旧機種発売から3年未満:新機種 / 3年以上:旧機種
RICOH IM 460Fは、A4モノクロ文書を高速に処理しながら、必要なときにはA3原稿の読み取りやA3用紙への出力もできるデジタルモノクロ複合機です。
A4ヨコの連続複写速度は毎分46枚。
両面を一度に読み取る1パス両面ADF、プリンター、カラースキャナー、FAXを標準で備え、店舗、窓口、営業所、バックオフィスの紙業務を一台へまとめられます。
ただし、製品区分はモノクロA4複合機です。
A3出力には手差しトレイを使い、原稿ガラスで読み取れる最大サイズはA4となります。
「普段はA4モノクロ、A3は必要なときだけ」という運用に合うかを確認して選びましょう。
RICOH IM 460Fの特徴
RICOH IM 460Fの特徴は、A4ヨコ毎分46枚のモノクロ出力、A3入出力、カラー読み取り、FAXを、幅374×奥行533×高さ640mmのデスクトップ式筐体にまとめたことです。
ファーストコピータイムは、A4ヨコ、等倍、本体トレイ、原稿ガラスという公式測定条件で4.1秒。
少部数の帳票を繰り返し出す受付や窓口でも、最初の一枚を待つ時間を抑えやすい仕様です。
標準装備の1パス両面ADFは、原稿の表裏を一度の搬送で読み取ります。
A4ヨコ、200または300dpi、サイズ混載をしない条件における読み取り速度は、カラー・モノクロとも片面毎分46ページ、両面毎分92ページです。
印刷はモノクロ専用ですが、スキャンはカラー対応なので、押印や色分けを含む契約書、申請書、図表の電子化にも利用できます。
メーカーは本機をモノクロA4複合機として案内しています。
一方、ADFと手差しトレイを利用すればA3にも対応できるため、単純なA4専用機ではありません。
この位置付け、46枚という速度、現在の掲載価格はリコー公式の機種個別ページで確認できます。
A3対応は「ときどき使う」業務に向く
原稿ガラスで読み取れる最大サイズはA4ですが、ADFには最大A3のシート原稿をセットできます。
出力側は、本体トレイが定形A4~A6、手差しトレイが定形A3~はがきに対応します。
A3やB4をコピーするときは、ADFへ原稿をセットし、手差しトレイから対応用紙を給紙するのが基本です。
FAXでもADFから最大A3原稿を読み取れ、受信記録紙は手差しトレイでA3とB4を扱えます。
これは、A3帳票をまれに扱う店舗や営業所には合理的な構成です。
一方、A3用紙をカセットへ常備して毎日連続出力する職場では、用紙のセットや手差し設定が負担になります。
A3の月間枚数、連続部数、用紙銘柄を調べ、「対応しているか」だけでなく「無理なく運用できるか」で判断してください。
速度と給紙容量を省スペースにまとめている
標準給紙は本体トレイ550枚と手差しトレイ100枚で、いずれもマイペーパー使用時の公称値です。
オプションの給紙テーブル PB1200は1段550枚で、最大3段まで増設できます。
標準分と合わせた最大給紙量は2,300枚です。
A4帳票を多く使う場合は、用紙を段ごとに分けたり、同じ用紙を多く保持したりして補給回数を減らせます。
給紙段を増やせば構成全体は縦に大きくなります。
本体質量も消耗品を含まず40kg以下であり、家庭用プリンターのように利用者が気軽に移動する機器ではありません。
給紙テーブル、サプライテーブル、キャスターテーブルの要否と組み合わせを販売店へ伝え、搬入経路、設置面、転倒防止、保守作業用の空間まで確認しましょう。
RICOH IM 460Fの主要仕様
RICOH IM 460FとRICOH IM 370Fは同じ公式仕様表に掲載されています。
次の数値は、対象となるRICOH IM 460Fの列、両機種の共通セル、脚注を照合したものです。
速度は用紙方向や測定条件で変わるため、A4ヨコとA3タテの値を混同しないようにしてください。
| 項目 | RICOH IM 460Fの確認値 |
|---|---|
| 形式・出力色 | デスクトップ式・モノクロ |
| 最大複写サイズ | A3(手差しトレイ使用) |
| 連続複写速度 | A4ヨコ46枚/分、A3タテ21枚/分 |
| ファーストコピー | 4.1秒 |
| 標準給紙 | 550枚×1段+手差し100枚 |
| メモリー | 6GB(本体2GB+操作部4GB) |
| 標準ストレージ | 64GB eMMC |
| 本体寸法 | 幅374×奥行533×高さ640mm |
| 機械占有寸法 | 幅910×奥行616mm |
| 質量 | 40kg以下(消耗品を含まない) |
| 電源 | 100V、15A、50/60Hz共通 |
| 最大消費電力 | 1.3kW以下 |
全項目と測定条件はリコー公式仕様ページで確認できます。
対応紙厚と設置寸法を確認する
公式仕様上の対応紙厚は、給紙トレイが60~162g/㎡、手差し給紙が52~216g/㎡、両面時が52~162g/㎡です。
ただし、範囲内ならすべての用紙で確実に印刷できるという意味ではありません。
紙質、表面加工、目方向、保管状態、温度や湿度によって、搬送、しわ、カール、定着の状態は変わります。
封筒、ラベル紙、厚紙、加工紙を常用する場合は、銘柄と坪量を伝え、推奨紙の確認と実紙テストを依頼しましょう。
本体寸法だけで設置台を選ぶことも避けます。
幅910×奥行616mmという機械占有寸法は、手差しトレイ、手差し延長トレイ、本体排紙受けを開き、操作部を水平にした条件です。
このほか、用紙補給や消耗品交換を行う前面空間、ケーブルを無理なく接続する背面空間、保守担当者が作業する余裕も必要です。
起動、復帰、プリントの条件
ウォームアップタイムは室温23℃、工場出荷時のクイック起動設定で31秒以下です。
クイック起動をオフにした場合は50秒とされ、スリープからの復帰時間は6.2秒です。
利用環境、使用状況、機器の調整動作によって実測時間は変わるため、常に同じ秒数で動く保証値としては扱いません。
ファーストプリントタイムはRICOH IM 460Fの列で3.2秒です。
プリント解像度は300×300dpi、600×600dpi、1,200×1,200dpiなどに対応しますが、モードによって速度が低下する場合があります。
標準のページ記述言語はRPCS、PostScript 3エミュレーション、PDF Directエミュレーションです。
PCL 6やAdobe純正PostScript 3はオプションなので、基幹システムが印刷言語を指定している場合は構成表まで照合してください。
操作性とスキャン・FAX連携
操作部には、静電容量式の7インチフルカラータッチパネル「MultiLink-Panel」を搭載しています。
コピー、スキャナー、FAXなどでよく使う機能をアイコンから選べるほか、紙詰まりや用紙切れなどの状態、実行中のジョブ、履歴も確認できます。
複数の担当者が共用する場合は、利用頻度の高い操作を分かりやすい位置へまとめ、初期値も業務に合わせて設定すると操作ミスを減らせます。
スキャンデータは、ネットワーク上の共有フォルダー、FTPサーバー、Eメール、本体のドキュメントボックス、USBメモリーなどへ送れます。
ファイル送信はSMB 3.1.1に対応し、保存形式としてTIFF、JPEG、PDF、クリアライトPDF、PDF/Aが案内されています。
導入時は保存先を先に決め、アカウント、権限、容量、保存期間、バックアップ、パスワード変更時の更新手順を準備してください。
大量原稿の電子化とOCRオプション
両面毎分92ページの読み取り性能は、両面の契約書、申込書、日報などをまとめて電子化するときに役立ちます。
サイズ混載、プレビュー、ファイル分割、白紙ページ除去にも対応します。
ただし、92ページという値はA4ヨコ、200または300dpi、サイズ混載をしない場合の公称値です。
折れ、付箋、ホチキス、薄紙が混じる原稿は事前に整え、重要書類は読み取り後にページ数、向き、欠けを確認してください。
スキャン画像へ文字情報を埋め込む透明テキスト付きPDFには、OCR変換モジュール タイプM54が必要です。
これは標準機能ではありません。
OCRにより文書内検索や文字の再利用がしやすくなりますが、かすれ、手書き、特殊書体では誤認識が起こり得ます。
PDF/A、クリアライトPDF、通常PDFのどれを使うかは、検索性、画質、ファイル容量、保存方針を踏まえて決めます。
FAXの標準機能とペーパーレス化
基本構成にはG3 FAX、インターネットFAX、IP-FAXが含まれます。
G3の最高通信速度は33.6kbpsです。
公式仕様の伝送時間約3秒は、A4で約700文字の原稿を標準画質で送った場合の画像情報だけの値で、通信制御時間を含みません。
原稿内容、回線状態、相手機によって実際の時間は変わります。
PC FAXを使えば、パソコン上の文書をいったん印刷せずに送信できます。
受信文書を本体へ蓄積し、必要なものだけ印刷したり、FAX、Eメール、フォルダーへ転送したりする運用も可能です。
クラウドへの自動仕分けには別途有償サービスが必要です。
受信確認の担当者、不達時の連絡方法、保存先の権限、障害時の代替手段まで決めてからペーパーレス化を進めましょう。
セキュリティと機器管理
RICOH IM 460Fは、TLS 1.3、TPM 2.0、IEEE 802.1X認証、IPsec、SSL/TLS暗号化通信、S/MIME、ネットワークポートの有効・無効設定などに対応します。
ユーザーコード認証とベーシック認証に加え、WindowsのドメインコントローラーやLDAPサーバーとの連携も可能です。
ただし、機能が搭載されているだけでは十分ではありません。
管理者パスワード、証明書、利用プロトコル、アクセス元、更新担当を明確にする必要があります。
FAXはFASEC 1に適合し、宛先の繰り返し入力、送信前の設定確認、宛先利用制限など、誤送信を抑える機能を備えます。
送信先を直接入力できる利用者、アドレス帳を編集できる担当者、送信履歴を確認する責任者を分けると、搭載機能を実際の統制につなげやすくなります。
| 管理領域 | 導入時に決める内容 |
|---|---|
| 利用者認証 | 認証先、利用権限、印刷物の取り忘れ対策 |
| ネットワーク | 必要なプロトコル、通信先、ポート、証明書 |
| 保存データ | 蓄積期間、バックアップ、返却時の消去方法 |
| 運用管理 | 管理者、更新担当、設定変更記録、障害連絡先 |
標準機能とタイプM54オプションを区別する
ICカードを使う認証は、利用方法に応じた認証システムや個人認証デバイス内蔵キット タイプM54などが必要です。
かんたんカード認証ではFeliCaまたはMIFAREを利用できますが、カードの領域や認証先には条件があります。
現在の社員証をそのまま使えるとは限らないため、カード規格、IDの読み取り方式、認証先、オンデマンド印刷の要否を提示して構成を確認してください。
標準ストレージは64GBのeMMCです。
残存データの逐次消去機能を使うには、320GBの拡張HDD タイプM54が必要です。
256GBの拡張SSD タイプM54もありますが、用途は同一ではなく、拡張SSDと拡張HDDはいずれか一つの装着となります。
OCR、認証、残存データ消去を採用する場合は、オプション名の末尾まで見積書で照合しましょう。
複数ネットワークで使う場合の注意
標準のネットワークポートに加え、拡張プリントサーバー タイプM54を装着すると、ネットワークポートを2つに増設できます。
ただし、増設側で対応するのはプリンター機能だけです。
外付け増設インターフェースボックス タイプM37ではポートを3つに増設し、増設側でプリントとスキャンを利用できますが、本体とは別の電源が必要で、拡張無線LANボードとの同時使用もできません。
複数ポートを装着しても、ネットワーク分離が自動的に安全になるわけではありません。
業務系と一般系を分ける場合は、通信経路、許可する機能、管理アクセス、名前解決、保存先、ファイアウォールの規則を設計します。
インターネットへ直接公開せず、不要なプロトコルを停止し、管理画面へ接続できる端末も限定してください。
RICOH IM 460Fが適する用途
本機に適するのは、A4モノクロの出力が中心で、両面スキャンやFAXも日常的に使い、ときどきA3を扱う職場です。
申込書や明細を発行する店舗、A3の申請書を受け付ける窓口、受注書をFAXで扱う営業所、紙の契約書を電子化するバックオフィスなどが候補になります。
省スペース性だけでなく、A4ヨコ毎分46枚という速度を生かせる業務量があるかも判断材料です。
- A4の帳票や通知書を短時間で連続出力したい
- 両面原稿をまとめてカラーで読み取りたい
- プリント、スキャン、FAXを一台へ集約したい
- A3を完全には外せないが、日常の中心はA4である
- 利用者認証や暗号化通信を含む管理を行いたい
コピーやFAXが不要で印刷だけを行うなら、複合機の機能を持て余す場合があります。
機能区分から見直す際は、単機能プリンターと複合機の違いも確認すると、必要機能を整理しやすくなります。
別の機種区分を優先したいケース
本機はモノクロ出力専用なので、カラーの提案書、写真、販促物を社内で印刷する職場には一台だけでは対応できません。
A3用紙をカセットへ常備する、複数銘柄のA3用紙を使い分ける、A3を何十枚も連続出力する、ステープルや中綴じなどの後処理を行う場合も、床置き型A3複合機を優先したほうがよいでしょう。
高画質な商業印刷や大量の連続生産が目的なら、一般的なオフィス複合機とは役割が異なります。
違いを整理するにはプロダクションプリンターと複合機の比較も参考になります。
本機のA3対応は手差し給紙が前提なので、A3処理量が増えるほど日々の操作負担も大きくなる点に注意してください。
印刷速度だけで選ばない
毎分46枚という速度が魅力でも、実務での待ち時間は一回当たりの部数、ジョブが重なる時間帯、給紙容量、ネットワーク、原稿の状態に左右されます。
少部数ジョブが中心ならファーストコピーと操作性、長いジョブが多ければ連続速度と給紙量、電子化が多ければADFの読み取り性能を重視します。
既存機のカウンターと利用状況を調べ、月間枚数をA4・A3、片面・両面、モノクロ・カラーに分けてください。
スキャン原稿数、FAX受信量、厚紙や封筒の使用頻度、ピーク時間帯も記録します。
出力が少なく、FAXや高速ADFを使わない環境では、より簡素な機種のほうが導入費と管理負担を抑えられる可能性があります。
RICOH IM 370Fや他区分との比較
同じ公式ページに掲載されるRICOH IM 370Fとは、筐体寸法、標準給紙、スキャン速度など多くの仕様を共有しますが、連続複写速度、ファーストコピー、価格、エネルギー消費効率は異なります。
対象機種の列を分けると次のようになります。
| 比較項目 | RICOH IM 460F | RICOH IM 370F |
|---|---|---|
| A4ヨコ連続複写 | 46枚/分 | 37枚/分 |
| A3タテ連続複写 | 21枚/分 | 17枚/分 |
| ファーストコピー | 4.1秒 | 4.7秒 |
| 本体標準価格 | 715,000円(消費税別) | 664,000円(消費税別) |
| エネルギー消費効率 | 88kWh/年 | 66kWh/年 |
価格差だけで決めず、長い連続ジョブがどの程度あるかを確認します。
短いジョブが中心なら速度差による短縮は限定的ですが、まとまった帳票を頻繁に出す環境ではRICOH IM 460Fの速度を生かしやすくなります。
床置き型A3複合機との違い
RICOH IM 460Fは、A4機サイズに近い筐体で必要時のA3入出力を可能にした機種です。
対して、床置き型A3複合機は、A3用紙のカセット収容、複数給紙段、A3原稿ガラス、フィニッシャーなどを組みやすい機種区分です。
本体が大きくなっても、A3を日常的に処理する職場では操作回数を減らせる場合があります。
比較表には「最大A3」とだけ書かず、A3をどこから給紙するか、原稿ガラスへA3を置けるか、排紙や後処理をどう行うかを記載してください。
RICOH IM 460Fでは原稿ガラスが最大A4で、A3コピー時はADFと手差しトレイを使います。
同じA3対応でも、運用方法は床置き型A3機と異なります。
他社のA4モノクロ機と比較する場合
近い速度帯の他社機を含める場合は、ECOSYS MA4500ifxなども候補になります。
ただし、速度が近くても、最大用紙サイズ、A3への対応、ADF、給紙、FAX、無線LAN、認証、ページ記述言語の標準範囲は異なります。
型番末尾まで含め、各機種の仕様を個別に確認してください。
比較金額は本体だけでそろえず、必要な給紙段、設置台、OCR、認証、ストレージ、無線LAN、搬入、初期設定、保守を加えた構成でそろえます。
既存システムがPCLやAdobe純正PostScriptを要求する場合は、そのオプションも含めます。
自社が実際に使う構成で総額を比べることで、標準装備の違いによる見かけの価格差を避けられます。
本体構成・価格・保守の確認
2026年9月29日に確認した公式掲載では、RICOH IM 460Fの本体標準価格は715,000円(消費税別)です。
コピー、FAX、プリンター、スキャナー、ドキュメントボックス、両面、手差し、1パス両面ADF、インターネットFAX、IP-FAXが基本構成に含まれます。
ただし、本体価格に感光体ユニットは含まれません。
搬入設置指導料、給紙テーブル、設置台、手差しトレイカバー、無線LAN、OCR、拡張ストレージ、認証関連などは、選択する構成に応じて別途必要です。
現在の価格とオプション名は2026年8月現在の公式製品カタログでも確認できます。
| 費用区分 | 見積書で確認する内容 |
|---|---|
| 本体 | RICOH IM 460F本体、税別価格、感光体の扱い |
| オプション | 給紙、台、無線LAN、OCR、認証、HDD・SSD |
| 導入作業 | 搬入、設置、端末設定、ドライバー、操作指導 |
| 保守 | 契約方式、対象部品、消耗品、受付時間、対応地域 |
リース料は契約条件ごとに見積もる
月額リース料は、本体標準価格を契約月数で割った金額ではありません。
実際の機器構成、契約期間、リース料率、搬入費やオプションを契約へ含めるか、審査条件などによって変わります。
そのため、根拠のない月額をRICOH IM 460F固有の相場として示したり、異なる構成の見積もりを月額だけで比べたりするのは適切ではありません。
比較するときは、機種、オプション、契約期間、初期費用の扱いをそろえます。
期間別の考え方は複合機を6年リースした場合の解説も参考になります。
月額だけでなく支払総額を確認し、所有権、中途解約、移設、返却、再リースの条件は、申込前に契約書で確かめてください。
保守は料金と対応範囲をセットで比べる
保守を比較するときは、月額やカウンター単価だけでなく、トナー、感光体、交換部品がどこまで含まれるか、受付時間、訪問可能地域、営業時間外や遠距離の追加費用、最低料金、両面出力のカウント方法を確認します。
メーカーの保守料金例があっても、販売店の契約条件や設置地域で提示内容が異なる場合があるため、最終的には正式な見積書と保守契約書を優先します。
月間印刷枚数は、根拠のないメーカー推奨値を当てはめず、既存機の実績から伝えます。
繁忙期の増加、両面比率、A3、封筒、厚紙の枚数も共有してください。
FAXを受注窓口として使う場合は、故障時の連絡先、受信転送、予備の受信手段など、機器が止まった際の手順も保守条件と一緒に決めておくと業務停止に備えられます。
導入前に確認したいポイント
RICOH IM 460Fは、メーカーが2023年8月4日に発売した機種です。
発売日、発売時の税別標準価格690,000円、A4ヨコ46枚/分という当初情報はリコーの公式発売資料で確認できます。
現在の公式掲載価格は715,000円(消費税別)なので、発売時価格と現在価格を混同しないようにしてください。
2026年9月29日時点では、公式の商品ページ、仕様ページ、価格情報、2026年8月現在のカタログに掲載されています。
見積依頼時は末尾の「F」まで含むRICOH IM 460Fと記載し、同じページのRICOH IM 370Fや名称の似た機種と取り違えないようにします。
見積書、構成表、保守契約書のすべてで型番を照合しましょう。
導入前チェックリスト
- 出力内訳:A4とA3、モノクロとカラー、片面と両面の実績を分けます。本機はモノクロ出力機です。
- A3運用:手差し給紙で足りるか、A3を収容できるカセットが必要かを決めます。
- 原稿:A3原稿はADFで読み取ります。原稿ガラスへA3の本や立体物を置く用途には対応しません。
- 用紙:厚紙、封筒、ラベル紙などの銘柄と坪量を伝え、推奨紙と実紙テストを確認します。
- 設置:機械占有寸法、40kg以下の質量、100V・15A電源、アース、搬入経路を確認します。
- 接続:標準の有線LANかオプション無線LANかを決め、IPアドレス、DNS、SMTP、SMB、認証情報を準備します。
- 端末:導入時点のWindows、macOS、業務ソフト、印刷言語、ドライバー提供状況を再確認します。
- オプション:OCR、認証、拡張HDD・SSD、給紙、複数ネットワークの必要性と組み合わせ制限を確認します。
- セキュリティ:管理者、証明書、不要ポート、保存データ、返却・廃棄時の消去方針を決めます。
- 契約:本体、感光体、オプション、搬入、設定、保守、返却条件を分けた見積もりを取得します。
選定の結論と長期利用
普段はA4モノクロ文書を高速処理し、両面スキャンとFAXを日常的に使いながら、A3は必要なときにADFと手差しトレイで扱う。
この運用なら、RICOH IM 460Fの特徴を生かせます。
一方、カラー出力、A3原稿ガラス、A3用紙の常時カセット給紙、フィニッシャーによる後処理が必要なら、別区分の機種が適切です。
現在の利用実績を販売店へ渡し、標準装備とオプション名を明記した構成表、消費税別の機器価格、搬入設定費、保守条件を一緒に確認してから契約してください。
長期利用では年数だけで寿命を決めず、累積印刷枚数、故障履歴、保守継続、部品供給、OSや認証方式への対応を確認します。
更新時期を考える際は複合機を8年以上使う場合の判断基準も参考にし、契約期間中の保守条件と将来の入れ替え方針を導入前に整理しておきましょう。
参考情報・出典
仕様・価格・保守条件は構成や地域で変わります。
正式な条件は最新の見積書をご確認ください。
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