旧機種発売から3年未満:新機種 / 3年以上:旧機種
BP-30M28は、A3文書を扱いながら、カラー出力を必要としないオフィスに適したシャープのモノクロデジタル複合機です。
A4ヨコの連続複写速度は毎分28枚。
コピー、ネットワークプリント、カラースキャン、ファクス、両面原稿自動送り装置を標準で備えています。
7インチのタッチパネルや120枚収容の原稿送り装置を搭載し、日常的な帳票出力と紙文書の電子化を1台で処理できます。
一方、無線LAN、PostScript、OCRによるOffice形式への変換などにはオプションが必要です。
標準機能と追加構成を分けて検討することが、導入後の不足や過剰投資を防ぐポイントです。
BP-30M28の特徴
BP-30M28の中心的な特徴は、A3対応の基本機能を保ちながら、A4ヨコ毎分28枚という中速帯の出力性能にまとめられていることです。
同じ筐体を使うBP-30M31、BP-30M35より出力速度を抑えたモデルで、請求書、社内帳票、契約書、会議資料などを一定量扱う事務所に合わせやすい構成です。
カラー印刷機ではありませんが、ネットワークスキャナーはカラー読み取りに対応します。
紙資料をカラーのままPDFやJPEGとして保存し、配布用の文書はモノクロで出力する、といった運用が可能です。
印刷物の大半が文字中心で、カラー出力だけを別の機器や外部印刷に分けられる会社なら、用途を整理しやすいでしょう。
日常業務をまとめる標準構成
コピー、ネットワークプリント、ネットワークスキャン、スーパーG3ファクス、両面原稿自動送り装置が標準機能として案内されています。
受信FAXを本体ストレージへ保存して確認したり、共有フォルダーやメールなどへ転送したりできるため、紙で受信した書類を担当者が配る作業も減らせます。
PC-Faxを使えば、パソコンで作った文書を一度印刷せずに送信できます。
操作部には7インチのカラー液晶タッチパネルを採用しています。
よく使う項目を大きく見せるシンプルモード、ホーム画面のカスタマイズ、ジョブの状態を知らせるLEDなどがあり、複数の社員が共用する場面を想定した設計です。
タッチパネル部にはSIAA基準に適合した抗菌シートも採用されています。
紙の取り込みを重視した設計
標準の両面原稿自動送り装置は、64g/m²紙で120枚を収容します。
A4ヨコの読み取り速度は、カラー・モノクロとも片面毎分60枚、両面毎分23面です。
片面原稿を連続して電子化する業務に強い一方、両面読み取りは表裏同時読み取り型の高速機と同じ性能ではありません。
両面原稿が多い会社は、月間枚数だけでなく、1回の束の厚さと処理時間も確認してください。
複数の領収書や写真を個別ファイルとして保存するマルチクロップ、白紙飛ばし、傾き補正なども利用できます。
ただし、天地判定やOCR、Office形式への変換、高圧縮PDFなどには機能ごとにオプション条件があります。
「スキャン対応」という言葉だけで判断せず、必要な保存形式まで見積書に記載してもらうことが重要です。
BP-30M28の主要仕様
BP-30M28はレーザー静電複写方式のデスクトップ型モノクロ複合機です。
機種名が似たBP-30M31やBP-30M35と共通する仕様が多いものの、連続複写速度、TEC値などは機種別に示されています。
以下は公式仕様表のBP-30M28列と共通欄を照合した内容です。
| 項目 | BP-30M28の仕様 |
|---|---|
| 最大原稿・複写サイズ | 最大A3。複写はA3~A6R、はがき、対応封筒など |
| 連続複写速度 | A4・B5ヨコ28枚/分、A4・B5タテ23枚/分、B4 20枚/分、A3 17枚/分 |
| ファーストコピー | 4.3秒。A4ヨコ給紙時で、本体状態により変動 |
| ウォームアップ | 電源ボタンから19秒。主電源からは29秒で、環境により変動 |
| 標準給紙 | 550枚×2段と手差し100枚の合計1,200枚。64g/m²紙の場合 |
| 最大給紙 | 550枚×4段と手差し100枚の合計2,300枚。64g/m²紙の場合 |
| 本体メモリー | 4GB、SSD 128GB。オプションでSSD 512GBまで |
| 本体寸法・質量 | 幅620×奥行614×高さ830mm、約51kg |
| 占有寸法 | 幅937×奥行614mm。手差しトレイ伸長時 |
印刷・用紙仕様の読み方
コピーの読み取り解像度は600×600dpiまたは600×400dpi、書き込みは600×600dpiです。
ネットワークプリントの解像度は600×600dpiと1200×600dpi。
標準のページ記述言語はシャープ独自のSPDL2で、Adobe PostScript 3を使うにはPS拡張キットが必要です。
Macからの出力、Adobe系アプリケーション、特殊な印刷ワークフローを想定する場合は、対応ドライバーとオプションを事前に確認します。
本体トレイはA3~A5R、手差しトレイはA3~A6R、はがき、封筒などに対応します。
トレイ1の坪量は60~105g/m²、トレイ2は60~200g/m²、手差しは55~200g/m²です。
ただし、106~200g/m²の厚紙や封筒、ラベル紙、光沢紙、OHPなどの特殊紙は、用紙の種類や使用条件によって正しく印刷できない場合があります。
実際に使用する銘柄を示して販売店へ確認するのが安全です。
速度は用紙方向まで確認する
「毎分28枚」はA4またはB5をヨコ送りしたときの同一原稿の連続速度です。
A4タテでは毎分23枚、B4では20枚、A3では17枚になるため、A3図面やA4タテ帳票が中心なら、28枚という数字だけで待ち時間を見積もらないようにします。
また、画質安定化処理により出力が一時中断する場合があります。
メーカーは月間推奨印刷枚数を公式仕様として示していません。
導入時は、月間総枚数だけでなく、朝夕の集中出力、最大連続部数、A3比率、両面比率を販売店へ伝えます。
平均枚数が少なくても、締め日に大量出力が集中するなら、上位速度機や複数台への分散を比較した方が実務に合います。
操作性とスキャン・ネットワーク連携
BP-30M28は、紙を出力するだけでなく、紙文書を業務データへ変える使い方に向いています。
7インチのタッチパネルでは、コピー、スキャン、ファクスなどの主要機能をシンプルモードで操作できます。
USBメモリーを接続すると操作候補がポップアップし、対応ファイルはサムネイルを見ながら選択できます。
ただし、Officeファイルのプレビューにはダイレクトプリント拡張キットが必要です。
ネットワークは10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-Tに対応し、標準では有線接続です。
無線LANはMX-EB18を追加するオプション扱いなので、設置場所にLAN配線がない場合は見積段階で指定します。
有線LANを2系統に分ける機能も別アダプターが必要です。
保存先とファイル形式を先に決める
スキャンデータは、メール送信、本体ストレージ、共有フォルダーなどで活用できます。
標準で扱える形式と、PDF/A、サーチャブルPDF、Officeファイル、テキスト、RTF、高圧縮PDFなどの拡張形式では必要条件が異なります。
特に、紙の文字を検索できるPDFにしたい、WordやExcelへ変換したいという要望はOCR機能拡張キットに関係するため、単なる「PDF保存」と分けて指定してください。
メール送信を使う場合は、SMTPサーバー、認証方式、送信元アドレス、証明書、ファイル容量制限など社内環境側の確認も必要です。
共有フォルダーへ保存する場合も、保存先サーバーのOS、アクセス権、ネットワーク分離の有無を整理します。
複合機単体の機能だけでなく、接続先のポリシーまで含めて設定計画を作ると、設置後の送信エラーを減らせます。
クラウド・モバイル連携の条件
公式資料では各種クラウドサービスとの連携、Sharpdesk Mobile、AirPrintへの対応が案内されています。
クラウド上の文書を出力したり、スキャンデータをクラウドへ保存したりする用途が考えられます。
ただし、利用できるサービス、契約、認証方式は導入時点で確認が必要です。
サービス側の仕様変更もあるため、使いたいサービス名と操作手順を販売店へ具体的に伝えてください。
AirPrintはPS拡張キットが必要と明記されています。
無線接続を行う場合は無線LAN環境または無線LANアダプターも必要です。
スマートフォン対応という説明だけでは、社内Wi-Fiからの印刷、来訪者ネットワークからの印刷、モバイルスキャンのどれが必要か判断できません。
端末種別、ネットワーク、認証の三点を切り分けて設計しましょう。
セキュリティと管理機能
共用複合機には、印刷待ち文書、スキャンデータ、宛先帳、FAX受信データなどが集まります。
BP-30M28は、本体ストレージに蓄積される電子データを暗号化し、出力後または送信後に自動消去する機能を備えています。
さらに、ユーザー認証、Active Directory連携、メール送信時のS/MIME、ファームウェア自動修復などが案内されています。
ただし、機能が搭載されていても、初期設定のままで自社のセキュリティ方針を満たすとは限りません。
管理者パスワード、利用者権限、宛先登録、外部メモリー、リモート操作、通信経路、ログの扱いを決め、設置時の設定表として残すことが大切です。
認証と情報持ち出しを設計する
Active Directoryと連携すれば、社内アカウントを使ったログイン運用が可能です。
LDAPなど外部サーバー認証にも対応し、複数ユーザーの管理に利用できます。
ICカード認証にはICカードリーダーライターMX-EC13 Nが必要です。
社員証を使いたい場合は、カード規格だけでなく、既存の認証基盤、登録方法、退職者の無効化手順まで確認します。
部門別にコピーや出力を管理したい場合は、利用者コードや認証方式、カラー・モノクロの権限制御、集計方法を販売店へ確認してください。
BP-30M28自体はモノクロ出力機ですが、カラーで読み取ったデータやUSBメモリーを介したファイル持ち出しも管理対象になります。
必要に応じてUSB利用制限や送信先制限を設定します。
追加セキュリティと廃棄時の扱い
より強固な保護を求める場合は、オプションのデータセキュリティキットBP-FR11Uが用意されています。
標準の暗号化・自動消去と、追加キットで強化される範囲を見積書と設定仕様書で分けて確認してください。
S/MIMEを使う場合も、証明書の取得、更新、失効時の運用を社内ルールへ組み込む必要があります。
リース満了、売却、廃棄、別拠点への移設時には、SSD内の保存文書、宛先帳、認証情報、ネットワーク設定を消去する手順を決めておきます。
データ消去の方法や証明書の発行可否は、保守会社や返却先によって異なります。
契約前に責任分界を確認し、撤去時の作業を保守条件へ含めると安心です。
BP-30M28が適する用途
BP-30M28が適するのは、A3のモノクロ出力と紙文書の電子化を日常的に行い、極端な高速性までは求めない職場です。
総務、経理、営業事務、士業事務所、店舗本部などで、請求書、申込書、契約書、台帳、会議資料を共通の1台へ集約する用途が考えられます。
標準給紙は1,200枚あるため、A4用紙を2段へ分けたり、A4とA3を常備したりできます。
追加給紙で最大2,300枚まで増やせますが、収納する用紙サイズと段数は実際の帳票構成に合わせて決めます。
用紙容量だけを増やしても、補給頻度や出力待ちの問題が必ず解決するわけではありません。
文字中心の文書が多いオフィス
社内文書がほぼ白黒で、カラーが必要なのは画面閲覧やスキャン保存だけという会社には合わせやすい機種です。
A3の図表、台帳、見開き原稿を扱いつつ、普段の出力はA4中心という運用にも対応します。
封筒やはがきは手差し給紙を使いますが、対応銘柄と印刷方向を事前にテストしてください。
カラー提案書や販促物を社内で頻繁に印刷するなら、モノクロ機を選ぶと別のプリンターとの使い分けが増えます。
その場合は、同程度の速度帯にあるカラー機のBP-41C26も含め、カラー比率と総保守費を比較すると判断しやすくなります。
スキャンとFAXを集約したい職場
120枚の原稿送り装置と片面毎分60枚の読み取り性能を活用し、受領書類をまとめて電子化する業務に向いています。
マルチクロップは複数の領収書を個別データにする場面で便利です。
ただし、ファイル名、保存先フォルダー、検索項目まで自動整理されるとは限りません。
OCRや外部システム連携の要否を含めてワークフローを確認します。
FAXでは受信データのプレビュー、保存、転送、PC-Faxを活用できます。
紙で残す文書と電子保存する文書を分ければ、出力枚数を抑えられます。
転送失敗時の確認、バックアップ先、受信通知、原本性の扱いなども社内手順として決めてください。
上位機を検討した方がよいケース
短時間に大量印刷が集中する、A3を高速で連続出力する、両面原稿を大量に読み取る、複数部署が同時使用する職場では、28枚機では待ち時間が生じる可能性があります。
毎分45枚クラスのBP-71M45なども候補にし、ピーク時の処理能力を比較してください。
一方、総枚数が少なくA4中心なら、A3機の設置面積や保守費が過剰になることもあります。
月間推奨枚数を根拠なく決めるのではなく、実際のカウンター履歴、最大ジョブ、用紙サイズ、スキャン枚数を集計して選びましょう。
近いクラスの機種との比較
BP-30M28は、同じシリーズのBP-30M31、BP-30M35と本体寸法、標準給紙、原稿送り装置などを共通化しながら、出力速度と本体価格が異なります。
メーカー公式の現行掲載価格を基に比較すると、速度をどこまで重視するかが主な選択軸です。
| 機種 | A4ヨコ連続速度 | 本体希望小売価格 | 検討の目安 |
|---|---|---|---|
| BP-30M28 | 28枚/分 | 1,323,000円+税 | 標準的な事務出力とA3対応を両立 |
| BP-30M31 | 31枚/分 | 1,553,000円+税 | 少し余裕のあるA4速度を求める場合 |
| BP-30M35 | 35枚/分 | 1,737,000円+税 | 集中出力の待ち時間をさらに短縮したい場合 |
価格は本体のみで、税、配送、設置、付帯工事、オプション取付、既存機の引き揚げなどを含みません。
単純な価格差だけでなく、実際に必要なオプションを加えた同一条件で比較してください。
シリーズ内で変わる点を見極める
BP-30M28のA4ヨコ速度は毎分28枚ですが、A4タテは23枚、B4は20枚、A3は17枚です。
BP-30M31はA4ヨコ31枚、A4タテ23枚、B4 20枚、A3 17枚で、ヨコ送り以外はBP-30M28と同じ値です。
したがって、A4ヨコの出力が中心でなければ、31枚機へ上げても期待したほど差が出ない可能性があります。
BP-30M35はA4ヨコ35枚、A4タテ26枚、B4 22枚、A3 19枚です。
A3を含む複数サイズで速度向上を求めるなら、31枚機より違いが明確です。
実際の用紙方向と出力比率を確認して、価格差に見合う時間短縮になるか判断します。
メーカーをまたぐ比較でそろえる条件
他社機と比較する場合は、同じ速度表記でも、A4の送り方向、片面・両面スキャン方式、標準給紙、FAXの標準・オプション、PostScript、無線LANなどの条件が異なります。
25枚クラスのRICOH IM 2500やTASKalfa MZ2502を候補にする場合も、完成構成と保守条件をそろえて比べましょう。
操作画面の分かりやすさ、ドライバー配布、スキャン保存先、認証基盤、保守拠点も実務上の差になります。
カタログの最高値だけで順位を付けず、実機確認またはデモで日常操作を再現することが大切です。
構成・本体価格・保守の考え方
2026年9月29日にメーカー製品ページで確認できるBP-30M28の本体希望小売価格は1,323,000円+税です。
2021年4月7日の発売資料には当初価格1,150,000円(税別)と記載されているため、古い記事や中古販売情報の数字を現行価格として使わないよう注意してください。
メーカーの2024年11月版カタログでは、本体に2段給紙デスクBP-DE11を加えたシステム希望小売価格が1,494,000円+税です。
本体価格とシステム価格は別の条件であり、171,000円の差は2段給紙デスク分です。
カタログ表紙の写真もBP-30M35へオプションを装着した例なので、写真どおりの構成がBP-30M28の本体価格に含まれるわけではありません。
必要なオプションを用途から選ぶ
| 目的 | 確認する主な追加構成 |
|---|---|
| 給紙を最大2,300枚へ増やす | 2段給紙デスクBP-DE11 |
| 無線LANで接続する | 無線LANアダプターMX-EB18 |
| Adobe PostScript 3やAirPrintを使う | PS拡張キットMX-PK13 |
| OCRやOffice形式への変換を使う | OCR機能拡張キットMX-EB20 |
| 高圧縮PDFを作成する | スキャナー機能拡張キットMX-EB19 |
| ストレージを512GBへ拡張する | ストレージ拡張デバイスBP-SD10 |
上記は代表例です。
組み合わせ条件や取付可否、最新の型番は販売店の構成確認を受けてください。
フィニッシャー、給紙デスク、認証機器を追加すると、設置寸法、重量、電源まわりも変わります。
リース料と保守料は別条件で確認する
リース料は、本体とオプションの合計、契約期間、料率、搬入設置費の扱い、与信条件などで変わります。
本体希望小売価格へ一定率を掛けただけでは、実際の見積額を確定できません。
現金購入、リース、レンタルを比較する場合も、所有権、途中解約、満了時の返却、再リース、撤去費まで含めて総額を見ます。
メーカー仕様には、BP-30M28の使用に別途保守サービス契約が必要と記載されています。
カウンター保守では、モノクロ1枚当たりの単価、最低基本料金、トナーや部品の範囲、用紙とステープル針の扱い、訪問対応時間、休日対応、離島・遠隔地費用を確認します。
根拠のない相場だけで判断せず、自社の枚数を同じ条件へ当てはめて比較してください。
導入前に確認したいポイント
BP-30M28はメーカーの製品ラインアップに掲載されていますが、発売時期は2021年4月下旬です。
導入時には価格だけでなく、新品の供給状況、保守開始日、将来の部品供給、後継機との関係を販売店へ確認してください。
メーカーは補修用性能部品を製造打切り後7年間保有すると案内していますが、2026年9月29日時点で製造打切り日は確認できません。
したがって、保守終了年を推測で決めることはできません。
本体は幅620×奥行614×高さ830mm、質量約51kgです。
手差しトレイを伸ばすと幅937mmを占有します。
追加デスクやフィニッシャーを付ける場合は完成状態の寸法で確認し、利用者が用紙補給や紙詰まり処理を行える空間も確保します。
設置・ネットワーク・運用の確認項目
- 搬入経路:入口、廊下、階段、エレベーターの幅と耐荷重を確認します。
- 電源:AC100V・15Aの電源条件を確認し、同じ系統に負荷の大きい機器を集中させないよう設置業者と調整します。
- LAN:標準は有線LANです。固定IP、DHCP予約、VLAN、ファイアウォール、DNS、時刻同期などの情報を準備します。
- パソコン:利用OS、台数、管理者権限、ドライバー配布方法、既存キューの削除方法を決めます。
- スキャン:共有フォルダー、メール、クラウドのうち必要な経路を選び、認証情報と保存規則を確認します。
- FAX:電話回線、PBX、発信元名、受信転送、通信結果の確認担当を整理します。
- セキュリティ:管理者パスワード、利用者認証、USB、宛先登録、保存文書、廃棄時消去の方針を決めます。
見積書でそろえるべき条件
見積書には、本体型番をBP-30M28と明記し、BP-30M31、BP-30M35、末尾の異なる派生機と取り違えないようにします。
そのうえで、給紙デスク、フィニッシャー、無線LAN、PS、OCR、セキュリティ、搬入設置、ネットワーク設定、ドライバー設定、既存機撤去を項目別に記載してもらいます。
保守見積では、基本料金、カウンター単価、最低料金、トナー配送、部品交換、出張費、受付時間、復旧目安、契約期間、終了条件をそろえます。
新品同士を比較していても、設定作業や保守範囲が違えば総額は同じになりません。
中古機を検討する場合は、総カウンター、保守加入可否、消耗部品の状態、データ初期化、残存部品供給期間を追加確認してください。
最終判断の基準
BP-30M28は、A3モノクロ出力、標準FAX、カラー・モノクロスキャン、120枚の原稿送り装置を一台へまとめたい場合に検討しやすい機種です。
選定の決め手は、毎分28枚でピーク時の業務を処理できるか、カラー出力が不要か、必要なスキャン形式が標準かオプションか、保守を含む総額が予算に合うかの四点です。
比較時には、メーカーや販売店へ実際の月間枚数と用紙構成を伝え、可能なら代表的な帳票で出力・スキャンを試します。
数字上の速度だけでなく、操作回数、保存先への到達時間、補給作業、障害時の支援まで確認できれば、導入後の運用を具体的に判断できます。
参考情報・出典
仕様・価格・保守条件は構成や地域で変わります。
正式な条件は最新の見積書をご確認ください。
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