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ムラテック

MFX-C7255

仕様・向いている会社・導入費用の考え方を、複合機のプロが実務目線で解説します。

MFX-C7255
最大用紙サイズA3
カラー対応フルカラー
印刷速度25枚/分
発売日2025-04
希望小売価格(税別)1,505,000円(税別、本体標準価格。原稿送り装置、FAXキット、デスク/キャビネット、消耗品等は含まず)

新機種発売から3年未満:新機種 / 3年以上:旧機種

MFX-C7255は、カラー・モノクロともA4ヨコ毎分25枚で出力できる、ムラテックのA3フルカラーデジタル複合機です。
大量出力に特化した最上位機ではなく、日常的なコピー、プリント、紙文書の電子化を一台にまとめたい中小規模事業所に合わせやすいモデルです。
10.1インチのタッチパネル、256GB SSD、豊富なスキャン先を備え、原稿送り装置やFAX、給紙キャビネット、文書管理機能は業務に応じて構成できます。
本記事では対象機種の列とオプション条件を分け、価格、保守、シリーズ差まで具体的に整理します。

MFX-C7255の特徴

MFX-C7255は、MFX-C7365、MFX-C7305と共通のプラットフォームを使うシリーズの25枚機です。
ムラテックの発売資料では、3機種を2025年4月下旬から順次発売すると案内しています。
日単位の発売日は公表資料から確認できないため、本記事では2025年4月発売モデルとして扱います。

対象機種の中心的な特徴は、A3カラー対応、毎分25枚の出力速度、10.1インチ大型タッチパネル、標準8GBメモリー、標準256GB SSDです。
シリーズ上位機との差は主に出力速度であり、MFX-C7255は短時間に極端な量を処理する用途より、総務、営業、受付、管理部門などが日常的に共有する使い方に適しています。

  • カラーとモノクロの速度はいずれもA4ヨコで毎分25枚です。
  • A3原稿の読み取りとA3用紙へのコピー・プリントに対応します。
  • 操作画面は基本機能中心のベーシックスタイルと、詳細設定を扱えるクラシックスタイルを選べます。
  • FAX、原稿送り装置、増設給紙、仕上げ装置などは構成確認が必要です。

待ち時間を抑えやすい基本性能

主電源を入れてからのウォームアップタイムは、カラー・モノクロとも11秒以内です。
MFX-C7255のファーストコピータイムは、A4ヨコ、等倍、1段目カセット、原稿ガラス読み取りという測定条件でカラー6.9秒以下、モノクロ5.2秒以下です。
少量の見積書や社内資料を都度出力する職場では、連続速度だけでなく、最初の1枚が出るまでの時間も使い勝手に影響します。

コピーには両面、小冊子、2・4・8ページ集約、カードコピー、白紙原稿除去、下地除去、サンプルコピーなどが用意されています。
単純な複写に限らず、会議資料のページ削減や、カード両面の集約といった日常業務を本体で処理できます。

本体だけでは業務構成が完成しない点に注意

本体標準価格だけを見て「FAX付きでそのまま使える価格」と判断しないことが重要です。
メーカーの発売資料では、本体に原稿送り装置、FAXキット、デスクまたは給紙キャビネットが含まれないと明記されています。
床置きで複数ページを連続スキャンし、電話回線FAXも利用する一般的な構成では、これらを加えた見積もりが必要です。

反対に、FAXを使わず、スキャンとネットワークプリントが中心なら、不要な装備を外して構成を整理できます。
MFX-C7255は固定された完成セットではなく、原稿量、給紙量、FAX回線、認証、後処理を確認して組み上げる機種だと理解すると選定しやすくなります。

主要仕様と用紙対応

メーカー公式の仕様・価格ページでMFX-C7255の列を確認すると、カラー・モノクロのA4ヨコ連続複写速度は25枚/分です。
B4は17枚/分、A3は15枚/分であり、用紙サイズが大きくなると速度条件も変わります。
「25枚機」という表現はA4ヨコの値で、すべての用紙が同じ速度になる意味ではありません。

項目 MFX-C7255の確認値
方式 A3フルカラーデジタル複合機
A4ヨコ連続速度 カラー・モノクロとも25枚/分
B4連続速度 17枚/分
A3連続速度 15枚/分
メモリー 8GB
SSD 標準256GB、最大1TBはオプション
読み取り解像度 600dpi×600dpi
電源 AC100V・15A、50/60Hz

カセットと手差しで扱える用紙

カセットではSRA3、A3、B4、A4などを扱えます。
対応するカセットが限定されるサイズや、用紙条件が付くはがき・封筒もあるため、使用頻度が高い用紙は事前確認が必要です。
手差しトレイはSRA3からA6、はがき、封筒、インデックス紙、不定形紙に加え、プリント時には幅90~297mm、長さ457.3~1,200mmの長尺紙にも対応します。

用紙坪量はカセットが52~256g/m²、手差しが60~300g/m²です。
ただし、210g/m²以上では十分な画質を得られない場合があり、用紙種類によって正しく印刷できないことがあります。
インクジェット専用紙には対応していません。
名刺用紙、ラベル紙、加工紙などを常用する場合は、坪量だけで可否を決めず、用紙銘柄と通紙方向を販売店へ提示してください。

給紙容量と設置寸法

2段モデルは600枚カセット2段と165枚手差し、4段モデルはこれに570枚カセット2段を加える構成です。
いずれも64g/m²紙での値なので、厚い用紙では実際にセットできる枚数が減ります。
給紙量は月間出力枚数だけでなく、A4、A3、色紙、裏紙などを同時に何種類常備するかで選ぶと、用紙交換の手間を判断しやすくなります。

2段・4段モデルの大きさは幅615mm×奥行き688mm×高さ1,152mmです。
手差し補助トレイを開いた機械占有寸法は幅937mm×奥行き688mmで、質量は構成により約114kgまたは約117kgです。
カタログの数値は公式製品カタログでも確認できます。
搬入経路では本体寸法だけでなく、梱包、扉、段差、エレベーター、作業スペースも確認します。

操作性と文書連携

MFX-C7255は10.1インチのWSVGA TFT液晶と静電式タッチパネルを搭載しています。
よく使う基本機能をカード型で選ぶベーシックスタイルと、詳細な応用設定を扱うクラシックスタイルを使い分けられます。
ホーム画面にはフォルダーを作り、コピーやFAXなどの機能ボタンを部門・用途ごとにまとめられるため、利用者が多い共有機でも操作経路を整理できます。

紙文書の電子化では、E-mail、SMB共有フォルダー、FTP、WebDAV、USBメモリー、本体ボックスなどへ送信・保存できます。
出力形式はTIFF、JPEG、PDF、コンパクトPDF、XPSなどに対応し、OOXMLやサーチャブルPDFの一部機能にはオプション条件があります。
保存先とファイル形式を先に決めておけば、導入時に宛先表やワンタッチ設定を業務別に設計できます。

原稿送り装置は2種類から選択

原稿送り装置は、自動両面同時読取り原稿送り装置と自動両面原稿送り装置の選択式です。
どちらも最大A3、最大140枚の原稿積載に対応しますが、両面処理の方式と速度が異なります。
同時読取り型は、A4ヨコ、200dpiのスキャンでカラー・モノクロとも両面200ページ/分、300dpiでは160ページ/分です。
これらは同時読取り装置を使用した条件であり、本体単独やもう一方の原稿送り装置の値ではありません。

契約書、申込書、請求書など両面原稿をまとめて電子化するなら、同時読取り型の効果が出やすくなります。
片面原稿が中心でスキャン量が少なければ、価格差も含めて標準的な自動両面原稿送り装置を検討できます。
重送検知は同時読取り型に標準搭載されるため、重要書類の読み飛ばしを抑えたい場合も選択理由になります。

FAXとInformation server 5Xの位置付け

一般電話回線を使うG3 FAXやPC-FAXを利用するには、オプションのFAXキットが必要です。
インターネットFAX機能もありますが、Direct SMTPやIPファクスには追加条件があります。
名称だけで「すべて標準」と判断せず、現在の回線種別、番号数、受信後の配信方法を見積依頼時に伝えてください。

オプションのInformation server 5Xを組み合わせると、スキャン文書の共有や、受信FAXを条件に従って文書ボックス、E-mail、共有フォルダーなどへ自動配信できます。
ただし、FAX文書を扱うにはFAXキットが必要で、Information server 5X装着時は本体のユーザー認証・部門管理機能を利用できません。
文書配信と利用者認証のどちらを優先するかは、構成決定前の重要な分岐点です。

セキュリティー機能と管理方法

ネットワーク複合機は、印刷物だけでなく、宛先表、スキャンデータ、一時保存データにも関わる情報機器です。
MFX-C7255は暗号化機能付きSSDを採用し、保存データを常時暗号化します。
本体にはユーザー認証機能があり、機能ごとの利用制限や、個人別・部門別の出力枚数管理に利用できます。

認証を導入する目的は、単にログイン操作を増やすことではありません。
カラー出力を許可する部門、スキャン送信を利用できる人、FAX宛先を登録できる管理者など、実際の権限設計と結び付ける必要があります。
社員証を使う運用では、オプションのICカード認証装置と取付部材が必要です。
指静脈認証にも対応しますが、こちらも認証装置とワーキングテーブルが必要になります。

標準機能とオプションを分ける

SSD暗号化と本体認証を基礎にし、必要に応じてICカード認証、指静脈認証、セキュリティーキット、ウイルススキャン機能を追加する考え方です。
Bitdefenderのスキャンエンジンを利用するウイルススキャンは、i-Option LK-116とインターネット環境が必要で、標準搭載機能ではありません。
オプションを導入しても、定義ファイル更新や管理者への通知先が未設定では十分に活用できません。

また、Information server 5Xと本体のユーザー認証・部門管理は同時利用できないという構成上の制約があります。
ペーパーレスFAXを優先してInformation server 5Xを選ぶのか、個人認証と部門別集計を優先するのかを先に決めましょう。
詳細機能と必要品は公式カタログの対応関係を見ながら販売店と照合するのが安全です。

導入時に決めておきたい運用ルール

  1. 管理者用パスワードを初期値のまま運用せず、担当者と保管方法を決めます。
  2. 不要な通信機能や送信先を有効にせず、社内ネットワークの方針に合わせます。
  3. 共有フォルダー、SMTP、LDAPなどの認証情報を誰が更新するか決めます。
  4. 廃棄・返却・入れ替え時のデータ消去方法と証明の要否を契約前に確認します。
  5. アドレス帳変更、ファームウェア更新、障害通知を担当する窓口を明確にします。

セキュリティー機能の有無だけで安全性が決まるわけではありません。
利用者登録、退職者の削除、ネットワーク分離、ログ確認、紙の取り忘れ対策まで含めて運用します。
機密文書が多い職場では、認証後に出力する運用が可能か、カード紛失時に即時停止できるかも確認してください。

MFX-C7255が適する用途

MFX-C7255は、A4文書を中心に、ときどきA3資料も出力する事業所に合わせやすい機種です。
毎分25枚は、少量から中程度のジョブを複数部門で共有する場面で扱いやすい速度帯です。
見積書、提案資料、社内帳票、掲示物、図表をカラーで出し、契約書や請求書をスキャンするような日常業務を一台へ集約できます。

一方、毎朝まとまった大量ジョブが集中する職場、連続して多数部の会議資料を出す拠点、出力待ちが売上や窓口処理に直結する環境では、25枚機で十分かを実測に近い条件で検討すべきです。
月間枚数だけでなく、最も混雑する30分間の出力ページ数、カラー比率、両面比率、A3比率を確認すると、速度不足を見抜きやすくなります。

総務・営業・受付での使い方

総務部門では社内通知、申請書、請求関連文書の出力とスキャン、営業部門では提案資料や見積書のカラー出力、受付ではカードコピーなどに活用できます。
ベーシックスタイルに頻用機能を集めれば、複雑な設定を毎回探す負担を減らせます。
応用設定を使う担当者はクラシックスタイルを選べるため、利用者の習熟度が混在する職場にも対応しやすい設計です。

複数拠点へ同じ設定を展開する場合は、画面配置、アドレス帳、スキャン命名規則、ドライバー初期値を統一すると問い合わせを減らせます。
カラーを自動判定にするか、原則モノクロにするか、両面を初期値にするかといった設定は、業務効率とカウント料金の両方に影響します。

向かない可能性があるケース

25枚/分を大きく超える処理能力が必要な高頻度出力拠点では、同シリーズ上位機または別の高速機が候補になります。
また、特殊紙を常用する印刷制作業務では、対応坪量内でも画質、定着、カール、後加工との相性を確認しなければなりません。
カタログ上の対応サイズだけで商用印刷向けと判断する機種ではありません。

卓上設置を前提とする小規模スペースにも注意が必要です。
本機はデスクトップ/コンソール型とされていますが、実用構成では専用デスクまたは給紙キャビネットを組み合わせる床置き運用が中心です。
約114kg以上の構成になるため、移動を頻繁に行う使い方にも向きません。
印刷量が極端に少ない場合は、本体価格、設置面積、保守基本料金を含め、より小型の機種も比較してください。

同シリーズと他候補の比較

MFX-C7255、MFX-C7305、MFX-C7365は、基本仕様表を共有する同一シリーズです。
選定時に最も分かりやすい差はA4ヨコの連続速度と本体標準価格です。
MFX-C7255は25枚/分で1,505,000円、MFX-C7305は30枚/分で1,679,000円、MFX-C7365は36枚/分で1,930,000円で、いずれも税別です。

機種 A4ヨコ速度 本体標準価格(税別)
MFX-C7255 25枚/分 1,505,000円
MFX-C7305 30枚/分 1,679,000円
MFX-C7365 36枚/分 1,930,000円

本体価格には原稿送り装置、FAXキット、デスクまたは給紙キャビネットが含まれません。
したがって、最終的な比較は同じ原稿送り装置、同じ給紙段数、同じFAX・認証・フィニッシャー条件にそろえて行います。

同シリーズで速度を選ぶ基準

現在の出力が分散しており、長い待ち行列が発生しないならMFX-C7255が候補です。
ピーク時のジョブ集中を短くしたい場合はMFX-C7305、さらに速度を優先する場合はMFX-C7365の個別情報も確認してください。
単純な月間枚数だけでなく、1ジョブ当たりのページ数と同時利用者数を比較材料にします。

例えば、月間枚数が同じでも、1日を通して少しずつ出す職場と、始業直後に大量出力が集中する職場では必要速度が異なります。
上位機との差額と、社員が待つ時間をどこまで短縮できるかを並べると判断しやすくなります。
スキャン速度は選択する原稿送り装置にも左右されるため、印刷速度とは別項目として評価します。

メーカーをまたいで比較する場合

相見積もりでは、ムラテックの3機種だけでなく、他社のA3カラー複合機も同一条件で比較します。
キヤノン系ではimageRUNNER ADVANCE DX C5840FやimageRUNNER ADVANCE DX C5850F、シャープ系ではBP-51C45やBP-51C55の個別ページを確認できます。

比較表には、本体と必須オプション、搬入設置、ドライバー設定、保守基本料金、カラー・モノクロのカウント条件、契約年数、返却条件を入れます。
機種名に含まれる数字だけで性能を判断せず、A4速度、A3速度、スキャン条件、給紙、後処理、認証、保守範囲をそろえることが大切です。

構成・価格と保守費用

MFX-C7255の本体標準価格は1,505,000円(税別)です。
この金額にはトナー、ドラムユニット、現像ユニットなどの消耗品・関連商品が含まれず、発売資料では原稿送り装置、FAXキット、デスク/キャビネットも本体に含まれないとされています。
必要な装備を足したシステム価格で予算を組む必要があります。

代表構成 含まれる主な機器 MFX-C7255価格(税別)
2段標準モデル 自動両面原稿送り装置、本体、専用デスク、FAXキット 1,855,000円
2段Isモデル 2段標準モデル+Information server 5X 2,079,000円
4段標準モデル 自動両面原稿送り装置、本体、2段給紙キャビネット、FAXキット 1,955,000円
4段Isモデル 4段標準モデル+Information server 5X 2,179,000円

上表は自動両面同時読取り装置やフィニッシャーを追加した価格ではありません。
搬入・設置説明費、ソフトウェアの追加設定、特殊搬入なども別条件です。

リース見積もりでそろえる条件

月額リース料は、機器総額、契約期間、料率、審査条件、保守契約をどこまで含めるかによって変わります。
そのため、本体標準価格から根拠のない月額を作ることはできません。
比較時は、同じ構成と契約期間で、本体、原稿送り装置、給紙、FAX、認証、フィニッシャー、搬入、設定の範囲をそろえてください。

  • 契約満了後の所有権と返却費用
  • 中途解約時の扱いと移設時の連絡手順
  • パソコン何台までのドライバー設定を含むか
  • 階段、時間指定、遠隔地などの追加搬入条件
  • ネットワークやスキャン宛先の再設定が保守対象か

「月額が安い」という一点だけでなく、必要装備の抜けや初期設定費の後出しがないかを確認します。
増設SSDのように本体購入時のみ装着でき、後日追加できないオプションもあるため、将来の運用も見積段階で伝えましょう。

メーカー掲載のトータルサービス条件

メーカー公式の保守サービスページでは、MFX-C7255のトータルサービス基本料金を月額3,000円、いずれも税別として掲載しています。
月間カウント1~1,000の掲載単価は、フルカラーコピー40円、フルカラープリント35円、単色・2色カラー25円、モノクロ8円です。
出力帯が増えると掲載単価は段階的に変わります。

基本料金は各モードの月間カウント料金合計が基本料金に満たない場合に適用されます。
両面は片面ごとにカウントされ、457mm以上の長尺紙は2~4カウントです。
掲載条件ではトナー、ドラム・現像ユニット、部品交換、調整、保守サービスが含まれますが、用紙は含まれません。
実際の契約は販売店、地域、契約内容で確認し、掲載価格だけで最終費用を確定しないでください。

導入前に確認するポイント

MFX-C7255を導入する前に、仕様の適合だけでなく、設置、ネットワーク、契約、保守の担当範囲を確認します。
本体の電源はAC100V・15Aです。
たこ足配線を前提にせず、販売店の設置条件に合う電源を用意します。
温度10~30℃、相対湿度15~85%RHという動作環境条件があり、直射日光、空調の風、結露、粉じんの影響も避けます。

設置場所には本体寸法に加え、手差しトレイ、カセットの引き出し、原稿送り装置の開閉、トナー交換、保守作業の空間が必要です。
フィニッシャーを付ければ横幅も変わります。
搬入当日に入らない事態を避けるため、入口、廊下、曲がり角、段差、エレベーター、床荷重を事前調査の対象にしてください。

ネットワークとクライアント環境

有線LANは10Base-T、100Base-TX、1000Base-Tに対応し、無線LANはオプションです。
プリンター機能はPCL5e/c互換、PCL6互換、PostScript 3互換、XPSを扱い、仕様ページにはWindows 11やWindows Server 2025などの対応が掲載されています。
ただし、OS、アプリケーション、ドライバーは更新されるため、導入時点の最新版と社内端末の組み合わせを販売店またはメーカー情報で再確認します。

スキャンではSMB、SMTP、FTP、WebDAVなどを利用できますが、サーバーやクラウド側の認証方式、暗号化要件、ファイアウォールによって設定可否が変わります。
共有フォルダーの保存先、送信用メールアカウント、固定IPアドレス、DNS、時刻同期、証明書を誰が準備するかを決めておくと設置作業が円滑です。
無線接続が必要なら、オプション、周波数帯、社内認証方式を先に照合します。

最終チェックリスト

  1. ピーク時のA4・A3出力枚数に毎分25枚機が合うか確認します。
  2. 通常型と同時読取り型のどちらの原稿送り装置が必要か決めます。
  3. FAX回線数、PC-FAX、受信後の転送・保存方法を整理します。
  4. 2段と4段の給紙構成、常備する用紙サイズ、特殊紙を決めます。
  5. 認証運用とInformation server 5Xの排他条件を確認します。
  6. 本体、オプション、搬入、設定、保守を同一条件で見積もります。
  7. 保守受付時間、訪問地域、消耗品配送、代替対応の条件を確認します。
  8. 契約終了時の返却、データ消去、撤去費用を確認します。

MFX-C7255は、A3カラー、毎分25枚、充実したスキャン先を必要とする中小規模事業所に検討しやすい機種です。
ただし、使い勝手と総費用はオプション構成に大きく左右されます。
現在の印刷・スキャン・FAXの量を数値化し、必要機能だけを選び、同じ条件で他機種と比較することが導入後のずれを防ぐ近道です。

参考情報・出典

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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。
仕様出典:メーカー公式情報(最終確認:2026-09-29)

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