新品A3カラー複合機を、わかりやすい価格で。

全国対応・年中無休

新品・フルオプション、全国対応。A3カラー複合機を月々6,900円以下で。

無料で見積りを依頼 おすすめ機種を見る

コニカミノルタ

bizhub C451

仕様・向いている会社・導入費用の考え方を、複合機のプロが実務目線で解説します。

bizhub C451
最大用紙サイズA3
カラー対応フルカラー
印刷速度45枚/分
発売日2007-05-18
希望小売価格(税別)2,350,000円(税別、発売時の本体標準価格)

旧機種発売から3年未満:新機種 / 3年以上:旧機種

bizhub C451は、カラー・モノクロともA4横45枚/分で出力できる、コニカミノルタのA3フルカラー複合機です。
4段給紙、自動両面原稿送り装置、ネットワークプリント、スキャン、ボックス機能を標準で備え、まとまった量の帳票やカラー資料を部署内で処理する用途に適した設計です。

発売日は2007年5月18日で、メーカー公式サイトでは現在「従来製品」に分類されています。
名称が似た現行世代の「bizhub C451 i」とは別機種です。
中古導入や既設機の継続利用では、当時の性能だけでなく、保守部品、消耗品、ドライバー、ネットワーク認証や暗号方式との互換性まで確認する必要があります。

bizhub C451の特徴

bizhub C451の大きな特徴は、カラーとモノクロの速度差がなく、どちらもA4横・B5横で45枚/分という点です。
A3は23枚/分、B4は26枚/分で、カラー提案書とモノクロ帳票が混在する部署でも、カラージョブだけが極端に遅くなる構成ではありません。
ファーストコピータイムはA4横でフルカラー6.5秒以下、モノクロ4.8秒以下です。
一方、主電源を入れてからのウォームアップタイムは、23℃・定格電圧時でカラー115秒以下、モノクロ85秒以下です。
始業時や主電源を切った後の待ち時間は、現行機と比較する際の確認点になります。

コピーだけでなく、ネットワークプリント、フルカラースキャン、ボックス機能を標準装備しています。
メモリーは1GB、HDDは60GBです。
発売資料では、コピー、プリント、スキャンなどのデータとジョブを統合制御する「bizhub OP」、複数の宛先へ一度の操作で配信するユニバーサルセンド、ボックス内文書のプレビューと再利用が特徴として挙げられています。
2007年当時、複写機をネットワーク上の文書処理拠点へ発展させることを意図した製品です。

画質仕様は読み取り600dpi、書き込み1,800dpi相当×600dpi、256階調です。
コピーでは、文字、文字・写真、印画紙写真、印刷写真、地図、薄文字原稿などを選択でき、色相、彩度、明度、カラーバランス、シャープネス、コントラストも調整できます。
ただし、仕様上の解像度や階調数だけで中古個体の画質は判断できません。
実際の仕上がりは、総出力枚数、感光体や定着部の状態、調整履歴、使用する紙の影響も受けます。

大容量給紙を標準で備えた一体型構成

本体トレイは、550枚のユニバーサルトレイ2段、1,650枚の下段左トレイ、1,100枚の下段右トレイという4段構成です。
64g/m²紙で合計3,850枚を収容し、これとは別に80g/m²紙で150枚のマルチ手差しを備えます。
A4普通紙を多く使いながら、別のトレイにA3用紙、色紙、厚紙などを分けて収容する運用を組みやすい構成です。

本体は幅650mm、奥行904mm、高さ1,155mm、質量約190kgです。
手差しトレイを開いた機械占有寸法は幅958mm、奥行904mmとなります。
搬入時は扉やエレベーターの寸法だけでなく、曲がり角、段差、床の養生、耐荷重、フィニッシャーを含む経路を確認してください。
設置後も給紙、紙詰まり処置、排紙物の回収、保守作業に必要な空間を残します。

当時の生産性と現在の個体状態は分けて評価する

発売資料では、粒形を整えた重合法トナー「デジタルトナーHD」を採用し、こすれや剥がれへの耐性と再現性を高めたこと、通紙機構と制御の改良によって両面印刷時にも生産性を落とさない設計であることが説明されています。
社内配布資料、会議資料、帳票、簡易な提案書を一台で処理する用途には分かりやすい長所です。

ただし、これは発売当時の製品設計に関する説明です。
長期間使用された個体の色安定性、定着状態、両面位置、搬送性能を保証するものではありません。
中古導入時は一枚の見本だけで判断せず、ベタ画像、細線、小さい文字、写真、両面原稿を複数トレイから連続出力し、色むら、斜行、紙詰まり、トナー剥がれ、異音がないかを確認します。

主要仕様と用紙対応

bizhub C451は最大A3の原稿を読み取り、A3からA5の定形紙に加え、A6タテ、B6タテ、最大311×457mmのA3ワイド、郵便はがき、封筒へ出力できます。
プリント機能では210×457.2mmから297×1,200mmまでの長尺紙も仕様に含まれます。
長尺紙の対応坪量は127~210g/m²で、公式仕様ではMac OSからの長尺出力は非対応です。
長尺紙や封筒を業務で使う場合は、用紙銘柄、紙の目、表面加工、封筒の貼り合わせ位置まで含めて実機で試してください。

項目 確認済みの仕様
形式・カラー コンソール形式・フルカラー
連続複写速度 A4横・B5横45枚/分、B4 26枚/分、A3 23枚/分。カラー・モノクロ共通
読み取り/書き込み 600dpi/1,800dpi相当×600dpi
メモリー・HDD 1GB・60GB標準
本体給紙 550枚×2段+1,650枚+1,100枚。64g/m²紙で合計3,850枚
マルチ手差し 150枚。80g/m²紙
用紙坪量 本体64~256g/m²、手差し64~300g/m²、両面64~256g/m²
電源・最大消費電力 AC100V・15A、50Hz/60Hz・1.5kW以下
本体寸法・質量 650×904×1,155mm・約190kg

坪量の上限は、該当範囲のすべての紙が安定して通るという保証ではありません。
厚紙でも表面加工、反り、含水率、静電気、保管状態によって搬送性や定着性が変わります。
手差しの300g/m²対応を、合成紙、粘着紙、インクジェット専用紙などへの包括的な対応と解釈しないでください。
特殊紙は取扱説明書と保守担当者の案内を確認し、少量で試してから本番へ移します。

原稿送り装置の条件

標準の自動両面原稿送り装置はA3、A4、A5、B4、B5、B6タテ、はがきタテに対応し、64g/m²紙で130枚を積載できます。
原稿坪量は片面で35~210g/m²、両面および混載で50~128g/m²です。
コピー時600dpiにおけるA4横の原稿交換速度は、製品個別ページではカラー50枚/分、モノクロ55枚/分とされています。

折れ、破れ、カール、付箋、クリップ、乾いていない修正液がある原稿は、重送や破損の原因になります。
状態の悪い原稿や重要な原本は原稿ガラスを使うほうが安全です。
130枚という積載数も、すべての紙質や混載条件で無停止になることを示す値ではありません。
大量原稿を扱う場合は、斜行、重送、筋汚れ、両面原稿の読み落としも試験します。

仕上げ能力は装着オプションで決まる

ステープル、中綴じ、パンチ、大容量給紙は、本体だけで利用できる機能ではありません。
たとえばフィニッシャーFS-519は64~90g/m²紙で最大50枚のステープルに対応し、中綴じ機SD-505を組み合わせると最大15枚の中綴じが可能です。
大容量給紙トレイLU-301はA4横を64g/m²紙で3,300枚給紙します。
装着できる機器や組み合わせには条件があります。

中古機の販売写真だけでは、フィニッシャー内部の追加ユニット、FAXキット、認証装置、セキュリティキットの有無まで判断できない場合があります。
見積書には本体型番に加え、装着オプションの型番、動作確認範囲、欠品している接続部品を記載してもらいましょう。
ドライバー側にも正しいオプション情報を設定しないと、装着済みの仕上げ機能を選択できないことがあります。

操作性とスキャン・ネットワーク連携

スキャン機能は最大A3に対応し、600、400、300、200dpiから解像度を選択できます。
公式の機種個別ページに記載された読み取り速度は、300dpi、A4横、片面の条件でカラー・モノクロとも70枚/分です。
出力形式はTIFF、JPEG、PDF、コンパクトPDFで、送信プロトコルはSMTP、FTP、SMB、HTTPです。
紙文書を電子メール、共有フォルダー、FTPサーバー、本体ボックスへ振り分ける、当時の一般的な文書電子化を一台で行える構成でした。

ネットワークインターフェースは10Base-T、100Base-TX、1000Base-Tで、USB 2.0も備えます。
ページ記述言語はPCL6とPostScript 3互換です。
プリント用のTCP/IPプロトコルにはLPD、Raw、SMB、IPPが記載され、発売資料ではIPv6対応も特徴とされています。
ボックスへ保存したスキャン、コピー、プリント、受信FAXのデータは、本体パネルやWebブラウザでプレビューし、出力や配信に利用できる設計です。

注意すべきなのは、プロトコル名が現在の環境と一致していても、安全に接続できるとは限らない点です。
公式製品ページにあるTWAIN対応OSはWindows 2000、XP、Vista、Windows 7の32ビット環境です。
プリント対応OSとしてもWindows NT 4.0からVista、当時のMac OSが掲載されています。
2026年時点のWindows、macOS、サーバーでの対応可否は、利用可能なドライバーと実機試験で判断する必要があります。

共有フォルダーとメール送信は認証方式を確認する

SMBやSMTPという名称が仕様にあっても、C451が現在使われるSMBの世代、TLS、証明書、OAuth 2.0などへ対応するとは限りません。
複合機に合わせてサーバー側の安全設定を全社的に弱めると、別の情報漏えいリスクを生みます。
対応できない場合は、用途を限定したネットワークへ分離する、管理された中継先を設ける、スキャン方法自体を見直すといった判断が必要です。

共有フォルダーへ送信できない場合は、Windows 11とSMB署名の確認点、メール送信ではMicrosoft 365のSMTP認証とOAuth 2.0の解説が切り分けの参考になります。
ただし、これらはC451への接続を保証する資料ではありません。
利用中のOS、メール基盤、認証ポリシーを示し、販売店や情報システム担当者と実機検証してください。

IPアドレスと印刷ポートを統一する

IPアドレスは固定設定またはDHCP予約で管理し、印刷用ポート、スキャン送信先、管理画面へ接続できる端末を必要な範囲に限定します。
複数のネットワークから使う場合も、本体を無条件に双方へ露出させず、ルーターやファイアウォールで通信元と通信先を制御します。
構成を考える際は、複合機を二つのネットワークで共有する方法も参考になります。

端末ごとに設定がばらつかないよう、使用するドライバー、Standard TCP/IPポート、カラーと両面の初期値、認証情報の入力方法を手順書にまとめます。
導入試験は一台のパソコンから印刷するだけで終わらせず、必要な端末からの印刷、ジョブ削除、スキャン、ボックス、アドレス帳更新まで確認してください。

セキュリティとデータ管理

bizhub C451には、最大1,000部門の部門管理と最大1,000人のユーザー認証が用意されています。
部門や個人ごとに利用機能や出力枚数を制限できるため、カラー利用の管理、部署別の利用状況把握、無関係な利用の抑止に活用できます。
認証を設定する場合は、退職や異動に伴う登録変更、管理者パスワードの保管、障害時の代替手順まで運用として決めておく必要があります。

オプションとして、指静脈認証装置AU-101と、FeliCaなどに対応するICカード認証装置AU-201が設定されていました。
認証後に本体へ一時蓄積したプリントデータを出力すれば、印刷物の放置や取り違えを抑止できます。
ただし、認証装置が中古機に付属していても、現在の社員証との互換性や必要な接続キット、管理用ソフトウェアの動作環境まで確認しなければ利用可能とは判断できません。

文書保護では、暗号化PDF、ジョブごとのHDDデータ上書き消去、HDDロック機能が発売資料に示されています。
HDD内のジョブデータを暗号化するには、オプションのセキュリティキットSC-503が必要です。
「C451ならHDDが暗号化済み」とは限らないため、現物の構成、暗号化設定、消去設定を確認してください。
発売時に高度だった機能でも、現在求められる暗号方式、証明書管理、監査ログ、脆弱性対応と同等とは限りません。

古い機器はネットワーク上で用途を限定する

インターネットから直接到達できる場所へ設置せず、管理画面へのアクセス元を限定します。
不要なプロトコルやサービスを停止し、初期管理者パスワード、アドレス帳の閲覧範囲、保存文書の自動削除条件も見直してください。
ファームウェアを更新できるか、利用を続ける期間中に誰が設定を管理するかも確認します。

機密情報を扱うなら、認証印刷が運用できるか、必要な利用記録を取得できるかを社内基準と照合します。
機能名が仕様表に載っていることと、自社のセキュリティ要件を満たすことは別です。
証明書を使う構成では、複合機の証明書有効期限に関する確認点も参考にし、期限管理と更新方法を決めます。
要件に達しない場合は、限定された業務セグメントで使うか、現行機へ更新する判断が必要です。

廃棄・返却時までHDDを管理する

60GB HDDには、ボックス文書、プリントジョブ、スキャンデータ、宛先情報などが残る可能性があります。
中古購入時は前利用者の情報が消去済みかを確認し、自社で利用を終える際も、設定初期化だけでなく保存媒体の消去方法と証明書の発行可否を決めておきます。
販売店の「初期化済み」という表現だけで判断せず、消去対象、消去方式、作業者、実施日、証明書に記載される製造番号を書面で確認してください。

修理でHDDを交換する場合は、取り外した媒体の返却、上書き消去、物理破壊の扱いを事前に確認します。
返却や廃棄を保守会社へ委託する場合も、委託先、運搬中の管理、処理完了の報告方法を決めます。
アドレス帳、認証情報、FAX転送設定、ボックス文書など、初期化の対象範囲を受け渡し記録に明記することが重要です。

適する用途と注意すべき運用

bizhub C451が適しやすいのは、A3文書を扱い、カラーとモノクロをまとまった量で出力し、機器内のコピー、プリント、スキャン、ボックス機能を中心に運用できる環境です。
標準3,850枚の本体給紙、カラー・モノクロ45枚/分、130枚積載の原稿送り装置を生かせるため、会議資料、社内帳票、図面を含む管理資料、提案書などを部署内で連続処理する用途と相性があります。
必要なオプションが装着されていれば、ステープル、中綴じ、大容量給紙、公衆回線FAXも一台へまとめられます。

反対に、月間出力が少ない小規模事務所では、約190kgの本体、大きな設置面積、主電源投入後の待ち時間を受け入れてまで選ぶ合理性が小さくなる場合があります。
クラウド連携、現行OS、無線接続、現在の認証・暗号化方式を重視する環境も、古い機器へ例外的な設定を追加するより、現行機を選ぶほうが管理しやすいでしょう。

メーカーがC451の月間推奨印刷枚数を示した値は、今回確認した機種個別ページ、価格ページ、発売資料、カタログでは特定できませんでした。
そのため、45枚/分という速度から適正月間枚数を推測してはいけません。
月間のカラー・モノクロ枚数、繁忙時の連続出力、必要な紙種、許容停止時間、現在の総カウンターを販売店へ伝え、個体状態と保守体制を含めて判断します。

FAXは標準機能とオプションを分ける

インターネットFAXは本体の標準機能として掲載されていますが、公衆電話回線を使うスーパーG3 FAX、IPアドレスFAX、SIP-FAXの拡張にはFAXキットFK-502が必要です。
スーパーG3 FAXは最大2回線の構成が可能で、通信速度は2.4~33.6kbps、受信サイズはA3~A5です。
回線を増設する場合は別の増設キットも必要になります。

中古機でFAXを使うなら、FK-502の装着、回線数、回線種別、受信転送先、登録宛先の初期化を確認します。
IPアドレスFAXやSIP-FAXには相手機や通信環境の条件があり、一般的なクラウド型インターネットFAXサービスと同じものではありません。
現在契約している電話サービスとの接続可否も通信事業者へ確認してください。

実際の業務用紙で出力試験を行う

手差しでは最大300g/m²まで対応しますが、厚紙、封筒、長尺紙の仕上がりは用紙との相性に左右されます。
中古機では定着部や搬送部の状態も影響するため、販売店が用意した普通紙だけで決めず、自社で使う用紙とデータを持ち込んで試します。
両面位置、紙のカール、トナー剥がれ、連続出力中の色変動まで確認してください。

両面位置の問題は表裏ずれとレジストレーションの解説、定着不良は印刷したトナーが剥がれる場合の確認点も参考になります。
異常があるときは利用者がサービス用の設定を変更せず、用紙名、坪量、給紙口、症状を保守担当者へ伝えましょう。

後継世代・別クラスとの比較

機種選定では、「45枚/分のA3カラー機」という一点だけで比較しないことが大切です。
bizhub C451は2007年発売の従来製品であり、2026年時点の同クラス機とは、起動時間、消費電力、操作画面、スキャン方式、保存容量、対応OS、暗号方式、クラウド連携、遠隔保守などの前提が異なります。
名称が似た「bizhub C451 i」は別世代の別製品です。
C451 iの仕様、価格、オプション、ドライバーをC451へ流用して判断してはいけません。

一方、C451には、標準4段給紙と自動両面原稿送り装置を含む一体型構成、カラー・モノクロ同速、A3ワイドや厚紙への対応という分かりやすい特徴があります。
既設の同型機があり、業務手順や端末環境が整っている場合は、限定用途の代替機として検討できる可能性があります。
ただし、本体価格が低くても、搬入、整備、故障停止、古い端末の維持が必要なら総費用は増えます。

比較項目 bizhub C451で確認する点 更新候補でそろえる条件
出力 カラー・モノクロ45枚/分 同じ用紙と両面条件での処理能力
給紙 標準4段・本体計3,850枚 標準給紙量と追加トレイ費用
スキャン 片面70枚/分、TIFF・JPEG・PDF等 両面同時読取、OCR、クラウド連携
接続 有線LAN、USB 2.0、旧世代OSの記載 現行OS、認証、暗号化、無線の要否
保守 部品、消耗品、技術者の対応可否 契約範囲、復旧条件、保守拠点

速度帯だけでなく構成をそろえて比べる

入れ替え候補は、現在の出力枚数と業務のピークを計測してから選びます。
中速帯のA3カラー機を比較する場合はTASKalfa MZ4001ci、一段小さい速度帯も含めるならTASKalfa MZ3501ci、さらに処理能力が必要ならTASKalfa MZ6001ciの機種情報も候補整理に利用できます。

これらはメーカーも世代もC451とは異なります。
速度の数字だけで優劣を決めず、必要なトレイ、フィニッシャー、FAX、スキャン、認証を含む同じ構成で見積もりをそろえてください。
カラー比率、繁忙時間、設置面積、既存システムとの接続条件も共通の比較表へ入れます。

中古継続か現行機への更新か

既設のC451を使い続ける場合は、直近一年の修理回数、停止時間、交換部品、印刷品質、古い端末の維持工数を集計します。
同型中古機を追加すれば操作を統一できますが、同年代の機器へ故障リスクが集中する可能性もあります。
利用期間が短く用途が限定されるなら、購入やレンタルが長期リースより合う場合があります。

契約形態を整理する際は、複合機のリースとレンタルの違いも参照できます。
まず必要な機能と利用期間を確定し、その同一構成を購入、レンタル、リースの条件へ当てはめると比較しやすくなります。

構成・標準価格・保守費用

bizhub C451の発売時に公表された本体標準価格は2,350,000円(税別)、標準搬入設置料金は50,000円(税別)です。
搬入設置料金はコニカミノルタジャパンが設置した場合の実費例で、クレーン車などの特殊作業は別料金とされています。
本体価格には感光体、消耗品類、その他の関連商品が含まれません。
いずれも発売時および従来製品ページに掲載された価格であり、2026年時点の新品価格や中古相場ではありません。

発売当時のオプション標準価格には、FAXキットFK-502が140,000円、セキュリティキットSC-503が85,000円、フィニッシャーFS-519が200,000円、大容量給紙トレイLU-301が210,000円と記載されています。
いずれも税別で、別途取付料が設定されたものがあります。
中古機に装着されたオプションの現在価値や、故障時の交換費用を示す数字ではありません。

中古導入の総費用は、本体、点検整備、配送、搬入、設置、階段や養生などの特殊作業、端末へのドライバー設定、ネットワーク・スキャン設定、既設機の撤去、保守を分けて確認します。
約190kgの本体にフィニッシャーなどが加わるため、通常の宅配便の感覚では搬入できません。
分解して搬入する場合の再組立て、動作確認、廃材回収も見積書へ明記してもらいましょう。

リース料とカウンター料金は個別条件で見る

リース料は物件価格、契約期間、料率、審査、オプション、設置費を含む条件で決まります。
カウンター料金もカラー・モノクロの単価だけでなく、最低料金、基本料金、トナー、感光体、部品、出張費、用紙代の扱いを確認しなければ比較できません。
発売資料に当時のチャージ料金が掲載されていても、2026年の契約条件や中古機の保守単価として流用はできません。

現在の請求内容は複合機の請求書診断、想定枚数に基づく費用整理は複合機料金シミュレーター、複数提案の確認には複合機の見積書AI診断を利用できます。
診断結果だけで契約せず、機種、契約期間、所有権、途中解約、返却条件を契約書原本で確認してください。

従来製品では保守可能範囲を明文化する

C451はメーカー公式サイトで従来製品に分類されています。
今回確認した公式ページには、2026年時点でC451のすべての部品を継続供給するという保証や、現在の保守受付期限は明記されていません。
販売店が修理を受け付けても、純正部品、再生部品、代替部品、対応技術者、受付時間、復旧目標は契約ごとに異なります。

「保守付き」という表現だけで判断せず、対象部品、対象外作業、故障時の代替機、修理不能時の契約処理を書面で確認します。
地域ごとの比較材料としてメーカー別の保守拠点分布図を参照できますが、拠点の存在とC451用部品の在庫は別です。
正確な型番と設置先住所を伝えて個別回答を得てください。

中古導入前の確認事項

中古のbizhub C451を導入する前は、型番ラベルが末尾に「i」の付かない「C451」であることを最初に確認します。
「bizhub C451 i」は名称が似ていますが、別世代の別機種です。
ドライバー、消耗品、オプション、仕様を共有する前提では選べません。
見積書、現物写真、構成票、動作確認書のすべてで型番を照合し、製造番号も記録してください。

  1. カウンター:総出力枚数とカラー・モノクロの内訳を確認し、交換部品や整備履歴と照合します。
  2. 給紙と搬送:4段すべてのトレイ、手差し、両面、原稿送り、A3出力を試します。
  3. 画質:ベタ、細線、小さい文字、グラデーション、写真、両面位置を自社データで確認します。
  4. 基本機能:コピー、プリント、スキャン、ボックスを実際の端末とネットワークで試します。
  5. オプション:FAX、フィニッシャー、中綴じ、認証装置、セキュリティキットの型番と動作を確認します。
  6. データ消去:ボックス、アドレス帳、認証情報、FAX転送設定、管理者情報が初期化済みかを確認します。
  7. 保守:部品、消耗品、訪問地域、受付時間、修理不能時の扱いを契約書へ記載します。
  8. 搬入:約190kgの本体と装着オプションが通る経路、床、電源、保守空間を現地調査します。

受け入れ試験は一枚のテストコピーで終わらせず、実際の繁忙時を想定します。
原稿送り装置から複数枚をスキャンし、複数の給紙口から両面文書を連続出力し、契約に含まれるステープルやFAXも確認します。
異音、斜行、重送、紙詰まり、色むら、定着不良が発生した場合は、納品完了の承認前に整備内容と再試験条件を決めてください。

保証と保守契約で曖昧にしない項目

中古機の「現状渡し」「整備済み」「保証付き」は、販売店によって意味が異なります。
保証期間に加え、出張費、技術料、部品代、消耗品、感光体、定着部、搬送部、HDD、原稿送り装置、フィニッシャーが対象かを確認します。
パソコンやネットワークが原因の障害は、機械保守とは別料金になることもあります。

修理不能になった場合に同等機へ交換するのか、契約を終了するのか、支払済み費用と撤去費をどう扱うのかも重要です。
短期利用なら代替機を含むレンタル、長期運用ならメーカーが継続的に保守できる現行機も並べ、停止による業務への影響まで含めて比較してください。

導入可否の判断

bizhub C451は、A3カラー・モノクロ45枚/分、大容量4段給紙、ネットワークスキャンを備えた高生産性機ですが、2026年に新規導入する場合は、保守とIT環境の互換性が性能以上に重要です。
必要なオプションがそろい、利用中の端末やネットワークで動作し、部品供給と復旧条件を書面で確保できるなら、用途を限定した中古機として検討できます。

クラウドサービス、現行OS、高度な認証、継続的なセキュリティ更新、長期の安定保守を重視するなら、現行機を含めて比較するほうが安全です。
購入価格だけで決めず、型番確認、実機試験、ネットワーク検証、搬入調査、保守契約の順に条件を固めることが、導入後の想定外を減らします。

参考情報・出典

複合機の選び方・料金で迷ったらご相談ください

仕様・価格・保守条件は構成や地域で変わります。
正式な条件は最新の見積書をご確認ください。

無料で相談する

The following two tabs change content below.
業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。
仕様出典:メーカー公式情報(最終確認:2026-09-26)

CONTACT

複合機選び、まずは価格から比べてください。

機種が決まっていなくても大丈夫です。用途と印刷枚数からご提案します。