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複合機のクリエイションとは?印刷の仕組みやカウンター料金など解説!


複合機の印刷には、クリエイションという仕組みがあります。

 

クリエイションで印刷すると、複合機のカウンター料金が節約できるメリットがあります。

 

本記事では、複合機におけるクリエイションとはどういった印刷方法なのか、なぜカウンター料金を節約できるのかというテーマで解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

複合機のとは?印刷の仕組みを解説!

複合機のとは?印刷の仕組みを解説!

 

複合機には、「モノクロタイプ」「カラータイプ」の2つのタイプが存在します。

 

モノクロタイプでは、モノクロ印刷しかできません。

 

そのため、「赤色しか印刷できない」「青色しか印刷できない」というのもモノクロ印刷の特徴ですが、複合機の場合は黒一色を使った印刷のことを意味します。

 

対してカラー印刷とは4色印刷のことで、印刷物の基本となる下記の4色のインクの色を指します。

 

  • C(シアン):藍
  • M(マゼンタ):紅
  • Y(イエロー):黄
  • K(ブラック):墨

 

複合機では、これら4色の組み合わせによって、あらゆる色を作り出しての印刷することが可能。

 

カラータイプでは、印刷するのにモノクロとカラーのどちらかを選べますが、クリエイション機能が搭載されていれば、クリエイションで印刷することもできます。

コラム:インクやトナーに「マゼンタ・シアン・イエロー」が使われる理由

 

 

『クリエイションとは』

クリエーション(creation)とは、「創造」「創作」という意味の英単語のこと。

 

複合機などでは、前述した4色のインクの色から、下記のように印刷できる機能のことをそう呼んでいます。

 

  • CMYKのどれか1色だけ
  • 4色のうちのどれか2色
  • ブラックと残り3色のどれか1色の計2色

 

ちなみに、CMYのどれか1色だけ使用して印刷することを単色カラー印刷

 

4色のうちのどれか2色とブラックと残り3色のどれか1色の計2色を使用して印刷することをモノカラー印刷と呼びます。

 

また、4色すべて使用する印刷方法はフルカラー印刷とも呼ばれるため、混同しないよう注意しましょう。

 

 

『クリエイションの印刷の仕組み』

感光体ドラムを利用し、画像や文字を描く場所にだけ静電気効果でトナーを吸い寄せ、それを用紙に転写するのが複合機の印刷の仕組みです。

 

トナーとは、数㎛と細かい粒状の樹脂の顔料のこと。カラータイプでは、前述した4色が必要です。

 

またフルカラーでは、その4色網点の掛け合わせで原稿・データのカラーを再現するため、印刷時には必ず4色すべてを消費します。

 

それに対して、4色のうちのどれか2色で再現するのがクリエイションの仕組み。4色ではなく、2色で再現するためフルカラーよりも鮮明さは落ちます。

 

しかし、使用しなかった色のトナーは消費しません。

 

また、フルカラーと比べたら鮮やかさは落ちますが、モノクロより印刷物の見栄えはよくなります。

 

 

複合機のクリエイションによってカウンター料金を節約できる!

複合機のクリエイションによってカウンター料金を節約できる!

 

カウンター料金とは、複合機での印刷に掛かる料金のこと。複合機の料金方式には、下記の2種類が存在します。

 

  • トナー方式
  • カウンター方式

 

トナー方式はキット方式とも呼ばれています。

 

メーカーから購入代金に保守料金が含まれているトナーキットを購入することで、そのトナーがある限り、保守が受けられるという方式。トナーが切れてしまうと、新たにトナーを購入する必要があります。

 

それに対して、月々の基本料金と保守料、そして1枚当たりの単価に利用枚数を掛けた料金が毎月請求される仕組みがカウンター方式。料金にトナー料金も含まれているため、トナー管理は不要です。

 

印刷物がカラーや文字数が多いものなど多岐にわたるとトナーの消費量が多くなるため、トナー方式だと割高になることがあります。

 

クリエイションで印刷すればトナーの消費量が減らせるため、トナー方式を選んでいる企業は「交換頻度が減る=運用コストがダウン」させることが可能。さらに、カウンター方式でも活用すれば、よりコストダウンできます。

 

ただし、コストダウンできるのは、料金設定にモノカラーでの料金が設定されている場合のみ。通常、1枚当たりの単価はモノクロ印刷〇円/枚、カラー印刷〇円/枚と1枚当たりの料金が設定されています。

 

この1枚当たりの単価は、モノクロだと1枚あたり約1〜4円 、カラーだと約10〜40円が相場。料金設定は、この2つしかないということではなく、モノカラーで〇円/枚と設定しているメーカーもあります。

 

ちなみにモノカラーは、モノクロとフルカラーの間の料金設定が主流で、モノクロとほとんど変わりません。

 

またモノカラーの料金設定が存在しないメーカーの場合、カラーで計算される可能性があるため、その場合はクリエイションを活用してもコストダウンが難しいため注意しましょう。

 

 

 

さいごに|複合機のクリエイションを活用しよう!

さいごに|複合機のクリエイションを活用しよう!

 

複合機でクリエイションを活用し、料金方式としてトナー方式を選べば、運用コストを減らすことができます。

 

カウンター方式の場合、コストダウンのためにモノカラーでの料金設定について理解しておくことも重要。また、クリエイションによって、トナーの消費量を減らせます。

 

フルカラーで印刷する必要のない印刷物であれば、クリエイションを活用してコストダウンを図りましょう。

 

 

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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

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