発売日未確認発売から3年未満:新機種 / 3年以上:旧機種
TASKalfa 8353ciは、大量のカラー資料とモノクロ文書を一台で高速処理したいオフィス向けのA3カラー複合機です。
A4ヨコの連続速度はモノクロ83枚/分、カラー70枚/分で、両面原稿はカラー・白黒とも毎分220ページで読み取れます。
大容量給紙、重送検知、利用者認証、保存データの暗号化、豊富な後処理オプションも特徴です。
一方、メーカー公式ページでは在庫僅少と案内され、シリーズ後継機は2026年10月2日に発売予定です。
新規導入では性能だけで決めず、新品在庫、希望オプション、保守可能期間、後継機との差を見積時に確認しましょう。
TASKalfa 8353ciの特徴
TASKalfa 8353ciの中心的な価値は、カラーとモノクロの大量出力、紙原稿の高速電子化、印刷後の仕分けや綴じを一つの流れにまとめられることです。
A4ヨコの連続複写速度はモノクロ83枚/分、カラー70枚/分です。
A3でもモノクロ41枚/分、カラー35枚/分で処理できます。
会議資料、提案書、帳票、研修教材などを決まった時刻までにまとめて用意する部署で生かしやすい性能です。
ファーストコピータイムはモノクロ4.8秒以下、カラー5.9秒以下です。
大量ジョブだけでなく、窓口で一部だけ急いで複写する場面にも配慮されています。
ただし、最高速度が高いほど常に業務が速くなるわけではありません。
出力前のデータ処理、用紙交換、仕分け、ネットワーク転送、印刷後の手作業も含めて、現在の待ち時間がどこで発生しているかを調べる必要があります。
高速出力と大容量給紙
本体には標準で4,765枚の用紙をセットでき、増設給紙カセットを含む構成では最大8,815枚まで拡張できると案内されています。
同じ紙種とサイズを複数の給紙部へ用意すると、一方が空になった際に別の給紙部へ切り替えて出力を継続できます。
空になったカセットには印刷中でも用紙を補給できるため、大部数ジョブを止めにくい設計です。
高速機が適するか判断する際は、月間枚数だけでなく、締切前の集中度、同時利用者数、カラー比率、用紙交換の回数を確認します。
一日を通して少量ずつ印刷する環境と、午前中に数千枚が集中する環境では、同じ月間枚数でも必要な性能が異なります。
業務用複合機と専用印刷設備の役割が曖昧な場合は、プロダクションプリンターと複合機の違いも確認すると、内製する印刷物の範囲を決めやすくなります。
高速スキャンと読み取りミスへの対策
両面原稿の読み取り速度は、A4ヨコ、300dpiの条件でカラー・白黒とも220ページ/分です。
原稿送り装置は用紙の重なりをセンサーで検知し、重送が起きた場合に自動停止してアラートとパネル表示で知らせます。
契約書控えや申請書を一括電子化する際に、途中のページが抜けたまま保存されるリスクを抑える機能です。
公称値は所定条件で測定された速度であり、サイズの異なる原稿、厚さや状態の違う紙、読み取り解像度、画像処理、送信先の応答速度によって完了時間は変わります。
折れ、のり、付箋、クリップが残った原稿は事前に点検し、重要文書では保存後のページ数や画像品質も確認してください。
大量処理の速さと、電子化後の完全性を両方管理することが大切です。
主要仕様と処理性能
公式仕様表にはTASKalfa 8353ciとTASKalfa 7353ciが併記されています。
連続速度やファーストコピータイムは機種別の値なので、TASKalfa 8353ciの列を確認する必要があります。
一方、形式、解像度、給紙容量、外形寸法など、両機種で共通のセルもあります。
83枚/分と70枚/分は、それぞれTASKalfa 8353ciのモノクロとカラーのA4ヨコ速度です。
| 確認項目 | TASKalfa 8353ciの仕様 |
|---|---|
| 方式 | コンソール型A3フルカラー複合機 |
| A4ヨコ連続速度 | モノクロ83枚/分、カラー70枚/分 |
| A3連続速度 | モノクロ41枚/分、カラー35枚/分 |
| ファーストコピー | モノクロ4.8秒以下、カラー5.9秒以下 |
| 両面読み取り | カラー・白黒220ページ/分(A4ヨコ、300dpi) |
| 標準給紙容量 | 550枚カセット×2段、1,750枚デッキ×2列、165枚手差し(64g/㎡) |
| 外形寸法 | 幅685×奥行822×高さ1,234mm |
| 質量 | 約182kg(トナーコンテナを除く) |
用紙サイズ・坪量・解像度
読み取り解像度は600dpi×600dpi、書き込み解像度は1,200dpi×1,200dpiです。
カセットはA3からA5タテ、フロントデッキはA4とB5、手差しはA3からA6タテに対応します。
手差しでは304.8×1,219.2mmの長尺紙も扱えますが、コピー時の原稿サイズは最大A3です。
対応坪量はカセットとデッキが60~256g/㎡、手差しが60~300g/㎡、両面印刷が60~256g/㎡です。
普通紙のほか、再生紙、コート紙、厚紙、薄紙、ラベル紙、OHP、タブ紙、バナー紙、封筒が仕様に挙げられています。
ただし、対応範囲内でも紙の表面加工、目方向、保管時の湿度によって搬送や定着は変わります。
特殊紙を継続利用する場合は、現物による通紙テストと用紙設定の確認が必要です。
設置場所と電源条件
本体寸法は幅685×奥行822×高さ1,234mmですが、手差しトレイ使用時の占有寸法は幅1,015×奥行822mmです。
PF-7130、PF-730(B)またはPF-740(B)、DF-7130を含むフルシステムでは幅2,115×奥行822mmとなります。
本体幅だけで設置場所を決めると、手差し操作、排紙回収、用紙補給、保守作業に必要な空間が不足するおそれがあります。
本体質量はトナーコンテナを除いて約182kgです。
搬入口、エレベーター、廊下、曲がり角、段差、床の耐荷重を事前に確認してください。
電源はAC100V、15A+7.5A、最大消費電力は2,000W以下です。
一般的なコンセント一口でよいと自己判断せず、販売会社や設置担当者に電源回路とアースの条件を確認します。
機器周辺の通路、放熱、騒音、補給品の保管場所まで含めて配置を設計すると運用しやすくなります。
操作性とネットワーク・スキャン連携
TASKalfa 8353ciは10.1インチのワイドタッチパネルを搭載しています。
画面の切り替えはスワイプ、プレビューの拡大はピンチアウト、ソフトテンキーの移動はドラッグで操作できます。
リセット、ストップ、スタートは見分けやすい色の物理ボタンとして配置され、動作中は青、エラー時は赤のお知らせランプが点灯します。
よく使う処理はプログラムボタンへ登録できます。
小冊子、伝票コピー、定型スキャンなど、複数の設定を毎回入力する作業では、呼び出し手順を統一することで操作時間と設定漏れを抑えられます。
ユーザー認証と組み合わせると、利用者ごとの言語や初期画面を設定できるため、複数部門や多言語環境で共用する場合にも役立ちます。
保存形式と文書電子化
スキャンの出力形式はTIFF、JPEG、XPS、Open XPS、PDF、高圧縮PDF、サーチャブルPDF、MS Office fileなどです。
送信方式はSMB、SMTP、FTP、FTP over SSL、USB、TWAIN Driver、WSD-Scanに対応します。
白紙ページのスキップやファイル分割も利用できるため、紙資料を部署別、案件別、日付別に整理する工程を短縮できます。
電子化では、読み取れることだけでなく、ファイル名、保存先、アクセス権、検索方法、原本の保管期間を先に決めることが重要です。
共有フォルダーへ送信する場合は、保存先アカウントのパスワード変更や端末側のセキュリティーポリシーが接続に影響します。
運用手順を整える際は、パソコンのパスワード変更後にスキャンできない場合の確認点も参考になります。
有線・無線・モバイル接続
標準の有線ネットワークは1000Base-T、100Base-TX、10Base-Tに対応します。
無線LANとWi-Fi Directはオプションです。
対応オプションを加えると、有線LANと無線LANを同時に使い、事務系、基幹系、一時利用のWi-Fi印刷などを一台へ接続できます。
NFCタグは標準搭載され、対応する無線オプションとの構成では、NFC対応Android端末を使ってWi-Fi Direct接続を開始できます。
AirPrint、Mopria Print Service、KYOCERA Mobile Printにも対応します。
複数経路へ接続できることと、組織のセキュリティー要件を満たすことは別問題です。
VLAN、ルーティング、利用を許可するプロトコル、管理画面へ到達できる端末、無線接続の認証方式を情報システム担当者が確認してください。
ネットワークを分ける構成では、複合機を2つのネットワークで共有する際の考え方も確認しておくと設計条件を整理しやすくなります。
セキュリティー機能と管理
複合機には印刷ジョブ、スキャン画像、アドレス帳、認証情報などが集まります。
TASKalfa 8353ciは、本体のユーザーリストを使うローカル認証に加え、LDAPやActive Directoryなどの認証サーバーを使うネットワーク認証を標準でサポートします。
IDとパスワードによる認証のほか、対応するカード認証キットやカードリーダーを含む構成ではIDカードも利用できます。
認証機能が搭載されていても、設置しただけで組織の規程を満たすわけではありません。
利用者、機器管理者、ネットワーク管理者、保守担当者の権限を分け、初期の管理者認証情報を変更し、不要なプロトコルや外部インターフェースを停止します。
部門管理機能では、部門別の利用枚数集計、上限設定、機能の許可や禁止も行えます。
本体内データとファームウェアの保護
コピーやスキャンデータ、印刷ジョブなど、本体へ一時保存されたデータは処理終了後に上書き消去されます。
アドレス帳や認証情報など本体に保持されるデータは記録時に暗号化され、暗号化鍵は外部からアクセスできないセキュリティーチップへ保存する設計です。
起動時と稼働中にはファームウェアの正当性を検証し、不正な改ざんを検知した場合は起動を停止します。
IPフィルターを使い、接続を許可する送信元を制限することも可能です。
これらの機能は、適切な設定と更新があって初めて効果を発揮します。
導入時には管理画面へ接続できるネットワーク、ファームウェア更新の担当者、更新前後の動作確認、障害発生時の連絡先を決めてください。
USBメモリーを業務で使わない場合は、ポート利用の制限も検討対象です。
放置印刷と誤送信を減らす運用
ユーザーボックスにはパスワードを設定でき、ジョブボックスを使った出力では、利用者が機器の前で操作してから文書を印刷する運用が可能です。
別売アプリケーションを利用するサーバーレス認証印刷も用意されています。
機密文書を出力トレイへ長時間放置しないためには、認証方式、対象部署、印刷データの保管時間を組織のルールとして決める必要があります。
FAXは標準搭載ではなくFAX System 12が必要です。
番号の再入力や送信前確認などを適切に設定し、宛先登録の権限と送信履歴の点検方法も定めます。
機器側の対策だけで情報流出を完全に防げるわけではありません。
入退室管理、紙文書の回収、不要書類の廃棄、退職者アカウントの削除と組み合わせて運用してください。
適する用途と導入規模
TASKalfa 8353ciが適するのは、印刷速度だけでなく、給紙、読み取り、仕分け、綴じまでを継続的に使う拠点です。
例えば、本部の共用出力機、大学や研修施設の教材作成、物流・小売本部の帳票処理、企業内の集中印刷部門、紙文書をまとめて電子化する部署が候補になります。
反対に、一日の出力が少ない小規模事業所、A4文書が中心の拠点、卓上設置が必要な環境では、本体寸法、電源、導入費、保守体制に対して過剰になる場合があります。
導入規模を従業員数だけで判断せず、ピーク時間帯の部数、待ち行列、原稿の種類、印刷後の作業時間を測りましょう。
大量資料・帳票・紙文書の処理
標準4,765枚の給紙容量は、A4普通紙を大量に出力しながら、A3資料、表紙、色紙などを使い分ける運用に向きます。
両面220ページ/分のスキャンと重送検知は、日々まとまって発生する申請書、納品書、契約書控えなどを電子化する部署で生かしやすい機能です。
部門ごとの利用枚数を集計できるため、共用機として運用状況を把握する用途にも対応します。
実際の処理時間は、原稿のサイズ混在、読取解像度、OCRなどの画像処理、ネットワーク負荷、保存先サーバーの応答で変わります。
既存業務を再現した印刷データと紙原稿を用意し、印刷開始から仕分け完了まで、または読み取り開始から保存確認までを通してテストしてください。
最高速度の比較だけでは見えない作業上の差を確認できます。
冊子や配布物の内製
フィニッシャー、中折りユニット、パンチユニットなどを組み合わせると、仕分け、ステープル、穴あけ、中折り、三つ折りを機器側で処理できます。
DF-7130は最大4,000枚の積載と、64g/㎡の用紙で最大100枚のステープルに対応します。
実際の上限は用紙サイズ、坪量、装着する中折りユニットなどの条件で変わります。
会議資料、研修テキスト、社内報、案内状など、印刷後の丁合や綴じが負担になっている組織では後処理の自動化が有効です。
ただし、冊子を作れることと、断裁、塗り足し、厳密な色管理を伴う商業印刷を常に再現できることは同じではありません。
成果物の仕様に応じて印刷会社との分担も検討してください。
加工方法の基礎は複合機で製本するときのポイントで確認できます。
近接機種・後継機との比較
似た名称でも、カラー速度、モノクロ速度、発売世代は異なります。
TASKalfa 8353ciは「ci」までが正式な機種名であり、TASKalfa 7353ciやモノクロ機のTASKalfa 9003iとは別機種です。
また、京セラは2026年9月1日、TASKalfa 8353ciシリーズの後継としてTASKalfa MZ8500ciとTASKalfa MZ7500ciを発表しました。
発売予定日は2026年10月2日です。
| 候補 | A4ヨコ連続速度 | 比較の焦点 |
|---|---|---|
| TASKalfa 8353ci | モノクロ83枚/分、カラー70枚/分 | 在庫、既存環境との互換、保守とオプション供給 |
| TASKalfa 7353ci | モノクロ73枚/分、カラー65枚/分 | 必要速度と構成、見積条件 |
| TASKalfa MZ8500ci | モノクロ85枚/分、カラー75枚/分 | 新世代機能、供給期間、総費用 |
| TASKalfa MZ7500ci | モノクロ75枚/分、カラー70枚/分 | カラー速度を維持しつつ必要なモノクロ性能 |
在庫僅少機と後継機をどう選ぶか
2026年9月26日時点で、メーカー公式の商品ページにはTASKalfa 8353ciシリーズが「在庫僅少」と表示されています。
生産終了品と断定できる表示ではありませんが、新規調達では販売終盤の製品として扱い、新品在庫、納期、本体とオプションの供給、保守受付期間を見積書や提案書で確認すべき状況です。
後継シリーズは、画質、スキャン、セキュリティー、クラウド連携などを強化した機種として発表されています。
TASKalfa 8353ciの導入価格が有利でも、使用予定年数を通した部品供給や更新対応まで含めると後継機が適する場合があります。
候補を絞る際は、TASKalfa 7353ci、TASKalfa MZ8500ci、TASKalfa MZ7500ciも並べ、必要速度、供給時期、構成、保守条件を比較しましょう。
カラー出力が不要な場合の比較
カラー出力をほとんど使わず、帳票や契約書のモノクロ処理が中心なら、高速カラー機を選ぶ必要性は下がります。
同世代のモノクロ高速機であるTASKalfa 9003iなども比較対象になります。
ただし、名称の数字だけで速度や仕様を読み替えてはいけません。
カラー対応、給紙、読み取り、後処理、電源、消耗品を機種ごとの資料で確認します。
カラー比率は担当者の印象ではなく、既存機のカウンターや請求書から把握してください。
通常はモノクロ中心でも、提案書や販促資料を締切直前に大量出力するならカラー高速機を導入する意味があります。
反対に、カラー印刷を外注できる場合は、モノクロ高速機と小型カラー機へ役割を分ける方法もあります。
利用実績に基づいて必要な機能へ費用を配分することが重要です。
オプション構成と価格の考え方
メーカー公式ページに掲載されているTASKalfa 8353ciの希望小売価格は4,030,000円(税別)です。
2020年の発売資料に記載された当初の希望小売価格3,480,000円(税別)とは異なるため、公開時点の商品ページの価格を基準にしています。
実際の導入総額は、本体だけでなく、FAX、給紙、排紙、認証、搬入、設定、保守などの条件で変わります。
リース月額は、本体価格へ単純に一定の料率を掛ければ確定するものではありません。
機器構成、契約期間、審査、搬入条件などで見積が変わります。
保守料金も印刷量、カラー比率、訪問条件、トナーや部品の扱いによって異なるため、根拠のない月額やカウンター単価で判断しないことが大切です。
業務から逆算するオプション選び
- FAX:FAX System 12が必要です。2枚装着する構成ではマルチポートFAXに対応します。
- 追加給紙:用紙サイズ、必要枚数、組み合わせ条件を確認します。PF-730(B)やPF-740(B)には装着条件があります。
- 大量排紙:DF-7130などのフィニッシャーは、積載枚数、ステープル枚数、対応用紙を確認します。
- 冊子・折り:中折りユニットは対応フィニッシャーとの組み合わせ、折り枚数、用紙条件を確認します。
- 認証:カード認証キットとカードリーダーのほか、既存カードや認証基盤との適合を確認します。
- 無線接続:無線LANやWi-Fi Directに必要なインターフェースを構成へ含めます。
オプションは「いつか使うかもしれない」ではなく、利用者、頻度、部数、用紙、完成形から選びます。
在庫僅少機では、将来の後付けを想定する場合も対象オプションの供給可否を事前に確認してください。
見積書で分けて確認する費用
見積では、本体・オプション代、搬入設置費、ネットワーク設定費、リース料、カウンター保守、用紙やステープル針などの消耗品を分けて確認します。
カウンター保守にトナー、感光体、定着部品、訪問作業がどこまで含まれるか、カラーとモノクロの判定方法、最低利用料金、対象地域外への移設時の扱いも確認しましょう。
比較の入口には複合機料金シミュレーターを利用できますが、最終判断は販売会社が提示する実際の見積条件が基準です。
既に提案を受けている場合は、複合機の見積書AI診断も使い、構成品、契約期間、保守範囲、別途費用の抜けを整理すると比較しやすくなります。
総額だけでなく、同じ構成と条件へそろえて比較することが重要です。
導入前に確認したいこと
TASKalfa 8353ciは処理能力の高い機種ですが、2026年9月26日時点では在庫僅少で、後継機の発売直前です。
導入の可否は性能だけでなく、新品在庫、希望オプション、保守可能期間、搬入条件、既存システムとの接続をそろえて判断してください。
中古機や再生機の提案を受ける場合は、新品と同じ条件だと思わず、製造番号、総カウンター、カラーとモノクロの内訳、保守履歴、主要部品の交換履歴、付属オプション、保証主体を確認します。
本体だけを安く調達できても、希望するフィニッシャーや認証機器がそろわない、設置地域で保守を受けられないといった可能性があります。
契約前チェックリスト
- 見積の機種名が末尾まで「TASKalfa 8353ci」になっているか確認します。
- 新品、未使用在庫、再生機、中古機のどれかを書面で確認します。
- 本体、給紙部、フィニッシャー、FAX、無線、認証機器の品番を確定します。
- 幅685×奥行822×高さ1,234mmの本体と、使用時・保守時の空間を確保します。
- 約182kgの本体を搬入できる経路、エレベーター、床条件を確認します。
- AC100V、15A+7.5Aの電源とアース条件を設置担当者へ確認します。
- 利用するOS、基幹システム、プリンタードライバー、スキャン保存先との適合を試します。
- 保守受付期間、部品・トナー供給、障害受付時間、代替対応を確認します。
- 後継機を含む複数案で、契約期間全体の支払額と運用費を比較します。
公式カタログでは、補修用性能部品の最低保有期間を複写機の製造中止後7年間としています。
ただし、個別契約の保守期間や全オプションの供給を一律に保証する記載ではありません。
実際の導入時点で、本体と構成品の対応を販売会社へ確認してください。
設置後と入れ替え時まで設計する
設置日までに固定IPまたはDHCP予約、印刷ポート、スキャン送信先、SMTPやSMBの認証、利用者権限を決めます。
複合機のIPアドレスが変わると、印刷、スキャン、管理画面への接続に影響します。
ネットワーク担当者と方式をそろえる際は、固定IPとDHCP予約の違いも参考になります。
認証を利用する場合は、入社、異動、退職に伴うアカウント管理も運用へ含めます。
導入後は、用紙設定、画質、紙詰まりだけでなく、証明書の期限、ファームウェア、アドレス帳、利用ログ、保存文書の保管期限も定期点検の対象です。
入れ替え、返却、廃棄時には、本体内データの消去方法、消去作業の担当者、証明書を発行できるかを保守会社へ確認します。
世代移行期のTASKalfa 8353ciでは、導入時だけでなく契約満了時までを見据えた保守と撤去の条件が、安定運用の重要な判断材料になります。
参考情報・出典
仕様・価格・保守条件は構成や地域で変わります。
正式な条件は最新の見積書をご確認ください。
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