新機種発売から3年未満:新機種 / 3年以上:旧機種
imageFORCE C5160Fは、カラー・モノクロともA4ヨコ毎分60枚で出力できる、キヤノンの現行A3カラー複合機です。
コピー、プリント、スキャン、FAX、ボックス機能を備え、両面原稿の高速電子化にも対応します。
日常的にカラー提案書や帳票を出力し、紙文書のスキャンやFAX処理も多い中規模以上のオフィスに向く構成です。
高画質だけでなく、原稿の重送検知、セキュリティー設定支援、長尺紙への対応なども特徴です。
一方、本体標準価格だけで導入総額は決まりません。
給紙・排紙オプション、搬入、設定、保守、利用枚数を含めて検討する必要があります。
imageFORCE C5160Fの特徴
imageFORCE C5160Fの中心的な特徴は、毎分60枚の生産性と、高精細なビジネス文書を両立させていることです。
キヤノンは、LEDマルチチップを光源とする新しい露光方式「D2 Exposure」を採用し、なめらかな階調、細線、小さな文字の再現性を高めたと説明しています。
営業提案書、図表を含む会議資料、細い線を使う図面など、内容の読み取りやすさを重視する用途と相性がよい機種です。
詳細はキヤノン公式の特長ページでも確認できます。
大量出力と日常業務のバランス
C5160Fの連続複写速度は、A4ヨコでカラー・モノクロとも毎分60枚です。
シリーズ最速機だけを選ぶのではなく、混雑しやすい時間帯のジョブ量、カラー比率、1回当たりの部数に合わせて選びやすい速度帯といえます。
コピーだけでなく、プリント、スキャン、FAX、ボックス、アドバンスドボックスを備えるため、部門ごとに分散している紙業務を共有機へまとめる使い方もできます。
ただし、メーカーは特定の月間推奨印刷枚数を商品ページ上で示していません。
必要速度は現在のカウンター実績やピーク時の待ち時間を基準に判断してください。
読み取りミスを減らす仕組み
標準の自動原稿送り装置は両面同時読み取りに対応し、原稿を250枚収容できます。
300dpi時の読み取り速度は、片面がカラー・モノクロとも毎分135ページ、両面同時が毎分270ページです。
また、ステイプルされた原稿などの傾きを検知して搬送を止める異常搬送検知と、超音波センサーを利用する重送検知を備えています。
契約書や申込書をまとめて電子化する際、原稿の読み飛ばしや破損のリスクを抑えるのに役立ちます。
ホチキスを外して紙の折れや付箋を確認するという基本作業は、機能の有無にかかわらず必要です。
用紙の見やすさと扱いやすさ
カセットやトレイの内部は、白い用紙を見分けやすい黒色で構成され、排紙部には出力紙を確認しやすい曲線形状が採用されています。
給紙カセットには引き込みアシスト機構もあります。
こうした点は速度表には現れませんが、複数の社員が利用する共有機では、用紙補給や取り出しの分かりやすさにつながります。
原稿読み取り部には汚れが付着しにくい防汚コートガラスと、ゴミによる画像の筋を検知・補正する機能が採用されています。
ただし、清掃が不要になるわけではなく、筋が続く場合は読み取りガラスを点検します。
主要仕様と処理能力
C5160Fは最大A3原稿に対応するデスクトップ形式のフルカラー複合機です。
本体仕様はシリーズ共通値とモデル別の速度値が同じ表に掲載されているため、C5160Fの列を分けて確認する必要があります。
特にファーストコピータイムと連続速度は、C5170F、C5150F、C5140Fの値を混同しないことが大切です。
以下はメーカー公式仕様でC5160Fについて確認できる主な数値です。
| 項目 | C5160Fの仕様 |
|---|---|
| 連続複写速度 | A4・B5:カラー/モノクロ60枚/分、A3:同32枚/分、B4:同35枚/分 |
| ファーストコピー | カラー4.2秒、モノクロ2.9秒 |
| 読み取り/書き込み解像度 | 600×600dpi/4,800×2,400dpi(コピー時600×600dpi) |
| メモリー・記憶装置 | RAM 6GB、SSD 256GB標準、1TBはオプション |
| 本体寸法・質量 | 幅620×奥行722×高さ937mm、約107kg(ADFを含む) |
用紙サイズと坪量
A3、B4、A4などの定形紙に加え、SRA3、はがき、封筒、ユーザー設定サイズにも対応します。
ただし、給紙元によって利用できる用紙は異なります。
用紙坪量は上段カセットが52~256g/m²、下段カセットと手差しトレイが52~300g/m²です。
SRA3、長尺紙、一部の封筒などは手差しトレイや専用アタッチメントを使う条件があります。
対応範囲内の寸法や坪量であっても、表面加工、含水率、カール、繊維方向によって搬送や定着結果は変わります。
特殊紙を常用する場合は、用紙銘柄を決めて事前出力を行うのが安全です。
設置時に必要な空間と電源
ADFを含む本体寸法は幅620×奥行722×高さ937mmですが、これは作業空間を含む設置寸法ではありません。
機械占有寸法は、手差しトレイを伸ばした状態で幅942×奥行722mmです。
2段カセットペディスタルまたは大容量カセットペディスタルを付けた場合、高さは1,188mmになります。
電源はAC100V・15A、最大消費電力は1.5kWです。
延長コードや他の大電力機器との共用を前提にせず、販売店と電源条件を確認してください。
約107kgあるため、搬入経路の段差、エレベーター、床荷重、扉幅も設置前調査の対象です。
給紙容量の読み方
標準本体には640枚カセットが2段あり、手差しは120枚です。
公式仕様には、2段カセットペディスタルを組み合わせた「640枚×2+640枚×2」や、大容量カセットペディスタルを組み合わせた「640枚×2+2,850枚」といった構成が示されています。
これらを標準給紙容量と誤認しないよう注意してください。
さらに3,000枚のペーパーデッキユニットもオプションです。
日常的に使う用紙の種類が多い会社では総枚数だけでなく、A4普通紙、裏紙禁止の帳票、色紙、A3用紙などを何段に分けるかまで決めると、手差し作業と用紙交換を減らせます。
操作性とプリント・スキャン連携
C5160Fは、コピー機としての速さだけでなく、PCやモバイル端末からの印刷、紙文書のファイル化、FAX履歴管理を一つの機器で扱える点が特徴です。
標準プリンター言語はLIPS LXで、TCP/IPのLPD、Port9100、IPP、IPPSなどに対応します。
USB 2.0と有線LANを標準装備し、無線LANはオプションです。
Adobe PostScript 3を利用する場合も拡張キットが必要なため、デザイン部門やMac中心の環境では見積時に構成を確認します。
PC・モバイル端末からの印刷
OS標準の印刷機能としてMopria Print、Apple AirPrint、IPP Everywhereに対応します。
スマートフォンやタブレットからの出力経路を用意できますが、MopriaやAirPrintは本体側の該当設定を有効にする必要があります。
有線LANは1000Base-T、100Base-TX、10Base-Tに対応し、Wi-Fi 6を含む無線規格への対応はオプションです。
無線化だけで設置場所を決めるのではなく、業務用共有機では通信の安定性、ネットワーク分離、端末からの到達経路も確認してください。
固定IPまたはDHCP予約、プリンタードライバーの配布方法、利用するプロトコルを導入前に決めると展開が円滑です。
スキャンの保存先とファイル形式
本体から送るプッシュスキャンでは、FTP、SMB、WebDAVへのファイル送信と、SMTPによるメール送信に対応します。
出力形式はTIFF、JPEG、PDF、XPS、OOXMLのPowerPoint・Wordです。
高圧縮PDF、サーチャブルPDF/XPS、アウトラインPDFなども標準機能として案内されています。
OCR結果は原稿状態や言語、解像度で変わるため、検索可能な文書を作る場合は実際の帳票で認識精度を確かめます。
共有フォルダーへ送る運用では、保存先サーバーの認証方式、権限、SMB設定、パスワード変更時の更新担当も決めておく必要があります。
FAX記録と日常操作
スーパーG3 FAXを標準装備しています。
送信済みFAXの画像に送信日時や送信元情報を付け、本体SSDまたは外部サーバーへ自動保存する機能があり、通信管理レポートはCSVとして扱えます。
紙の送信控えを減らし、履歴を検索しやすくする運用に役立ちます。
一方、保存先や保存期間を定めずに有効化すると、個人情報を含むデータが蓄積します。
アクセス権、バックアップ、削除ルールを先に設計してください。
操作画面やプリンタードライバーには、冊子、ホチキス、パンチなどの仕上がりをプレビューする仕組みも用意されていますが、実際に使える仕上げは装着オプションに左右されます。
セキュリティー機能と管理方法
複合機には印刷データ、スキャン画像、FAX、宛先情報が集まるため、導入時にPCと同様の管理対象として扱う必要があります。
C5160Fは、文書、機器本体、ネットワークとクラウドの三つの側面から保護する考え方を掲げています。
SSD暗号化は標準装備です。
ただし、機能を搭載しているだけで組織の要件を満たすとは限りません。
認証、ログ、通信、保存データ、管理者権限の設定を社内規程に合わせることが重要です。
おすすめセキュリティー設定
本体の環境推定エンジンがデータの流れを分析し、六つのセキュリティータイプから適したタイプを選択すると、80項目を超える関連設定を一括で設定できる機能があります。
設定漏れを減らす入口として有用ですが、組織固有のネットワーク構成や禁止事項を自動的に理解するものではありません。
一括設定後は、不要なプロトコル、管理画面へのアクセス元、メール送信経路、外部記憶媒体の扱いなどを情報システム担当者が確認してください。
設定変更によって既存のスキャンや印刷が止まる可能性もあるため、本番導入前に代表端末と代表業務でテストします。
認証と不正利用対策
暗証番号、ICカードなど異なる要素を組み合わせる多要素認証を強化し、Microsoft Entra IDを認証先として利用する機能も案内されています。
共有IDだけで使う運用より、利用者を特定しやすくなり、放置印刷や無断利用の抑止につながります。
導入時には、全社員を認証対象にするのか、来客や一時利用者をどう扱うのか、カード紛失時に誰が失効処理をするのかを決めます。
Entra ID連携を検討する場合は、テナント側の条件、必要なライセンス、ネットワーク到達性、複合機側の設定範囲を販売店と管理者で確認してください。
起動時検証と運用上の責任
起動時にシステムを検証し、不正プログラムの混入や改ざんを検知した場合に起動を止め、自動復旧する仕組みが説明されています。
稼働中も未知のモジュール実行を阻止する機能があります。
これは重要な防御ですが、管理者パスワードの初期値放置や、インターネットから管理画面へ直接接続できる構成を正当化するものではありません。
ファームウェア更新、時刻同期、証明書期限、ログ保管、退去者アカウントの削除を定期作業に含めます。
廃棄・返却時には、SSD内データの消去方法と証明書発行の可否も契約先へ確認してください。
適している業務と利用場面
C5160Fが適するのは、A3カラー資料の出力、まとまった原稿の電子化、FAX処理を日常的に行い、複数部門で共有する職場です。
毎分60枚という速度だけでなく、250枚積載の両面同時読み取りADF、標準FAX、多様な送信形式を組み合わせられます。
反対に、月に数回しか印刷しない小規模拠点や、A4用紙しか扱わない職場では、設置面積や構成が過剰になる可能性があります。
現在の利用実績を用途別に分けて判断してください。
提案書・図面・社内資料
D2 Exposureによる4,800×2,400dpiの書き込み解像度は、小さな文字、グラフの階調、細線を含む資料の品位を重視する業務に向きます。
営業部門のカラー提案書、管理部門の会議資料、建築・製造分野の図面などが想定されます。
ただし、画質は元データ、プリンタードライバー、用紙、色設定にも左右されます。
印刷会社の色校正や商業印刷と同じ結果を保証する機種ではありません。
コーポレートカラーや細線の再現が重要なら、普段使うアプリケーションと用紙を持ち込み、標準設定と高画質設定の双方で試し刷りします。
契約書・申込書の電子化
原稿を一度に250枚セットでき、300dpiの両面同時読み取りが毎分270ページなので、紙で届く申込書、報告書、契約書控えなどをまとめて電子化する業務に適します。
重送検知やスジ補正は、ページ欠落や再スキャンを減らす支援になります。
保存後の価値を高めるには、ファイル名、保存先、アクセス権、OCR、保存期間を統一することが必要です。
薄紙、付箋付き原稿、破れた原稿、写真、冊子はADFに一括投入せず、原稿台との使い分けを行います。
機密文書の場合は、送信先の誤登録やメール誤送信を防ぐ承認手順も検討してください。
店舗販促物と長尺出力
最長1,300mmの長尺紙プリントに対応し、POPや垂れ幕の内製にも利用できます。
ただし、長尺用給紙トレイと長尺用排紙トレイなどの給排紙オプションが必要で、機種や排紙構成により印刷可能な長さが変わります。
メーカーも購入前の相談を求めているため、長尺対応を主目的にする場合は、希望サイズ、用紙銘柄、片面・両面、必要枚数、設置幅を明示して構成を確認してください。
長尺オプション装着時の幅は1,482mmになるため、通路や隣接什器との干渉も見落とせません。
少量POPの即時制作には便利ですが、大量印刷は外注との費用比較が必要です。
同シリーズ・他社候補との比較
機種比較では、速度だけで順位を付けるのではなく、ピーク時の待ち時間、スキャン量、必要な仕上げ、保守体制を同じ条件で並べます。
C5160FはC5100Fシリーズの60枚機です。
同シリーズには70枚、50枚、40枚のモデルがあり、画質や主要機能を共有しながら出力速度と価格が異なります。
C5160Fより速い候補が必要ならimageFORCE C5170Fも比較対象になります。
C5170F・C5150F・C5140Fとの違い
C5170FはA4カラー・モノクロとも毎分70枚、C5160Fは60枚、C5150Fは50枚、C5140Fは40枚です。
C5160Fの現在の本体標準価格は税別394万円で、C5170Fは440万円、C5150Fは347万5,000円、C5140Fは315万円です。
大量ジョブが集中し、10枚/分の差が待ち時間に影響するなら上位機が候補になります。
一方、短いジョブが分散し、読み取りやFAXの比重が高い職場では、速度差に支払う費用が運用効果に結び付くかを確認します。
シリーズ内で共通する寸法・質量や機能が多いため、下位機へ変更しても設置課題が大幅に小さくなるとは限りません。
同速度帯・近接クラスの他社候補
メーカーをまたぐ比較では、カタログ速度が近くても、操作画面、ドライバー、認証、スキャン経路、フィニッシャー、保守拠点が異なります。
シャープの候補はBP-51C55やBP-51C65、リコーではRICOH IM C6011を比較できます。
富士フイルムビジネスイノベーションのApeos C7070、京セラのTASKalfa MZ6001ciも、速度帯や運用要件を広く検討するときの候補です。
各ページの数値は同じ測定条件かを確認し、必要な機能が標準かオプションかをそろえて見積もります。
比較表でそろえる条件
比較表には、本体価格だけでなく、必要な給紙段数、フィニッシャー、PostScript、無線LAN、認証機器、搬入設定費を含めます。
運用費は月間のモノクロ枚数、カラー枚数、最低料金、用紙代、保守対象外作業を同じ前提にします。
さらに、故障受付時間、訪問可能地域、消耗品配送、代替対応、データ消去の取り扱いも確認します。
デモでは、日常的に使うPDF、Excel、図面、両面原稿、封筒を同じ設定で処理すると差が見えやすくなります。
比較候補を増やし過ぎず、必須条件を満たした2~3構成に絞って総額と使い勝手を評価する方法が現実的です。
本体価格・オプション・保守構成
2026年9月29日に確認したキヤノン公式価格表では、imageFORCE C5160Fの本体標準価格は3,940,000円(税別)です。
内訳はimageFORCE C5100F seriesが319万円、C5160ライセンスが75万円です。
これはリース総支払額や設置完了価格ではありません。
必要なオプション、搬入、取付、ネットワーク設定、保守を加えた見積書で判断します。
標準装備と追加が必要なもの
コピー、LIPS LXプリント、スキャン、FAX、両面同時読み取りADF、256GB SSD、有線LANは標準構成に含まれます。
無線LAN、Adobe PostScript 3、1TB SSD、追加給紙、長尺給排紙、各種フィニッシャーは必要に応じて追加します。
メーカー価格表では、2段カセットペディスタル・AY1が税別17万円、大容量カセットペディスタル・F1が24万円、3,000枚のペーパーデッキユニット・F2が28万2,000円です。
これらには品目ごとに取付料などが設定される場合があります。
価格改定の可能性があるため、正式な注文時点の見積書を優先してください。
保守契約とカウンター条件
公式価格表は、感光体などの消耗品が本体価格に含まれず、別途保守サービス契約が必要だと案内しています。
保守見積では、モノクロ・カラーそれぞれのカウンター単価、最低料金、トナーや感光体の範囲、用紙やステイプル針の扱い、部品・訪問費、対応時間を確認します。
スキャンだけの通紙や大判用紙がどのように数えられるかも契約先へ質問してください。
NETEYEは、カウンター、エラー、紙詰まり、トナー残量などを遠隔監視するサービスですが、別途申し込みが必要です。
利用する場合は外部通信の宛先や社内セキュリティー規程との整合も確認します。
リース見積の読み方
リース月額は、本体とオプションの合計額、契約期間、料率、搬入設定費をリース対象に含めるかによって変わります。
そのため、根拠のない一律月額では比較できません。
見積書には、物件価格、月額、支払回数、総支払額、所有権、途中解約、満了時の返却・再リース条件を記載してもらいます。
カウンター保守料は通常リース料とは別項目なので、月間利用枚数を当てはめた年間負担も算出します。
現金購入の場合も、保守契約、更新費、将来の撤去処分まで含めて比べます。
契約期間中に拠点移転の予定がある会社は、移設費と保守エリアの扱いも事前に確認してください。
導入前に確認したいポイント
C5160Fの導入可否は、仕様表だけでなく、設置環境と業務フローの確認で決まります。
現行機の総カウンターだけを見るのではなく、月別のカラー・モノクロ枚数、最大ジョブ、ピーク時間、スキャン枚数、FAX回線、用紙種類、仕上げ作業を記録してください。
その情報があれば、60枚機が必要か、給紙・排紙オプションをどこまで付けるかを具体的に判断できます。
設置・搬入チェック
本体寸法に加え、扉を開ける保守空間、手差しトレイ、排紙オプション、作業者の通路を図面上で確認します。
搬入口から設置場所までの最小扉幅、廊下の曲がり角、段差、階段、エレベーターの積載量も事前調査が必要です。
AC100V・15Aの電源位置と有線LANポートを確認し、電源タップの常用を前提にしない構成にします。
直射日光、結露、空調の風、粉じん、水回りを避け、給紙やトナー交換を行える空間を確保します。
フィニッシャーや長尺給排紙を後から追加する可能性がある場合は、将来構成の最大幅でも配置できるかを確認してください。
ネットワーク・認証チェック
利用するOS、プリンタードライバー、印刷プロトコル、IPアドレス、DNS、時刻同期、SMTP、SMB、認証基盤を一覧化します。
無線LANは標準ではないため、無線利用が必須ならオプションを見積もります。
MacやデザインアプリからPostScript出力が必要な場合は、PS拡張キットの要否をテストします。
スキャン先サービスで多要素認証や古い認証方式の廃止が進んでいる場合、複合機からの接続方法を事前に確認してください。
管理者パスワード、証明書更新、アドレス帳管理、ファームウェア更新、障害時の連絡先は担当者を決め、設定表を安全な場所へ保管します。
契約・検収チェック
注文書には機種名を末尾の「F」まで正確に記載し、C5100Fシリーズというシリーズ名だけで発注しないようにします。
見積書ではC5160ライセンス、給紙台、排紙トレイ、フィニッシャー、無線LAN、PS、搬入、取付、設定、保守を品目別に確認します。
検収時は、A3・A4のカラーとモノクロ、両面印刷、ADF両面スキャン、共有フォルダー送信、メール送信、FAX、認証、特殊紙など、契約した機能を実際に試します。
操作説明の対象者、ドライバー配布、旧機データの消去と撤去も日程に含めてください。
条件を文書化しておけば、導入後に標準機能とオプションの認識違いが生じるのを防げます。
参考情報・出典
仕様・価格・保守条件は構成や地域で変わります。
正式な条件は最新の見積書をご確認ください。
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