新機種発売から3年未満:新機種 / 3年以上:旧機種
imageFORCE C5140Fは、カラー・モノクロともA4ヨコ毎分40枚で出力できる、キヤノンの現行A3カラー複合機です。
コピー、プリント、スキャン、FAX、両面同時読み取りADFを標準で備え、日常の文書出力から大量の紙文書の電子化まで1台に集約できます。
特に、印刷枚数が一定量あり、40枚機の処理力と高速スキャンを両立したい中規模オフィスに検討しやすい機種です。
一方、無線LAN、長尺紙の給排紙、仕上げ機能などにはオプション条件があります。
本体価格だけで決めず、必要な構成、設置寸法、保守契約まで含めて比較しましょう。
imageFORCE C5140Fの特徴
imageFORCE C5140Fの軸になるのは、A4ヨコでカラー・モノクロとも毎分40枚という出力性能と、文書の読み取り、保存、送信までをまとめられる機能構成です。
キヤノンのimageFORCE C5100Fシリーズでは最も速度を抑えたモデルですが、コピー、プリント、スキャン、FAX、BOX、アドバンスドボックス、MEAP、両面同時読み取りADFはシリーズ共通で搭載されています。
上位機との差を単純な機能の有無ではなく、必要な出力速度と待ち時間で判断しやすい構成です。
画像形成には、LEDマルチチップを光源とする「D² Exposure」を採用しています。
メーカーは、色ずれの防止、なめらかな階調、高精細な文字再現の両立を特徴として挙げています。
提案書、表計算資料、図表を含む報告書など、文字とカラー要素が混在する一般的なビジネス文書の品位を重視する職場に向きます。
ただし、色校正を前提とする商業印刷機ではありません。
ブランドカラーなど厳密な色合わせが必要なら、実データを使った出力確認を行うべきです。
読み取りミスを抑えるADFの工夫
標準の自動原稿送り装置は両面同時読み取りに対応し、64g/㎡の原稿を250枚収容できます。
300dpi時の公称読み取り速度は片面がカラー・モノクロとも毎分135ページ、両面同時が毎分270ページです。
大量の契約書や申込書をまとめて電子化する場面では、40枚の出力速度とは別に、この読み取り性能が業務時間の短縮に効きます。
ADFには、ステイプルされた原稿などの傾きを検知して搬送を止める異常搬送検知と、超音波センサーによる重送検知があります。
読み取りガラスには汚れが付着しにくい処理が施され、スジを検知して補正する機能も用意されています。
原稿破損やページ抜けのリスクを下げる仕組みですが、クリップや付箋の除去、折れた原稿の確認といった事前作業は必要です。
長尺紙にも対応できる
用紙はA3、B4、A4などの定形サイズに加え、SRA3、はがき、封筒、ユーザー設定サイズにも対応します。
手差しでは52~300g/㎡の範囲が示されており、一般的なコピー用紙以外を使う余地があります。
さらに、最大320×1,300mmの長尺紙を扱えるため、店舗POPや短期掲示物の内製候補にもなります。
ただし、長尺紙は本体だけで完結しません。
長尺用給紙トレイと、対応する排紙トレイまたはフィニッシャーが必要です。
用紙銘柄、坪量、表面加工によって搬送性や定着状態も変わります。
長尺物を主目的にする場合は、予定する用紙とデータを販売店へ提示し、対応構成と出力結果を導入前に確認してください。
imageFORCE C5140Fの主要仕様
シリーズの仕様表はC5170F、C5160F、C5150F、C5140Fの順に列が並びます。
imageFORCE C5140Fは最後の列であり、上位モデルの速度を取り違えないことが重要です。
C5140FのA4ヨコおよびB5の連続複写速度は毎分40枚、B4は毎分23枚、A3は毎分20枚で、いずれもカラー・モノクロ共通です。
A4の数値だけで業務時間を見積もると、大判出力が多い職場では実感との差が生じます。
| 確認項目 | imageFORCE C5140Fの仕様 |
|---|---|
| 方式・色 | デスクトップ型A3フルカラー複合機 |
| A4ヨコ連続速度 | カラー・モノクロとも40枚/分 |
| A3連続速度 | カラー・モノクロとも20枚/分 |
| 読み取り/書き込み解像度 | 600×600dpi/4,800×2,400dpi(コピー時600×600dpi) |
| ADF | 両面同時読み取り、250枚収容 |
| 本体寸法 | 幅620×奥行722×高さ937mm |
| 本体質量 | 約107kg(ADFを含む) |
| 電源 | AC100V、15A、50/60Hz |
設置寸法は本体サイズだけで判断しない
本体寸法は幅620×奥行722×高さ937mmですが、手差しトレイを伸ばした機械占有寸法は幅942×奥行722mmです。
2段カセットペディスタルまたは大容量カセットペディスタルを付けると高さは1,188mmになります。
長尺用の給紙・排紙トレイを装着した構成では、占有幅が1,482mmになる条件もあります。
設置計画では、本体が床面に収まるかだけでなく、カセットを引き出す前方空間、トナーや紙詰まり処理の作業空間、排熱、電源位置、LAN配線、搬入経路を確認します。
約107kgあるため、エレベーターの有無、扉幅、段差、床養生の要否も事前調査の対象です。
配置変更を予定している場合も、利用部門だけで移動させず、販売店や保守担当へ相談するのが安全です。
給紙量と対応用紙を実際の運用に合わせる
本体は640枚のカセット2段と120枚の手差しを基本にし、2段カセットペディスタル、大容量カセットペディスタル、3,000枚のペーパーデッキなどを追加できます。
オプション構成では最大7,250枚の給紙に対応します。
大量給紙は補給回数を減らせますが、A4専用の大容量部や設置面積も考慮しなければなりません。
複数部署でA4普通紙だけを多く使うのか、A3、色紙、封筒を切り替えるのかによって適切な段数は変わります。
月間枚数だけでなく、ピーク時の連続ジョブ、用紙サイズごとの使用比率、補給担当者の動線を書き出すと選びやすくなります。
特殊紙は仕様上の坪量範囲内でも、必ず通紙できるとは限らないため、用紙情報と実機検証を優先してください。
操作性と印刷・スキャン・FAX連携
imageFORCE C5140Fは、コピー機としての速度だけでなく、紙とデジタルの受け渡しをまとめられる点が特徴です。
標準のLIPS LXプリンター機能は、LPD、Port9100、IPP、IPPS、FTP、WSDに対応します。
標準インターフェースはUSB 2.0 High-Speedと1000Base-T/100Base-TX/10Base-Tで、Wi-Fiは標準ではなくオプションです。
無線で設置できると決めつけず、有線LANを基本に配線を計画すると導入時の手戻りを防げます。
OS標準のプリント機能としてMopria Print、Apple AirPrint、IPP Everywhereが示されています。
Android、Windows、ChromeOS、macOS、iOS、iPadOSから利用できる構成ですが、MopriaやAirPrintは本体側で機能を有効にする必要があります。
端末のOS版、ネットワーク分離、認証方式、必要な仕上げ設定によっては専用ドライバーが適するため、全端末を同じ方法で設定する前に運用を整理しましょう。
スキャンの保存先とファイル形式
プッシュスキャンはSMB、FTP、WebDAVへのファイル送信、SMTPによるメール送信に対応します。
出力形式はTIFF、JPEG、PDF、XPS、OOXMLのPowerPoint・Wordです。
高圧縮PDF、サーチャブルPDF/XPS、OOXML生成なども標準機能として案内されており、紙文書の検索や再利用を進めたい部署で活用できます。
実際の設定では、保存先サーバーのアドレス、共有名、ユーザー権限、証明書、SMTP認証条件などをそろえる必要があります。
Microsoft 365やGoogle Workspaceを利用している場合は、組織側の認証・送信ポリシーも確認します。
アドレス帳へ個人の認証情報を安易に保存せず、専用アカウントや権限を絞った共有先を設計すると、担当者変更後も管理しやすくなります。
FAXの記録を紙だけに残さない運用
Super G3 FAXは標準装備で、通信速度は33.6kbps、送信原稿はA3まで対応します。
インターネットFAXとイントラネットFAXも標準機能に含まれます。
送信済みFAXを画像化し、送信日時や送信元情報を付けて本体SSDまたは外部サーバーへ自動保存する機能があり、通信管理レポートはCSVでの管理にも対応します。
ただし、一般FAXは回線環境に左右されます。
メーカーはIP電話経由で正常に通信できない場合があるとして、一般加入電話回線またはFネット経由の利用を案内しています。
現在の電話設備がアナログ回線、ひかり電話、PBXのどれに当たるか、番号ポータビリティーや受信転送をどうするかを通信事業者と販売店へ確認してください。
セキュリティーとデータ管理
複合機には、印刷待ちデータ、スキャン画像、FAX履歴、アドレス帳、認証情報が集まります。
imageFORCE C5140Fは、文書、デバイス、ネットワークおよびクラウドという3つの側面を対象にするセキュリティー設計を掲げています。
SSD暗号化も標準装備です。
ただし、機能を搭載しているだけで安全になるわけではありません。
管理者パスワード、ユーザー認証、通信暗号化、不要プロトコル、保存文書の期限を導入時に決める必要があります。
特徴的なのが「おすすめセキュリティー設定」です。
データの流れから利用環境を推定し、6つのセキュリティータイプから選択することで、80以上の関連項目を一括設定できます。
初期設定の抜けを減らす助けになりますが、組織固有の情報セキュリティーポリシーに代わるものではありません。
設定後は、実際に必要な印刷、スキャン、FAX、クラウド連携が動作するかを確認し、例外を記録します。
認証とネットワークの設計
暗証番号、ICカードなど異なる要素を組み合わせる多要素認証に対応し、Microsoft Entra IDを認証先として使う連携も用意されています。
共有アカウントだけで運用するより、利用者を識別し、出力物の取り違えや無断利用を抑える設計が可能です。
認証連携を採用する場合は、ライセンス、カード機器、ユーザー同期、障害時の代替手段を確認します。
ネットワーク側では、管理画面へのアクセス元、IPPSなど暗号化通信の利用、証明書の更新、ファームウェア管理、時刻同期、ログの保管先を決めます。
Wi-Fiを追加する場合は、有線LANとの同時利用条件や社内無線の認証方式も確認が必要です。
ゲスト用ネットワークへ安易に接続すると、社内保存先へ届かない、端末から探索できないといった問題が起こり得ます。
廃棄・返却まで含めてデータを管理する
標準SSDは256GBで、1TBのSSDがオプションとして示されています。
アドバンスドボックスは標準16GB、オプション時は最大480GBです。
容量を増やすほど便利になる一方、機内に残る文書の範囲も広がります。
BOXの保存期限、FAX画像の自動保存先、共有フォルダーのアクセス権を最初に決め、不要データを蓄積し続けない運用にします。
リース満了、入れ替え、故障交換の際は、機内データの初期化方法と証明書発行の可否を契約前に確認しましょう。
SSD暗号化の有無だけで返却手順を省略してはいけません。
保守担当者が交換した記憶装置の取り扱い、アドレス帳の移行範囲、監査ログの保存期間も、社内規程と合わせて文書化しておくと引き継ぎが容易です。
imageFORCE C5140Fが適する用途
imageFORCE C5140Fは、A3カラー出力を必要とし、複数人が日常的に印刷する中規模オフィスに適します。
毎分40枚は、少量の請求書だけを印刷する環境には過剰になる場合がありますが、会議前の資料、帳票、提案書が集中する職場では待ち時間を抑えやすい速度帯です。
カラーとモノクロの速度が同じため、カラー資料が混ざっても公称連続速度の差はありません。
一方、月間枚数だけで適否は決まりません。
10人が均等に使う職場と、始業時や締め日に出力が集中する職場では必要な性能が異なります。
印刷履歴から、A4とA3、カラーとモノクロ、片面と両面の比率、1ジョブ当たりの枚数、ピーク時間帯を確認してください。
読み取り枚数が多い会社では、出力速度よりもADFの250枚収容と両面同時読み取りが選定理由になることもあります。
紙文書の電子化が多い総務・経理部門
契約書、申込書、請求関係書類をまとめて読み取る部署では、高速ADF、重送検知、異常搬送検知、スジ補正が役立ちます。
SMBやメールへの送信、サーチャブルPDFを組み合わせれば、紙を単に画像化するだけでなく、後から検索しやすい保管フローを作れます。
FAX送信画像や通信履歴の電子保存も、問い合わせ対応や送信確認を効率化する材料になります。
ただし、原稿の混在状態には注意が必要です。
薄紙、付箋付き、破れた紙、サイズの違う原稿を一括投入すると、検知機能があってもすべての事故を防げません。
重要書類は事前に仕分けし、読み取り後のページ数や向きを確認する工程を残してください。
電子帳簿保存に関係する運用は、機器機能だけでなく、社内規程や利用する文書管理システムを含めて設計します。
店舗・施設内の掲示物を必要な分だけ作る職場
A3、SRA3、厚紙、長尺紙への対応を生かし、売場の案内、イベント掲示、短期間のPOPなどを必要な枚数だけ内製したい職場にも候補になります。
外注の納期を待たずに差し替えられる点は便利ですが、長尺紙には給排紙オプションが必要で、用紙ごとの出力確認も欠かせません。
写真作品や厳密な色校正が主目的なら、オフィス複合機の評価軸とは異なります。
実際に使うデザインデータ、用紙、ドライバー設定でサンプルを出し、細線、小さい文字、グラデーション、ベタ面、折り加工後の見え方を確認しましょう。
内製対象と外注対象を分けると、オプションへの投資が妥当か判断しやすくなります。
同シリーズ・他社40枚級との比較ポイント
同じC5100Fシリーズでは、主な違いが連続速度と価格に表れます。
C5140Fは40枚/分・税別3,150,000円、C5150Fは50枚/分・税別3,475,000円、C5160Fは60枚/分・税別3,940,000円、C5170Fは70枚/分・税別4,400,000円です。
いずれもカラー・モノクロ同速で、両面同時読み取りADFやFAXなどの基本構成は共通です。
| モデル | A4ヨコ速度 | 本体標準価格(税別) | 選び方の視点 |
|---|---|---|---|
| imageFORCE C5140F | 40枚/分 | 3,150,000円 | 機能と速度のバランス |
| C5150F | 50枚/分 | 3,475,000円 | ピーク時の待ち時間を短縮 |
| imageFORCE C5160F | 60枚/分 | 3,940,000円 | 連続出力が多い部署向け |
| imageFORCE C5170F | 70枚/分 | 4,400,000円 | 速度優先の集中出力向け |
速度差の価値は、平均月間枚数よりピーク時のジョブ量で考えます。
数ページの文書が中心なら40枚機と60枚機の体感差は限定的ですが、数百ページの会議資料が重なる職場では待ち時間が積み上がります。
逆に高速機を選んでも、スキャン、FAX、認証、用紙交換が主業務なら投資効果は小さくなります。
他社機とは仕様表の同じ項目をそろえて比較する
他社候補を見る場合は、名称の近さだけで同等機と判断せず、A3対応、カラー速度、ADF方式、FAX、標準給紙、無線LAN、必要な仕上げ機器を同じ条件で並べます。
例えばシャープのBP-51C45、リコーのRICOH IM C4511、富士フイルムビジネスイノベーションのApeos C5240、京セラのTASKalfa MZ4001ciも、候補ページで個別に確認できます。
各機種は速度帯や標準構成が完全に同じとは限りません。
操作画面の分かりやすさ、ドライバー、クラウド連携、保守拠点、消耗品供給など、数値に表れにくい差もあります。
現在使っているファイルと用紙を持ち込んで試し、利用者と管理者の双方で評価すると、カタログだけの比較を避けられます。
価格差だけでなく必要構成の総額を見る
メーカーの本体標準価格は比較の起点ですが、最終的な導入額ではありません。
給紙ペディスタル、フィニッシャー、無線LAN、カード認証、増設回線、ソフトウエア、搬入設置などを追加すると構成価格が変わります。
他社機との比較でも、本体だけの見積もりと、必要機能をそろえた見積もりを混在させないことが大切です。
リースでは、物件金額、契約期間、料率、保守、カウンター料金を分けて確認します。
月額が低く見えても、契約期間や含まれるオプションが異なれば単純比較できません。
予定印刷枚数を基に、初期費用、契約期間中の支払総額、保守対象外の費用まで同じ書式で並べると判断しやすくなります。
本体構成・オプション・価格
imageFORCE C5140Fの本体標準価格は3,150,000円(税別)です。
商品コードは6377C001で、カラー・モノクロ40枚/分、両面同時読み取りADF、LIPS LXプリンター、FAX、SEND、アドバンスドボックスを含む構成として掲載されています。
C5140Fは、上位3モデルのような共通本体と速度ライセンスの組み合わせではなく、C5140Fとして価格表に記載されています。
同梱トナーはC、M、Y、Bk各1本ですが、メーカー価格表では感光体などの消耗品は本体価格に含まれず、別途保守サービス契約が必要とされています。
標準価格には、利用場所までの搬入、設置、ネットワーク設定、すべてのオプションが含まれるとは限りません。
見積書では、本体、オプション、搬入・取付、設定、保守を区分してもらいましょう。
代表的なオプション構成
給紙を増やす場合は、640枚×2段の2段カセットペディスタル・AY1、A4用紙を2,850枚収容する大容量カセットペディスタル・F1、3,000枚のペーパーデッキユニット・F2などがあります。
置き台としてキャスタープレートを選ぶ構成もあります。
大量給紙が必要でも、使用する用紙サイズが合わなければ効果が薄いため、段ごとの対応サイズを確認してください。
排紙側は、部数仕分け、ステイプル、パンチ、折り、中綴じなど、作成物に応じて選びます。
長尺紙は長尺用給紙トレイだけでなく、指定された排紙トレイまたは対応フィニッシャーが必要です。
無線LANもオプションです。
「将来使うかもしれない」という理由ですべてを追加せず、現在の成果物と運用頻度から必要性を決めると構成を抑えられます。
リース料と保守費用は個別見積もりになる
リース月額は、本体とオプションの物件金額、契約期間、審査、料率などで変わるため、本体標準価格から一律には算出できません。
保守についても、カラー・モノクロのカウンター条件、基本料金、最低利用枚数、トナー配送、部品、訪問対応時間、離島・遠隔地条件などを確認する必要があります。
比較時は、月額だけでなく、契約期間中の総支払額と想定カウンター料金を分けて記録します。
用紙代、電気代、特殊紙、ネットワーク変更、移設費は通常別管理です。
株式会社じむやへ相談する際も、現在の月間カウンター、カラー比率、希望オプション、設置先住所を伝えると、条件の合った構成と保守見積もりを作りやすくなります。
導入前に確認したい項目
imageFORCE C5140Fは、40枚機としての出力速度、高速な両面同時読み取り、FAX、幅広い用紙対応、認証・セキュリティー機能をまとめた機種です。
仕様が合っていても、設置環境や社内システムとの接続条件を見落とすと、導入後にオプション追加や設定変更が必要になります。
見積もりの前に、利用部門、総務、情報システム、販売店で確認事項を共有しましょう。
- 出力実態:A4・A3、カラー・モノクロ、月間枚数、ピーク時の連続枚数を確認します。
- スキャン:保存先、ファイル形式、検索可能PDFの要否、認証方式を決めます。
- FAX:回線種別、番号数、受信転送、履歴保存、増設回線の要否を確認します。
- ネットワーク:固定IP、VLAN、DNS、SMTP、SMB、証明書、Wi-Fiの要否を整理します。
- 用紙と仕上げ:封筒、厚紙、長尺紙、ステイプル、中綴じなどを実物で確認します。
- 設置:占有寸法、電源、LAN、搬入経路、保守作業空間を測ります。
- 契約:リース期間、総支払額、カウンター条件、保守対象、返却時のデータ消去を確認します。
サンプル出力と接続テストを行う
導入判断では、メーカーのデモ文書だけでなく、自社で実際に使うPDF、Excel、PowerPoint、画像、帳票を出力してください。
小さい文字、細い罫線、グラフの階調、両面位置、厚紙の定着、封筒のしわなど、業務上重要な点を確認します。
スキャンは文字検索、傾き、裏写り、ファイル容量、保存先での開きやすさまで見ます。
ネットワークテストでは、WindowsやmacOSだけでなく、実際に使うスマートフォンや業務システムも対象にします。
認証を有効にした状態で、プリント、スキャン、FAX、アドレス帳、クラウド連携が使えるかを確認することが重要です。
テスト条件と結果を残しておけば、導入後の設定変更や問い合わせでも基準にできます。
見積書と保守契約の最終確認
最終見積書では、機種名が末尾のFまで含めて「imageFORCE C5140F」になっているか、オプション名と数量、搬入・取付費、設定範囲、納期、税区分を確認します。
C5150F、C5160F、C5170Fとは速度と価格が異なるため、シリーズ名だけの記載ではなく個別型番を残してください。
保守契約は、感光体などの部品、トナー、訪問修理、定期点検、営業時間外対応がどこまで含まれるかを確認します。
障害受付の方法、代替対応、移設時の手続き、契約終了時の返却とデータ消去も重要です。
これらを文書でそろえ、必要構成と総費用に納得できれば、imageFORCE C5140Fは出力・電子化・FAXを一体運用する中規模オフィスの有力候補になります。
参考情報・出典
仕様・価格・保守条件は構成や地域で変わります。
正式な条件は最新の見積書をご確認ください。
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