新機種発売から3年未満:新機種 / 3年以上:旧機種
e-STUDIO 2021AC Plusは、カラー・モノクロともA4ヨコ毎分20枚で出力できるA3フルカラー複合機です。
日常的な帳票や会議資料を印刷しながら、紙文書の電子化も進めたい小規模・中規模オフィスに適しています。
OCR、e-BRIDGE Plus for Zone OCR、Collastorage連携アプリがPlusモデルに標準搭載されている点が特徴です。
ただし、自動両面原稿送り装置と一般電話回線用のG3 FAXは標準構成ではありません。
本体価格だけでなく、必要なオプション、クラウド契約、保守条件をそろえて判断しましょう。
e-STUDIO 2021AC Plusの特徴
e-STUDIO 2021AC Plusは、従来のe-STUDIO 2021ACの基本仕様に、文書電子化とクラウド連携に関係する機能を加えたモデルです。
東芝テックはPlusモデル13機種を2025年12月1日に発売し、その一つとして本機を案内しています。
末尾に「Plus」が付かないe-STUDIO 2021ACと混同しないことが重要です。
Plusモデルでは、従来は有償だったOCRオプション、e-BRIDGE Plus for Zone OCR、e-BRIDGE Plus for Collastorageが標準搭載されています。
OCRを使うと、スキャン画像内の文字を認識し、検索可能なPDFやOffice形式のファイルとして保存できます。
画像だけのPDFより目的の文書を探しやすくなり、紙のファイリングから電子保管へ移行する際に役立ちます。
Zone OCRは、原稿上の指定領域を読み取り、その認識結果に応じてネットワーク共有フォルダーへ保存する機能です。
取引先コードや帳票番号などの位置が固定された請求書、注文書、申込書を扱う業務で、保存先の振り分けを設計できます。
ただし、折れ、汚れ、傾き、印字品質によって認識結果は変わるため、重要情報は保存後に確認する工程が必要です。
毎分20枚のエントリーモデル
カラー・モノクロの連続複写速度は、いずれもA4ヨコで毎分20枚です。
見積書、請求書、社内資料、掲示物を必要な部数だけ出力する職場には合わせやすい性能です。
一方、短い時間に数百枚を集中して出す部署では、待ち時間が長くなる可能性があります。
メーカー公式資料には推奨月間印刷枚数が示されていないため、根拠のない適正枚数を当てはめず、実際の月間枚数と繁忙時間帯の出力を調べて選びます。
標準機能と追加構成の境界
コピー、プリント、カラースキャン、インターネットFAXに対応しますが、加入電話回線を使用するG3 FAXはオプションです。
また、本機を使用するにはプラテンカバーまたは自動両面原稿送り装置のどちらかが必要です。
複数枚の原稿を日常的に電子化するなら、自動両面原稿送り装置を含む完成構成で見積もる必要があります。
標準搭載という表現は、OCR関連アプリまで含めて本体にすべての周辺機器が付属するという意味ではありません。
主要仕様と出力・給紙性能
本機はデスクトップ形式のA3フルカラー複合機です。
読み取り解像度は600dpi×600dpi、コピー時の書き込み解像度はカラー600dpi×600dpi、白黒600dpi×600dpiまたは2400dpi×600dpi相当です。
A4ヨコの連続複写速度はカラー・モノクロとも毎分20枚、B4は毎分12枚、A3は毎分10枚です。
A3原稿や見開き資料を多用する職場では、A4の速度だけで処理時間を計算しないようにします。
| 確認項目 | 確認済み仕様 |
|---|---|
| 最大原稿・用紙サイズ | A3 |
| A4ヨコ連続複写速度 | カラー20枚/分、モノクロ20枚/分 |
| ファーストコピー | 白黒7.1秒、カラー9.5秒 |
| ウォームアップ | 約21秒(20℃、使用条件や環境により変動) |
| 標準給紙 | 本体カセット277枚、手差し最大100枚 |
| メモリー | 4GB |
| ストレージ | 128GB SED SSD |
| 電源 | AC100V・15A、50/60Hz共通 |
用紙の種類と給紙構成
標準カセットは東芝推奨紙で277枚、手差しトレイは最大100枚です。
標準カセットの上質紙は60~163g/㎡、手差しは60~209g/㎡に対応します。
手差し給紙では郵便はがき、推奨封筒、インデックス紙、OHPフィルムも仕様に含まれます。
ただし、同じ坪量でも表面加工、紙目、反り、含水量によって搬送や定着の結果が変わります。
封筒、ラベルに近い特殊紙、長期保管した用紙を常用する場合は、実際の銘柄で通紙と印字を確かめてください。
追加給紙には600枚の給紙ユニット、各600枚を収納する2段の多段給紙装置、A4用の2,360枚大容量給紙装置があります。
大容量給紙装置はA4用であり、A3用紙を大量に収容する装置ではありません。
用紙サイズごとの使用量を調べ、必要以上の給紙構成にしないことも費用と設置面積を抑えるポイントです。
本体寸法と設置条件
本体寸法は、操作パネルの傾きが7度の状態で幅585mm×奥行720mm×高さ662mm、質量は約59kgです。
手差しトレイを伸ばし、排紙ストッパを使用した機械占有寸法は幅958mm×奥行767mmです。
カタログ上の本体幅だけを見て場所を決めると、用紙補給や保守作業の空間が不足します。
搬入口、廊下、扉、曲がり角、エレベーターに加え、設置後にカセットと手差しトレイを開けられるか確認します。
最大消費電力は1.5kW以下なので、電源容量、アース、同一回路に接続する機器も事前確認が必要です。
操作性とスキャン・クラウド連携
操作パネルは10.1インチのカラー液晶です。
大きな画面でコピー条件、スキャン先、保存形式を選択できます。
ただし、操作性は画面サイズだけでは判断できません。
普段使うコピー、共有フォルダー保存、メール送信を初期画面から何回の操作で実行できるか、アドレス帳を部署別に整理できるか、利用者が設定を変更できる範囲はどこまでかをデモで確認すると実務に即した評価になります。
スキャン解像度は100、150、200、300、400、600dpiから選択でき、白黒、グレースケール、フルカラー、自動カラーに対応します。
自動両面原稿送り装置を使用する構成では、A4ヨコ・300dpiの片面読み取り速度は毎分73枚です。
これはスキャンの読み取り値で、毎分20枚という出力速度とは別の指標です。
原稿送り装置自体もオプションなので、本体だけで毎分73枚の連続読取ができると解釈してはいけません。
保存形式とOCRの使い分け
プッシュスキャンの保存先にはSMB、FTP、FTPSが記載され、メール送信ではSMTPとMIMEを使用します。
PDF、PDF/A、TIFF、JPEGなどに加え、OCRを利用するサーチャブルPDF、DOCX、XLSX、PPTXも仕様に含まれます。
検索用の保管文書はサーチャブルPDF、後から文章を編集する資料はDOCXというように、目的で形式を分けると運用しやすくなります。
マルチクロップスキャンでは、原稿送り装置を通せない名刺や小さな票を原稿ガラスに複数並べ、余白を除いて別々のデータとして読み取れます。
AI-OCRのDX Suiteとの連携も案内されていますが、DX Suiteは別途申し込みが必要で、読み取り後の画面確認も必要です。
活字OCRと手書きAI-OCRを同一条件と考えず、認識対象と確認責任を決めてください。
Collastorage連携で決めること
e-BRIDGE Plus for Collastorageは標準搭載され、複合機からCollastorageへスキャンデータを保存したり、保存済みファイルをダウンロードして印刷したりできます。
受信FAXデータの転送にも対応します。
一方、クラウド型ストレージであるCollastorageそのものは別途サービス申し込みが必要です。
標準搭載されるのは連携アプリであり、クラウド利用料まで本体価格に含まれるわけではありません。
導入時は保存容量、利用者数、フォルダー権限、社外アクセス、保存期間、退職者のアカウント処理を決めます。
請求書なら「年度・取引先・文書種別」、契約書なら「契約先・契約日・更新期限」のように命名規則を先に整えると、OCRやクラウドの効果を得やすくなります。
連携アプリを導入するだけで文書管理が自動的に完成するわけではないため、紙の受付から保存確認までを一つの手順書にします。
セキュリティと管理機能
複合機はアドレス帳、スキャンデータ、保存ジョブ、通信履歴を扱うネットワーク機器です。
本機は128GBのSED SSDを搭載し、保存データの暗号化に対応します。
TPM 2.0による暗号鍵の管理、許可されたソフトウェア以外の動作を抑えるアンチマルウェア対策も案内されています。
これらは重要な基盤機能ですが、初期設定のまま設置するだけで情報管理が完了するわけではありません。
IPP-PIN印刷では、印刷ジョブに設定したPINと同じ番号が本体で入力されるまで出力されません。
共用スペースでの印刷物の取り違えや放置を減らす用途に使えます。
部門管理とユーザー認証にも対応し、カード方式や指紋認証はオプションです。
社員証を利用する場合は、e-BRIDGE ID Gateが対応するカード規格、既存認証基盤との接続方法、予備カードの扱いを確認します。
導入時に決めたい管理項目
- 管理者パスワードの保管責任者、変更周期、担当者交代時の引き継ぎを決めます。
- HTTPS、IPPSなど暗号化通信の利用範囲と、証明書の発行・更新担当を定めます。
- SMB、FTP、USB、Bluetooth、Wi-Fi Directなど、使わない経路は必要性を確認して制限します。
- アドレス帳、保存ジョブ、操作ログ、スキャン先を閲覧・変更できる権限を整理します。
- ファームウェアとドライバーの更新、不要アカウントの削除を定期作業に含めます。
有線LANの2ポート構成にも対応しますが、一部機能には制限があります。
二つのネットワークへ接続したい場合は、分離したつもりのネットワーク間で意図しない通信が生じないよう、利用可能なプロトコルと経路を構成前に確認してください。
FAXを追加するときの対策
FAXユニットを追加する構成では、誤送信抑止、機密受信、受信プレビュー、受信FAXの自動転送を運用に組み込めます。
プレビューで必要な文書だけを出力すれば紙の放置を減らせますが、転送先メールアドレスやクラウド権限の誤りは新たな情報漏えい要因になります。
宛先登録の承認、転送失敗時の通知、保存期間、紙を併せて出力するかを設定表に残します。
FAXユニットは最大2個で2回線に対応しますが、FAXユニット装着時には自動両面原稿送り装置も必要です。
適する会社と業務
e-STUDIO 2021AC Plusが適するのは、A3カラー出力と紙文書の電子化を一台で進めたい職場です。
A4中心の帳票や会議資料を日常的に出力し、ときどきA3の表、図面、掲示物も扱う事務所に合わせやすい構成です。
大量出力の速度より、OCR、共有フォルダー、クラウド保存を使った文書整理を重視する場合に特徴を活かせます。
経理部門では請求書や納品書を検索可能なPDFとして保管し、総務部門では申込書や契約関連資料を所定のフォルダーへ保存する運用が考えられます。
定型帳票ならZone OCRによる振り分けを検討でき、名刺や領収書のように原稿送り装置へ載せにくい小さな紙はマルチクロップスキャンが役立ちます。
店舗ではA3の案内物やカラー資料を必要な枚数だけ内製する用途にも使えます。
相性を判断する利用条件
- カラー資料を日常的に使うものの、一度に大量出力する機会は多くない
- A4が中心でも、一覧表、図面、見開き資料のためにA3が必要
- 請求書や申込書を検索可能なデータとして保存したい
- 共有フォルダーやCollastorageへ保存する手順を統一したい
- PIN印刷やユーザー認証で、共用機からの放置印刷を減らしたい
これらに複数該当しても、保存ルールを運用する担当者がいなければOCRやクラウド連携を活かしにくくなります。
導入担当だけでなく、実際に原稿を受け取る経理、総務、営業事務の担当者も交えて保存手順を試してください。
別の構成が向くケース
締め日や会議前に大量の出力が集中する職場、冊子を頻繁に作る職場、長い原稿を連続して読み取る職場では、毎分20枚より高速な機種や、排紙容量の大きい構成が適する可能性があります。
反対に、A3もカラーも使わず、印刷量が少ない職場なら、本機の機能を持て余すことがあります。
月間枚数を営業日数で単純に割るだけでなく、最も混み合う30分間のジョブ数、一ジョブ当たりのページ数、カラー比率、A3比率、原稿スキャン枚数を記録します。
メーカーが公表していない推奨月間枚数を推測で補わず、実際のピーク負荷を販売・保守担当へ伝えて選ぶ方法が確実です。
他機種と比較するときの見方
比較では、本体価格とA4の連続速度だけを並べないことが大切です。
本機はOCR、Zone OCR、Collastorage連携アプリを標準搭載する一方、自動両面原稿送り装置とG3 FAXは追加構成です。
比較機にADFやFAXが標準装備されている場合、本体価格だけでは同じ条件になりません。
必要な給紙、認証、仕上げ、クラウド利用料までそろえた完成構成で比較します。
| 比較軸 | 確認する内容 |
|---|---|
| 出力性能 | A4とA3の速度、カラー比率、ファーストコピー、ピーク時の待ち時間 |
| 原稿読取 | ADFの標準・オプション区分、片面・両面方式、読取速度、積載条件 |
| 文書電子化 | OCRライセンス、検索可能PDF、帳票振り分け、保存形式 |
| 給排紙 | 標準給紙枚数、用紙坪量、封筒、ステイプル、排紙容量 |
| 通信 | G3 FAX、無線LAN、モバイル印刷、クラウドサービスの契約 |
| 総費用 | 本体、リース、保守、カウンター、搬入、設定、クラウド利用料 |
A3カラー機の候補を広げる
別メーカーを含めて選ぶ場合は、サイト内のBP-22C20、MFX-C5220、imageRUNNER ADVANCE DX C3926Fの各機種ページも比較表を作る入口になります。
処理能力に余裕を持たせたい場合は、BP-41C36やimageRUNNER ADVANCE DX C3935Fも候補に加え、最新のメーカー仕様と販売状況を個別に照合してください。
型番に含まれる数字だけで速度や世代を決めつけるのは避けます。
同じシリーズでも、FAX、原稿送り装置、給紙段、クラウド機能の標準範囲が異なることがあります。
自社に必要な構成を先に固定し、各機種で不足するオプションを足す順番で比べると条件をそろえやすくなります。
カラーとA3の必要性も見直す
請求書や帳票の大半が白黒で、カラー出力を外部発注できる職場では、モノクロ機も検討対象になります。
サイト内ではRICOH IM 2500やBP-30M28の機種ページを参照し、カラーが必要な業務と白黒で足りる業務を分けて整理できます。
ただし、カラー機とモノクロ機を分けると、設置面積、電源、消耗品、保守窓口が増えます。
一台へ集約する構成と、用途別に複数台へ分散する構成を、購入・リース料金だけでなく、障害時に業務を継続できるか、担当者が設定を管理できるかという面からも比べてください。
本体構成・価格・保守
e-STUDIO 2021AC Plusのメーカー本体希望価格は983,000円(税別)です。
希望搬入調整料は45,400円(税別)で、機械本体の輸送、開梱、据付、調整が含まれます。
本体希望価格には感光体、現像剤、トナーなどの消耗品、運搬、設置、撤去、廃棄に伴う費用は含まれません。
オプションの取付費、階段やクレーンを使う特殊搬入、遠隔地や離島の作業、既存機の搬出も条件により別途見積もりです。
本機を使用するには、1枚原稿を押さえるプラテンカバー、または自動両面原稿送り装置のどちらかが必要です。
メーカー希望価格はプラテンカバー11,000円、自動両面原稿送り装置251,000円で、いずれも税別です。
一般的なオフィスで複数原稿のコピーやスキャンを行うなら、原稿送り装置を含めた構成が現実的です。
G3 FAXを付ける場合も自動両面原稿送り装置が必要になります。
主な構成差を整理する
| 項目 | 標準または追加条件 |
|---|---|
| OCRオプション | Plusモデルに標準搭載 |
| e-BRIDGE Plus for Zone OCR | Plusモデルに標準搭載 |
| e-BRIDGE Plus for Collastorage | 標準搭載。Collastorageのサービス申し込みは別途 |
| 原稿押さえ・原稿送り | プラテンカバーまたは自動両面原稿送り装置の一方が必須 |
| G3 FAX・PC-FAX | FAXユニットなどが必要。FAXユニット装着時はADFも必要 |
| 追加給紙 | 600枚給紙ユニット、600枚×2段、A4・2,360枚の大容量装置を選択可能 |
| 仕上げ | インナーフィニッシャーやホールパンチユニットを追加可能 |
| カード認証 | e-BRIDGE ID Gateなどの追加構成が必要 |
ステイプルを使うにはインナーフィニッシャー、パンチにはフィニッシャーへ装着するホールパンチユニットが必要です。
オプション追加後は設置寸法、重量、電源、排紙動線も変わるため、型番と取付費が記載された最終構成図を確認します。
保守料金と見積条件
メーカーが案内する東芝コピーチャージシステムは、カウンター数に応じてプリント料金を支払う保守方式です。
公式の月間最低料金は3,000円(税別)で、トナー代、所定の点検・調整、必要な場合の部品交換などが条件に含まれます。
一方、用紙代、パソコンへのドライバーやユーティリティのインストール、営業時間外の対応は含まれません。
FAX受信紙の出力とパソコンからのプリントもカウント対象です。
メーカー公表の保守契約期間は契約日から5年間で、5年後は最長2年まで延長でき、料金が10%上がる条件です。
これはメーカーの希望条件であり、株式会社じむやが提示する個別のリース料やカウンター単価と同一とは限りません。
見積比較では、リース期間、最低料金、カラー・モノクロの単価、トナー配送、部品交換、訪問受付時間、遠隔地対応、ネットワーク設定、移設、契約終了時の撤去を同じ表にそろえます。
リース料は本体とオプションの価格だけでなく、契約期間、料率、搬入、設定の組み込み方によって変わります。
根拠のない月額へ単純換算せず、保守契約とクラウド利用料を分けた明細を取得してください。
後からFAXやフィニッシャーを追加すると出張費が加わる場合があるため、必要性を納品前に判断することも重要です。
導入前に確認したいポイント
導入前は、紙を受け取ってからスキャンし、保存内容を確認し、必要な人が検索するまでの流れを通して検証します。
e-STUDIO 2021AC PlusはOCRとクラウド連携が特徴ですが、保存先や命名規則が曖昧なままではデータが分散します。
機能の有無だけでなく、担当者と確認手順まで決めることが導入効果を左右します。
- 利用実績を集める:月間のカラー・モノクロ枚数、A3比率、ピーク時間、一ジョブの部数を確認します。
- 原稿を分類する:片面、両面、冊子、名刺、定型帳票に分け、ADFとOCRの必要性を判断します。
- 保存先を決める:SMB共有、メール、Collastorageの使い分けとファイル名を定めます。
- 完成構成を確定する:ADF、FAX、給紙、フィニッシャー、認証装置を含めて見積もります。
- 設置環境を確認する:搬入経路、電源、アース、床、LAN、無線環境、作業スペースを調べます。
- 契約条件をそろえる:リース、保守、カウンター、クラウド、搬出撤去の条件を比較します。
ネットワークと端末の確認
有線LANは10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T、無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応します。
AirPrint、Mopria、Chrome OSへの対応も案内されています。
対応OSやドライバーは更新されるため、実際に導入するWindows、macOS、サーバーOS、業務アプリからテスト印刷とスキャンを行います。
固定IP、DNS、SMTP、証明書、共有フォルダーの認証情報は、情報システム担当、販売担当、保守担当のどこが設定するかを事前に分けます。
Microsoft 365など外部サービスへメール送信する場合は、サービス側の認証方式や接続制限も別途確認が必要です。
PC設定はメーカーの標準保守に含まれないため、対象台数、遠隔設定の可否、追加端末の費用を見積書に明記してもらいます。
納品前の最終チェック
- 見積書の機種名が末尾まで「e-STUDIO 2021AC Plus」になっているか
- プラテンカバーまたは自動両面原稿送り装置が含まれているか
- G3 FAXを使う場合、FAXユニット、ADF、回線側の準備が含まれているか
- Collastorageの契約、容量、利用者、初期設定費が本体と分けて記載されているか
- 特殊搬入、既存機撤去、データ消去、契約終了時の搬出条件が明記されているか
- 保守受付時間、訪問地域、消耗品、部品、PC設定の対象範囲が明記されているか
- 実際に使用する帳票、封筒、特殊紙でテストしたか
2026年9月30日時点では、メーカー公式の製品、価格、保守、サポートページが公開されており、現行製品として確認できます。
ただし、在庫、納期、オプション供給、対応ドライバーは導入時点で変わり得ます。
発注直前に最新状況を確認し、テスト結果、設定表、完成構成、保守窓口を社内の導入記録として残してください。
参考情報・出典
仕様・価格・保守条件は構成や地域で変わります。
正式な条件は最新の見積書をご確認ください。
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