シャープの複合機事業売却に見える背景【代理店が離れている?】
目次
シャープの複合機事業売却に見える背景
業務用フルオプションA3カラー複合機を月額6,900円で
リース・販売している株式会社じむやの堀田です。
今回は3度目となるシャープ関連の話題です。過去の記事は下記になります。
今巷ではシャープが国内大手に複合機事業を売却しようとする動きがあるとニュースでありました。
シャープ自体はそれを真っ向から否定しております。
私はOA機器会社の代表取締役で、その中でも複合機をメインにしており、シャープ製の複合機も扱っているので別の業種の方よりもそう言った噂には敏感です。
そんな私が素直に感じる事と言えば「このニュースも強ち間違いではないんじゃないのかな?」という事です。
今業務用複合機を一番販売している会社は株式会社光通信系の会社です。
業界では圧倒的に1番売るので、シャープの幹部でも頭が上がらないです。
かくいう私も元々は光通信系の会社で働いておりました。
そんな会社なので、現在OA機器業界で独立して活躍している人達は、総じて元光通信系出身の代表者様達です。
これは断言出来ます。
もちろん直接的に繋がりはないでも噂は嫌でも耳に入ってくるのです。
そんなOA機器業界を牽引している元光通信系出身の企業がシャープ離れしているという声をちらほら聞くのですね。
シャープをかなり販売していた代理店が、ある日突然別のメーカーに乗り換えるのです。
そんな事を聞いた日には「シャープさん大丈夫なの?」と言わざるを得ないですね。
弊社が販売したメーカーとしては、シャープの複合機の割合い的に1%ぐらいなので、そこまで痛手はありませんが、やはり数年間ニュースでヤバイヤバイ言ってたら、例え順調でも雰囲気は明るくなりませんからね。
シャープの複合機事業の大胆未来予想
勝手ながら将来のシャープの複合機事業を予測させて頂きますと、シャープのシェアが5位(現在4位)になったら、本格的に売却が検討されるのではないのかなと思います。
不の要因としては、やはり日本という国はブランド意識が強い国なので、
一度付いてしまったレッテルはなかなか剥がれずに、少しの事でもさらに炎上してしまします。
それが企業の立ち直りを鈍くしているのは間違いないと思いますね。
それから、海外企業は黒字でも事業を売るので、見切りが相当早くシェアが落ちたら売却する可能性があると踏んでいます。
直近で言えば、世界的な企業であるGEが、比較的好調であるリース事業を売却したというのも、海外の戦略の一端だと思っております。
それらを総合すると、現状での売却は私も考えにくいですが、一つシェアを落としたらアウトかなと思います。
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