新機種発売から3年未満:新機種 / 3年以上:旧機種
RICOH IM C4511は、A3対応とカラー・モノクロ毎分45枚の出力速度を備えた、業務量の多いオフィス向けデジタルフルカラー複合機です。
コピー、プリント、スキャン、ドキュメントボックスを基本に、選ぶ構成によって高速両面スキャンやファクス、紙折り、ステープル、認証印刷などを追加できます。
特に、日常の出力速度だけでなく、領収書や契約書の電子化、紙文書の仕分け、情報漏洩対策まで一台で整えたい企業に向いています。
一方、標準モデルの本体価格だけでは原稿読み取り部の構成が完成しないため、見積時にはC4511Fとの違いと必須オプションを正確に確認することが大切です。
RICOH IM C4511の特徴
RICOH IM C4511は、リコーが2026年8月24日に発売したA3カラー複合機です。
メーカー公式の発売資料では、A4ヨコ送りの連続プリント速度がカラー・モノクロとも45枚/分とされています。
カラー文書だけ速度が落ちる仕様ではないため、社内資料、提案書、請求書などが混在する環境でも処理時間を予測しやすい機種です。
位置付けとしては、25~60枚/分の同一シリーズの中で中高速帯に当たります。
小規模拠点で最低限の印刷だけを行うというより、複数部署で一台を共有し、朝夕にジョブが集中する事業所に適しています。
ただし、メーカーは月間の推奨印刷枚数を商品ページで示していません。
速度だけで過不足を決めず、実際の月間枚数、ピーク時の連続出力、カラー比率、スキャン枚数を集計して選定します。
紙とデジタルの両方を扱いやすい設計
本機は印刷専用機ではなく、紙文書をデータとして活用する入口にもなります。
6GBメモリーと256GBストレージを備え、OCRは価格表上で標準対応です。
スキャンした原稿に文字情報を付加したPDFを作れば、保存後の文書検索やコピー、貼り付けがしやすくなります。
請求書や申込書を単に画像で保管するだけでなく、後から探せる状態に整えたい部署に有用です。
一方、クラウドストレージや経費精算サービスへの直接連携には、有償アプリケーションや契約が関係する場合があります。
「OCRが標準だから全クラウドサービスも無料」とは限りません。
保存先、ファイル名の付け方、利用者認証、外部サービスの利用料までを含めて運用を設計する必要があります。
標準モデルとFモデルは別構成
対象のRICOH IM C4511と「RICOH IM C4511F」は別モデルです。
C4511はファクスがオプションで、1パス両面ADFとARDFも選択式です。
さらに、ドキュメントフィーダー DF3140、DF3150、または圧板 PN2010のいずれか一つを装着する必要があります。
対してC4511Fは、ファクスと1パス両面ADFなどを標準装備した構成です。
したがって、2,180,000円という本体標準価格だけを見て、両面原稿の高速読み取りやファクスまで含まれると判断してはいけません。
電子化を重視するならDF3150を含む構成、原稿ガラス中心なら圧板構成、ファクスも必要ならC4511Fとの総額比較が必要です。
主要仕様と基本性能
メーカー公式仕様表のうち、RICOH IM C4511の列と共通セルを照合すると、A3原稿・A3出力に対応するフルカラー機であることが確認できます。
A4ヨコの連続複写速度はカラー・モノクロとも45枚/分、A3タテは23枚/分です。
用紙サイズが大きくなると速度が変わるため、45枚/分をすべての用紙サイズに当てはめないようにします。
| 確認項目 | RICOH IM C4511の内容 |
|---|---|
| 方式 | デスクトップ式デジタルフルカラー複合機 |
| 最大原稿サイズ | A3 |
| A4ヨコ連続速度 | カラー・モノクロ45枚/分 |
| A3タテ連続速度 | カラー・モノクロ23枚/分 |
| メモリー/ストレージ | 6GB/256GB |
| 標準給紙 | 590枚×2段+手差し100枚(リコー マイペーパー使用時) |
| ウォームアップ | 24秒。室温23℃、工場出荷時のクイック起動条件 |
| ファーストコピー | モノクロ3.6秒、フルカラー5.4秒。A4ヨコなど所定条件 |
対応用紙と画質を確認する
給紙トレイと手差し給紙の対応坪量は52~300g/㎡、自動両面時は52~256g/㎡です。
定形用紙はA3からはがき、封筒などに対応し、不定形サイズにも対応します。
ただし、用紙の材質、表面加工、目方向、保管時の湿度によって搬送や定着の安定性は変わります。
特殊紙は、サイズと坪量だけで可否を決めず、メーカーの推奨紙情報と実紙テストで判断するのが安全です。
コピーの読み取り解像度は600dpi×600dpi、書き込みは9,600dpi相当×600dpiです。
プリントは1,200dpi×1,200dpiにも対応します。
もっとも、「相当」の表記と実解像度は同じ意味ではありません。
細線、網点、小さい文字、ブランドカラーを重視する場合は、実際に使用するドライバー、用紙、PDFでサンプルを出力して評価します。
速度値には測定条件がある
24秒のウォームアップは室温23℃かつクイック起動時の値で、クイック起動をオフにした場合は55秒です。
スリープ復帰時間は6.4秒ですが、使用環境や本体の調整動作で変動します。
また、印刷速度は給紙方向や用紙種類、両面設定、後処理によって低下することがあります。
標準給紙は合計1,280枚相当ですが、これは590枚×2段と手差し100枚を合計した値です。
A4を大量に連続出力する場合は追加給紙、複数サイズを頻繁に切り替える場合は各段の割り当ても検討します。
単純な最大枚数より、よく使う紙を補給なしで何時間運用できるかを見ると構成を決めやすくなります。
操作性・スキャン・機器連携
操作部には10.1インチの大型フルカラータッチパネル「第三世代MultiLink-Panel」が採用されています。
フリック、ドラッグ、ピンチ操作に対応し、コピー、スキャナー、ファクスの設定を大きなアイコンで確認できます。
設定キーの並び替えや非表示にも対応するため、利用頻度の高い設定を上部に置き、誤操作につながる不要な項目を減らす運用が可能です。
プリンター機能はRPCS、RPDL、Adobe PostScript 3エミュレーション、PDF Directエミュレーションを標準搭載します。
PCL 6やGenuine Adobe PostScript 3はオプションです。
PDFやDTPデータを扱う部署では、名称が似ているエミュレーションと純正Adobe PostScriptを混同せず、アプリケーション、フォント、カラーワークフローに合う構成を選びます。
PDF出力の不具合を切り分ける際は、フォント埋め込みとPCL・PSの違いも参考になります。
原稿読み取りはADF構成で大きく変わる
RICOH IM C4511にDF3140を装着した場合、スキャナーの片面読み取り速度はカラー・モノクロとも80ページ/分です。
DF3150を装着した場合は片面150ページ/分、両面300ページ/分となります。
これらはA4ヨコ、200dpi文字モードなどメーカー所定条件の値です。
DF3150は一度の搬送で表裏を同時に読み取る1パス両面方式で、名刺、領収書、小切手などの小さな原稿にも対応します。
帳票スキャン拡張ユニットなどを組み合わせると、異なるサイズの原稿検知、原稿部分の切り出し、傾き補正といった処理も利用できます。
ただし、C4511標準モデルではDF3150自体がオプションであり、帳票向け機能にも対応ユニットが必要です。
電子化する原稿を持ち込み、重送、薄紙、裏写り、印影と文字の重なりを事前に試すと確実です。
スマートデバイスとネットワーク連携
USBメモリー内のJPEG、TIFF、PDFの出力や、スキャンデータのUSB保存に対応しますが、すべてのメディアやファイルを保証するものではありません。
スマートデバイスではRICOH カンタン入出力、AndroidのMopria、iPhoneやiPadのAirPrintなどを利用できます。
AirPrintは同一セグメント接続が前提で、アプリによって印刷できない場合があります。
ネットワークは有線LANと無線LANを備え、プリントではIPv4、IPv6、LPR、Port9100、IPP、SMB、WSDなどに対応します。
ネットワークを分離して運用する構成には追加オプションがあります。
二系統以上を検討する場合は、単にLANケーブルを増やすのではなく、複合機を2つのネットワークで共有する考え方や、VLAN越しのルーティングとポート設定を踏まえて設計します。
セキュリティー機能と安全な運用
RICOH IM C4511は、本体ストレージの残存データを一括消去して初期化する機能を搭載しています。
アドレス帳、認証情報、蓄積文書などはAES 256bitとSHA-2に対応した方式で暗号化して保存します。
通信面ではSSL/TLS、IPsec、S/MIME、IEEE 802.1X認証、ネットワークポートのON/OFF、印刷可能IPアドレス制限などが用意されています。
これらは搭載されているだけで自動的に安全になるものではありません。
管理者パスワードの変更、不要なプロトコルとUSB利用の制限、TLS証明書の更新、時刻同期、ログ保管、廃棄・返却時の初期化までを運用規程に落とし込みます。
証明書を使う環境では、複合機の証明書期限切れで起こるエラーも導入時に確認しておくと、将来のスキャン停止を防ぎやすくなります。
認証と放置印刷への対策
ICカードによる個人認証はオプションで、FeliCaやMIFAREなどを利用する構成があります。
Windows Active Directory、LDAP、Microsoft Entra IDと連携できる認証ソリューションも用意されていますが、必要な機器、サービス、認証先は方式ごとに異なります。
既存の社員証を利用したい場合は、カード種別だけでなく、使用領域やIDの読み取り方式まで照合します。
印刷データを本体に一時蓄積し、利用者が画面で選択してから出力する私書箱プリントも選択できます。
機密資料の取り忘れだけでなく、別の利用者の印刷物との混入や不要出力の削減にも役立ちます。
利用者別の機能制限やカラー利用制限と組み合わせれば、利便性を大きく損なわずに統制を強められます。
スキャンとファクスの送信経路を管理する
スキャンメールや共有フォルダー送信では、複合機に保存する認証情報、SMTP方式、SMB設定、宛先表の編集権限を決めます。
Microsoft 365を利用する場合は、SMTP認証とOAuth 2.0の確認点を参考に、現在利用できる方式を導入時点で確認してください。
端末側のパスワード変更が共有フォルダー送信に影響する構成もあります。
ファクス機能を追加する場合は、宛先繰り返し入力、設定確認、宛先利用制限などFASEC 1に適合した誤送信抑止機能を利用できます。
ただし、機能を有効にするだけでなく、短縮宛先の登録権限、送信前プレビュー、通信履歴の確認担当、受信文書の保存期間を社内ルールとして定めることが重要です。
適している業務と利用場面
毎分45枚のRICOH IM C4511は、総務、営業、経理など複数部署が一台を共用し、A4資料をまとまった部数で出力する事業所に適しています。
カラーとモノクロが同速なので、会議資料の表紙だけカラー、本文はモノクロといった混在文書でも扱いやすい構成です。
A3図面や表計算資料を出す機会があり、25~35枚/分クラスではピーク時の待ち時間が気になる場合にも比較候補になります。
ただし、適正な機種は従業員数だけでは決まりません。
同じ月間1万枚でも、一日中均等に出る職場と、締め日に数千枚が集中する職場では必要な処理能力が異なります。
現在のカウンター値をカラー・モノクロ別に確認し、最大ジョブ、同時利用者数、給紙回数、紙詰まりしやすい用紙を記録してから判断します。
紙文書の電子化が多い部署
DF3150を選択した構成は、両面の請求書、申込書、契約関係書類をまとめて読み取る部署と相性が良好です。
片面150ページ/分、両面300ページ/分という仕様を活かすには、原稿準備、ファイル命名、保存先への振り分けまでを一連の作業として整える必要があります。
OCRでテキスト付きPDFを作成すると、紙のファイルを探す時間の削減にもつながります。
一方、ホチキス針、付箋、折れ、感熱紙、サイズの異なる領収書が混在すると、カタログ上の最大速度どおりには処理できません。
領収書の電子保存を検討する場合は、読み取り後の目視確認、原本との対応、検索項目、アクセス権、バックアップも含めて設計します。
スキャン速度だけで法令対応が完了するわけではありません。
販促物や配布資料を内製する職場
オプションを組み合わせると、Z折り、二つ折り、内三つ折り、外三つ折り、ステープル、中綴じ、パンチなどに対応できます。
請求書や案内状の折り作業、会議資料の綴じ作業を減らしたい場合に有効です。
ただし、選ぶフィニッシャーによって対応サイズ、積載枚数、綴じ枚数、針なし綴じの可否が異なり、本体周囲に必要なスペースも増えます。
カタログでは長さ1,260mmまでの長尺印刷も案内されています。
長尺用紙給紙ガイドや画像領域拡張キットなど、用紙幅と構成によって必要なオプションがあるため、店頭POPを作る場合は完成寸法とデータ作成方法を提示して確認します。
商業印刷に近い色管理やA3トンボが必要なら、通常のオフィス出力とは分けてFieryカラーコントローラーなどの必要性を検討します。
同シリーズ・関連機種との比較
同じシリーズでは、RICOH IM C4511を中心に、C5511、C6011、C3511、C3011、C2511が用意されています。
公式発表上のA4ヨコ連続速度は、それぞれ55、60、35、30、25枚/分です。
速度が高いほど常に適切とは限らず、現在の出力枚数とピーク負荷に合うことが重要です。
| 比較対象 | A4ヨコ速度 | 本体標準価格・税別 | 選び方の目安 |
|---|---|---|---|
| RICOH IM C4511 | 45枚/分 | 2,180,000円 | 速度と導入費のバランスを重視 |
| RICOH IM C5511 | 55枚/分 | 2,510,000円 | 大部数ジョブの待ち時間を短くしたい |
| RICOH IM C6011 | 60枚/分 | 3,080,000円 | シリーズ内でより高い連続出力を優先 |
上位速度帯を検討する場合は、RICOH IM C5511とRICOH IM C6011も比較候補です。
価格差だけでなく、待ち行列が発生する時間、消費電力、保守条件、必要なフィニッシャーを同じ条件で比べます。
C4511とC4511Fの比較を最初に行う
C4511の標準価格は2,180,000円、C4511Fは2,790,000円で、いずれも消費税別です。
C4511はファクス、1パス両面ADF、ARDFがオプションで、いずれかの原稿読み取り部を別途選びます。
C4511Fはファクスと1パス両面ADFを標準搭載します。
差額だけを見るのではなく、C4511へDF3150やFAXユニットなどを追加した総額と比較する必要があります。
ファクスを使用せず、ブック原稿中心ならC4511を必要最小限に構成する合理性があります。
反対に、両面帳票の電子化とファクスを日常的に行うなら、Fモデルのほうが要件を整理しやすい場合があります。
末尾のFを省略した見積書では構成を判別できないため、商品名、品種コード、標準装備、追加オプションを明記してもらいます。
用途特化機・より高速な機種との違い
大量スキャンを中心に選ぶ場合は、出力速度だけでなく原稿搬送、重送検知、補正機能を重視します。
用途特化型との比較候補としてRICOH IM C6010SDがありますが、末尾のSDを含む別機種であり、C4511の仕様を流用して比較してはいけません。
さらに高い処理能力や異なる後処理構成が必要なら、RICOH IM C7010、RICOH IM C6510、RICOH IM C8010も候補になります。
ただし、これらは単純なC4511の速度違いとは限りません。
設置寸法、電源、給排紙、保守、用途を個別仕様で照合してください。
構成・本体価格・保守の考え方
リコー公式価格表によると、RICOH IM C4511の本体標準価格は2,180,000円、消費税別です。
コピー、プリンター、スキャナー、ドキュメントボックス、両面、手差し、無線LAN、OCRを備えますが、ファクス、ADF、インナー1ビンはオプションです。
また、本体価格に感光体ユニットは含まれません。
本体価格は、そのまま納入総額やリース対象額になるとは限りません。
原稿読み取り部、FAXユニット、給紙テーブル、フィニッシャー、搬入設置、ネットワーク設定、ドライバー展開、教育、既存機撤去などを加えた条件で見積もります。
必要機能を先に決めずに値引率だけを比べると、見積間で構成が揃わず、安い理由を判別できません。
オプションは業務要件から逆算する
最初に選ぶのは原稿読み取り部です。
原稿ガラス中心なら圧板、一般的な両面原稿ならARDF、両面帳票を大量に読むなら1パス両面ADFを検討します。
次に、ファクス回線、追加給紙、排紙先、折り、綴じ、パンチ、PostScript、認証、ストレージ拡張などを必要性に応じて加えます。
オプション同士には同時装着条件や前提部品があります。
例えば、A3トンボを含む高品位出力、複数ネットワーク、帳票スキャン、針なし綴じは、それぞれ追加構成の確認が必要です。
「後から付ければよい」と考えず、将来利用する機能も伝えて拡張可能な構成にしておくと、入れ替え後の手戻りを抑えられます。
リース料と保守料金は条件をそろえる
月額リース料は、本体とオプションを含む契約対象額、契約期間、料率、搬入費の扱いなどで変わります。
根拠のない一律月額では比較できません。
期間による考え方は複合機を6年リースしたときの料率も参考にしつつ、総支払額、中途解約、満了後の返却・再リース条件を確認します。
メーカーは本機にパフォーマンス契約とスポット保守契約を用意しています。
パフォーマンス契約の具体的な料金は利用条件で異なるため、モノクロとカラーのカウンター料金、基本料金、トナー・感光体・部品・訪問作業の範囲、最低料金、遠隔地対応、休日対応を見積書で確認します。
スポット保守は訪問、技術、部品、消耗品が都度費用になるため、印刷量がある職場では故障時の変動費も含めて比較します。
導入前に確認したい項目
導入前は、仕様表の数字だけでなく、実際の設置環境と業務フローを確認します。
本体仕様はデスクトップ式ですが、給紙テーブルやフィニッシャーを装着すると床置きの大型構成になり、扉やトレイを開く保守空間も必要です。
搬入口、エレベーター、段差、設置床、廊下の曲がり角を事前に調査し、100V・15Aの電源とネットワーク配線を用意します。
クライアント環境は、公式仕様上Windows 10、Windows 11、Windows Server 2016~2025、macOS 13以降などが対象です。
ただし、利用するドライバーやオプションで対応範囲が変わる場合があります。
基幹システム、仮想デスクトップ、特殊フォント、部門コード、プリントサーバーを使う場合は、納入前にテスト環境で確認します。
導入チェックリスト
- 出力量:月間カウンターだけでなく、最大ジョブと集中時間を調べます。
- 原稿:片面・両面、サイズ、厚さ、領収書、冊子の比率からADFを選びます。
- 用紙:A3、A4、封筒、厚紙、長尺紙を実紙でテストします。
- 後処理:折り、綴じ、パンチ、中綴じのサイズと一部当たり枚数を確認します。
- 通信:固定IP、DNS、SMTP、SMB、証明書、802.1X、VLAN、ファクス回線を整理します。
- セキュリティー:認証方式、権限、ログ、保存データ、返却時の消去方法を決めます。
- 契約:本体・オプション・設置・保守・消耗品の範囲を同条件で比較します。
共有フォルダーへ保存する場合は、OS更新や認証方式の変更も見据えます。
特にWindows環境では、Windows 11とSMB署名の確認点をネットワーク担当者と共有しておくと、納入後の接続トラブルを切り分けやすくなります。
最終判断は実データと見積明細で行う
最終選定では、自社で頻繁に使うPDF、表計算、写真入り提案書、小さい文字の契約書、封筒などを使い、出力品質と処理時間を確認します。
両面位置、細線、グラデーション、色味、OCR結果、スキャン後のファイル容量も確認対象です。
フィニッシャーを付ける場合は、完成した冊子や折り文書を実際に手に取って評価します。
RICOH IM C4511は、45枚/分の出力、A3対応、標準OCR、幅広いセキュリティー機能を備えた新しい中高速カラー複合機です。
ただし、その価値は適切なADF、ファクス、給排紙、認証、保守を組み合わせて初めて発揮されます。
見積書では「RICOH IM C4511」と「C4511F」を明確に分け、品種コード、オプション型番、税別価格、設置費、保守範囲を一行ずつ確認してください。
参考情報・出典
仕様・価格・保守条件は構成や地域で変わります。
正式な条件は最新の見積書をご確認ください。
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