新機種発売から3年未満:新機種 / 3年以上:旧機種
RICOH IM C5511は、まとまった印刷と紙文書の電子化を1台に集約したいオフィス向けのA3フルカラー複合機です。
カラー・モノクロともA4ヨコ毎分55枚で、OCR、無線LAN、256GBのSSDを標準搭載しています。
ただし、Fなしの基本モデルではFAXと自動原稿送り装置がオプションです。
高速な両面スキャンまで必要なら、1パス両面ADFを追加する構成と、FAXやADFを標準装備するC5511Fを総額で比較する必要があります。
RICOH IM C5511の特徴
RICOH IM C5511は、2026年8月24日に発売されたデジタルフルカラー複合機です。
カラーとモノクロのどちらもA4ヨコで毎分55枚を連続出力でき、色の有無によって公称速度が変わりません。
カラー表紙を含む会議資料、提案書、報告書などを、複数の部署からまとめて出力する環境に向く速度帯です。
リコーの機種個別ページでは、C5511の速度と本体標準価格がシリーズ内の機種別に掲載されています。
印刷速度だけで導入効果が決まるわけではありません。
月間の総出力枚数、カラー比率、A3比率、印刷が集中する時間帯、スキャンする原稿の量まで整理して判断します。
メーカー公式資料では特定の推奨月間印刷枚数を確認できないため、根拠のない枚数を上限や推奨値として扱うべきではありません。
現在使っている複合機のカウンター実績を確認し、通常月と繁忙月を分けて販売店へ伝える方法が確実です。
基本モデルと末尾Fモデルの違い
この記事の対象であるRICOH IM C5511は、コピー、プリンター、スキャナー、ドキュメントボックス、両面印刷、手差し、無線LAN、OCRを標準装備します。
一方、FAX、1パス両面ADF、ARDF、インナー1ビントレイはオプション対応です。
また、本体を使用するには、DF3140、DF3150、圧板PN2010のいずれか1つを装着する必要があります。
本体標準価格だけでは完成した利用構成にならない点に注意してください。
末尾にFが付くRICOH IM C5511Fは、FAX、1パス両面ADF、インナー1ビントレイを標準装備し、ARDFは装着できません。
原稿ガラス中心でプリント用途が多い職場なら基本モデルへ必要な装備だけを加え、大量の両面原稿とFAXを日常的に扱うならC5511Fを含めて比較すると、構成を整理しやすくなります。
出力だけでなく文書電子化にも対応
OCRが標準搭載されており、スキャンした原稿からテキスト付きPDFを作成できます。
紙の請求書、申込書、社内資料などを文字検索可能なデータに変換したい場合に役立ちます。
ただし、OCRの認識結果は原稿の汚れ、印影、書体、傾き、読み取り条件に左右されます。
重要書類では認識結果を人が確認し、原本の保存方針も別に決める必要があります。
標準ストレージは256GBのSSDで、拡張SSDへの交換により1TBに増やせます。
紙折り、ステープル、中綴じ、カラーコントローラーなども選択できますが、多くは別売オプションです。
利用したい機能を列挙するより、完成させたい資料や保存先を具体的に示し、必要な構成だけを選ぶ方が過不足を抑えられます。
主要仕様と出力性能
シリーズの仕様表にはC6011、C5511、C4511など複数機種が並んでいるため、列見出しと結合セルを照合する必要があります。
リコー公式の主な仕様・寸法図で、C5511の列または同じ表の共通項目として確認できる値を整理しました。
| 項目 | RICOH IM C5511の仕様 |
|---|---|
| 形式・カラー | デスクトップ式・フルカラー |
| 連続複写速度 | A4ヨコ:カラー/モノクロ55枚/分、A3タテ:カラー/モノクロ30枚/分 |
| ファーストコピー | モノクロ2.9秒、フルカラー4.2秒 |
| ウォームアップ | 24秒(室温23℃、クイック起動の工場出荷値) |
| メモリー・ストレージ | 6GB・256GB |
| 標準給紙 | 590枚×2段+手差し100枚 |
| 用紙坪量 | 給紙トレイ・手差し52~300g/m²、両面52~256g/m² |
| 最大原稿サイズ | A3 |
| 電源 | 100V・15A・50/60Hz共通 |
55枚という速度はA4ヨコの連続条件です。
紙種、用紙サイズ、解像度、データ量、後処理、機器の調整動作などで実効速度は変わります。
ファーストコピーもA4ヨコ、等倍、第1給紙トレイ、原稿ガラス、胴内排紙という条件値なので、現場のすべてのジョブで同じ時間になるわけではありません。
用紙サイズと長尺印刷の条件
コピー用紙はSRA3、A3からはがき、12×18インチ、封筒などに対応し、不定形は幅90~320mm、長さ148~457.2mmです。
プリンター機能では不定形の最大サイズが320×1,260mmとされています。
ただし、この最大サイズでの印刷には画像領域拡張キット タイプM19が必要で、長さ600mm以上では用紙幅が305mmまでという条件があります。
長尺用紙を安定して送るための給紙ガイドも用途に応じて検討します。
坪量が対応範囲内でも、すべての紙銘柄を無条件に使えるわけではありません。
封筒の形状、表面加工、紙目、含水率、保管状態によって、しわ、カール、紙詰まり、定着不良が生じる可能性があります。
特殊紙や定型帳票を使う場合は、発注前に実際の用紙とデータで通紙テストを依頼してください。
設置寸法と給紙構成
基本モデルの本体寸法は幅587×奥行701×高さ788mm、質量は87kg以下です。
高さは原稿ガラスまでで、自動原稿送り装置を含まない値です。
FモデルまたはADF装着時の高さは963mmとなり、給紙テーブル、フィニッシャー、紙折りユニットを付ければ全体寸法はさらに変わります。
本体の手差しトレイなどを開いた機械占有寸法は幅1,104×奥行701mmです。
標準給紙の公称合計は1,280枚ですが、A4、A3、指定色紙、帳票を常備する場合は、合計枚数よりトレイ数が重要です。
給紙装置を増やす際は、補給頻度だけでなく、利用する用紙サイズと紙種を何段に分けるかを決めます。
搬入経路、床の段差、扉やエレベーターの寸法、保守員が前面や側面へアクセスする空間も現地調査で確認します。
操作性・スキャン・ネットワーク連携
C5511は、プリント、スキャン、ネットワーク連携を1台に集約しやすい構成です。
プリンターはRPCS、Adobe PostScript 3エミュレーション、PDF Directエミュレーションなどに標準対応します。
標準インターフェイスにはギガビットイーサネット、USB、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANが含まれます。
PCL 6やAdobe純正のPostScript 3は別売オプションなので、業務アプリケーションが指定するページ記述言語を確認してください。
スキャンデータはメールやフォルダーへ送信でき、TIFF、JPEG、PDF、PDF/A、テキスト付きPDFなどを選択できます。
ネットワークフォルダーはSMBまたはFTPに対応します。
端末やサーバー側の認証方式、共有権限、ファイアーウォール、名前解決が正しくなければ送信できないため、複合機単体の設定だけでなく保存先まで含めて設計します。
ADFの選択で読み取り能力が変わる
基本モデルにはARDFのDF3140、1パス両面ADFのDF3150、または圧板PN2010を選択できます。
DF3140装着時の片面読み取り速度は、A4ヨコ・200dpiでカラー/モノクロ毎分80ページです。
DF3150装着時は片面毎分150ページ、両面毎分300ページに対応し、最大250枚を積載できます。
これらの高速値を、ADFを装着していない基本モデルの性能として扱わないことが重要です。
DF3150は名刺などの小さな原稿にも対応します。
異なるサイズの帳票を自動検知する帳票スキャン拡張ユニット タイプM68、読み取り済み原稿へ印を付ける済スタンプユニット、重送を検知するキットは別売です。
大量の帳票を電子化するなら、読み取り速度だけでなく、原稿サイズ、紙厚、両面比率、1束の枚数、重送確認の必要性で選びます。
スマートデバイスと複数ネットワーク
USBメモリーからのJPEG、TIFF、PDF出力や、スキャンデータのUSB保存に対応します。
「RICOH カンタン入出力」、Mopria、AirPrintなど、スマートデバイスから利用する手段もあります。
ただし、端末と複合機のネットワーク位置、無線LANの接続方式、対応OSによって利用条件が変わります。
社内Wi-Fi、来客用Wi-Fi、複合機用VLANを分けている環境では、必要な経路だけを許可します。
オプションの拡張プリントサーバーはネットワークポートを2つに増やし、増設側ではプリンター機能を利用できます。
外付け増設インターフェースボックスは3ポート構成にでき、増設側でプリンターとスキャナーを利用できます。
基本的な考え方は複合機を2つのネットワークで共有する方法も参考になります。
ただし、ネットワーク間を自由に中継する装置ではないため、許可する通信と管理責任を明確にします。
セキュリティー機能と管理方法
複合機にはアドレス帳、認証情報、スキャンデータ、蓄積文書が保存される可能性があります。
C5511は通信面でECDSA、TLS 1.3、TPM 2.0、WPA3に対応し、本体ストレージではアドレス帳、認証情報、蓄積文書などをAES 256bit/SHA-2方式で暗号化できます。
機器の返却や廃棄に備えたメモリー全消去機能も搭載しています。
対応機能があるだけで情報漏えいを防げるわけではありません。
管理者パスワードの変更、不要なプロトコルやポートの停止、時刻同期、ファームウェア更新、証明書管理、アドレス帳の権限設定、ログ確認を運用手順へ落とし込みます。
RICOH Always Current Technologyによる機能更新に対応しますが、更新日時、影響範囲、担当者を決めて実施する方が業務停止を避けやすくなります。
利用者認証と印刷物の放置対策
本体だけで設定するユーザーコード認証やベーシック認証のほか、Windowsのドメインコントローラー、LDAP、Microsoft Entra IDとの連携に対応します。
外部認証サーバーと組み合わせれば、担当者の役割に応じて管理権限を分ける構成も可能です。
オンデマンド印刷を利用すると、利用者が機器の前で出力できるため、印刷物の取り違えや放置を抑えられます。
ICカード認証ではFeliCaやMIFAREを利用できますが、個人認証デバイス内蔵キットなどが必要です。
対応する識別情報や併用できる認証方式にも条件があります。
既存の社員証を流用したい場合は、カード名称だけで判断せず、カード規格と利用領域を確認してください。
RADIUSと証明書を用いる環境では、複合機の802.1X認証も参考に、証明書の発行元と更新担当者を決めます。
メール、FAX、保存データを守る
Exchange Onlineとの接続ではOAuth 2.0認証に対応し、本機へメールアカウントのパスワードを保存しない構成を選べます。
導入後はメール側のポリシー変更や証明書の期限切れも送信障害の原因になるため、複合機の証明書有効期限を確認する方法を保守手順へ組み込むと管理しやすくなります。
FAXには宛先の繰り返し入力、設定確認、宛先利用制限など、FASEC 1に適合する誤送信抑止機能があります。
ただし、基本モデルでFAXを利用するにはFAXユニットが必要です。
返却や廃棄の際は全設定初期化によるデータ消去を行い、消去証明書が必要かを契約先と確認します。
ストレージ暗号化の鍵を紛失すると故障時に復旧できない場合があるため、暗号化は導入時に鍵の管理方法まで決めて設定します。
適している業務と用途
RICOH IM C5511が適するのは、印刷のピークがあり、同時に紙文書の電子化も進めたい職場です。
会議前や締め日前にまとまった出力が発生する総務・経理部門、複数の営業チームが提案書を印刷する拠点、A3図表とA4文書が混在する本社などでは、毎分55枚の速度を活かしやすくなります。
カラーとモノクロが同じ公称速度なので、カラー表紙を含む資料でも速度差を意識せず運用できます。
反対に、利用人数や印刷量が少なく、A3、コピー、スキャンをほとんど使わない事業所では、55枚機の能力を使い切れない可能性があります。
小型機や単機能機も含めた考え方は、単機能プリンターと複合機の違いを参考にし、FAX、電子化、後処理まで1台へ集約する価値があるかで判断してください。
経理・総務の帳票電子化
請求書、領収書、申込書などを継続的に読み取る部門では、標準OCRによるテキスト付きPDFが役立ちます。
大量の両面帳票を処理するならDF3150、異なるサイズや不定形帳票を混在させるなら帳票スキャン拡張ユニット タイプM68を検討します。
読み取り済みの紙を明確にしたい業務では済スタンプ、二重送りを見逃したくない業務では重送検知キットも候補です。
電子化では、読み取る速さだけでなく、ファイル名、保存先、アクセス権、確認者、原本廃棄の時期を決める必要があります。
OCRの結果を会計や契約の確定情報として無確認で使わず、原稿との照合工程を設けます。
有償アプリケーションを追加する場合は、基本スキャン機能と重複する範囲、クラウドの利用料、保存期間、障害時の代替手順も確認してください。
販促物や冊子の内製
長さ1,260mmまでの長尺印刷、紙折り、ステープル、中綴じなどに対応できるため、店頭POP、社内掲示、提案冊子、発送資料の内製にも利用できます。
内三つ折りや外三つ折りの重ね折り、65枚の端綴じなどに対応する構成がありますが、用紙サイズ、坪量、装着するフィニッシャーなどの条件が付きます。
必要な成果物の現物を示して構成を確認することが重要です。
カラーコントローラーE-26Cを追加すれば、高度な面付けや色調整を含む出力環境を構成できます。
ただし、本機はオフィス複合機です。
長時間の連続稼働、厳密な色管理、多種類の印刷用紙、断裁や本格製本まで重視する場合は、プロダクションプリンターと複合機の違いも確認し、必要な品質と生産量に合う機器を選びます。
同シリーズ・他機種との比較
同じ2026年モデルのC6011、C5511、C4511は、共通する基本機能を持ちながら出力速度と価格が異なります。
公式資料で確認できる基本モデルの値を比較すると、C5511の位置付けが分かります。
| 機種 | A4ヨコ連続速度 | 本体標準価格(消費税別) |
|---|---|---|
| RICOH IM C4511 | カラー/モノクロ45枚/分 | 2,180,000円 |
| RICOH IM C5511 | カラー/モノクロ55枚/分 | 2,510,000円 |
| RICOH IM C6011 | カラー/モノクロ60枚/分 | 3,080,000円 |
C5511はC4511より毎分10枚速く、C6011との差は毎分5枚です。
ピーク時間の待ち時間をさらに短くしたい場合は、RICOH IM C6011も比較対象になります。
ただし、価格差だけでなく、実際のジョブの長さ、同時利用者数、ADFや後処理にかける予算まで含めて判断します。
さらに高速なリコー機と比べる場合
55枚より上の速度帯では、RICOH IM C7010やRICOH IM C6510も候補になります。
ただし、発売世代、標準装備、対応オプション、調達条件はC5511と同一ではありません。
速度だけを横並びにせず、必要なADF、給紙、フィニッシャー、設置面積、保守条件をそろえた見積書で比較してください。
印刷待ちよりも、原稿の差し替え、スキャン、仕分け、ステープルに時間がかかっている職場では、最上位の出力速度よりADFやフィニッシャーへ予算を振り分けた方が業務時間を短縮できる場合があります。
現在の作業を印刷、読み取り、補給、後処理に分解すると、投資すべき工程を判断しやすくなります。
他メーカーとの比較軸
メーカーを限定しない場合は、Apeos C5240やTASKalfa MZ6001ciなども比較候補になります。
各機種の速度、価格、標準装備をC5511の値と混ぜず、それぞれのメーカー資料と見積書で確認してください。
- 基本価格にADF、FAX、原稿カバーが含まれるか
- 片面・両面の読み取り速度と原稿積載枚数
- 普段使うOS、ドライバー、認証基盤への対応
- 必要な紙折り、ステープル、中綴じを構成できるか
- 特殊紙を実際に通紙できるか
- 地域の保守拠点、受付時間、消耗品の供給方法
- リース料、カウンター料金、最低料金を含む支払条件
同じ速度帯でも標準構成が異なれば、実際の導入総額や設置面積は変わります。
構成・標準価格・ランニングコスト
RICOH IM C5511の本体標準価格は2,510,000円(消費税別)です。
リコー公式の価格表では、基本モデルとC5511Fの標準装備、オプション価格が分けて掲載されています。
C5511Fの本体標準価格は3,120,000円(消費税別)です。
| 項目 | C5511 | C5511F |
|---|---|---|
| 本体標準価格(税別) | 2,510,000円 | 3,120,000円 |
| FAX | オプション | 標準 |
| 1パス両面ADF | オプション | 標準 |
| ARDF | オプション | 装着不可 |
| インナー1ビントレイ | オプション | 標準 |
| 無線LAN・OCR | 標準 | 標準 |
C5511ではDF3140、DF3150、圧板PN2010のいずれかが必須です。
また、公式価格表には本体価格に感光体ユニットが含まれない旨が示されています。
本体標準価格は、実際の販売価格、完成構成の総額、リース料を意味しません。
見積書で分けて確認する費用
見積書では、本体、必須のADFまたは圧板、FAX、給紙装置、フィニッシャー、紙折り、カラーコントローラー、搬入設置、ネットワーク設定、ドライバー展開、操作説明、旧機撤去を分けて確認します。
階段、クレーン、時間外搬入、遠隔地への訪問などが別料金になる可能性もあります。
オプション同士に排他条件があるため、名称を並べるだけでなく、組み合わせ可能かを構成図で確認してください。
リースでは、契約年数、料率、所有権、途中解約、再リース、動産保険の条件を確認します。
期間別の考え方は複合機を6年リースしたときの料率も参考になります。
月額だけを比べると、契約期間やオプションが異なる見積もりを安いと誤認しやすいため、同じ構成と期間で支払総額まで比較します。
保守契約とカウンター料金
保守費用はメーカーの本体標準価格とは別に、販売店や保守会社との契約で決まります。
カラーとモノクロのカウンター単価、最低基本料金、トナーと交換部品の範囲、用紙などの対象外品、訪問可能時間、土日対応、遠隔監視、請求方法を確認してください。
フィニッシャーやカラーコントローラーなど、追加装置に別の保守料金が設定される場合もあります。
見積もり用の出力枚数は、印象ではなく直近12か月のカウンターから集計します。
総枚数、カラー比率、繁忙月、A3使用量、故障や紙詰まりの履歴を伝えると、給紙構成や保守条件を検討しやすくなります。
カウンター単価だけでなく、最低料金を含む年間支払額、消耗品の発注方法、トナー切れを防ぐ補給体制まで同じ条件で比べることが大切です。
導入前に確認したいポイント
RICOH IM C5511は、高速なA3カラー出力、両面印刷、OCR、無線LANを標準で利用できます。
しかし、実際の使い勝手と総額は、ADF、FAX、給紙、排紙、ネットワーク、保守の組み合わせで決まります。
発売日はリコーの2026年8月17日付の発売資料でも2026年8月24日と確認できます。
2026年9月28日時点では現行の商品ページに掲載されています。
- 直近12か月の印刷枚数、カラー比率、A3比率、ピーク時間を調べる
- 片面・両面のスキャン枚数、原稿サイズ、紙厚を確認する
- C5511へ必要な装備を追加する構成とC5511Fを比較する
- 紙折り、ステープル、中綴じ、長尺印刷を成果物で確認する
- 設置寸法、保守空間、搬入経路、100V・15A電源を確認する
- 固定IP、VLAN、DNS、SMTP、SMB、認証、証明書を設計する
- リースと保守の契約期間、料金、対応時間を分けて確認する
- 旧機のアドレス帳移行、データ消去、返却方法を決める
実データによるテストを省略しない
帳票、封筒、ラベル用紙、厚紙、長尺紙を使う場合は、実際の紙とデータで試します。
PDFのフォント、色、細線、両面の表裏位置、折り位置、ステープル位置まで確認すると、導入後の調整を減らせます。
長尺紙や特殊紙では、対応サイズや坪量だけでなく、保管時の湿度、用紙のカール、印刷面の加工も結果に影響します。
ネットワークでは、印刷、スキャン、管理、更新に必要な通信だけを許可します。
部門や用途別にセグメントを分ける場合は、複合機をVLAN越しに使うための設定も参考に、通信元、宛先、ポート、名前解決を整理してください。
無線LANを使う場合も、来客用ネットワークへ安易に接続せず、認証方式と管理経路を決めます。
長期利用と最終判断
発売直後の現行機でも、長期リースを組む場合は契約終盤の保守、部品供給、OS更新、認証基盤やメール環境の変更を見通す必要があります。
複合機を8年以上使う場合の判断基準も参考にし、単に印刷できるかではなく、セキュリティー更新、故障時の停止時間、消耗品調達を含めて更新時期を考えます。
導入判断の要点は、毎分55枚の速度を活かせる出力量があり、必要なADF、FAX、給紙、後処理を明確にできるかです。
大量の両面スキャンとFAXを使うならC5511Fを含め、プリント中心なら基本モデルへ必要な装備を加えます。
最終見積もりでは、型番末尾のFの有無、必須装備、オプション名称、消費税、設置費、保守条件を一項目ずつ照合してください。
参考情報・出典
仕様・価格・保守条件は構成や地域で変わります。
正式な条件は最新の見積書をご確認ください。
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