新機種発売から3年未満:新機種 / 3年以上:旧機種
BP-71C36は、日常のカラー出力と大量の紙文書の電子化を一台にまとめたいオフィスに適した、シャープのA3フルカラー複合機です。
カラー・モノクロともA4ヨコ36枚/分で出力し、ネットワークスキャンでは両面原稿を最大300ページ/分で読み取れます。
両面同時読取原稿送り装置、ファクス、無線LAN、OCR、Adobe PostScript 3も標準装備です。
導入時は印刷速度だけでなく、スキャン量、給紙構成、認証方式、クラウド連携、保守条件まで一緒に検討すると本機の能力を活かしやすくなります。
BP-71C36の特徴
BP-71C36の特徴は、A4ヨコ36枚/分の出力性能と、大量の両面原稿を処理できる高速スキャンを組み合わせていることです。
見積書や会議資料をカラーで出力しながら、契約書、申請書、請求書などをまとめて電子化する職場に向きます。
シャープの公式製品ページでは、コピー、ネットワークプリント、ネットワークスキャン、ファクス、両面同時読取原稿送り装置、無線LAN、セキュリティが標準装備として示されています。
同じBP-71Cシリーズには26・45・55・65枚機があります。
BP-71C36は、26枚機よりピーク時の待ち時間を短くしたい一方、45枚機以上の連続出力性能までは必要としない事業所で比較しやすいモデルです。
さらに、36枚機は上位の45・55・65枚機と同じ両面300ページ/分のスキャン性能を持つため、出力枚数より電子化する原稿量が多い職場でも検討価値があります。
大量原稿を一度に読み取りやすい
標準の両面同時読取原稿送り装置には、64g/m²紙を最大375枚、または積載高さ38mmまでセットできます。
ネットワークスキャンは200/300dpi時に、カラー・モノクロとも片面150ページ/分、両面300ページ/分です。
ただし、これはA4ヨコのメーカー標準原稿、標準モード、カラー自動判別オフという条件での値です。
原稿のデータ量や設定によって実際の速度は変わります。
対応原稿はA3からA6Rまでで、51×89~55×91mmの名刺にも対応します。
名刺は厚さ0.2mmの場合に最大150枚まで積載可能です。
複数の領収書や写真を個別データに分けるマルチクロップ/写真クロップ、文字検索できるPDFやOfficeファイルを作るOCRも利用できるため、紙を読み取るだけでなく、その後の検索や再利用まで設計できます。
操作時の確認を助ける設計
操作部には10.1インチのフルフラットパネルを採用し、ホーム画面をカスタマイズできます。
原稿セットランプと取り忘れ防止ランプ、排出原稿を確認しやすい透明な原稿セット台、青・白・橙のインフォメーションLEDも備えます。
複数部署で共有する場合は、よく使うコピー、スキャン、ファクスの入口をホーム画面に整理すると、利用者が目的の機能へ移動しやすくなります。
標準装備と追加構成を分ける
ファクス、無線LAN、OCR、Adobe PostScript 3は標準ですが、インターネットファクス、ICカードリーダー、原稿の重送検知、ウイルス検知、追加ストレージ、フィニッシャー、紙折りユニットなどは標準構成と分けて確認する必要があります。
カタログに掲載された設置写真にはオプション装着例も含まれるため、写真の外観だけで納入構成を判断せず、型番を記載した見積書や構成図で照合してください。
主要仕様と用紙・給紙性能
BP-71C36は、レーザー静電複写方式を採用したデスクトップ形式のA3フルカラー複合機です。
代表値の36枚/分は、A4またはB5をヨコ方向で出力した場合のカラー・モノクロ共通の速度です。
A4・B5タテは23枚/分、B4は20枚/分、A3は18枚/分となるため、比較するときは用紙サイズと向きをそろえる必要があります。
| 項目 | BP-71C36の確認済み仕様 |
|---|---|
| 連続複写速度 | A4・B5ヨコ:カラー/モノクロ各36枚/分 |
| ウォームアップタイム | 14秒。電源ボタンからの時間で、環境により変動 |
| ファーストコピー | フルカラー6.5秒、モノクロ4.6秒。A4ヨコ給紙時で本体状態により変動 |
| 標準給紙 | 本体トレイ600枚+手差し120枚=720枚。64g/m²紙の場合 |
| メモリー・ストレージ | メモリー5GB、SSD 256GB。オプションでSSD 512GB |
| 本体寸法 | 幅609×奥行662×高さ860mm |
| 質量 | 約86kg |
| 電源 | AC100V、15A、50Hz/60Hz共通 |
サイズと坪量を組み合わせて確認する
複写サイズはSRA3、A3ワイドからA6R、SRA4、はがき、複数種類の封筒まで示されています。
本体トレイの対応坪量は60~300g/m²、手差しトレイは52~300g/m²です。
ただし、対応範囲に入る用紙でも、表面加工、紙目、含水量、保管状態によって搬送や定着の結果は変わります。
公式仕様にも使用条件や用紙種類によって正しく印刷されない場合があると記載されているため、封筒、厚紙、ラベル紙などを常用する場合は現物テストが欠かせません。
用紙サイズについては、本機がA3対応であることと、すべてのA3系用紙を同じトレイ・同じ条件で扱えることは別です。
印刷物の仕上がり寸法、裁ち落としの有無、必要な余白を示し、使用するトレイと用紙設定を販売店へ確認してください。
標準720枚と最大7,120枚の違い
最大7,120枚という給紙量は本体だけの値ではありません。
本体600枚に、大容量給紙デスクの600枚・1,350枚・950枚、大容量給紙トレイ3,500枚、手差し120枚を組み合わせたオプション装着時の合計です。
標準状態は720枚です。
追加給紙を検討するときは補給回数だけでなく、用紙種類ごとのトレイ分け、設置面積、搬入経路、将来のレイアウト変更も確認します。
プリント品質とファクス
プリンター解像度は600×600dpi、1200×1200dpi、9600dpi相当×600dpiで、ページ記述言語はSPDL2-cとAdobe PostScript 3を標準搭載します。
一般的な業務文書だけでなく、Macやデザイン系アプリケーションを含む環境も検討しやすい仕様です。
ただし、アプリケーション、フォント、カラープロファイル、ドライバーによって結果は変わるため、細線、グラデーション、ブランドカラーを含む実データで出力を確認してください。
ファクスはスーパーG3/G3に対応し、通信速度はスーパーG3で33.6kbpsです。
公称の2秒台はメーカー標準原稿の画像情報だけを送る所定条件の値で、通信制御時間は含まれません。
実際の時間は原稿内容、回線状態、相手機によって異なります。
操作性とネットワーク・クラウド連携
BP-71C36は、パソコンからの印刷に加え、スキャン、モバイル端末、クラウドストレージをつなぐ共有拠点として構成できます。
有線LANは10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-Tに対応し、IEEE802.11a/b/g/n/acの無線LANも標準装備です。
USB 2.0とUSB 3.0のホストインターフェースも備えます。
有線と無線のどちらを業務系として利用するか、固定IPとDHCP予約のどちらで管理するか、持ち込み端末を接続させるかを先に決めておくと運用を整理しやすくなります。
OCRと多様な保存形式
スキャンデータはTIFF、JPEG、PDF、PDF/A、暗号化PDF、高圧縮PDF、XPS、サーチャブルPDFのほか、DOCX、XLSX、PPTX、TXT、RTFとして保存できます。
OCRを使えば検索可能なPDFや再編集の起点となるOfficeファイルを作成できますが、変換結果の正確性を保証する機能ではありません。
罫線の多い帳票、かすれた文字、手書き、傾いた原稿では認識結果が変わるため、重要な金額、日付、固有名詞は原本と照合します。
スキャンのシンプルモードでは、自動設定によって解像度、原稿の天地、白紙飛ばしなどを設定できます。
混載原稿は異なる幅を3種類まで読み取れ、傾き補正にも対応します。
定型帳票は保存先、ファイル形式、ファイル名のルールをあらかじめ決めると、読み取り後の整理負担を減らせます。
クラウドへのアップロードとファクス転送
クラウドコネクターでは、本体から対応サービスへスキャンデータをアップロードし、保存されたデータを印刷できます。
Microsoft Entra IDを外部認証サーバーとして選択し、OneDrive for Businessなどへのシングルサインオンを構成することも可能です。
ユーザー認証を有効にするなどの条件があるため、テナント側の権限、条件付きアクセス、保存先の共有範囲と合わせて確認してください。
受信ファクスはGoogle Drive、OneDrive for Business、Dropbox、Boxへ転送でき、結果をメールで通知できます。
紙出力を減らしやすい一方、転送先の誤設定や権限過多を避けるため、閲覧者、保存期間、障害時の代替受信方法を決めておく必要があります。
モバイル端末とUSBの管理
NFC対応のモバイルタッチエリアを備え、Sharpdesk Mobileを介した端末連携に対応します。
端末へスキャンデータを取り込む、端末内の写真を印刷するといった使い方ができます。
USBメモリーを挿入するとスキャンまたは印刷の選択画面が表示され、印刷時はサムネイルで内容を確認できます。
接続方法を増やすほど管理対象も増えます。
対応OSとアプリの条件を確認し、USB利用を認める部署、私物端末の接続可否、クラウド保存先を変更できる担当者を明文化してください。
端末連携を使わない組織では、不要な入口を有効なまま残さない運用が適切です。
セキュリティ機能と運用管理
複合機は印刷データ、スキャン画像、宛先、認証情報を扱うネットワーク機器です。
BP-71C36は、本体ストレージに蓄積した電子データの暗号化と出力・送信後の自動消去、BIOSとファームウェアの検証・修復、SSL/TLS通信、IPsec通信、IPアドレス/MACアドレスフィルタリングなどに対応します。
ただし、搭載機能だけで安全性が決まるわけではありません。
管理者パスワード、利用者権限、不要な通信機能、ファームウェア更新、ログ確認を導入時の設定項目として扱う必要があります。
認証と印刷物の取り違え対策
Active Directory、LDAP、Microsoft Entra IDなどの外部サーバーと連携した認証に対応します。
ICカード認証には別売のICカードリーダーライターMX-EC13 Nが必要です。
受信データホールド、プリントホールド、ユーザーごとに印刷文書を振り分けるマイフォルダープリントを利用すると、出力物の放置や取り違えを抑えやすくなります。
認証を導入するときはログイン方法だけでなく、カラー出力、スキャン送信、アドレス帳編集、USB利用、設定変更を誰に許可するか決めます。
異動や退職時のアカウント停止、カード紛失時の無効化、例外利用者の承認手順も運用に含めてください。
起動時検証と更新管理
BIOS修復機能は起動時に異常の有無を検証し、異常を検出すると起動を中止して自動復旧します。
BIOSがファームウェアを検証し、異常時に修復する機能も搭載しています。
オンラインでのファームウェア更新にはインターネット接続が必要です。
外部通信を制限している環境では、更新方法や必要な通信を保守担当者と調整します。
別売セキュリティ機能を混同しない
ウイルス検知機能は標準ではなく、BP-VD10が必要です。
データセキュリティキットBP-FR12Uや、UTM機能を提供する多機能サーバーBP-SB10も別売構成です。
UTMには別途ライセンスも必要です。
追加の要否は、保存する文書の機密性、外部端末との接続、監査要件、既存のファイアウォールやエンドポイント対策との役割分担から判断します。
返却や廃棄時には、個人情報初期化設定によって登録情報と保存データを消去できます。
初期化後の再利用には専用キーが必要です。
実際の返却工程では、初期化を誰が実施するか、実施記録やデータ消去証明書が必要か、ストレージの扱いを契約先と取り決めてください。
BP-71C36が適する用途
BP-71C36は、カラー資料の出力だけでなく、紙文書の取り込みと共有を日常的に行うオフィスに適しています。
36枚/分という印刷速度に加え、375枚積載の原稿送り装置、両面300ページ/分のスキャン、OCR、クラウド連携を業務の流れに組み込めるかが選定の焦点です。
メーカーの公開資料でBP-71C36固有の月間推奨印刷枚数は確認できないため、根拠のない推奨枚数ではなく、自社の実測値から判断します。
相性のよい業務
- 総務・経理:請求書、申請書、領収書をまとめて読み取り、検索可能なPDFとして保管する業務
- 営業部門:提案書や見積書をカラー出力し、受信ファクスをクラウド経由で確認する運用
- 士業・管理部門:両面の契約書や案件資料を一括電子化し、認証を介して共有する業務
- 複数部署の共用機:認証、保留印刷、ジョブセパレーターによって文書の混在を抑えたい環境
原稿の電子化が多い職場では、印刷枚数だけを基準に低速機を選ぶとスキャン工程がボトルネックになる場合があります。
反対に、ほとんどが数枚単位の印刷で、A3出力や大量スキャンを使わない拠点では、本機の能力や設置面積が過剰になる可能性があります。
平均値だけでなくピークを測る
選定前に、通常日と締め日・会議前の出力枚数を分けて記録します。
印刷ジョブの平均ページ数、カラー比率、両面原稿の束数、A3の頻度、封筒や厚紙の利用、同時利用者数を1~2か月分集計すると、36枚/分が適切か判断しやすくなります。
長い連続ジョブが毎日発生する場合は上位速度機も比較してください。
別の構成が向くケース
A4だけを少量出力する小規模拠点では、A3本体よりコンパクトな構成が適する場合があります。
一方、長時間の連続出力が頻繁にあり、印刷待ちが業務に影響する職場では45枚機以上が候補です。
社内で冊子、折り資料、ステープル済み資料を作る場合は、本体速度だけでなくフィニッシャーや紙折りユニットを含む構成で作業時間を比較します。
同シリーズ・関連機種との比較
BP-71Cシリーズのカラー機はBP-71C26、BP-71C36、BP-71C45、BP-71C55、BP-71C65の5機種です。
公式ラインアップでは、A4ヨコのカラー・モノクロ印字速度がそれぞれ26、36、45、55、65枚/分と示されています。
スキャン速度はBP-71C26だけが片面120・両面240ページ/分で、BP-71C36以上は片面150・両面300ページ/分です。
| 比較対象 | A4ヨコ印字速度 | 両面スキャン速度 | 主な比較点 |
|---|---|---|---|
| BP-71C26 | 26枚/分 | 240ページ/分 | 少量出力時の価格と待ち時間 |
| BP-71C36 | 36枚/分 | 300ページ/分 | 日常出力と大量スキャンの均衡 |
| BP-71C45 | 45枚/分 | 300ページ/分 | ピーク時の連続出力時間 |
| BP-71C55 | 55枚/分 | 300ページ/分 | 長い印刷ジョブの頻度 |
| BP-71C65 | 65枚/分 | 300ページ/分 | 高速出力を継続的に使うか |
スキャン速度は200/300dpi、A4ヨコ、メーカー標準原稿などの条件値です。
印刷速度もA4ヨコであり、A3速度やファーストコピー時間とは分けて比較します。
36枚機を選ぶ判断軸
BP-71C36を選びやすいのは、26枚機では繁忙時の待ち時間が心配だが、45枚機以上の速度差に見合う印刷量まではない場合です。
特に、印刷は中程度でもスキャン量が多い職場では、26枚機から36枚機へ上げると両面読取速度も240ページ/分から300ページ/分へ変わります。
低速側はBP-71C26、高速側はBP-71C45、BP-71C55、BP-71C65の個別記事も確認できます。
型番が似ていても速度や機種別の脚注は異なるため、BP-71C36へ他機種の数値を流用しないことが重要です。
別シリーズも同じ条件で比べる
必要な標準機能や予算によっては、BP-61C26、BP-51C45、BP-51C55も比較対象になります。
速度だけで横並びにせず、原稿送り装置、スキャン速度、セキュリティ、クラウド連携、標準装備、必要なオプションを同じ表にまとめると差を判断しやすくなります。
比較表を見積構成へ置き換える
ラインアップ表で同じ機能記号が並んでいても、納入価格や設置状態まで同じとは限りません。
給紙デスク、フィニッシャー、紙折り、パンチ、追加ストレージ、ICカード認証、ウイルス検知、クラウドサービスは必要性に応じて追加されます。
「標準状態」「現在必要な構成」「将来拡張を含む構成」の3段階で見積もると、不要な装備と後付けしにくい装備を分けやすくなります。
構成・価格・保守契約
BP-71C36のメーカー希望小売価格は、本体2,310,000円+税です。
シャープの発売資料でも、希望小売価格2,310,000円(税別)、発売日2025年10月23日と確認できます。
本体希望小売価格には感光体、現像剤などの消耗品が含まれず、使用には別途保守サービス契約が必要です。
希望小売価格を導入総額やリース支払総額と同じものとして扱わないでください。
見積書で分ける項目
- BP-71C36本体と設置に必要な給紙デスクなどの基本構成
- フィニッシャー、紙折り、パンチ、追加ストレージ、認証機器などのオプション
- 搬入、階段作業、設置、ネットワーク設定、ドライバー配布などの初期作業
- リース期間、料率、総支払額、動産保険、契約満了時の扱い
- カラー・モノクロのカウンター条件、最低料金、消耗品や部品の範囲
- 保守受付時間、訪問地域、故障時の連絡先、代替対応、対象外作業
リース料やカウンター料金は、販売価格、契約期間、審査、利用枚数、地域、保守範囲などで変わります。
根拠のない一律単価では判断せず、同じ本体、同じオプション、同じ契約期間、同じ想定枚数に条件をそろえて比較してください。
仕上げ機能は作業時間から判断
サドルフィニッシャーを追加するとステープル留めや中とじ製本、紙折りユニットを追加するとZ折りや巻き三つ折りなどを自動化できます。
ただし、本体だけで使える機能ではありません。
現在外注している冊子作成費や、担当者が手作業で行っている折り・とじ・仕分け時間を計測し、追加費用と設置面積に見合う機能だけを選びます。
保守契約で確認する範囲
保守契約では、トナー配送だけでなく、感光体や現像剤などの部品、訪問修理、定期点検、用紙詰まり、設定問い合わせの扱いを確認します。
特殊紙の搬送不良、パソコンや社内ネットワーク側の障害、移設、クラウドサービスの設定変更などは対象外になる場合があります。
月額の見え方だけでなく、契約期間全体のリース支払額、想定カウンター料金、最低料金、搬入・撤去費、満了時の返却条件を合算して比べます。
保守受付時間と訪問可能地域が自社の営業時間に合うか、障害時に業務を継続する代替手段があるかも重要です。
導入前に確認したい項目
BP-71C36の導入前には、機能表だけでなく、搬入、電源、設置、ネットワーク、用紙、認証、保守を一つのチェックリストにまとめます。
本体寸法は幅609×奥行662×高さ860mmですが、手差しトレイ伸長時の機械占有寸法は幅1,003×奥行662mmです。
オプションを装着すればさらに広がります。
質量は約86kgなので、扉幅、廊下、段差、エレベーター、床養生を含め、販売店による搬入確認が必要です。
設置・電源・通信のチェック
- 電源:AC100V・15A以上の専用コンセントとアースを確保する
- 設置:トレイや保守扉を開く空間、排紙回収、通行動線を確保する
- ネットワーク:有線/無線、IPアドレス、DNS、時刻同期、プロキシ、外部通信制限を整理する
- 認証:本体認証、Active Directory、LDAP、Microsoft Entra ID、ICカードの利用範囲を決める
- 送信先:メール、共有フォルダー、クラウド、ファクス転送の所有者と権限を決める
- 端末:Windows、macOS、モバイル端末の台数と配布するドライバーを確認する
公式仕様にはWindows 11、Windows Server 2016~2025、複数のmacOSバージョンが記載されていますが、接続できない場合もあるとの注記があります。
使用中のOS、アプリケーション、認証方式、プリントサーバー構成を提示し、導入時点の対応状況を確認してください。
既存機から移行する情報
アドレス帳、短縮ダイヤル、共有フォルダー、スキャンメール、ユーザーコード、集計方法を移行する場合でも、旧機の設定をそのまま複製できるとは限りません。
SMTP認証、証明書、SMB設定、クラウドのトークン、管理者パスワードは現在のセキュリティ基準に合わせて再設計します。
切替当日は印刷だけでなく、スキャン送信、ファクス送受信、認証、保留印刷までテストします。
契約前の最終チェックリスト
- 通常日と繁忙日のA4・A3印刷枚数、カラー比率を記録したか
- 両面原稿のスキャン量と必要な保存形式を確認したか
- 標準720枚で足りるか、追加給紙が必要か判断したか
- 封筒、厚紙、ラベル紙などの現物テストを行ったか
- クラウドサービスとユーザー認証の契約・設定条件を確認したか
- 標準機能と有償オプションを見積書上で区別したか
- 保守の受付時間、対象地域、対象部品、除外条件を確認したか
- 搬入、初期設定、旧機撤去、データ消去の担当を決めたか
仕様の最終確認にはシャープ公式仕様ページと公式カタログを使用し、対象列がBP-71C36であることと脚注の適用範囲を照合してください。
本機は、36枚/分の出力だけでなく、両面300ページ/分のスキャン、OCR、認証、クラウド連携を含めて評価したい機種です。
本体、オプション、保守、ネットワーク設定を同じ見積条件にそろえることで、導入後の過不足を抑えられます。
参考情報・出典
仕様・価格・保守条件は構成や地域で変わります。
正式な条件は最新の見積書をご確認ください。
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