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富士フイルム

Apeos C2360

仕様・向いている会社・導入費用の考え方を、複合機のプロが実務目線で解説します。

Apeos C2360
最大用紙サイズA3
カラー対応フルカラー
印刷速度23枚/分
発売日2022-02-10
希望小売価格(税別)1,618,000円~2,019,000円(税別。本体標準価格。構成により異なり、消耗品・オプション・搬入設置費は含まない)

旧機種発売から3年未満:新機種 / 3年以上:旧機種

Apeos C2360は、A3カラー出力、カラー・モノクロ毎分23枚の処理能力、FAX、スキャン、無線LANを一台にまとめたい中小規模オフィスに適した複合機です。
幅590×奥行659mmの本体を基本に、1段・2段・4段の給紙構成と、通常の自動両面原稿送り装置または1パス両面原稿送り装置を選べます。
事務文書や提案書を扱いながら、契約書の電子化やペーパーレスFAXにも取り組みたい職場で検討しやすい機種です。
名称が似た旧製品ApeosPort C2360とは別機種なので、見積書では製品名、Model-PFS、末尾B、トレイ構成まで確認しましょう。

Apeos C2360の特徴

Apeos C2360は、富士フイルムビジネスイノベーションのA3カラー複合機です。
連続複写速度はA4ヨコでカラー・モノクロ各23枚/分、A4タテでは各19枚/分、A3では各14枚/分です。
請求書、社内資料、提案書を日常的に出力し、ときどきA3の図面や掲示物も扱う職場に合わせやすい速度帯です。
大量帳票を決まった時刻に集中して出す部署では、平均月間枚数だけでなくピーク時の待ち時間も確認する必要があります。

本体の幅と奥行は各構成共通で590×659mmです。
高さは1段のModel-PFSが771mm、Model-PFS-Bが768mm、2段キャスター構成が961~965mm、2段キャビネット構成と4段構成が1,118~1,122mmです。
手差しトレイを最大に伸ばした占有寸法の幅は、Model-PFSが967mm、Model-PFS-Bが971mmとなります。
本体幅だけを基準に置き場所を決めると、手差し印刷、用紙補給、原稿送り装置の開閉、保守作業に必要な空間が不足しかねません。

  • A3フルカラー対応:A4文書に加え、見開き資料、図面、掲示物なども等倍で扱えます。
  • カラー・モノクロ同速:A4ヨコではどちらも23枚/分で、カラーだけ大幅に遅くなる仕様ではありません。
  • 128GBストレージ:Apeos C2360では標準搭載され、ボックス保存やセキュリティ機能の基盤になります。
  • 無線LAN標準:有線LAN、USB 3.0に加え、IEEE 802.11a/b/g/n/acへ対応します。
  • 構成を選択可能:給紙段数と原稿送り方式を、設置場所やスキャン量に合わせられます。

メーカー公式の特長ページでは、モバイル連携、文書送信、認証、後処理なども案内されています。
ただし、フィニッシャー、外部認証、文書仕分け、クラウド連携にはオプションや別契約を要するものがあります。
機能名が掲載されているだけで標準装備と判断せず、見積書の明細を確認してください。

立ち上がり時間と画質

読み取り解像度は600×600dpi、書き込み解像度は1,200×2,400dpiです。
ファーストコピーはA4ヨコでモノクロ5.9秒、カラー8.1秒。
ウォームアップタイムは室温23℃において、組み込みプラグイン機能/カスタムサービス有効時が28秒以下、無効時が22秒以下です。
スリープからの復帰は12秒以下とされています。
いずれもメーカー所定条件での仕様値であり、室温、設定、データ量、オプション構成などにより変わります。
細線や公図ではプリンタードライバーの高精細設定も候補になりますが、元データや倍率の影響を受けるため、導入前に実データで出力を確認するのが確実です。

ApeosPort C2360との混同に注意

Apeos C2360とApeosPort C2360は名称が似ていますが、異なる製品です。
メーカーのApeosPort C2360は販売終了商品として案内されている一方、本記事の対象であるApeos C2360には商品、仕様、価格、サポートの各ページが掲載されています。
ドライバーや消耗品、保守情報を探す際も、製品名の「Port」の有無を確認してください。

主要仕様と用紙対応

Apeos C2360の主要仕様を、メーカー仕様表の対象列と脚注に沿って整理すると次のようになります。
23枚/分はA4ヨコまたはB5ヨコの値です。
A4タテやA3の速度、原稿読み取り速度と混同しないようにしてください。

項目 確認済み仕様
形式 デスクトップ/コンソールタイプ
カラー対応 フルカラー
連続複写速度 A4ヨコ:カラー・モノクロ各23枚/分、A4タテ:各19枚/分、A3:各14枚/分
最大用紙サイズ A3、11×17インチ
最小用紙サイズ 給紙トレイはA5。手差しでは郵便はがき、長形4号にも対応
用紙坪量 給紙トレイ60~256g/㎡、手差しトレイ60~216g/㎡
メモリー/ストレージ 4GB/128GB
標準給紙容量 1段は600枚、2段は1,200枚、4段は2,400枚。別に手差し110枚
最大給紙容量 2,510枚
電源 AC100V±10%、15A、50/60Hz共用
最大消費電力 1.5kW

給紙枚数はメーカーのC2紙を使った場合の値です。
最大2,510枚はModel-4T、またはModel-1Tに3トレイモジュールを追加した構成であり、すべての構成が最初から同じ容量を備えるわけではありません。
A4普通紙が中心なら1段構成でも運用できますが、A3、色紙、社内帳票などを同時に常設するなら、2段または4段構成のほうが交換作業を減らせます。
2Tはキャビネット付き、2TSはキャスター付きなので、同じ2段でも高さや収納の有無を区別します。

自動両面印刷に対応する用紙坪量は60~169g/㎡です。
本体トレイの上限256g/㎡や手差しの上限216g/㎡まで、すべて自動両面処理できるわけではありません。
厚紙、コート紙、ラベル紙、封筒を使う場合は、坪量だけでなく、表面加工、耐熱性、のりの位置、紙の反り、指定された給紙口も確認します。
トナーが定着しにくい場合は、他機種の温度設定を流用せず、トナーがこすると剥がれる場合の確認点を参考に、本体とドライバーの用紙種類を合わせてください。

仕様値と実際の処理時間を分けて考える

連続速度は、同一条件で複数枚を出力したときの比較指標です。
データの受信、最初の一枚が出るまでの時間、両面反転、画質調整、後処理までを含む一律の所要時間ではありません。
連続複写枚数は999枚ですが、これを推奨月間枚数や連続運転の保証値として扱うこともできません。
用紙の種類と向き、両面比率、カラー比率、月間枚数、締め日などの集中時間帯を整理し、メーカー公式仕様と照合しましょう。

操作性とスキャン・モバイル連携

操作部にはチルト機構付きの7インチパネルが採用されています。
操作パネルは抗菌加工され、電源ボタンとホームボタンには抗菌樹脂が使われています。
モバイル端末からはPrint Utilityのほか、AirPrint、Mopria Print Service、Mopria Scanを利用できます。
Wi-Fi Directは最大5台まで同時接続でき、来訪者の端末を社内イントラネットへ接続せずに印刷する構成も可能です。
ただし、接続機能を有効にするだけで安全な来訪者運用が完成するわけではありません。
利用者、利用時間、端末登録、出力物の回収について社内ルールを定めます。

スキャンデータはボックス、メール、URL送信、PCなどへ保存・送信できます。
PC保存の対応プロトコルはSMB、FTP、SFTPです。
ファイル形式はTIFF、JPEG、PDF、DocuWorks文書、高圧縮PDFなどから選択できます。
Microsoft Word・Excel形式への変換やOCRはオプションです。
変換結果は編集や検索を助けますが、紙面の文字、表、図形、写真を完全に再現する保証ではありません。
会計証憑や契約書でOCR結果を使う場合は、原本との照合工程を残してください。

原稿送り装置はモデル末尾によって異なります。
通常のModel-PFSは自動両面原稿送り装置を備え、原稿積載枚数は110枚、スキャン時の読み取り速度はカラー・モノクロ各55枚/分です。
Model-PFS-Bは1パス両面原稿送り装置を搭載し、原稿積載枚数は130枚、片面読み取りは各55枚/分、両面同時読み取りは各80ページ/分です。
80ページ/分はA4ヨコ、200dpi、メーカー標準原稿をボックスまで読み取る条件であり、印刷速度ではありません。

クラウド連携は契約と認証方式まで確認

Universal Print、Working Folder、クラウドストレージ、会計・業務サービスとの連携も案内されていますが、Microsoft 365の対象サブスクリプション、Cloud Service Hub、FUJIFILM IWproなど、機能ごとに契約やオプションが必要です。
Universal Printを検討する場合は、Microsoft Universal Printの仕組みも確認し、Microsoft Entra IDのテナント、外部ネットワークからの利用範囲、ジョブ保持、利用者の退職時処理まで設計します。
クラウドサービス名が掲載されていることと、追加費用なしで利用できることは同義ではありません。

共有フォルダーへ保存できない場合

SMBスキャンでは、保存先のパスだけでなく、複合機へ登録するユーザー名、パスワード、共有権限、フォルダー権限が関係します。
パソコンのパスワード変更後に送信できなくなった場合は、保存先の認証情報を直す方法を参考に、複合機側と保存先側を分けて確認します。
個人アカウントへ依存させるか、管理可能な専用アカウントを用意するかも導入時に決めておくと、担当者交代による停止を防ぎやすくなります。

セキュリティ機能と管理方法

Apeos C2360では、利用者認証、通信経路、ストレージ、不正アクセス対策を組み合わせられます。
本体認証に加え、オプションを含めてActive DirectoryやMicrosoft Entra IDなどによる外部認証、ICカード認証へ対応します。
利用者ごとにコピー、プリント、FAX、スキャンを制限でき、認証後に本人のジョブだけを出力するプライベートプリントも利用できます。
共有通路や受付付近へ設置する場合は、出力物の取り違えや置き忘れを抑える手段になります。

通信面ではTLS 1.2/1.3、IPsec、SMBv3、SFTP、WPA3へ対応します。
スキャンファイルやメールには暗号化・電子署名を利用でき、SSDへのデータ書き込みはAES-256方式で暗号化されます。
暗号鍵の管理にはTPM 2.0チップを採用しています。
設定情報や文書情報など、本体内データの一括消去機能も案内されているため、入れ替えやリース返却時の手順へ組み込めます。

不正アクセス対策として、連続した認証失敗時のアカウントロック、接続元IPアドレスの制限、監査ログ、SIEMへのログ転送、ソフトウェア署名検証、起動時の改ざん検知と自動修復などが案内されています。
ただし、機能を搭載していることと、組織の方針に沿って設定済みであることは別です。
管理者の初期パスワード変更、不要なプロトコルの停止、更新情報の確認、ログの確認担当者と保存期間を導入時に定めてください。

複合機をインターネットへ直接公開せず、ファイアウォールや適切なネットワーク区画の内側で運用することも基本です。
オプションのセカンダリーイーサネットキットでは二つの分離ネットワークへ接続できますが、ポートを増やすだけでは分離の目的を達成できません。
経路や許可ポートは、VLAN越しに複合機を使う場合の設定も参考に、情報システム担当者が設計します。

返却時は暗号化と消去を別々に確認

SSDが暗号化されていても、返却手順が不要になるわけではありません。
ボックス文書、アドレス帳、認証情報、スキャン宛先、ジョブログ、FAX転送先を対象に、利用者データの削除、本体内データの一括消去、設定初期化の範囲を確認します。
リース会社、販売店、保守会社のどこが作業するのか、作業記録や消去証明書を発行できるのかも契約前に決めておくと、返却時の責任分担が明確になります。

適する用途と向かない運用

Apeos C2360が適するのは、A3を必要としながら、速度より設置性と機能のまとまりを重視する職場です。
A4の請求書や社内文書を日常的に印刷し、ときどきA3図面や掲示物を出す事務所、カラー提案書と契約書の電子化を一台で処理したい営業拠点、受信FAXのペーパーレス化を進めたい店舗などが候補になります。

  • A4文書を中心に、A3資料も社内で出力する事業所
  • コピー、プリント、FAX、スキャンを一台へ集約したい職場
  • 有線LANを引きにくい場所で無線LANを利用したい拠点
  • 両面契約書をスキャンし、共有フォルダーやメールへ送る業務
  • ユーザー認証やプライベートプリントを利用したい共有オフィス
  • 給紙段数と原稿送り装置を業務量に合わせて選びたい職場

一方、月末に大量の帳票を短時間で出す部署、毎日まとまった部数の会議資料を連続作成する部署では、23枚/分が待ち時間につながることがあります。
冊子を頻繁に作る場合は、フィニッシャーを含む占有面積、ステープル枚数、中とじ条件まで確認が必要です。
印刷だけが中心でコピー、FAX、スキャンをほとんど使わない場合は、単機能プリンターと複合機の違いを整理すると、機能の過不足を判断しやすくなります。

商業印刷向けの厳密な色管理、長時間の大量生産、高度な用紙搬送や検品を求める用途は、一般オフィス複合機の範囲を超えます。
1,200×2,400dpiという書き込み解像度だけで、生産機と同じ品質や安定性を意味するわけではありません。
実際に使うPDF、表計算ファイル、細線図面、写真入り資料を用意し、出力結果を確かめてください。

月間枚数は現在の実績から判断する

確認した公式資料では、Apeos C2360について一律の推奨月間印刷枚数は示されていません。
根拠のない上限値を当てはめず、既設機のカウンターをカラー・モノクロ別、月別、部署別に集計します。
平均枚数が少なくても、締め日や会議前に集中するなら速度不足が起こり得ます。
反対に、出力が一日を通して分散し、スキャンやFAXの比率が高い職場なら、23枚機が適する場合があります。

他機種と比較するときの基準

Apeos C2360を他機種と比較するときは、A4ヨコの速度だけでなく、最大用紙サイズ、原稿送り方式、給紙段数、占有寸法、標準装備、保守体制を同じ条件でそろえます。
A3機とA4専用機では設置面積が違いますが、A4専用機ではA3原稿の等倍コピーやA3出力ができません。
35枚機や40枚機は集中出力に余裕が出る一方、本体価格、電源、占有面積、保守条件まで同じになるとは限りません。

比較項目 Apeos C2360で確認する内容
用紙サイズ A3まで対応
出力速度 A4ヨコはカラー・モノクロ各23枚/分
原稿読み取り PFSは110枚積載、PFS-Bは130枚積載・1パス両面対応
給紙 1段、2段、4段から選択
通信 有線LAN、USB 3.0、無線LANを標準搭載
後処理 ステープル、針なしステープル、パンチ、中とじには対応オプションが必要

比較で特に注意したいのが「両面対応」という表現です。
自動両面印刷、原稿の両面読み取り、表裏を一度に読む1パス両面同時読み取りは、それぞれ別の機能です。
Apeos C2360では末尾Bが1パス両面原稿送り装置の構成です。
両面契約書を大量に電子化するなら末尾Bの効果が見込めますが、片面原稿が中心なら通常のPFSも候補になります。

速度差はピーク時の所要時間で比較する

例えば100ページを単純に連続出力する場合でも、仕様上の枚数を割り算した時間だけで完了するとは限りません。
最初の一枚、データ処理、両面反転、画質調整、フィニッシャー処理が加わるためです。
候補機を比べるときは、普段使うファイル、両面設定、部単位印刷、ステープルの有無をそろえます。
Apeos C2360の23枚/分で業務上の締切に間に合うかを確認し、待ち時間が問題になる場合だけ上位速度帯を比較すると、過剰な構成を避けやすくなります。

本体構成・標準価格・保守

2026年9月26日に確認したメーカー価格ページでは、Apeos C2360の本体標準価格は構成により1,618,000円から2,019,000円までで、いずれも税別です。
最も低い掲載価格はModel-PFS-1T、最も高い掲載価格はModel-PFS-4T-Bです。

構成 標準価格(税別) 原稿送り方式・給紙
Model-PFS-1T 1,618,000円 通常ADF・1段
Model-PFS-1T-B 1,756,000円 1パス両面ADF・1段
Model-PFS-2T/2TS 各1,730,000円 通常ADF・2段
Model-PFS-2T-B/2TS-B 各1,869,000円 1パス両面ADF・2段
Model-PFS-4T 1,881,000円 通常ADF・4段
Model-PFS-4T-B 2,019,000円 1パス両面ADF・4段

本体の標準的な搬入設置調整料金は39,000円(税別)と掲載されています。
ただし、本体標準価格にはドラムカートリッジ、トナーカートリッジなどの消耗品やオプション商品が含まれません。
フィニッシャーなどには別途搬入料金や取付費が必要になる場合があり、離島、階段、クレーン使用などの特殊作業は別見積もりです。
契約前にメーカー公式価格ページと販売店の明細を照合してください。

実際のリース料は、標準価格を単純に月割りした金額ではありません。
値引き後の物件価格、給紙・後処理オプション、搬入作業、設定費、契約期間、料率、与信条件が関係します。
カウンター保守も、カラー・モノクロ単価、最低料金、トナーの扱い、部品・訪問費の範囲、受付時間によって総額が変わります。
用紙、ステープル針、ネットワーク変更作業まで保守に含まれるとは限りません。

見積書は費用と構成を分けて確認する

本体型番、末尾B、トレイ段数、フィニッシャー、ソフトウェア、クラウド契約、搬入設置、ネットワーク設定、保守を別行で確認します。
既存機の撤去、リース会社への返却、データ消去、ドライバー配布も自動的に含まれるとは限りません。
複数社の条件を整理する際は、複合機の見積書AI診断も利用し、本体価格だけでなく契約期間全体の支払条件を比べてください。

保守条件は単価以外も確認

保守料金を比較するときは、カウンター単価だけでなく、最低料金、対象部品、訪問可能曜日、受付時間、消耗品の配送方法、遠隔監視の有無をそろえます。
故障時の到着時刻を一律に保証できるとは限らないため、「全国対応」という表現だけで判断せず、導入先住所を担当する保守会社と連絡窓口を確認してください。

導入前に確認したいポイント

導入前は、カタログ上の機能だけでなく、設置、電源、ネットワーク、原稿、保守を現場で確認します。
Apeos C2360の電源はAC100V±10%、15A、最大消費電力は1.5kWです。
延長コードや高消費電力機器との安易な共用を前提にせず、設置担当者へ電源条件を伝えます。
搬入経路では扉、曲がり角、エレベーター、段差を測り、C2360の質量が構成により66~93kgとなることも考慮します。

  1. 出力実績:カラー・モノクロ別の月間枚数と、月末や会議前のピークを確認します。
  2. 原稿:片面中心か、両面契約書を大量に読むかで末尾Bの必要性が変わります。
  3. 給紙:A4、A3、色紙、専用帳票を同時に何種類セットするか整理します。
  4. 後処理:ステープル、針なしステープル、パンチ、中とじの用紙サイズと部数を確認します。
  5. ネットワーク:有線・無線、固定IPまたはDHCP予約、VLAN、802.1X、SMTP、SMBの条件を決めます。
  6. 端末環境:導入時点のWindows・macOS用ドライバーと業務アプリからの印刷を試します。
  7. セキュリティ:認証方式、管理者、ログ、証明書更新、返却時のデータ消去を定めます。
  8. 保守:対応地域、受付時間、訪問条件、消耗品配送、休日対応の有無を確認します。

Apeos C2360は2022年2月10日に発売されました。
2026年9月26日時点では、メーカー公式の商品・価格・仕様・サポートページが掲載され、2026年5月現在の製品カタログも公開されています。
販売終了の表示は確認できませんでしたが、希望構成の在庫や納期はWeb掲載だけでは分かりません。
販売可否、納期、保守受付条件は最新の見積もりで確認してください。

既設機から交換する場合は、プリンタードライバー、固定IP、アドレス帳、スキャン保存先、FAX番号、短縮宛先、受信転送、認証ユーザー、カウンター締日の移行計画も必要です。
切替日はコピーだけで完了とせず、各部署からの印刷、両面スキャン、メール・共有フォルダー送信、FAX送受信、認証、後処理を試験します。

導入判断のまとめ

Apeos C2360は、A3カラー出力、毎分23枚、FAX、スキャン、無線LANを一台にまとめ、設置面積を抑えたいオフィスに向きます。
大量の両面原稿を読むなら末尾B、複数種類の用紙を常設するなら4T、簡潔な構成を優先するなら1Tが候補です。
出力が特定時間へ集中する職場は上位速度機、A3を使わない職場はA4機も比較します。
最終判断では、実際の原稿と用紙でテストし、製品名、モデル末尾、給紙段数、オプション、保守条件が見積書と一致しているかを確認してください。

導入先ごとの保守体制

同じ機種でも、地域、離島、受付時間によって訪問条件は変わります。
メーカー別の保守拠点分布図も参考にしながら、実際の担当保守会社、連絡窓口、訪問可能日、消耗品配送方法を契約書で確認しましょう。
拠点分布は到着時間の保証ではないため、重要業務で使う場合は障害時の連絡手順と代替出力先も決めておく必要があります。

参考情報・出典

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仕様・価格・保守条件は構成や地域で変わります。
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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。
仕様出典:メーカー公式情報(最終確認:2026-09-26)

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