コニカミノルタ複合機の評判は?総合点をプロがランキング!
目次
コニカミノルタの複合機の評価
コニカミノルタの複合機の評価 | |
本体価格 | ★★★☆☆ |
カウンター料 | ★★★☆☆ |
耐久性 | ★★★★☆ |
メンテの速さ | ★★★★☆ |
色写り | ★★★★☆ |
シェア | ★★★☆☆ (NO5) |
拠点数 | ★★★☆☆ (約120) |
総合 | ★24個(4位タイ) |
コニカミノルタの独自路線
コニカミノルタの独自路線としては「総合的なデザインを意識してファンを増やす」という事を心掛けたメーカーとなります。
ここでいう総合的なデザインというのは、何も複合機の筐体の外観だけでなく、アイコンの分かりやすさや印刷までの動線等、使い勝手という部分も含めてです。
複合機の付加機能としては、数年前から頭打ちになっており、これからニューリリースしてくる複合機に関しては大きな機能の変化はないでしょう。
ソリューションの強化とか、基礎機能の向上しかありません。
その点コニカミノルタは他メーカーとは全く違う「デザイン」という切り口で販路を拡大してきました。
グッドデザイン賞も受賞してる筐体は確かにかっこよく、勢いのある若手社長の中では「性能とかよりもデザインに一目惚れした!」という方も多いです。
コニカミノルタがデザインの重要性を示した結果、他メーカーも追従して旧製品のデザインをガラッと変える動きがありました。
本体価格
コニカミノルタの複合機の本体価格は他のメーカーの相場ぐらいです。
安売りをせずとも売れてしまうメーカーなので、実際にエンドユーザーに提案する金額は安くない事がも多いですが、相見積もりを取ればとんでもなく安くなる可能性は高いです。
カウンター料金
コニカミノルタのカウンター料金も相場と同じぐらいです。
ただし「モノカラー(2色刷り)」のカウンター料金はモノクロと同単価で提供出来るのは強みです。
例えば、見積書やチラシを比較的多く印刷する企業であったらモノカラーという選択肢はコスト削減に大きく貢献できるでしょう。
そもそも、モノカラーがフルカラーと同カウントというメーカーの方が多いのです。
耐久性
弊社は一通り全メーカー売ってきた過去がありますが、トラブル報告は割と少ないです。
弊社ではキャノンやゼロックスを機種名を出してネット上に公開してますので、それらのお問い合わせも多く、販売数も比較的多いですが、やはりトラブルが全くない訳ではありません。
そうですね。
だいたい1年間使っていれば、50台に1台ぐらいは紙詰まりの頻度が多いとか印刷ズレがあるとかの報告を受けます。
まあ メンテナンスを行えばすぐに直るものですが、お客様としては出来ればめんどくさい事は起こってほしくないですよね。
コニカミノルタも50台に1台ぐらいしか、その手のトラブルは聞きません。
ちなみに、その他のメーカーは20台に1台ぐらいでトラブルが起きるでしょう。
メンテナンスの速さ
アフターフォローの体制が素晴らしいです。
コニカミノルタは設置後の2週間~1か月の間に再訪問をし、トラブルや使い勝手等で困ってないかのチェックを行います。
だいたい、トラブル報告があるのが、設置後1か月以内という事らしいので、そこで問題をクリア出来れば、その後も問題は起きにくいという事で再訪問をしているそうです。
この様なキメの細かさとトラブル自体が少ないので、「すぐに動けるメンテナンスが多い=メンテナンスが速い」という構図が出来るのです。
シャープの評価を見て頂ければ分かりますが、サービス拠点はコニカミノルタの方が少ないですが、メンテナンスの速さではシャープよりも高評価を下しています。
それは上記の様な理由を考慮しているからです。
色写り
コニカミノルタはもともとレンズメーカーで光化学技術に定評のある会社です。
その為、一般的な会社で使う分でしたら、色写りでの不満はないでしょう。
個人的な評価ですと「ゼロックス>>キャノン≧コニカミノルタ≧リコー>>その他」という感じですね。
国内シェア
国内シェアは第5位と実はあまり高くはありません。
実績を積めばかなり安くなるメーカーではありますが、取引を始めたばかりだと卸値が高いのです。
「東芝」「京セラ」「シャープ」の方が、取引始めの卸価格は安いです。
また、知名度的にも「ゼロックス」「キャノン」「リコー」が3大メーカーと言われている事もあり、品質的には素晴らしいが、コニカミノルタをメインとして拡販している代理店が少ないというのが現状としてあります。
ここの部分がコニカミノルタの唯一弱いところですね。
拠点数
拠点数自体は先ほども書いた通り、特段多い訳ではありません。
しかし、耐久性が優れているので、拠点を減らしてもメンテナンスの速さは上位陣と変わりません。
コニカミノルタサービス拠点一覧では保守拠点を載せておりますが、いくつか情報がない拠点もありましたので実際にはもっと多いです。
総合(まとめ)
弊社基準ではコニカミノルタはおすすめです。
「あっ この会社コニカミノルタをたくさん売っているな!」と思う会社があれば、素晴らしいコストパフォーマンスを提示してくれるでしょう。
品質やデザインも申し分もなく、アフターフォローも手厚いです。
シェア的には低い方にはなりますが、まず「失敗した」と感じる事がないメーカーと言えます。
ちなみにですが、コニカミノルタの全体の売り上げの約6割はオフィス事業なので、優良な代理店を取り込めたならさらに利益の拡大が見込めると思います。
最新記事 by 堀田直義 (全て見る)
- 複合機の年間保守契約は本当に必要?契約しない場合のリスクと対策 - 2024年10月9日
- 複合機の転倒防止でやるべきこととは?安全性を高める方法を解説! - 2024年10月9日
- 複合機の解像度とは?肉眼で300dpi以上は見えないので大きくても意味がない? - 2024年10月8日
- 複合機のグリーンセンターとは?活用するメリットなど解説! - 2024年10月6日
- 在宅ワークで使える!おすすめの複合機を格安リースで導入する方法を解説! - 2024年10月6日