悪徳代理店は存在する【コピー機複合機のリース問題】
業務用フルオプションA3カラー複合機を月額6,900円でリース・販売している株式会社じむやの堀田です。
今回は悪徳業者の例を紹介します!
目次
複合機代理店に悪徳代理店はいるの?
結論から言います。バリバリ存在します。
私が知る限り、「コニカミノルタ」「シャープ」「ムラテック」「京セラミタ」「NTT」の2メーカーの販売台数TOP3に入る会社が、超絶ボッタくり代理店です。
そもそもOA機器販売での差別化は難しいので、利益をふんだくらないと会社は大きくなりませんからね。
過去には、あまりにも悪徳なOA機器会社のリースのトラブルが相次いだ事から、リースのクーリングオフを認めろと訴訟を起こした事もあります。
「事業内容、当該商品の使用状況、当該商品の設置場所等といった当該取引」の実体的側面を考慮して実質的に判断するという判決(大阪地裁平成24年4月27日判決)があります
引用元:電話機等のリースを勧誘した提携会社の従業員に違法な勧誘行為があったとして、リース会社に不法行為責任が認められた裁判例
PCデポの問題がちょっと前にありましたよね?
老人に必要のない物を売って利益を稼ぐというバッシングですね。
このPCデポすら話にならないぐらいのボッタクリが日々行われている訳です。
僕からしたらPCデポが話題になって、何故この業界が話題になってないのか?と疑問を抱く程です。
悪徳リースの具体例はあるの?
もちろんあります。以下に具体例を載せます。
例1・定価オーバーと寝かせ
基本的にリースは定価までだったら組む事が可能です。
基本的に50%~60%割引ぐらいが相場なの、定価でも僕の中ではアウトだと思っていますけどね。
これは某メーカーのTOP5に入る程の代理店で、ネットでも格安料金を出している代理店のお話です。
大阪に本社ある企業様が、名古屋支店を出すという事で弊社に見積もり依頼をしてきました。
無事に弊社で受注し、設置時に名古屋支店の担当さんが「実は大阪の本社の複合機がボッタくられてるんじゃないかと思ってるんだけど、一度見てくれない?」という事を言われました。
大阪本社の複合機担当は、社長の奥様でお話を聞いているだけでも物凄いボッタくれれていると思い、実際に私が大阪まで行き、オフィスコンサルティングをしに行きました。
そこで目にしたのは、想像を絶するぼったくりで、ほとんど詐欺みたないな契約書でした。
まず、そこの会社は月間に500枚ぐらいしか印刷をしないのですが、複合機が3台もありました。
全く必要性のない複合機が2台余ってる訳ですね。
これは明らかに寝かせで、立派なルール違反です。
これだけでも驚きですが、その1台1台が信じられないぐらいの定価オーバーだったのです。
いくらで契約していたのかというと、定価が150万の物を280万でリースをしていました。
例2・高額キャッシュバック
リースでのキャッシュバックは法令で総額の20%まで、認められています。
しかし、悪徳な代理店は超高額のキャッシュバックを平然と行います。
その代わり、リース料金もキャッシュバックと同じだけ上げるので、必然的にリース料金も上がる訳ですね。
これの何がまずいのかというと、お客様がリースを払えなくなった時、高額キャッシュバックがあった事がわかると代理店側がリースの取り扱いが出来なくなり、倒産する可能性があるからです。
大手だったら代わりのリース会社もあるので、バレたとしても保険が効きますが、高額キャッシュバックは大手はあまりやらないので小さい代理店が行う事が多いですが、そいった場合はリース会社との代理店契約も少ないので、非常に危ういです。
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