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BP-61C26は、A3文書への対応と日常業務に扱いやすい毎分26枚の出力速度を両立した、シャープのデジタルフルカラー複合機です。
コピー、プリント、スキャン、ファクスを一台に集約し、10.1インチの操作パネル、OCR、無線LAN、Adobe PostScript 3なども標準で利用できます。
大量出力だけを目的とする高速機というより、見積書や会議資料、図面、申請書、受信ファクスなどを幅広く扱い、紙の電子化や認証運用も進めたい中小規模のオフィスに向く構成です。
ここでは、BP-61C26固有の数値とシリーズ共通機能を分け、オプションや保守を含む導入時の判断材料を整理します。
BP-61C26の特徴
BP-61C26の中心的な特徴は、カラー・モノクロともA4ヨコで毎分26枚という速度を基準に、紙文書の電子化、クラウド連携、認証、幅広い用紙対応を組み合わせていることです。
26枚機は、少人数の事業所から複数部門で共用するオフィスまで検討しやすい速度帯です。
ただし、適否は従業員数だけでは決まりません。
月間の総印刷枚数、午前中や締め日前に集中するジョブ、カラー比率、スキャン量を確認する必要があります。
コピー、ネットワークプリント、ネットワークスキャン、ファクス、両面原稿自動送り装置、無線LAN、セキュリティ機能を備えています。
インターネットファクスやCOCORO OFFICE、UTMなどは標準機能と同一視せず、必要なオプションやサービス契約を見積書で確認します。
機能数だけを比べるのではなく、標準構成で実現できる業務と追加費用が発生する業務を分けることが大切です。
26枚機としての位置づけ
連続複写速度は、BP-61C26の場合、A4・B5ヨコが毎分26枚、A4・B5タテが毎分20枚、B4が毎分16枚、A3が毎分15枚です。
いずれもカラーとモノクロで共通ですが、同一原稿を連続出力したときの仕様値であり、画質安定化処理によって一時的に止まる場合があります。
両面印刷、異なる用紙の混在、複雑なPDF、ネットワーク状況でも実効時間は変わります。
毎分26枚という数字だけでなく、実際によく使う用紙方向やジョブ内容で判断してください。
待ち時間の目安
ウォームアップタイムは16秒で、電源ボタンから起動した場合の値です。
主電源スイッチからは29秒とされています。
ファーストコピータイムはA4ヨコ給紙でフルカラー7.6秒、モノクロ6.5秒です。
環境や本体状態によって変動するため、短いジョブが多い職場では連続速度と分けて評価します。
例えば一枚だけの帳票を頻繁に出す運用では、毎分速度が高くても初回出力までの時間が長いと体感が変わります。
日常業務をまとめる標準機能
10.1インチのフルフラットパネルは、見やすい角度に調整でき、ホーム画面も利用状況に応じてカスタマイズできます。
標準搭載のOCRでは、スキャンした文書をサーチャブルPDFやOffice形式などへ変換できます。
複数の領収書や写真を個別ファイルにするマルチクロップ、名刺スキャン、不定形原稿の検知、傾き補正も、紙書類の整理に役立つ機能です。
カラー出力だけでなく、受領した紙を検索しやすい電子データへ変える入口として評価すると、本機の用途が明確になります。
一方、AI-OCRを利用するCOCORO OFFICEのクラウド電子帳簿保存などは別サービスとオプションが必要です。
本体標準のOCRとクラウドサービス側のAI-OCRを区別して構成を確認してください。
BP-61C26の主要仕様
BP-61C26はレーザー静電複写方式のA3デジタルフルカラー複合機です。
本体仕様は幅608×奥行653×高さ829mm、質量約79kgで、手差しトレイを伸ばした機械占有寸法は幅1,003×奥行653mmです。
仕様上の形式はデスクトップですが、実際の設置では給紙デスクなどを組み合わせることが多いため、完成構成の高さや重量、転倒防止部材まで確認してください。
| 項目 | BP-61C26の確認済み仕様 |
|---|---|
| カラー対応 | フルカラー |
| 連続速度 | A4・B5ヨコ:カラー/モノクロとも毎分26枚 |
| 最大原稿 | A3 |
| 複写サイズ | SRA3・A3ワイドからA6Rなど |
| 標準給紙 | 本体トレイ600枚+手差し120枚、合計720枚 |
| 最大給紙 | オプション装着時7,120枚 |
| 電源 | AC100V、15A |
| 最大消費電力 | 1.5kW以下 |
給紙枚数は64g/㎡紙での値です。
一般的なコピー用紙より厚い用紙を使う場合、積載できる実枚数は変わります。
標準給紙とオプション装着時の最大値を混同せず、日常的に使う用紙の種類と補給頻度から必要なトレイ数を決めます。
用紙と画質の対応範囲
本体トレイは60~300g/㎡、手差しトレイは52~300g/㎡に対応します。
本体トレイでは普通紙、厚紙、はがき、封筒、手差しでは普通紙、厚紙、薄紙、特殊紙を扱えます。
ただし、ラベル紙、光沢紙、エンボス紙、インデックス紙、OHPなどの特殊紙や106~300g/㎡の用紙は、使用条件を販売担当者へ確認するよう公式仕様に注記されています。
洋形4号と洋形長3号の封筒は本体トレイから給紙できないため、封筒の規格と給紙方法まで確認が必要です。
プリント解像度は600×600dpi、1200×1200dpi、9600dpi相当×600dpiです。
高精細1200dpiは細い線や小さな文字の表現に役立ちますが、コピー時の1200×1200dpiはモノクロのみという条件があります。
長尺用紙は手差し給紙で最長1,300mmに対応し、長尺用紙給紙トレイはオプションとして用意されています。
原稿送りとスキャン仕様
標準の両面原稿自動送り装置はA3~A5の原稿を最大120枚収容できます。
ネットワークスキャン時は、A4ヨコ、200/300dpi、メーカー所定の標準原稿と設定条件で、カラー・モノクロとも片面毎分80ページです。
一方、コピー時の読取速度はモノクロ片面毎分80ページ、カラー片面毎分53ページで、解像度条件も異なります。
カタログの「80ページ」という表示を両面同時読取速度やカラーコピー時の読取速度と混同しないよう注意してください。
両面原稿自動送り装置という名称は、原稿の両面を処理できることを示しますが、BP-71Cシリーズに案内されている高速な両面同時読取仕様とは別です。
契約書など両面原稿が多い場合は、片面と両面を分けた実際の処理時間で比較すると選びやすくなります。
操作性とデータ連携
BP-61C26は、紙を出力するだけでなく、スキャンデータを業務で再利用する運用に向いています。
ネットワークスキャナーの出力形式は、TIFF、JPEG、PDF、PDF/A、暗号化PDF、高圧縮PDF、XPS、サーチャブルPDF、DOCX、XLSX、PPTX、TXT、RTFなどに対応します。
利用できる形式はカラー、グレースケール、モノクロで異なるため、保存先システムの受け入れ形式も確認します。
標準ページ記述言語はSPDL2-cとAdobe PostScript 3です。
WindowsだけでなくMacを含む混在環境や、デザインデータを扱う部署でも比較材料になります。
ただし、アプリケーション、フォント、ドライバーによって出力結果は変わります。
基幹システムの専用帳票、細線を含む図面、特色を想定した制作物などは、導入前にサンプル出力を確認するのが確実です。
OCRとスキャン作業の省力化
OCRは標準搭載され、画像として取り込んだ文書を検索可能なPDFやOfficeファイルへ変換できます。
シンプルスキャンの自動設定では、解像度、原稿の天地、白紙飛ばしなどを自動設定し、原稿の文字サイズや解像度情報に応じて圧縮率も判定します。
傾き補正や不定形サイズ検知と組み合わせれば、申請書、契約関係書類、領収書などを繰り返し電子化する現場の設定負担を減らせます。
ただし、OCR結果の完全性を保証する機能ではありません。
小さい文字、かすれ、手書き、複雑な罫線を含む文書は認識誤りが起こり得ます。
金額、取引日、口座情報などを業務データとして使う場合は、目視確認を工程に残してください。
OCRや自動判定を含む一般的な活用方法は、複合機に搭載されているAI機能の解説も選定の参考になります。
クラウドとモバイルの連携
クラウドコネクターでは、複合機から対応クラウドサービスへ接続し、スキャンデータのアップロードや保存済みデータのプリントができます。
Microsoft Entra IDに対応し、ユーザー認証を有効にした環境では、OneDrive for Businessなどへのシングルサインオンも案内されています。
具体的な対応サービス、ライセンス、テナント側の設定は導入時点で確認が必要です。
無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/ac、BluetoothはVer.5.0に対応します。
リモート操作アプリでは、コピー、E-mail送信スキャン、ファクスの基本設定をモバイル端末側から行えますが、複合機と端末への所定アプリの導入およびインターネット接続が必要です。
有線LANを基本にするのか、無線やWi-Fi Directを許可するのかは、利便性だけでなく社内のネットワーク方針に合わせて決めます。
セキュリティ機能と認証運用
複合機には、印刷待ちデータ、アドレス帳、スキャン先、認証情報などが集まります。
BP-61C26は、本体ストレージに蓄積された情報の自動暗号化・消去、SSL/TLS通信、IPsec通信、受信データホールド、プリントホールドなどを備えています。
廃棄や返却時には、登録した個人情報と保存データを消去する個人情報初期化設定も利用できます。
初期化後は本体がロックされ、再利用に専用キーが必要になるため、返却手順は保守担当者と調整します。
BIOS修復機能は、起動時にBIOSの異常を検証し、異常を検出すると起動を中止して自動復旧する仕組みです。
ただし、機器の機能だけで組織全体の安全が完成するわけではありません。
管理者パスワードの変更、不要な通信機能の停止、ファームウェア管理、アドレス帳の権限、ログの確認、返却時の消去証跡まで運用規程へ落とし込みます。
ユーザー認証と放置印刷の抑制
Active Directory、LDAP、Microsoft Entra IDなどと連携した認証に対応しています。
ICカード認証には別売のICカードリーダーライターが必要です。
利用者単位でログインさせれば、機能制限や出力管理を行いやすくなります。
既存カードの方式、IDの持ち方、認証サーバーとの通信、障害時の代替ログインを事前に確認してください。
プリントリリースでは、親機へ送信したデータを同一ネットワーク上の対応する子機からログイン後に出力できます。
印刷物の放置や取り違えを抑えられ、サーバーを別途設置せず運用できる点が特徴です。
公式案内では最大10台を1グループ、親機は3台まで設定でき、最大10グループのグループ間印刷に対応します。
複数拠点やVLANをまたぐ場合は、対応条件を個別に確認します。
オプションの防御機能を切り分ける
ウイルス検知キットBP-VD10、データセキュリティキットBP-FR12U、UTM機能を備えた多機能サーバーなどはオプションです。
UTMの利用には対応する多機能サーバーとライセンス契約が必要です。
これらを「本体価格に含まれる標準機能」と誤認しないよう、型番、ライセンス期間、更新費用、監視や障害対応の窓口を見積書へ明記してもらいます。
既に社内でUTMやEDRを運用している場合は、機能の重複と責任範囲も整理してください。
複合機側で通信を制限するのか、ネットワーク機器側で制御するのかによって、障害発生時の切り分け手順が変わります。
必要な防御機能を増やすだけでなく、誰が設定を保守するかまで決めることが重要です。
BP-61C26が適する用途
BP-61C26は、A3カラー出力を必要としつつ、出力速度だけでなくスキャンと情報管理も重視する事業所に適しています。
例えば、見積書や提案書をカラーで作成する営業部門、A3の集計表や図面を扱う管理・技術部門、受領書類をOCRで保存する経理・総務部門が一台を共用する構成です。
標準720枚の給紙量で足りる職場なら小さく始め、用紙種類や印刷量が増える場合は給紙デスクを追加できます。
- カラーとモノクロの一般文書を同じ速度で処理したい
- A3、SRA3、A3ワイド、封筒、厚紙などを業務で使う
- 紙文書を検索可能なPDFやOffice形式へ変換したい
- Macを含む環境やAdobe PostScript 3を必要とする
- ユーザー認証や保留印刷を利用したい
- クラウド保存や受信ファクスの電子化を検討している
相性のよいオフィス
一度に数百枚を出し続けるより、数枚から数十枚のジョブが日中に分散するオフィスでは、26枚機の速度とファーストコピー性能を生かしやすくなります。
両面原稿自動送り装置の収容枚数は最大120枚なので、まとまった契約書や申請書の読み取りにも対応しやすい構成です。
領収書の個別切り出し、名刺スキャン、傾き補正などを使えば、単なる紙のPDF化より一歩進んだ整理ができます。
ファクスを残す事業所では、受信データをクラウドへ転送し、遠隔地で確認する選択肢もあります。
COCORO OFFICEのファクス保存などは別途サービスが必要なため、受信回線、転送先、保存期間、閲覧権限、障害時の受信方法を含めて設計します。
紙で残す帳票と電子保存する帳票を先に分類しておくと、導入後の設定が明確になります。
上位シリーズや小型機を優先したいケース
ピーク時に長い印刷待ちが発生する、A3資料を大量に連続出力する、複数部署から大きなジョブが同時に集中する職場では、31枚機や36枚機を含めた再計算が必要です。
一方、出力速度は同じ26枚でも原稿読み取り性能や本体構成を重視する場合は、上位シリーズのBP-71C26を同条件で比較すると、必要な性能へ費用を配分しやすくなります。
反対に、A3をほとんど使わず、月間印刷量が少なく、設置面積を最優先する場合は小型機のほうが合理的なことがあります。
機能を一台に集約すると便利ですが、故障や保守作業中に印刷、スキャン、ファクスが同時に止まる点も考慮します。
業務継続を重視する職場では、予備の小型プリンターや別拠点からの出力手順も検討してください。
近い候補との比較方法
機種比較では、カタログ上の毎分速度だけを並べず、標準装備とオプション、スキャン条件、用紙、設置寸法、保守体制を同じ条件でそろえます。
BP-61C26の比較基準は、A4ヨコ毎分26枚、A3対応、標準給紙720枚、片面スキャン毎分80ページ、最大120枚の原稿収容、OCRとAdobe PostScript 3の標準搭載です。
比較機側も「オプション装着時」の最大値ではなく、実際に見積もる構成で確認してください。
| 比較軸 | 確認する内容 |
|---|---|
| 速度 | A4ヨコだけでなくA4タテ、A3、両面、初回出力 |
| 読み取り | 片面・両面、カラー・モノクロ、解像度条件 |
| 標準装備 | OCR、PS、無線、ファクス、認証の追加費用 |
| 用紙 | 厚さ、封筒、長尺、実際に使う銘柄 |
| 費用 | 本体、オプション、搬入、設定、保守、消耗品 |
同じ速度帯の候補と比べる
同程度の用途を想定する候補として、RICOH IM C2511、TASKalfa 2554ciの各記事も確認できます。
比較するときは、型番に含まれる数字だけで性能を決めず、各ページの発売時期、現行性、スキャン方式、操作画面、セキュリティ、標準言語、保守対応地域を横並びにしてください。
BP-61C26で必要なオプションを付けた総額と、比較機の同等構成をそろえることが重要です。
メーカーが異なると、操作体系、ドライバー、アドレス帳の移行方法、サービス拠点も変わります。
既存機から入れ替える場合は、登録件数だけでなく、移行できるデータ形式や利用者への操作説明も比較項目に含めます。
速度を上下させた候補と比べる
出力が少なく初期構成を抑えたい場合はBP-22C20、もう少し速度に余裕を持たせたい場合はRICOH IM C3011やApeos C3067も比較候補になります。
これらは単純な優劣ではなく、印刷量、必要な仕上げ、設置場所、既存システムとの連携、保守条件に応じて適否が変わります。
現在の月間枚数だけでなく、繁忙月のピークと契約期間中の人員増減も見込んで選びます。
平均枚数が少なくても、会議前にジョブが集中する職場では速度の余裕が有効です。
反対に、出力が分散し、スキャン中心なら、印刷速度より原稿送りや保存先設定を優先したほうが業務時間を短縮できる場合があります。
本体価格とオプション構成
BP-61C26の本体希望小売価格は1,550,000円、税別です。
この金額は本体の公表価格であり、最終的な導入総額ではありません。
公式カタログでは、本体希望小売価格に感光体や現像剤などの消耗品は含まれず、使用にあたって別途保守サービス契約が必要と案内されています。
搬入設置、ネットワーク設定、給紙デスク、フィニッシャー、ICカードリーダー、各種ライセンスなども構成に応じて加算されます。
リース料は、本体とオプションの販売価格、搬入設定費、契約期間、料率、審査条件などで決まります。
公表価格へ一律の料率を掛けただけでは、実際の月額や総支払額を確定できません。
カウンター料金も印刷枚数、カラー・モノクロの区分、最低料金、トナーや部品の範囲、訪問対応条件によって変わるため、根拠のない単価で判断しないことが大切です。
業務に合わせて追加する構成
標準給紙は720枚です。
用紙交換を減らすなら給紙デスク、大量給紙を優先するなら大容量給紙トレイを検討します。
最大7,120枚は、本体トレイ600枚、大容量給紙デスクの600枚・1,350枚・950枚、大容量給紙トレイ3,500枚、手差し120枚を組み合わせた場合の64g/㎡紙での値です。
標準状態で7,120枚入るわけではありません。
ステープル、針なしステープル、中とじ、パンチ、紙折りなどは、対応するフィニッシャーや紙折りユニットの組み合わせが必要です。
冊子や案内状を内製したい場合は、完成形の用紙サイズ、紙厚、折り方、ステープル枚数を販売担当者へ示し、必要な接続ユニットを含む構成図を作成してもらいます。
後付けの可否もオプションごとに確認してください。
見積書で分離したい費用
- 本体と各オプションの型番・数量
- 搬入、階段作業、養生、組み立て、耐震対策
- プリンタードライバー、スキャン、ファクスの初期設定
- クラウド、認証、ウイルス検知、UTMなどのライセンス
- カウンター保守の対象、対象外、最低料金、対応時間
- 契約終了時の撤去、返却、データ消去の扱い
購入、リース、レンタルでは費用の発生時期と所有関係が異なります。
価格だけでなく、故障時の連絡先、消耗品の配送、部品交換、代替対応、移設時の扱いも同じ見積条件で比較してください。
カラーとモノクロの想定枚数を提示し、月額固定費と従量費を分けて受け取ると、契約期間全体の費用を比較しやすくなります。
導入前に確認すること
BP-61C26の導入前には、完成構成、搬入経路、電源、ネットワーク、業務設定、保守の六つを確認します。
本体だけでも約79kgあるため、利用者が通常の家具のように移動させる機器ではありません。
エレベーターの有無、扉と廊下の幅、段差、床荷重、設置後の保守スペースを販売店に伝えます。
手差しトレイ伸長時は幅1,003mmになるため、通路へ張り出さない配置が必要です。
電源はAC100V・15Aです。
公式カタログでは15A以上の専用コンセントとアース線の接続が案内されています。
延長コードや他の高消費電力機器との共用を前提にせず、設置業者と確認します。
有線LAN、無線LAN、固定IPまたはDHCP予約、DNS、SMTP、SMB、クラウド接続、プロキシ、証明書、時刻同期など、使う機能に必要な情報を導入日までに整理すると設定作業が進めやすくなります。
導入前チェックリスト
- 繁忙時のカラー・モノクロ枚数と、同時利用人数を把握したか
- A3、封筒、厚紙、長尺など、実際の用紙で出力確認をしたか
- 給紙デスクやフィニッシャーを含む外形寸法を確認したか
- Mac、基幹システム、特殊フォントのテストを行ったか
- スキャン先と認証方式、必要な通信ポートを決めたか
- 標準機能、オプション、月額サービスを区別したか
- 保守範囲、受付時間、消耗品、移設、返却条件を確認したか
- 管理者パスワードと利用者権限の管理担当を決めたか
特に特殊紙は、対応坪量の範囲内でも表面加工、紙目、含水率、保管状態によって搬送や定着の結果が変わります。
日常的に使う紙を販売店へ渡し、給紙トレイ、印刷面、用紙設定を含めて確認してください。
長尺紙や封筒を使う場合は、印刷後の排紙場所と作業スペースも必要です。
導入後の運用まで決めておく
納品時には、管理者設定表、ネットワーク情報、ドライバーの配布方法、アドレス帳、スキャン先、ファクス転送、認証、バックアップ、消耗品の発注方法を引き継ぎます。
eAssistant GuideはNFCを利用してモバイル端末から操作方法などを確認できる機能ですが、複合機と端末の双方にインターネット接続が必要です。
社内端末から外部サービスへ接続できない環境では、オンラインマニュアルや保守窓口を含む別の問い合わせ手順も用意します。
シャープはBP-61C36/BP-61C31/BP-61C26の補修用性能部品を製造打ち切り後7年間保有すると案内しています。
これは無条件の修理保証や保守契約期間を意味しません。
契約時点の保守提供可否、部品供給、対応地域、サービス終了時の扱いは販売店へ確認してください。
現在の業務量に26枚機が合い、必要な連携とセキュリティを構成に反映できるなら、BP-61C26は出力と文書電子化を一台にまとめやすい選択肢です。
参考情報・出典
仕様・価格・保守条件は構成や地域で変わります。
正式な条件は最新の見積書をご確認ください。
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