新品A3カラー複合機を、わかりやすい価格で。

全国対応・年中無休

新品・フルオプション、全国対応。A3カラー複合機を月々6,900円以下で。

無料で見積りを依頼 おすすめ機種を見る

リコー

RICOH IM 4510

仕様・向いている会社・導入費用の考え方を、複合機のプロが実務目線で解説します。

RICOH IM 4510
最大用紙サイズA3
カラー対応モノクロ
印刷速度45枚/分
発売日2026-01-13
希望小売価格(税別)1,806,000円(消費税別。本体標準価格。感光体ユニットおよび必須選択のDF3140、DF3150、圧板PN2010などは別)

新機種発売から3年未満:新機種 / 3年以上:旧機種

RICOH IM 4510は、A3までのモノクロ文書をA4ヨコ毎分45枚で出力できる、2026年1月発売のデジタルモノクロ複合機です。
契約書、申請書、帳票などを日常的にまとめて扱い、25枚機や35枚機では待ち時間が気になる一方、60枚機ほどの速度は必要ない職場に適しています。

コピー、プリンター、カラースキャナー、ドキュメントボックスを標準で備えますが、原稿送り装置とFAXは構成の選択が必要です。
ここでは、機種名に「C」が付くカラー機と混同せず、RICOH IM 4510についてメーカー資料で確認できた仕様、価格、オプション、導入時の注意点を整理します。

RICOH IM 4510の特徴

RICOH IM 4510の中心的な特徴は、A3対応、A4ヨコ毎分45枚の出力、カラー原稿の電子化を一台でまとめられることです。
リコー公式製品ページでは、2026年9月29日時点の本体標準価格が1,806,000円(消費税別)と案内されています。
発売日は2026年1月13日です。

45枚という数値はA4用紙をヨコ送りした場合の連続速度です。
A3タテでは毎分23枚、B4タテでは毎分27枚、B5ヨコでは毎分51枚となるため、実際によく使うサイズと向きを基準に判断します。
ファーストコピータイムとファーストプリントタイムは、いずれも所定条件で4.5秒です。

機種名はRICOH IM 4510です。
「RICOH IM C4511」や「RICOH IM C4510SD」などのカラー機とは別製品で、本機からのコピーとプリントはモノクロです。
一方、スキャナーはカラー読み取りに対応します。
カラー資料をカラーPDFとして保存できることと、カラーで紙へ出力できることを混同しないようにしましょう。

45枚機としての位置付け

45枚/分は、総務、経理、窓口、士業事務所、医療・福祉事業所など、複数人が一台を共有し、短時間にまとまった帳票を出す職場で検討しやすい速度帯です。
会議前に数百ページを印刷する、月末に請求書処理が集中する、窓口で連続コピーが発生するといった場面では、低速機との違いが待ち時間に表れます。

ただし、メーカーがRICOH IM 4510の月間推奨出力枚数を公表していることは確認できませんでした。
速度だけで選ばず、月間総枚数、最大の連続ジョブ、混雑する時間帯、同時に利用する人数を調べます。
印刷量がごく少ない場合は、単機能プリンターと複合機の違いも確認し、コピーやスキャンを一台へ集約する必要があるかから判断すると無駄を抑えられます。

紙文書とデータをつなぐ標準機能

標準構成でコピー、プリンター、スキャナー、ドキュメントボックス、両面印刷、手差し給紙、無線LANを利用できます。
紙の申請書を共有フォルダーへ保存する、受領したカラー資料をPDF化する、本体へ一時保存した文書を必要なときに再出力するといった流れを一台に集約できます。

ただし、OCRによる透明テキスト付きPDFの作成、業務用クラウドへの直接登録、カード認証などは、本体標準機能だけで完結するとは限りません。
複合機に搭載される処理支援機能を整理したい場合は、複合機のAI機能に関する解説も参考にしつつ、必要なアプリケーション、オプション、サービス契約を見積書で区別してください。

主要仕様と処理性能

シリーズ仕様表にはRICOH IM 7010、6010、4510、3510、2510の列が並びます。
以下はリコー公式仕様ページで、RICOH IM 4510の列と脚注を照合した数値です。
上位機の3.6秒という値はRICOH IM 6010のものであり、本機のファーストコピー/プリントタイムは4.5秒です。

項目 RICOH IM 4510の確認値
形式・出力色 デスクトップ式、モノクロ出力
最大原稿サイズ A3
A4ヨコ連続速度 45枚/分
ファーストコピー/プリント 4.5秒
ウォームアップ 22秒。室温や設定などで変動
ストレージ 256GB
標準給紙 590枚×2段+手差し100枚
本体寸法 幅587×奥行701×高さ788mm。高さは原稿ガラスまで

画像調整のため連続出力が中断する場合があり、印刷条件によって速度が低下することも公式脚注に示されています。
45枚/分を、すべてのデータと用紙で常に保証される処理量として扱わないことが大切です。

用紙サイズと紙厚

定形用紙はSRA3、A3からはがき、封筒などに対応し、不定形用紙は幅90~320mm、長さ148~457.2mmです。
RICOH IM 4510の給紙トレイと手差しは52~300g/㎡、両面印刷は52~169g/㎡に対応します。
プリンター機能の不定形長尺は最大320×1,260mmですが、印刷には画像領域拡張キット タイプM19が必要とされています。

封筒や厚紙は対応範囲内でも、紙質、保管状態、温度、湿度によってしわ、カール、定着不良が起こる場合があります。
特に梅雨や暖房期の用紙管理は用紙カールの原因と季節別対策が参考になります。
特殊紙は坪量だけで可否を決めず、実際に使用する銘柄とサイズで通紙確認を行いましょう。

メモリーは生産時期で表記が異なる

現行の公式仕様表では、RICOH IM 4510のメモリーは本体2GBと操作部4GBの合計6GBです。
一方、同じ表の脚注には、RICOH IM 6010/4510/3510の2026年3月以前の生産分は、本体4GBと操作部4GBの合計8GBであると明記されています。

これはシリーズ間の速度差や利用者が選べる通常の増設構成ではなく、生産時期に関する注記です。
発売初期在庫と現在の生産分が混在する可能性があるため、メモリー容量を調達要件に含める場合は、型番だけで判断せず、納品個体の製造時期、機器情報、見積書の記載を販売店へ確認してください。

両面の表裏位置は紙質や搬送条件でも変化します。
帳票枠や申請書など位置精度を重視する用途では、両面印刷の表裏ずれを確認する方法も参照し、実用紙で仕上がりを確認すると安心です。

操作性とスキャン・ネットワーク連携

操作部には、静電容量式の10.1インチ大型フルカラータッチパネル「第三世代MultiLink-Panel」を搭載しています。
フリック、ドラッグ、ピンチ操作ができ、よく使う設定キーを上部へ移す、利用しないキーを非表示にするといったカスタマイズにも対応します。
ユーザー認証と組み合わせた利用者別のカスタマイズも可能ですが、変更できないキーもあります。

ネットワークは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-TとIEEE 802.11a/b/g/n/acの無線LANに対応します。
プリンターの対応プロトコルにはIPv4/IPv6、LPR、Port9100、IPP、SMB、WSDなどがあり、公式仕様に掲載される対応OSはWindows 11、Windows Server 2016~2025、macOS 12以降です。
ARM版WindowsはMopriaを利用するという脚注もあるため、端末のCPU構成まで含めて展開方法を決めます。

MopriaやAirPrintにも対応しますが、AirPrintは端末が同一セグメントにあることなどの条件があります。
無線接続できることと、社内のゲストネットワークや分離されたVLANから印刷できることは同義ではありません。

原稿送り装置で変わる読み取り性能

RICOH IM 4510は原稿送り装置が選択式です。
反転方式のDF3140は120枚積載で、A4ヨコ、200dpiの条件では片面80ページ/分です。
1パス両面ADFのDF3150は250枚積載で、同条件において片面150ページ/分、両面300ページ/分に対応します。
DF3150では名刺、領収書、小切手などの小サイズ原稿も扱えます。

大量の両面契約書や申込書を電子化する職場では、原稿を反転させずに両面を読むDF3150の効果が大きくなります。
一方、書籍や綴じた原本を原稿ガラスで読むことが中心なら、最高速ADFが必須とは限りません。
読取速度はプリント速度とは別の数値であり、原稿サイズ混載、解像度、保存先の応答、ネットワーク帯域も作業時間に影響します。

スキャンの保存先とファイル形式

スキャンはSMTPによるメール送信、SMB3.1.1またはFTPによるファイル送信に対応します。
出力形式はTIFF、JPEG、PDF、クリアライトPDF、PDF/Aです。
USBメモリーへのスキャン保存と、USBメモリー内のJPEG、TIFF、PDFの印刷にも対応しますが、すべてのメディアやファイルの動作が保証されるわけではありません。

共有フォルダーを使う場合は、保存先サーバー、利用者権限、名前解決、SMBの許可条件を導入前に整理します。
ネットワークが二つに分かれる環境では、複合機を2つのネットワークで共有する仕組みも確認し、単純なケーブル追加ではなく、通信経路とセキュリティポリシーから構成を決めてください。

検索可能な透明テキスト付きPDFを作成するOCR機能には、OCR変換モジュール タイプM61が必要です。
本体のカラースキャン機能だけで、文字認識や業務システムへの自動登録まで標準提供されると解釈しないようにしましょう。

セキュリティと情報管理

RICOH IM 4510は、TLS1.3、ECDSA、TPM2.0、WPA3に対応しています。
TLS1.3はメールやクラウドサービスなどとの通信保護、TPM2.0はストレージなどの暗号化、WPA3は無線LAN接続の保護に関係します。
ただし、規格に対応した機器を置くだけで安全が完成するわけではありません。

管理者パスワードの変更、使用しないネットワークポートの無効化、証明書の管理、時刻同期、アドレス帳権限、ファームウェア更新を社内基準に合わせて設定します。
公式特長ページにはIEEE 802.1X、IPsec、S/MIME、SSL/TLS通信、印刷可能IPアドレス制限、ネットワークポートのON/OFFなども挙げられています。
採用する機能は既存の認証基盤やメール環境との整合確認が必要です。

内部ストレージには、アドレス帳、認証情報、蓄積文書などを暗号化して保存する機能があり、残存データを一括消去して初期化する機能も搭載されています。
入れ替えや返却時は、単なる設定リセットではなく、蓄積文書、宛先、認証情報、ジョブ履歴の処理手順と作業記録の扱いを契約先へ確認してください。

認証と放置印刷の対策

本体だけで設定できるユーザーコード認証、ベーシック認証に加え、WindowsドメインコントローラーやLDAPサーバーとの連携に対応します。
利用者ごとにコピー、プリント、スキャンなどの権限を分ければ、不要な利用を抑えながら操作履歴を管理しやすくなります。

FeliCaまたはMIFAREを使う簡易カード認証には、個人認証デバイス内蔵キット タイプM52が必要です。
対応領域が限定され、他の認証システムとの併用制限もあるため、現在の社員証がそのまま使えるとは限りません。
カード規格、認証先、複数台運用、障害時の代替ログインまで事前検証が必要です。

給与明細、顧客情報、契約書などを扱う場合は、認証後に本人が出力するオンデマンド印刷も検討します。
機能名だけで選ばず、端末側ドライバー、認証サーバー、カードリーダー、利用者登録のどこまでが見積もりに含まれるかを確認しましょう。

FAXと複数ネットワークの注意点

FAXユニット タイプM62を追加した場合は、宛先の繰り返し入力、送信前の設定確認、宛先利用制限などの誤送信抑止機能を利用できます。
ただし、本機のFAXはオプションです。
標準構成の価格だけでは電話回線を使うFAX送受信はできません。
回線数を増やす場合も、親となるFAXユニットと増設ユニットの組み合わせを確認します。

庁内系とインターネット系、電子カルテ系と一般業務系などを分離したい場合は、外付け増設インターフェースボックス タイプM37で3系統の印刷・スキャン、拡張プリントサーバー タイプM52で2系統の印刷に対応する構成があります。
ただし、利用できる通信や詳細条件は販売担当者への確認が必要です。
ネットワークを接続すること自体を目的にせず、各系統で許可する機能、宛先、管理者、ログ保管を設計してください。

適しているオフィスと用途

RICOH IM 4510が適するのは、カラー出力よりもモノクロ帳票の速度、A3対応、大量スキャンを重視する職場です。
契約書、申請書、図面、カルテ関連書類、配送伝票など、A4とA3が混在する環境では、卓上A4機を複数台置くより印刷と電子化の手順を集約しやすくなります。

  • 総務・管理部門:社内規程、会議資料、申請書をまとまった部数で印刷する
  • 経理部門:請求書や証憑をカラーで読み取り、PDFとして保存する
  • 窓口・士業:契約書や申込書をA3までコピーし、控えを電子化する
  • 医療・福祉:認証やオンデマンド印刷を組み合わせ、文書の取り違えを抑える
  • 倉庫・製造部門:A3の作業指示書やモノクロ図面を一定の速度で出力する

共有機としての効果を見るには、一日の平均枚数よりもピーク時間を確認します。
始業時や締め日前に長い待ち行列が生じるなら速度向上が有効ですが、待ち時間の原因が大容量PDFの処理、ネットワーク、認証操作にある場合は、本体速度だけを上げても解決しないことがあります。

大量スキャンがある職場

両面原稿を日常的に束で取り込むなら、DF3150の片面150ページ/分、両面300ページ/分という読み取り性能を生かしやすくなります。
名刺や領収書などの小サイズ原稿にも対応するため、営業資料、経費証憑、申込書の電子化にも利用できます。
原稿の重送を検知したい場合は、DF3150用の重送検知キットも候補です。

ただし、ホチキスを外した原稿、折れや破れのある薄紙、付箋付きの書類は、読み取り速度より前処理がボトルネックになります。
実際の原稿を用いたテストでは、読み取り漏れ、傾き、裏写り、ファイル名、保存先へ到達するまでの操作数まで確認します。
原稿ガラス中心の業務なら、ADFへの投資を抑えて別のオプションを優先する選択もあります。

別機種を選んだほうがよい場合

提案書、写真、販促物、色分け図面を日常的にカラー印刷する職場には、本機は向きません。
同等の速度帯でカラー出力が必要なら、RICOH IM C4511の記事を比較候補にできます。
スキャンと後処理を含む別構成を検討する場合は、RICOH IM C4510SDも候補ですが、末尾の「SD」を含めて異なる機種である点に注意してください。

印刷量が少なくA3もほとんど使わない事業所では、45枚機の設置面積と構成が過剰になる可能性があります。
反対に、長時間にわたり連続出力する大規模拠点や集中印刷室では、より高速な機種や複数台構成のほうが適します。
内製する冊子や販促物の品質が重要なら、プロダクションプリンターと複合機の違いも確認し、オフィス複合機で処理する範囲を決めましょう。

同シリーズ・カラー機との比較

RICOH IM 4510は、同じ現行モノクロシリーズの25枚機と35枚機より高速で、60枚機と70枚機より本体標準価格を抑えた中間モデルです。
以下は2026年9月29日に公式製品ページで確認したA4ヨコ速度と本体標準価格です。

機種 A4ヨコ速度 本体標準価格(税別)
RICOH IM 2510 25枚/分 1,070,000円
RICOH IM 3510 35枚/分 1,323,000円
RICOH IM 4510 45枚/分 1,806,000円
RICOH IM 6010 60枚/分 2,888,000円
RICOH IM 7010 70枚/分 3,230,000円

この表は本体価格の比較であり、同じ完成構成の導入総額ではありません。
RICOH IM 4510ではDF3140、DF3150、圧板PN2010のいずれかが必須で、FAX、給紙、フィニッシャーなども必要に応じて加わります。
価格差だけでなく、原稿送り装置の仕様、設置面積、ピーク時の処理量を合わせて比較します。

35枚機・60枚機との選び分け

35枚機との速度差は毎分10枚、60枚機との差は毎分15枚です。
数ページの文書を一日に数回出すだけなら体感差は小さい一方、数百ページの資料を繰り返し印刷する場合は完了時間に差が出ます。
月間総枚数だけでなく、最大ジョブのページ数と一時間当たりの集中度を比較してください。

60枚機の構成や用途はRICOH IM 6010、さらに高速な現行機はRICOH IM 7010の記事が比較材料になります。
旧世代の高速機から入れ替える場合は、RICOH IM 7000の記事も参照できますが、現行機との機能差、販売状況、保守条件は分けて確認しましょう。

モノクロ機とカラー機の選択

本機はモノクロ出力に限定しながら、スキャンではカラー情報を保持できます。
紙の色分け、押印、マーカーをカラーPDFとして保存し、日常の出力はモノクロに統一する運用なら、本機の役割が明確です。
カラー機とモノクロ機を各一台配置し、文書の種類で出力先を分ける構成も考えられます。

ただし、カラーグラフや色分け図面を紙で共有するときは、モノクロ化しても項目を識別できるか確認が必要です。
カラー機との比較では、本体価格だけでなく、実際のカラー出力比率、カウンター保守の条件、用紙、後処理、利用者が正しい出力先を選べるかまで見ます。
色が業務上の情報である職場では、モノクロ機へ統一することを優先しないほうが安全です。

本体構成・オプション・価格

RICOH IM 4510の現行本体標準価格は1,806,000円(消費税別)です。
リコー公式価格表では、本体価格に感光体ユニットが含まれないこと、DF3140、DF3150、圧板PN2010のいずれか一つを装着する必要があることが明記されています。
本体の表示価格だけを完成構成の導入価格として扱うことはできません。

区分 主な内容
標準 コピー、プリンター、カラースキャナー、ドキュメントボックス、両面、手差し、無線LAN
必須選択 DF3140、DF3150、圧板PN2010のいずれか
用途に応じて追加 FAX、増設給紙、フィニッシャー、OCR、認証、増設ネットワークなど
別途確認 感光体ユニット、設置調整料、搬入、設定、既存機撤去、保守契約

発売資料に記載されたRICOH IM 4510の発表時価格は1,720,000円(税別)でしたが、現在の公式製品ページと価格表は1,806,000円(税別)です。
過去のニュースやカタログだけで予算を組まず、見積時点の公式価格と販売条件を確認してください。

業務別に優先したい構成

  • 大量電子化:1パス両面ADFのDF3150と、必要に応じて重送検知キットを検討する
  • 通常のコピー中心:反転式ADFのDF3140とDF3150の価格差、読取時間を比較する
  • ブック原稿中心:圧板構成も候補にし、ADFが本当に必要か確認する
  • FAX業務:FAXユニット タイプM62、回線数、誤送信対策を確認する
  • 大量給紙:扱う用紙サイズと補給頻度に合わせて給紙テーブルを選ぶ
  • 冊子・仕分け:中綴じ、針あり・針なし綴じ、紙折り、パンチの対応構成を選ぶ

フィニッシャーはどれでも自由に組み合わせられるわけではありません。
給紙テーブルや排紙オプションとの装着制限、設置幅、電源、通路を構成図で確認します。
社内で内製する資料が少ない場合は、高価な後処理機器を追加するより、通常印刷と外注を使い分けるほうが合理的なこともあります。

リース料と保守料金の見方

月額リース料は、本体とオプションの総額、契約期間、料率、搬入費や設定費をリース対象へ含めるかによって変わります。
根拠のない固定月額で比較せず、同じADF、給紙、FAX、後処理構成と同じ契約期間で見積もりをそろえます。
期間設定の考え方は複合機を6年リースした場合の解説も参考になります。

保守では、モノクロのカウンター料金、最低基本料金、トナー供給、感光体や定期交換部品、出張対応、受付時間、遠隔地の条件を確認します。
FAX、スキャン保存先、パソコン追加時の設定支援が機械保守に含まれるとは限りません。
故障時の連絡先と復旧目標も書面でそろえます。

長期利用を前提にする場合は、リース期間と修理対応可能期間を同じものとして扱わないことが重要です。
複合機を8年以上使う場合の判断基準も参照し、部品供給、保守継続、セキュリティ更新、再リース時の条件を契約先へ確認してください。

導入前に確認したいポイント

導入前は、速度や価格だけでなく、設置、原稿、ネットワーク、契約の四つを確認します。
本体寸法は幅587×奥行701×高さ788mmで、高さは原稿ガラスまでの値です。
DF3140装着時は高さ913mm、手差しトレイなどを開いた機械占有寸法は幅1,104×奥行701mmです。
数値上収まっても、原稿カバーを開く空間や保守作業スペースが不足することがあります。

  1. 直近数か月のA4・A3別、片面・両面別の出力枚数を集計する
  2. 最大の連続ジョブと、印刷が集中する時間帯を調べる
  3. DF3140、DF3150、圧板、FAX、給紙、フィニッシャーの要否を決める
  4. IPアドレス、有線・無線、共有フォルダー、SMTP、認証方式を整理する
  5. 封筒、厚紙、長尺紙など、実際に使う銘柄で通紙と仕上がりを試す
  6. リース、保守、搬入、端末設定、既存機撤去の範囲を書面でそろえる

搬入経路では、扉、廊下、曲がり角、エレベーター、段差、床の状態を確認します。
給紙テーブルやフィニッシャーを付ける場合は完成時の寸法で判断し、利用者が排紙や用紙補給を行える動線も確保してください。

ネットワークと端末の準備

WindowsやmacOSの台数、利用者権限、端末のCPU構成、使用するプリンタードライバー、スキャン保存先を一覧化します。
固定IPまたはDHCP予約、DNS、NTPによる時刻同期、証明書、SMTP認証、SMB権限は、それぞれ誰が準備するかを決めます。
複合機の納品日に初めてメールサーバーや共有フォルダーの条件を確認すると、稼働開始が遅れやすくなります。

無線LANやUSBメモリーを使わない場合は、初期設定で利用可否を見直します。
カード認証やドメイン認証を導入するなら、社員の追加・退職時の処理、認証サーバー停止時の代替手順、管理者アカウントの保管、ログを確認する担当者まで定めます。

既存機から置き換える場合は、IPアドレスを引き継ぐか、新規に割り当てるかも重要です。
古いドライバーやアドレス帳設定を無条件に流用せず、対応OS、印刷言語、スキャン方式をRICOH IM 4510の条件に合わせて更新してください。

見積書と納品時の最終確認

見積書には、本体の品種コード、選択するADFまたは圧板の型番、FAX、増設給紙、フィニッシャー、内部オプション、感光体ユニット、設置調整料、搬入費、端末設定費、既存機撤去費を明記してもらいます。
RICOH IM 4510は生産時期によって公式仕様上のメモリー構成が異なるため、容量を要件にする場合は納品個体も確認します。

納品時には、A4ヨコの連続印刷だけでなく、実際に使用するA3、両面、封筒、厚紙、スキャン、認証、FAXを試します。
カラー原稿をスキャンしたPDFの見え方、共有フォルダーの権限、メール送信、両面位置、フィニッシャーの仕上がりも確認対象です。
テスト用の原稿と用紙をあらかじめ用意しておくと、仕様と業務のずれを見つけやすくなります。

RICOH IM 4510は、A3モノクロ文書をA4ヨコ毎分45枚で処理し、原稿量に合わせてADF、認証、給紙、後処理を拡張したい職場に適した機種です。
本体価格だけで決めず、必須選択となる原稿送り装置または圧板、保守、実際の用紙、ネットワーク、設置条件まで同じ前提で比較してください。

参考情報・出典

複合機の選び方・料金で迷ったらご相談ください

仕様・価格・保守条件は構成や地域で変わります。
正式な条件は最新の見積書をご確認ください。

無料で相談する

The following two tabs change content below.
業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。
仕様出典:メーカー公式情報(最終確認:2026-09-29)

CONTACT

複合機選び、まずは価格から比べてください。

機種が決まっていなくても大丈夫です。用途と印刷枚数からご提案します。