と、カラー・モノクロ同速のA4毎分28枚という出力性能を、日常業務で扱いやすい構成にまとめている点です。
メーカーの公式仕様・価格ページでは、MFX-C5280の列に28枚/分、同じシリーズのMFX-C5220/C5220Kの列に22枚/分と記載されています。
シリーズ共通値と機種別速度を混同しないことが重要です。
主電源投入後のウォームアップタイムは20秒以下、ファーストコピータイムはカラー8.4秒以下、モノクロ6.8秒以下です。
いずれもメーカー所定条件での値であり、ネットワーク、原稿、画質設定、紙種や後処理によって実際の待ち時間は変わります。
大量集中出力向けの高速機ではなく、複数人が日々の見積書、提案資料、社内帳票を共有して処理する用途に合わせやすい速度帯です。
カラーとモノクロで速度差がないため、混在文書を扱う部署でも処理時間を見積もりやすいでしょう。
操作しやすさと文書処理を両立
操作部には7インチTFTカラー液晶を採用し、マルチタッチ操作に対応しています。
画面は、利用頻度の高い機能を分かりやすく配置するベーシックスタイルと、詳細な設定を使うクラシックスタイルを選べます。
簡単なコピーを使う人と、画質調整や仕上げを細かく指定する人が同じ機器を共有しやすい設計です。
本体には6GBのメモリーと256GBのSSDを搭載しています。
プリンター記述言語はPCL5e/c互換、PCL6互換、PostScript 3互換、XPSに対応します。
両面、小冊子、集約、白紙抑制、確認印刷、セキュリティー印刷などが仕様に挙げられており、単純なコピー機ではなく、部署共有の文書入出力拠点として検討できます。
2021年発売で、現在も公式掲載を確認
一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会の2021年度技術調査報告書では、MFX-C5280/C5220/C5220Kは2021年7月発売のシリーズとされています。
ただし、発売日の「日」までは確認できないため、本記事では正確な発売日を断定していません。
2026年9月29日時点では、メーカーの現行製品ナビゲーション、機種別ページ、仕様・価格ページに掲載され、2026年2月現在と記されたカタログも公開されています。
そのため本記事では現行掲載製品として扱います。
将来の販売状況、納期、部品供給、保守受付年数は変わる可能性があるため、実際の契約時には販売店へ再確認してください。
主要仕様と用紙対応
MFX-C5280は最大A3原稿とA3用紙に対応するフルカラー機です。
読み取り解像度は600dpi×600dpi、書き込み解像度は1,800dpi相当×600dpi、階調は256階調です。
A4ヨコ・B5ヨコの連続複写速度はカラー・モノクロとも28枚/分で、B4は16枚/分、A3は14枚/分です。
| 確認項目 | MFX-C5280の仕様 |
|---|---|
| 最大原稿サイズ | A3 |
| A4連続複写速度 | カラー/モノクロとも28枚/分 |
| 解像度 | 読み取り600×600dpi、書き込み1,800dpi相当×600dpi |
| メモリー/ストレージ | 6GB/256GB SSD |
| 複写倍率 | 25~400%、0.1%刻み |
| 対応坪量 | カセット、手差しとも60~256g/㎡ |
| 電源 | AC100V・15A、50/60Hz |
| 最大消費電力 | 1,500W以下 |
給紙構成によって容量と本体重量が変わる
2段モデルは570枚カセットを2段、4段モデルは4段備え、どちらも165枚のマルチ手差しトレイを標準装備します。
枚数は64g/㎡用紙での値です。
2段モデルならカセット1,140枚と手差し165枚、4段モデルならカセット2,280枚と手差し165枚が基準になります。
A4用紙を多く使う場合は、オプションの2,750枚給紙キャビネットも選択肢です。
ただし、専用デスク、2段給紙キャビネット、2,750枚給紙キャビネットはいずれかを選ぶ構成です。
メーカー記載の外形寸法は幅571mm×奥行き661.5mm×高さ1,159mmで、自動両面原稿送り装置、本体、専用デスクまたは給紙キャビネットを含む2段/4段モデルの値です。
質量も同様に、2段モデル約96kg、4段モデル約100kgです。
裸の本体だけの寸法や質量として扱わないよう注意してください。
手差しトレイを開いた状態の占有寸法は幅885mm×奥行き661.5mmです。
A3、厚紙、封筒、長尺紙の注意点
カセットはA3、B4、A4、B5、A5、不定形用紙に対応しますが、1段目カセットの上限はB4で、A3は2段目以降から使用します。
手差しトレイではA3からA6、はがき、封筒、インデックス紙、不定形用紙を扱えます。
幅210~297mm、長さ431.9~1,200mmの長尺紙にも対応しますが、長尺紙はプリント時のみです。
仕様上の用紙坪量は60~256g/㎡です。
ただし、210g/㎡以上では十分な画質が得られない場合があり、用紙の種類によって正常に印刷できないことも明記されています。
インクジェット専用紙には対応しません。
封筒も種類、保管状態、印刷環境によってシワや印刷不良が生じる場合があります。
特殊紙を本番運用する会社は、銘柄と給紙方向を指定して事前テストを依頼すると安全です。
操作性とスキャン・通信連携
MFX-C5280は、紙を印刷するだけでなく、紙文書を共有フォルダーやメールへ渡す入口として活用できます。
スキャンの保存先はE-mail、SMB、FTP、WebDAV、USBメモリー、本体ボックスに対応し、LDAPによる宛先検索、TWAINスキャン、暗号化PDF、PDF/A、コンパクトPDFなども仕様に含まれます。
利用する保存先に応じて、サーバー名、認証情報、証明書、通信ポートを導入前に準備しておくと設定がスムーズです。
原稿送り装置は便利だが追加構成
オプションの自動両面原稿送り装置は最大130枚のA4原稿を積載でき、スキャン時はA4ヨコ・片面・300dpiでカラー/モノクロとも毎分55枚とされています。
コピー時の600dpiでは片面30枚/分、両面14ページ/分です。
同じ原稿送り装置でも、スキャンかコピーか、300dpiか600dpiかで公表速度が違うため、55枚/分をすべての読み取り条件に当てはめることはできません。
原稿の傾きを電子的に補正する機能や、ガラス面に置いた不定形用紙の自動測定にも対応します。
契約書、伝票、定型外の証憑をまとめて電子化する部署では有用です。
一方、原稿送り装置は本体価格に含まれる標準装備ではないため、見積書の構成品に記載されているか確認が必要です。
プリントとモバイル連携
有線LANは10Base-T、100Base-TX、1000Base-Tに対応し、USB接続も利用できます。
IEEE802.11a/b/g/n/acの無線LAN機能は、アップグレードキットUK-221を使うオプション構成です。
無線LANが必要な場合は、本体を社内LANの子機にするのか、限定的な接続用の親機モードを使うのかを、情報システム担当者と販売店で決めてください。
NFC対応Android端末からのプリント、スキャンデータの保存、ユーザー認証にも対応しますが、対応アプリと無線LAN環境が必要です。
iOS端末とのBluetooth LE連携も構成条件があります。
モバイル対応という表示だけで判断せず、利用端末のOS、アプリ、無線ネットワーク、認証方式を組み合わせて動作確認することが大切です。
ファクスはFAXキットの有無を確認
一般電話回線を使うスーパーG3ファクスはオプションのFAXキットが必要です。
装着時は33,600bps、短縮宛先2,000件、最大600宛先の同報、両面送受信、メモリー代行受信などを利用できます。
電送時間2秒台という値は、A4判約700文字を所定の普通画質とスーパーG3モードで送る際の画像部分に限った参考値で、回線状態や制御時間は含みません。
受信ファクスをSMB共有へ転送する運用も可能です。
ただし、共有フォルダーの権限やパスワードが変わると転送できなくなるため、保存先を個人PCにするより、管理対象のサーバーやNASを使う方が運用しやすい場合があります。
FAXキット、回線工事、番号移行、転送先設定を別々の作業として見積もりましょう。
セキュリティー機能と運用上の注意
MFX-C5280は暗号化機能付きSSDを採用し、本体に保存されるデータを常時暗号化します。
共有複合機には印刷待ちデータ、スキャン文書、受信ファクス、宛先情報などが集まるため、ストレージ暗号化は重要です。
ただし、暗号化だけで誤送信や放置印刷を防げるわけではありません。
ユーザー認証、セキュリティー印刷、管理者パスワード、ネットワーク制限、廃棄時のデータ消去まで含めて運用を設計してください。
詳細はメーカーの公式セキュリティー機能ページでも確認できます。
標準機能と有償オプションを区別し、自社の規程に必要な機能が見積構成に含まれているか照合することが大切です。
認証方式とオプションの排他条件
本体単体のユーザー認証では、利用者ごとの機能制限や、個人別・部門別の出力枚数管理ができます。
さらに、オプションでFeliCaやMIFAREに対応するICカード認証装置、指静脈生体認証装置を追加できます。
社員証を使う場合は、カードの種類だけでなく、利用中のデータフォーマット、取付部材、認証サーバーとの連携可否も事前確認が必要です。
特に注意したいのがInformation server 5Xとの組み合わせです。
メーカー資料では、Information server 5X装着時はユーザー認証と部門管理機能を利用できず、認証装置とInformation server 5Xも同時装着できないとされています。
文書配信を優先する構成と、個人認証による出力管理を優先する構成を後から簡単に足し合わせられるわけではありません。
導入前に運用の優先順位を決めてください。
ウイルススキャンとファクス誤送信対策
Bitdefender社のエンジンを使ったファイル入出力時のウイルススキャン機能も用意されていますが、i-Option LK-116とインターネット環境が必要なオプションです。
導入する場合はライセンス、更新方法、外部接続の許可、検知時の通知先を確認します。
ウイルス対策ソフトを追加しただけでネットワーク全体が保護されるわけではないため、ファイアウォール、端末対策、アクセス制御と組み合わせます。
FAXキット装着時は、宛先番号の2度入力、送信前の宛先一覧表示、直接ダイヤル禁止、CSI照合送信などの誤送信防止機能を利用できます。
受信文書のメモリー保存やPC転送を使えば、排紙トレイへの放置も減らせます。
機能を有効にするだけでなく、例外操作を誰に許可するか、送信結果をどの期間確認するかまで社内手順に落とし込むと効果的です。
MFX-C5280が適する用途
MFX-C5280は、A3の帳票とA4の一般文書を同じ機器で扱い、カラー資料も日常的に出力するオフィスに適しています。
毎分28枚は、数枚の見積書から数十ページの会議資料までを複数人で共有する用途に合わせやすい速度です。
給紙段数、原稿送り装置、FAXキット、フィニッシャーを業務に応じて選べるため、最初から不要な装備をすべて載せる必要はありません。
総務・経理・営業部門で使いやすい場面
- 総務:A3社内掲示、申請書、規程類をコピーし、受信ファクスを電子化したい場合。
- 経理:請求書や証憑を原稿送り装置で読み取り、SMB共有やPDF/Aで保存したい場合。
- 営業:カラー提案書とモノクロ見積書を同じ速度帯で出力し、必要に応じて小冊子やステープル仕上げを使いたい場合。
- 拠点共用:ユーザー認証やセキュリティー印刷を使い、複数部署の出力を一台へ集約したい場合。
伝票や不定形原稿が多い環境では、ガラス面でのサイズ自動測定が役立ちます。
定型帳票を大量に扱う場合は、どのカセットにどの用紙を常設するかを先に決め、必要な給紙段数を算出してください。
別のクラスも検討したいケース
月末に大量出力が集中する、長い印刷ジョブを待たせたくない、複数部署から同時に高頻度で出力する場合は、より高速な機種との比較が必要です。
また、原稿の表裏を一度に高速読取する能力を最優先する場合や、商業印刷に近い厳密な色管理を求める場合も、MFX-C5280の仕様だけで決めるべきではありません。
反対に、ほとんどがA4モノクロで、A3やカラーをほぼ使わない小規模拠点では、A3カラー機の設置面積や契約費用が過剰になる可能性があります。
実際の月間カラー枚数、A3使用枚数、ピーク時の連続出力、スキャン原稿量を集計してから機種を選ぶと、必要以上の構成を避けられます。
同シリーズと比較候補の選び方
MFX-C5280を比較する際は、まず同シリーズのMFX-C5220/C5220Kとの速度差を確認します。
公式仕様表では、MFX-C5280がA4ヨコで28枚/分、MFX-C5220/C5220Kが22枚/分です。
メモリー、SSD、解像度、基本的な用紙対応などには共通項目が多いため、日々の出力待ち時間と現在の価格差を軸に選ぶのが分かりやすいでしょう。
なお、シリーズ表で横方向に並ぶ「28枚/分」と「22枚/分」はオプションによる速度変更ではなく、対象機種の違いです。
MFX-C5280へ装置を追加して22枚/分になったり、MFX-C5220へオプションを付けて28枚/分になったりする意味ではありません。
ムラテックの上位速度帯を比較する
28枚/分では待ち時間が生じそうなら、同じムラテックの別シリーズも候補に入ります。
比較ページとしてMFX-C7255、MFX-C7305、MFX-C7365を確認すると、速度帯を上げた場合の機能や構成を整理しやすくなります。
比較時は公称速度だけでなく、ファーストコピー、原稿読み取り方式、標準給紙量、後処理、機械寸法も確認します。
同じA3カラー機でも、現在使っている用紙銘柄やフィニッシャー要件を満たすとは限りません。
月間の平均枚数だけでなく、最も混雑する時間帯に何人が何ページ出力するかを基準にしてください。
他メーカーを含める場合の比較軸
操作体系や保守網も含めて比較したい場合は、キヤノンのimageRUNNER ADVANCE DX C3926F、imageRUNNER ADVANCE DX C3930F、imageRUNNER ADVANCE DX C3935Fも比較候補になります。
さらに出力量が多い環境ではimageRUNNER ADVANCE DX C5840Fのような別クラスも確認できます。
これらはMFX-C5280と同一仕様という意味ではありません。
各ページで速度、標準装備、保守条件を個別に照合してください。
比較表は「本体価格」「必要オプション込みの構成価格」「月間保守費」「カラーとモノクロのカウント条件」「設置・ネットワーク作業」「契約終了時の扱い」を同じ列にそろえると判断しやすくなります。
構成と価格・保守の考え方
2026年9月29日に確認したメーカー公式価格では、MFX-C5280の本体価格は1,298,000円(税別)です。
この本体価格には、トナー、ドラムユニット、現像ユニットなどの消耗品や関連商品が含まれません。
業務で一般的に必要になる原稿送り装置、設置用のデスクまたは給紙キャビネット、FAXキットも本体とは別に選びます。
価格と構成はメーカーのMFX-C5280公式カタログでも照合できます。
カタログの価格表は2026年2月現在で、将来変更される可能性があります。
実際の販売価格やリース料は、値引き、契約期間、審査、搬入条件、保守契約によって異なるため、本体価格から一定の月額を推測することはできません。
代表的なシステム構成
| 構成 | 含まれる主な機器 | MFX-C5280価格 |
|---|---|---|
| 2段標準モデル | 自動両面原稿送り装置、本体、専用デスク、FAXキット | 1,621,000円(税別) |
| 2段Isモデル | 2段標準モデル相当+Information server 5X | 1,845,000円(税別) |
| 4段標準モデル | 自動両面原稿送り装置、本体、2段給紙キャビネット、FAXキット | 1,721,000円(税別) |
| 4段Isモデル | 4段標準モデル相当+Information server 5X | 1,945,000円(税別) |
代表構成とは別に、搬入・設置説明費は標準モデル60,000円、Isモデル69,000円と記載されています。
特殊搬入、離島や遠隔地、時間指定、ソフトウェアのインストール、後日の追加取付は別料金になる場合があります。
見積書では、機器代と作業費を分けて確認してください。
必要なオプションだけを選ぶ
主な税別標準価格は、自動両面原稿送り装置153,000円、専用デスク50,000円、2段給紙キャビネット150,000円、2,750枚給紙キャビネット180,000円、FAXキット120,000円、Information server 5Xが224,000円です。
後処理ではフロアフィニッシャー200,000円、中とじ機付フロアフィニッシャー350,000円が用意されています。
取付キットや取付費が別途必要になる組み合わせがあります。
Information server 5Xはファクスとスキャン文書の統合管理、自動配信、検索などに使えますが、後日装着時には本体SSDデータが消去されるという注意書きがあります。
認証装置との排他条件もあるため、将来追加すればよいと安易に先送りせず、導入時に文書配信とユーザー認証のどちらを重視するか決めましょう。
リース料と保守料金は条件をそろえる
リース見積では、機器構成、契約年数、搬入・撤去、動産保険、途中解約時の扱いを確認します。
保守見積では、基本料金、カラーコピー、カラープリント、単色・2色、モノクロのカウント条件、最低料金、トナー配送、部品交換、対応時間帯を確認してください。
メーカーのトータルサービス価格は基準になりますが、販売会社との実契約が同一条件とは限りません。
両面出力は片面ごとにカウントされ、長さ457mm以上の長尺紙は2~4カウント進むというメーカー条件もあります。
月間枚数を試算する際は、用紙の枚数ではなく課金カウントへ置き換える必要があります。
カラーをコピーするのかPCからプリントするのかでもメーカー料金表の区分が異なるため、自社の利用内訳を販売店へ伝えると比較の精度が上がります。
導入前に確認したい項目
MFX-C5280は、速度と本体価格だけで決めると、原稿送り装置やFAXキットが不足したり、認証装置とInformation server 5Xの排他条件に気付かなかったりする可能性があります。
導入前には、現在の月間カウント、紙種、送受信経路、利用者数を確認し、必要な構成を一枚の表にまとめましょう。
- A3、カラー、厚紙、封筒、長尺紙を月にどの程度使うか。
- 2段、4段、2,750枚給紙のどれが業務に合うか。
- 自動両面原稿送り装置、FAXキット、フィニッシャーが必要か。
- ユーザー認証とInformation server 5Xのどちらを優先するか。
- SMB、SMTP、FTP、WebDAVなど、利用する送信経路を管理できるか。
- 本体、搬入、設定、保守、撤去を含む総額はいくらか。
設置場所と電源・搬入経路
電源はAC100V・15Aで、最大消費電力は1,500W以下です。
既存の延長コードや他の高消費電力機器との共用を前提にせず、販売店の設置条件に従って専用電源の要否を確認してください。
動作環境条件は温度10~30℃、相対湿度15~85%RHです。
直射日光、空調の風、結露、粉じんの多い場所を避け、扉やカセット、原稿送り装置を開ける保守スペースも確保します。
設置寸法だけでなく、約96~100kgの構成機を搬入できるエレベーター、通路幅、扉、段差、床荷重を確認します。
手差しトレイを開いた状態の幅は885mmです。
フィニッシャーや追加給紙を付ければ必要面積はさらに増えるため、最終構成図で現場を測ってください。
ネットワークと端末の確認
導入前にIPアドレス、DNS、時刻同期、SMTP、共有フォルダー、LDAP、管理者アカウントを準備します。
無線LANを使う場合はUK-221の有無と社内セキュリティーポリシーを確認してください。
メーカー仕様にはWindows 11やWindows Server 2025、macOS Sequoiaまでの対応記載がありますが、OS対応はドライバー種別や更新時点で変わります。
実際に使うPC、業務アプリ、PCL/PS/XPSの組み合わせでテストすることが重要です。
入れ替え時は旧機のアドレス帳、スキャン宛先、FAX転送、部門コードを棚卸しし、不要な情報を移行しないようにします。
固定IP、証明書、共有フォルダーの認証情報を個人任せにすると、担当者の異動やパスワード変更で停止しやすくなります。
設定値の管理者と更新手順を決めておきましょう。
契約・保守と最終判断
2026年9月29日時点ではメーカー公式サイトに現行掲載されていますが、2021年7月発売の機種であるため、契約期間の終了時期まで保守部品や消耗品の供給がどう扱われるかを確認しておくと安心です。
新品、中古、再リースでは保守条件が異なります。
中古機を検討する場合は、総カウント、主要部品の交換履歴、ファームウェア、付属オプション、データ初期化、設置後の保守受け入れ可否を書面で確認してください。
最終見積では、MFX-C5280本体、原稿送り装置、給紙、FAX、認証または文書配信、後処理、搬入、PC設定、カウンター保守、契約終了時の撤去までを一つの構成として比較します。
毎分28枚とA3対応が実際の業務量に合い、必要なオプションと保守を無理なく組めるなら、紙と電子文書を一台で扱う中小規模オフィスの有力候補になります。
参考情報・出典
仕様・価格・保守条件は構成や地域で変わります。
正式な条件は最新の見積書をご確認ください。
最新記事 by 堀田直義 (全て見る)
- 色付き用紙をコピーすると背景がグレーになる!地色除去・裏写り防止の設定方法 - 2026年9月24日
- 著作権フリーで使える!複合機のおすすめアイコンサイトをランキングで紹介! - 2026年9月21日
- 複合機に搭載されているAI(人工知能)とは?おすすめ機能を紹介! - 2026年9月21日
- 単機能プリンターと複合機の違いとは?用途別の選び方やメリットなど解説! - 2026年9月21日
- プロダクションプリンターと複合機の違いは?性能や用途など比較解説! - 2026年9月21日
