新機種発売から3年未満:新機種 / 3年以上:旧機種
BP-71C26は、A4ヨコでカラー・モノクロとも毎分26枚を出力できる、シャープのA3デジタルフルカラー複合機です。
シリーズ中で出力速度を抑えたモデルですが、コピー、ネットワークプリント、ネットワークスキャン、ファクス、両面同時読取原稿送り装置、無線LANを標準装備しています。
A4ヨコを片面120ページ/分、両面240ページ/分で読み取れるため、印刷量は中程度でも、契約書や申込書の電子化が多い職場に適した構成です。
ここでは、BP-71C26の列と脚注をメーカー公式資料で照合し、主要仕様、操作性、クラウド連携、セキュリティ、価格、オプション、設置・保守の確認点を具体的に整理します。
BP-71C26の特徴
BP-71C26の中心的な特徴は、毎分26枚のカラー・モノクロ出力と、高速な両面スキャンを組み合わせていることです。
A4・B5ヨコの連続複写速度はカラー、モノクロとも26枚/分です。
一方、ネットワークスキャンはA4ヨコ、200dpiまたは300dpi時に片面120ページ/分、両面240ページ/分へ対応します。
出力速度だけを見るとシリーズの最小速モデルですが、紙書類をまとめて電子化する処理能力は高く、印刷とスキャンの比重が異なる職場でも検討しやすい機種です。
標準装備はコピー、ネットワークプリント、ネットワークスキャン、ファクス、両面同時読取原稿送り装置、無線LAN、Sharp OSA、セキュリティ機能です。
インターネットファクスとCOCORO OFFICEはオプション対応なので、標準機能と追加契約を分けて見積もる必要があります。
対象機種の機能区分と速度は、シャープのBP-71Cシリーズ製品ページで確認できます。
大量の原稿をまとめて読み取りやすい
標準の両面同時読取原稿送り装置には、64g/㎡紙で最大375枚、または最大積載高さ38mmまでの原稿を収容できます。
対応原稿サイズはA3からA6Rで、51×89mmから55×91mmの名刺にも対応します。
厚さ0.2mmの名刺なら最大150枚をセットでき、複数の名刺を個別ファイルとして保存する名刺スキャンも利用できます。
複数の領収書や写真を一度に読み取り、個別データへ切り分けるマルチクロップにも対応します。
経理の証憑整理、営業担当者の名刺管理、紙の申込書の電子保存など、出力枚数よりも読み取り作業の負担が課題になっている事業所で活用しやすい機能です。
OCRも標準搭載されているため、画像として保存するだけでなく、文字検索できるPDFやOfficeファイルへの変換にもつなげられます。
BP-71C26だけ異なる点に注意する
シリーズのBP-71C36、BP-71C45、BP-71C55、BP-71C65はスキャン速度が片面150ページ/分、両面300ページ/分ですが、BP-71C26は片面120ページ/分、両面240ページ/分です。
また、重送を検知して読み取りを停止する別売の原稿検知ユニットBP-DD10は上位4機種が対象で、BP-71C26は対象に含まれません。
重要原稿や状態の異なる紙を連続スキャンする場合は、原稿を整えてからセットし、処理後にページ数と画像欠けを確認する運用が必要です。
主要仕様と処理性能
BP-71C26はフルカラー対応のレーザー静電複写機で、仕様上の形式はデスクトップです。
本体寸法は幅609×奥行662×高さ860mm、質量は約86kgです。
手差しトレイを伸ばした機械占有寸法は幅1,003×奥行662mmとなるため、設置計画では本体幅だけを見ないようにします。
給紙デスクやフィニッシャーを追加する場合は、完成構成の外形寸法と保守作業用の空間を販売店から提示してもらう必要があります。
| 項目 | BP-71C26の確認済み仕様 |
|---|---|
| カラー対応 | フルカラー |
| 連続複写速度 | A4・B5ヨコ:カラー/モノクロ26枚/分、A4・B5タテ:20枚/分、B4:16枚/分、A3:15枚/分 |
| ファーストコピー | フルカラー7.6秒、モノクロ6.5秒。A4ヨコ給紙時で、本体状態により変動 |
| ウォームアップ | 16秒。電源ボタンからの場合で、使用環境により変動 |
| 標準給紙 | 本体トレイ600枚+手差しトレイ120枚=720枚。64g/㎡紙の場合 |
| 最大給紙 | 対応オプション装着時7,120枚。64g/㎡紙の場合 |
| メモリー・ストレージ | メモリー5GB、SSD 256GB。別売品によりSSD最大512GB |
| 電源 | AC100V、15A、50Hz/60Hz共通 |
| 最大消費電力 | 1.5kW以下。デスクなどのオプションを含む |
対応サイズと坪量を実紙で確認する
複写サイズはSRA3、A3ワイドからA6Rまでを中心に、郵便はがき、往復はがき、四面連刷はがき、複数種類の封筒へ対応します。
本体トレイの坪量は60~300g/㎡、手差しトレイは52~300g/㎡です。
ただし、52~55g/㎡未満はA4のみで、標準環境での利用が案内されています。
洋形4号と洋形長3号は本体トレイから給紙できないという脚注もあります。
ラベル紙、光沢紙、エンボス紙、インデックス紙、OHPなどの特殊紙、および106~300g/㎡の用紙は、事前に担当者へ相談するよう公式仕様に記載されています。
対応範囲内でも、表面加工、繊維方向、保管時の湿度によって搬送や定着の結果は変わります。
自社で常用する銘柄、サイズ、坪量、印刷面を伝え、可能なら実紙テストを行います。
用紙厚の考え方と確認項目は、じむやの色付き用紙をコピーするときの画質設定も参考になります。
各速度や用紙条件の脚注はメーカー公式仕様ページで確認できます。
毎分26枚はA4・B5ヨコの同一原稿を連続複写した場合の値であり、A3では15枚/分です。
原稿サイズや給紙方向を無視して「常に毎分26枚」と考えないことが大切です。
操作性・スキャン・クラウド連携
操作部には10.1インチのフルフラットパネルが採用され、ホーム画面を利用環境に合わせてカスタマイズできます。
よく使うコピー条件やスキャン先を分かりやすく配置すれば、操作回数や担当者ごとの差を減らしやすくなります。
印刷文書をユーザーごとのフォルダーへ振り分け、本体ストレージに一時保存するマイフォルダープリントも搭載しています。
本人が機器の前で必要な文書を選ぶ流れを作れば、出力物の取り違えや放置の抑制につながります。
スキャンの出力形式は、TIFF、JPEG、PDF、PDF/A、暗号化PDF、高圧縮PDF、XPSのほか、サーチャブルPDF、DOCX、XLSX、PPTX、TXT、RTFへ対応します。
OCRが標準搭載されているため、契約書を検索可能なPDFにしたり、表や文章をOfficeファイルへ変換して再利用したりできます。
ただし、OCR結果は原稿の汚れ、傾き、文字サイズ、書体、表組みに左右されます。
金額、契約条件、固有名詞を含む重要文書は、変換後に原本と照合してください。
クラウドとモバイル端末の活用
クラウドコネクターでは、本体から対応クラウドサービスへスキャンデータをアップロードし、保存済みデータを印刷できます。
Microsoft Entra IDを外部認証サーバーとして選択でき、ユーザー認証を有効にした環境では、OneDrive for Businessなどへのシングルサインオンにも対応します。
ファクス受信データはGoogle Drive、OneDrive for Business、Dropbox、Boxへ転送でき、転送結果をメールで通知する構成も可能です。
NFC対応のモバイルタッチエリアとSharpdesk Mobileを利用すれば、対応するAndroid端末との接続や、スキャンデータのスマートフォンへの取り込みができます。
無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/acを標準装備し、Wi-Fi DirectとWPSにも対応します。
利用できる端末、OS、無線方式、クラウドサービスの契約条件は導入時点で確認が必要です。
クラウド連携は機器を設置するだけでは完成しません。
保存先のフォルダー構成、ファイル名、アクセス権、保存期間、退職者の権限削除、転送失敗時の確認担当者まで決めておきます。
AIを利用した機能や支援サービスの位置づけを整理したい場合は、じむやの複合機に搭載されるAI機能の解説も選定時の参考になります。
ファクスを電子化するときの注意点
ファクスはスーパーG3に対応し、通信速度は33.6kbpsです。
受信データを印刷せずに転送する構成では、紙とトナーを抑えられる一方、転送先の権限設定や通知の見落としが新たな管理点になります。
重要な受信文書については、転送失敗を確認する方法、保存期間、バックアップ、原本性が必要な書類の扱いを社内ルールへ落とし込みます。
クラウドや回線の障害時に誰が機器内の受信データを確認するかも決めておくと安心です。
セキュリティ機能と運用上の注意
BP-71C26は、保存データ、通信、利用者認証、本体ソフトウェアを複数の層で保護する機能を備えています。
本体ストレージへ蓄積されたデータは暗号化して保存され、出力後または送信後に自動消去されます。
BIOSは起動時に異常の有無を検証し、異常を検出した場合は起動を中止して復旧する仕組みを備えています。
ファームウェアの検証・修復やオンラインアップデートにも対応しますが、オンライン更新にはインターネット接続と適切な管理が必要です。
通信面ではSSL/TLS、IPsec、暗号化PDFへ対応し、IPアドレスやMACアドレスによるフィルタリングも用意されています。
Active Directoryと連携すれば、パソコンと同じ認証情報によるログインが可能です。
Microsoft Entra ID、LDAP、ICカードを利用する構成も選べますが、ICカード認証には対応する別売リーダーライターが必要です。
既存のID基盤、利用人数、異動時のアカウント管理方法を確認して方式を決めます。
標準機能と追加オプションを区別する
ウイルス検知には別売のウイルス検知キットBP-VD10、より高度なデータ保護にはデータセキュリティキットBP-FR12Uが必要です。
UTM機能を利用するには多機能サーバーBP-SB10と対応するUTMライセンスが必要です。
複合機本体のセキュリティ機能だけで、パソコン、サーバー、無線LAN、インターネット接続を含む社内ネットワーク全体の保護が完成するわけではありません。
見積時には、標準機能、買い切りオプション、期間契約のライセンスを分けてもらいます。
導入後は管理者パスワードを初期値から変更し、不要なプロトコル、外部メモリー、遠隔操作、アドレス帳編集の権限を見直します。
ファームウェア更新の担当者、ログの確認頻度、退職・異動時の権限削除も決めてください。
認証印刷を導入しても、共有アカウントを使い回せば利用者を特定しにくくなるため、一人ずつ識別できる運用が基本です。
返却・廃棄時まで管理する
本体の個人情報初期化設定により、登録された個人情報や保存データを消去できます。
初期化後は本体がロックされ、再利用には専用キーの入力が必要になる仕組みです。
リース満了、入れ替え、故障交換の際は、誰が初期化を実行するか、消去完了をどの記録で確認するか、ストレージを含む機器を誰へ引き渡すかを契約時に決めます。
単に回収業者へ渡すだけでなく、販売店と保守会社の責任範囲を文書で確認することが重要です。
BP-71C26が適する用途と選び方
BP-71C26は、カラー資料とモノクロ文書を日常的に扱い、A3出力、ファクス、文書電子化を一台へ集約したい事業所に向きます。
たとえば、図面や物件資料をA3で確認する建設・不動産業、申込書や契約書をまとめてスキャンする士業・サービス業、カラー提案書と請求書を同じ機器から出力する営業拠点などです。
毎分26枚でピーク時の印刷量を処理できるかが、最初の判断基準になります。
- 経理・総務:領収書のマルチクロップ、OCR、サーチャブルPDF、受信ファクスの電子転送を活用できます。
- 営業部門:カラー提案書、封筒、名刺スキャン、モバイル端末との連携を一台で扱えます。
- 複数部署での共有:ユーザー認証、マイフォルダープリント、プリントリリースを使い、出力物の混在や放置を抑えられます。
- テレワーク併用:クラウド保存やファクス転送を構成し、紙で届いた情報を遠隔地から確認できる流れを作れます。
上位速度機が適するケース
始業直後や締め日に大量ジョブが集中する、会議資料を短時間で何十部も作る、複数部署が常時出力するといった環境では、毎分36枚以上の同シリーズ機も比較対象になります。
上位4機種はスキャンも片面150ページ/分、両面300ページ/分です。
平均月間枚数だけでなく、一度に出す部数、集中する時間帯、カラー比率、A3比率、スキャン原稿の束数を調べると、必要な速度を判断しやすくなります。
反対に、印刷速度は26枚/分で足りても、原稿の重送検知が必須ならBP-71C26では要件を満たしません。
機種を決める前に、重要帳票の種類、原稿の薄さ、読み取り後の照合作業まで確認します。
速度だけでなく、必要なオプションが対象機種へ装着できるかを型番単位で見ることが大切です。
A4中心で印刷量が少ない場合
A3、ファクス、仕上げ、認証をほとんど使わず、少人数でA4を中心に出力する場合は、床置きA3複合機が過剰になることがあります。
プリント専用機との役割の違いは、じむやの単機能プリンターと複合機の違いで整理できます。
A3を年に数回しか使わない場合は外部出力で代替できるか、スキャンとファクスを別の仕組みにできるかも検討します。
小規模なA3カラー機を比較する場合は、同じシャープでも位置づけが異なるBP-22C20も候補になります。
ただし、個別ページの数値をBP-71C26へ流用してはいけません。
標準の原稿送り装置、スキャン速度、ファクス、無線LAN、給紙、セキュリティを同じ項目で比較してください。
シリーズ内と他機種を比較するポイント
BP-71Cシリーズは基本機能を共有しますが、出力速度、BP-71C26のスキャン速度、一部オプションの対応範囲に差があります。
シリーズ名だけで判断せず、型番末尾の「26」まで確認することが重要です。
公式ページの表は複数機種を横断しているため、対象列と脚注を一緒に読みます。
| 機種 | A4ヨコ出力 | A4ヨコスキャン |
|---|---|---|
| BP-71C26 | カラー/モノクロ26枚/分 | 片面120、両面240ページ/分 |
| BP-71C36 | カラー/モノクロ36枚/分 | 片面150、両面300ページ/分 |
| BP-71C45 | カラー/モノクロ45枚/分 | 片面150、両面300ページ/分 |
| BP-71C55 | カラー/モノクロ55枚/分 | 片面150、両面300ページ/分 |
| BP-71C65 | カラー/モノクロ65枚/分 | 片面150、両面300ページ/分 |
スキャン速度は200dpiまたは300dpi、A4ヨコ、メーカー標準原稿、標準モード、カラー自動判別オフ時の値で、データ量により変動します。
BP-71C26も最大375枚の原稿収容に対応しますが、別売の原稿検知ユニットは対象外です。
シリーズ写真には上位機やオプション装着例も使われるため、外観だけで標準構成を判断しないようにします。
他社機は同じ条件へそろえて比べる
他社機と比較するときは、毎分速度だけでなく、原稿送り装置、両面スキャン速度、標準給紙、ファクス、無線LAN、ページ記述言語、OCR、認証、設置寸法、保守条件を一つの表へ並べます。
近い速度帯の入口として、RICOH IM C2511、RICOH IM C3011、Apeos C3067、TASKalfa 2554ciの個別ページも比較候補を絞る参考になります。
各候補はメーカー、発売時期、標準装備、オプション体系が異なります。
個別記事は候補を知る入口として使い、最終判断では各メーカーの最新仕様と販売店の見積書を照合してください。
実機確認が可能なら、自社のPDF、Office文書、封筒、厚紙、名刺、両面原稿を持ち込み、色、待ち時間、OCR結果、紙の搬送、操作手順を同じ条件で比べます。
数値以外の比較も欠かせない
画面の見やすさ、消耗品交換の手順、用紙詰まり時の取り出しやすさ、ドライバー配布、アドレス帳移行、管理者向け設定画面などは、仕様表の速度だけでは分かりません。
複数部署で共有する場合は、利用者が迷わず基本操作を行えるか、情報システム担当者が権限や設定を維持できるかも確認します。
カタログ値が近い機種ほど、導入支援と保守窓口の差が実務へ影響します。
標準構成・オプション・価格
BP-71C26の本体希望小売価格は1,730,000円+税です。
公式カタログには、本体と3段給紙デスクBP-DE14を含むシステム希望小売価格として2,075,000円+税も掲載されています。
前者は本体価格、後者は給紙デスクを含む構成価格であり、同じ条件の金額ではありません。
カタログ写真に写るフィニッシャー、紙折りユニット、大容量給紙トレイなどがすべて含まれるわけでもありません。
本体希望小売価格には感光体、現像剤などの消耗品が含まれません。
カタログ記載価格には配送、設置、付帯工事、オプション取付、使用済み複合機の引き揚げなどの費用も含まれていません。
本シリーズの使用には別途保守サービス契約が必要と案内されています。
価格と構成の注意事項はメーカー公式カタログで確認できます。
用途に応じて選ぶ主なオプション
- 給紙:標準は600枚の本体トレイと120枚の手差しトレイです。複数種類の用紙を常設する場合は、1段、2段、3段または大容量の給紙デスクを検討します。
- 仕上げ:ステープル、中とじ、パンチ、紙折りには対応するフィニッシャーやユニットが必要です。排紙容量と同時装着条件も確認します。
- 保存容量:標準SSDは256GBで、ストレージ拡張デバイスBP-SD10により最大512GBへ拡張できます。
- セキュリティ:ウイルス検知、データセキュリティ、ICカード認証、UTMは目的に応じた別売品やライセンスが必要です。
- 通信:インターネットファクス、追加回線、有線LAN2回線には対応機器、キットまたは設定条件があります。
オプションは「将来使うかもしれない」という理由だけで増やさず、業務要件と対応型番を結び付けます。
たとえば、パンフレットを中とじするなら用紙サイズ、枚数、使用頻度を確認し、外部印刷と比べます。
給紙段を増やす場合も、用紙の種類を常設する必要があるか、標準トレイへの補給で運用できるかを検討します。
リースと保守の見積条件
リース料は本体価格だけで決まらず、オプション、搬入設置、契約期間、審査、リース会社などの条件で変わります。
根拠のない月額へ当てはめず、同じ構成と契約期間で見積もりを比較します。
見積書には本体・オプションの型番、税別・税込の区分、搬入設置費、ネットワーク設定、既存機撤去、リース満了時の返却条件を記載してもらいます。
保守については、カラー・モノクロのカウンター条件、最低料金、トナーの範囲、用紙やステープル針の負担、障害受付時間、訪問対応地域、定期点検、部品交換、代替機の条件を確認します。
リース契約と保守契約は役割が異なるため、契約先、期間、途中解約、移設時の扱いを分けて読みます。
導入前に確認する設置・契約・運用条件
BP-71C26は2025年10月23日に発売された機種です。
発売日と税別希望小売価格は、シャープが2025年10月9日に公表したBPシリーズ全16機種の発売資料で確認できます。
2026年9月29日時点ではメーカーの製品ページと仕様ページに掲載されています。
実際の導入時には、在庫、納期、対応オプション、保守拠点、将来の供給予定を販売店へ確認してください。
本体質量は約86kgで、AC100V・15Aの専用コンセントとアース接続が必要です。
幅609×奥行662mmという本体寸法だけでなく、手差しトレイ伸長時の幅1,003mm、給紙デスクやフィニッシャー装着後の寸法、前面の給紙・保守スペースを含めて設置図を作ります。
搬入口、扉、廊下、エレベーター、段差、床の状態も現地調査の対象です。
導入前チェックリスト
- 部署別の月間カラー・モノクロ枚数と、最も混雑する時間帯の出力部数を計測します。
- A3、A3ワイド、封筒、はがき、厚紙など、実際に使う用紙のサイズ、坪量、銘柄を洗い出します。
- スキャン先、ファクス転送先、クラウドサービス、保存期間、アクセス権、ファイル名の規則を決めます。
- Windows、macOS、サーバー、無線LAN、認証基盤との接続条件を確認します。
- 必要な給紙段、フィニッシャー、セキュリティキット、追加ライセンスを型番で確定します。
- 搬入経路、専用電源、アース、周囲の作業空間、ネットワーク配線を現地で確認します。
- 本体、オプション、搬入、設定、リース、保守、カウンター料金を同じ条件で比較します。
- 入れ替え時のアドレス帳移行、ドライバー更新、旧機のデータ消去、返却責任者を決めます。
設定作業では、IPアドレス、印刷ポート、スキャン送信先、SMTPやSMBの認証情報、アドレス帳、ユーザー認証を一覧化します。
パスワードそのものを不必要に共有せず、変更時の更新担当者を決めてください。
導入直後には、印刷、コピー、両面スキャン、ファクス送受信、クラウド転送、認証、停電後の復旧をテストします。
保守契約と運用体制まで含めて判断する
メーカー仕様には、本シリーズの使用に別途保守サービス契約が必要であること、補修用性能部品を製造打ち切り後7年間保有することが記載されています。
ただし、部品保有期間と個別の保守契約期間、訪問可能時間、修理完了時間、代替機の提供は同じ意味ではありません。
契約書に記載された対応範囲を優先して確認します。
消耗品の在庫を誰が確認するか、紙詰まりや画質不良の一次対応を誰が行うか、クラウドや認証の設定変更を誰へ依頼するかも明確にします。
機器故障とネットワーク障害では窓口が異なる場合があるため、販売店、保守会社、社内情報システム担当者の切り分け表があると復旧を進めやすくなります。
BP-71C26は、毎分26枚の出力で足りる一方、大量スキャン、OCR、ファクス、クラウド連携、認証を活用したい職場にとって有力な候補です。
最終的には本体価格だけで決めず、必要なオプション、保守、カウンター条件、設置工事、運用設定を含む総額と、自社のピーク負荷への適合性で判断してください。
参考情報・出典
仕様・価格・保守条件は構成や地域で変わります。
正式な条件は最新の見積書をご確認ください。
最新記事 by 堀田直義 (全て見る)
- 色付き用紙をコピーすると背景がグレーになる!地色除去・裏写り防止の設定方法 - 2026年9月24日
- 著作権フリーで使える!複合機のおすすめアイコンサイトをランキングで紹介! - 2026年9月21日
- 複合機に搭載されているAI(人工知能)とは?おすすめ機能を紹介! - 2026年9月21日
- 単機能プリンターと複合機の違いとは?用途別の選び方やメリットなど解説! - 2026年9月21日
- プロダクションプリンターと複合機の違いは?性能や用途など比較解説! - 2026年9月21日
