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複合機のローラーとは?清掃方法や注意点など解説!

複合機で発生する不具合の原因の1つに、ローラーの清掃不足が挙げられます。

 

本記事では、複合機におけるローラーの清掃方法や注意点、メンテナンスの必要性などについて解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

複合機のローラーとは?清掃不足で紙詰まりの原因となる仕組みなど解説!

複合機のローラーとは?清掃不足で紙詰まりの原因となる仕組みなど解説!

 

複合機の不具合の原因となることの多いローラー。そんなローラーは、どのような役割を果たしているのでしょうか。

 

また、清掃を疎かにしているとさまざまな不具合が発生するため、定期的なメンテナンスも重要なポイント。

 

ここでは、複合機におけるローラーの特徴や清掃不足に起因して発生する可能性がある不具合について解説しています。

 

それでは、詳しくみていきましょう。

 

 

『複合機のローラーとは?』

複合機の印刷では、給紙トレイにセットした用紙の束から1枚だけ拾い上げて、その1枚を本体へ送り出して印刷します。

 

その拾い上げと本体への送り出しで重要な役割をしているのが、ローラーです。

 

空気の吸引で紙の拾い上げ・送り出しをしている機種もありますが、なかには、給紙ローラーが紙に接触して拾い上げ動作を行っています。

 

その後、給紙ローラーと対の位置にある分離パッドや分離ローラーが送り出す1枚だけを分離し、本体へ送り出すのです。

 

 

『ローラーの清掃不足に起因する不具合』

給紙や用紙送りで重要な役割をしているローラーは、使用し続けることで、下記のような汚れが発生します。

 

  • インク
  • 定着しなかったトナー
  • 紙の繊維
  • 紙粉

 

また、使用していなくても、風などによって運ばれてきた埃やゴミで汚れることもあります。

 

汚れたまま使い続けることで発生する可能性の高い不具合が、紙詰まりです。

 

紙詰まりは、複合機でよくみられる不具合の1つですが、汚れの他の主な原因は下記のとおりです。

 

  • きちんと紙がセットされていなかった
  • 対応できない厚さの用紙を使用していた
  • 対応できない種類の用紙を使用した
  • 用紙が湾曲していた
  • 用紙が湿気ていた
  • 用紙が乾燥していた

 

対応している用紙を正しくセットしているのに、紙詰まりが繰り返し発生する場合、汚れが原因である可能性があるため改善に向けて対処しましょう。

 

そもそも汚れによって紙詰まりが発生する原因は、汚れによって用紙が滑ってうまく送れないため。

 

また他にも、印刷ずれや用紙が同時に複数枚出てくる、印刷した用紙に黒い汚れがつくなどの不具合が発生する可能性もるため注意しましょう。

 

 

 

複合機のローラーを清掃する方法とメンテナンスの重要性について解説!

複合機のローラーを清掃する方法とメンテナンスの重要性について解説!

 

対応している用紙を正しくセットしているのに何度も紙詰まりが起きる場合、ローラーが汚れている可能性があります。

 

ここでは、その汚れを取り除く清掃方法を紹介します。

 

また、清掃だけでなく定期的にメンテナンスすることも重要です。

 

 

『メンテナンスの重要性』

紙詰まりなどの不具合を防ぐためには、定期的な清掃だけでなく、複合機の定期的なメンテナンスも重要です。

 

なぜなら、ローラーは使い続けることで汚れるだけでなく摩耗するため。摩耗した場合も、摩擦力が低下して、用紙がうまく送れず紙詰まりが発生しやすくなります

 

汚れは清掃すれば改善できますが、摩耗は部品交換しか方法はありません。

 

定期的にメンテナンスすれば、紙詰まりが起こりやすくなる前に摩耗してきていることに気づけます。

 

紙詰まりの頻発によって、他の不具合やパーツも交換することもあるため、定期的な清掃だけでなくメンテナンスも行いましょう。

 

 

『複合機のローラーの清掃方法』

複合機におけるローラーの清掃方法には、下記のやり方が挙げられます。

 

  • 柔らかい布で拭く
  • クリーニングシートを使う
  • 複合機のクリーニング機能を使う

 

それでは、複合機のローラーの清掃方法を紹介します。

 

まず、柔らかい布で拭く場合は、下記の手順で清掃してください。

 

  1. 複合機の電源をオフにする
  2. 本体から用紙トレイを完全に引き出す
  3. 用紙トレイから用紙を取り出す
  4. 用紙トレイ内の分離パッドを水やぬるま湯に浸し、かたく絞った柔らかい布で拭く
  5. 外から本体内部にある給紙ローラーを縦方向にゆっくり回転させながら拭く
  6. 用紙トレイを戻して、複合機の電源を入れる

 

複合機がクリーニングシートを使うことができるタイプであれば、クリーニングシートを使った清掃が可能です。

 

そもそもクリーニングシートとは、片面または両面に微粘着のシールがついているシートのこと。

 

複合機にセットして何度か通すと、粘着シールに汚れがつき、ローラーが綺麗になります。

 

また複合機と接続しているパソコンから、プリンタードライバーの設定画面を開き、クリーニング機能を選ぶことで清掃が可能。

 

ただし、汚れがひどい場合には、前述した方法で清掃した方がよいですが、この方法だとローラーが磨耗しやすいため注意が必要です。

 

 

 

さいごに|複合機のローラーを清掃しよう!

さいごに|複合機のローラーを清掃しよう!

 

今回は、複合機におけるローラーの清掃方法やメンテナンスの重要性などについて解説してきました。

 

オフィスで長く使用し続けるには、定期的な清掃は重要。紙詰まりの原因となりやすいローラーは、定期的にメンテナンスしなければなりません。

 

この機会に、ぜひ御社の複合機のローラーをチェックし、必要に応じて清掃を実践してみてはいかがでしょうか。

 

 

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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

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