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複合機のクロスケーブルとは?接続する方法や注意点など解説!


コピー機、プリンター、イメージスキャナ、ファクシミリなどの事務機器の機能がひとまとめになっている複合機。

 

PCで作成した書類をプリント、またスキャンした画像をPCに保存しておきたいという場合には、複合機と接続する必要があります。

 

PCと直接接続する場合、USBケーブルで繋ぐのが基本。また、クロスケーブルでも、それが可能です。

 

本記事では、クロスケーブルの特徴や複合機との接続方法、注意点などについて解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

複合機のクロスケーブルとは?接続方法を解説!

複合機のクロスケーブルとは?接続方法を解説!

 

複合機は、クロスケーブなどを含む、さまざまな種類のケーブルと接続するポートを備えています。

 

例えば、LINEポートはモジュラーケーブルと接続でき、USBポートはUSBケーブルでPCなどと接続可能です。

 

ちなみに、モジュラーケーブルとは、モジュラージャックと呼ばれる電話端子が付属している電話線のこと。

 

一方、USBケーブルは、「ユニバーサル・シリアル・バス(Universal Serial Bus)」という規格の端子がついた導線のことです。

 

またUSB規格には下記のような種類が存在し、PC本体や周辺機器、スマートフォンなど機器同士を接続するために使用します。

 

  • Type-A:PCに接続できる標準的なUSBコネクタ
  • Type-B:プリンターやスキャナー、外付けHDDなどの周辺機器に搭載されることが多いUSBコネクタ
  • Type-C:おもにスマートフォンやMacBookに搭載されているUSBコネクタ
  • micro USB:バイルバッテリーやワイヤレスイヤホンなどUSB給電ができる機器に搭載されているUSBコネクタ
  • Lightning:iPhoneやiPadに搭載されているApple独自規格のUSBコネクタ

 

他にも、インターネット回線と繋がったルーターとLANケーブルで接続することで、複合機をインターネットと繋げることが可能です。

 

LANケーブルとは、簡単にいうとインターネットを接続するための通信線のこと。また、このケーブルでルーターもしくはハブと繋ぐことで、複数台のPCと繋ぐこともできます。

 

それでは、クロスケーブルとは、そもそもどのような特徴があるのでしょうか。

 

詳しくみていきましょう。

 

 

『クロスケーブルとは』

クロスケーブルはLANケーブルの種類のひとつです。

 

LANケーブルとは、イーサネット(Ethernet)などに用いられるツイストペアケーブルのこと。

 

信号を伝達する芯材をプラスチックやゴムなどで覆い保護した線状の部品で、両端に機器に接続するための端子(コネクタ)がついています。

 

最も普及しているのは2本の銅線を撚り合わせて芯線とするツイストペアですが、信号線が4本の2対4芯、8本の4対8芯などさまざまな種類が存在します。

 

また、左右の芯線の先端の位置が違いで、下記のような特徴がみられます。

 

  • ストレート:内部に通っている複数の芯線の先端位置が左右とも同じ
  • クロス:芯線の先端位置が左右で異なる

 

ストレートは、PCとハブ・ルーターを繋ぐのに使用。

 

一方、クロスは、PC同士など同じ種類のコネクタを持つ機器同士を接続するのに適しています。

 

理由は、ストレートだと送信と送信、受信と受信を繋いでしまうため。左右のコネクタ部分を見て、同じ色の線が同じ順番で並んでいるか、順番が異なって並んでいるかで見分けることが可能です。

 

またPC同士と同じく、PCと複合機を繋ぐ場合も双方向の通信に対応しておく必要があるため、ストレートだと直接繋ぐことはできませんがクロスであれば可能です。

 

 

『クロスケーブルの接続方法』

クロスケーブルはLANケーブルですので、どちらもLANポートに接続します。

 

直接繋ぐ場合は、それぞれのポートに端子が「カチッ」という音がするまではめ込めば接続完了。種類が間違っていると繋がらないため、芯線の位置が左右で異なっているかをよく確認しましょう。

 

複数のPCと複合機を繋ぐ場合には、ハブと複合機を繋ぎ、そのあと各PCとハブを繋げば問題ありません。

 

 

 

複合機をクロスケーブルで接続する際の注意点を解説!

複合機をクロスケーブルで接続する際の注意点を解説!

 

複合機とクロスケーブルを接続する際の注意点は、「ストレート」「クロス」を間違えないことです。

 

前述したとおり、ストレートだとPCと直接接続はできないため、クロスで接続しましょう。

 

ただし、ネットワーク機器に「オートMDI/MDI-X」が搭載されていたら、「ストレート」「クロス」どちらでも使用可能。オートMDI/MDI-Xは、通信相手のポートやケーブルの種類を自動判別してくれる機能です。

 

最新機種ではほとんどの複合機が搭載していますが、なかには搭載していない複合機もあるため事前に確認しておきましょう。

 

 

 

さいごに|複合機をクロスケーブルで接続しよう!

さいごに|複合機をクロスケーブルで接続しよう!

 

今回は、クロスケーブルの特徴や複合機との接続方法について解説してきました。

 

複合機とPCの基本的な接続方法は、USB接続です。

 

直接繋ぐだけであれば、無理にクロスケーブルで繋ぐことはありません。

 

しかし、オフィス内で複数のPCを使用するため、クロスケーブルでの接続が必要なケースもあります。

 

オートMDI/MDI-X機能が搭載していれば気にすることはありませんが、搭載されていない場合は、ケーブルを間違えないようよく確認して接続しましょう。

 

 

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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

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