複合機のグリーンセンターとは?活用するメリットなど解説!
企業が複合機を導入する際、リースを選ぶか購入するかは大きな悩みのひとつです。
コスト削減や機器のアップデートを考慮し、リースを選択する企業も多いですが、もうひとつ重要な要素に「環境配慮」があります。
本記事では、複合機リースを検討している企業向けに、キャノンのグリーンセンターを活用したエコフレンドリーなリースのメリットを紹介しています。
最後まで読むことで、環境に優しいだけでなく、企業のコスト削減にも繋がる方法も理解できるようになるでしょう。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
グリーンリサイクルするならどっち?複合機のリースと購入における違いの観点から解説!
企業が複合機を導入する際、リースを選ぶか購入するかは大きな悩みです。
複合機を購入した際は、廃棄の際に環境に配慮したグリーンリサイクルを検討しなければなりません。
一方で、リースで複合機を導入した際は、期限満了後はリース会社によって回収されるためリサイクルを意識しなくてもよいです。
それぞれの選択肢にはメリットとデメリットがあり、特にコスト効率や柔軟性を考慮すると、多くの企業がリースを選ぶ傾向にあります。
詳しくは、こちらの関連記事でも解説しています。
『リース契約の概要まとめ』
リース契約では、企業は一定期間複合機を借りて使用します。
これにより、初期投資を抑えつつ、最新の機器を利用できるのがメリットのひとつ。一方で、長期的に見た場合、リース料は購入に比べ割高になることがある点がデメリットです。
また、契約が終了すれば、機器は返却しなければなりません。
『リースが企業にもたらす利便性』
リースの大きな利点は、初期コストが抑えられることです。
購入だと初期投資が大きくなりますが、リースでは月々の定額料金で最新の複合機を使用できます。
また、リース契約にはメンテナンスが含まれていることが多く、万が一の故障時にも対応してくれるため、業務に支障が出にくいのが魅力です。
『リースの環境面での影響と購入した際との比較』
リース契約により、企業はエコフレンドリーな選択をすることも可能。リースの特徴である定期的な機器の更新により、最新の省エネモデルを使用することで、エネルギー消費や二酸化炭素の排出量を削減できる可能性が高まります。
また、リース終了後の複合機はリサイクルされることが多く、環境への配慮も進められます。
一方で、複合機を購入する際、グリーン購入法やエコマーク基準による環境面の配慮も考慮しなければならない風潮もみられる現状もあります。
詳しくは、こちらの記事でも解説しています。
さらに、環境省の発布する「環境に配慮したOA機器の調達に関するガイドライン」により、製造から廃棄までの流れで発生する温室効果ガスに関する取り決めもなされています。
このような環境に配慮した風潮から、各企業の取り組みについては、次章で詳しくみていきましょう。
環境に配慮した複合機リサイクルサービス!キャノンのグリーンセンターとは何か?
キャノン(キャノンマーケティングジャパン株式会社)のグリーンセンターでは、キャノングリーンリサイクルサービスの一環として使用済みの複合機をリサイクルし、環境負荷を減らすための取り組みを行っています。
これにより、企業は環境保護を意識しながら、併せてコスト削減も図ることができるようになります。
『グリーンセンター(キャノングリーンリサイクルサービス)の利用手順』
キャノンのグリーンセンター(キャノングリーンリサイクルサービス)では、地方公共団体毎の許可を不要にできる広域認定制度に基づき、使用済みの複合機を回収して再利用可能な部品をリサイクルしています。
下記の流れで実施し、廃棄物を削減し、資源を有効活用できます。
- キャノングリーンリサイクルサービスに申し込む
- キャノン担当者からの電話の折り返しにて詳細を確認する
- 複合機のリサイクル完了
また、再生された部品を使用することで、製造エネルギーの削減にも繋がります。
こうした取り組みにより、企業はサステナブルな活動を推進できます。
『グリーンセンターを活用するメリット』
グリーンセンターの主なメリットは、廃棄物の削減と資源の節約です。
再利用やリサイクルを通じて、企業は無駄を減らし、環境保護を意識することができるようになります。
さらに、こうした取り組みは企業イメージの向上にも繋がり、長期的なブランディング効果にも期待できます。
『グリーンセンターで取り扱える機器』
企業の環境責任がますます重視されるなか、キャノングリーンリサイクルサービスを利用することで、リースされた複合機が環境負荷を最小限に抑えられます。
これは、企業のエコフレンドリーな姿勢を世間に示せるとともに、社会的評価を高める要因にも繋がります。
しかし、キャノングリーンリサイクルサービスで取り扱い可能な機器は、下記のみと限られますので注意しなければなりません。
- 複写機、複合機
- 通信機器
- 印刷機
- マイクロ機器
- 計算機
- シュレッダーなどの関連機器
- パソコン
- 外部機器装置
- 入出力装置
- ワードプロセッサ など
カテゴリーに関する詳細やリサイクル料金などは、こちらの公式ホームページをご確認ください。
さいごに|複合機のエコを目的にグリーンセンターを活用しよう!
複合機を利用していくにあたって、コスト削減と業務効率の向上を実現するだけでなく、現代では環境への配慮についても考慮しなければなりません。
今回は、キャノンマーケティングジャパン株式会社のキャノングリーンリサイクルサービスを例に挙げましたが、リコーも似たような目的でグリーンセンターを運用しています。
各企業の運営するグリーンセンターを活用することで、サステナブルな活動を推進しつつ、効率的な複合機運用を行えるようになるでしょう。
環境に優しい選択をすることで企業の長期的な成長にも繋がり社会的評価も高まりますので、この機会にぜひ、SDGsをはじめとするエコな取り組みを実践してみてはいかがでしょうか。
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