複合機を再起動する手順は？電源の入れ方と落とし方を解説！
複合機では、必要に応じて再起動しなければならないケースもあります。
本記事では、複合機の再起動について解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
複合機を再起動するケースとは？具体的な手順も解説！
一般的には稼働中の機器やシステムを一旦終了させ、すぐに再び起動することを再起動と呼びます。
ソフトウェアでは、システムの状態が不安定になった場合やソフトウェアに追加や更新があった場合、そして変更した設定をシステムに反映させる場合などに行います。
複合機では、どういった場合に再起動するのでしょうか。
まずは、再起動が必要なケースからみていきます。
『再起動が必要なケース』
複合機で再起動が必要となるケースとしては、下記のとおりです。
- 印刷に時間がかかる/印刷不可
- スキャンに時間がかかる/スキャンしない
- 電源が入らない
- 全体的に動作が鈍い
- 本体のシステムの設定を変更した
- 本体ドライバーを更新した
- 正しくネットワークに接続できない
- エラー表示
これらが発生する理由は故障が原因ともいえますが、本体やドライバー・ソフトウェアの不具合に起因しているのであれば、再起動することで改善することがあります。
『複合機を再起動する手順』
パソコンの場合は、スタートメニューに「再起動」という項目があるため、それをクリックすれば再起動できます。
また、「Ctrl」キー＋「Alt」キー＋「Delete」キーのようなショートカットキーで再起動する方法もあります。
しかし、複合機のメニューには「再起動」の項目がないため戸惑う方もいることでしょう。
結論をいえば、複合機の場合は電源の切・入で行います。
手順は複合機の機種によって違うこともありますが多くの場合、下記の手順で進めていけば再起動できます。
- 本体の電源スイッチを押して電源を落とす
- ディスプレイ画面に何も表示されなくなるまで待つ
- 動作音・ランプの点滅が消えたことを確認してから主電源スイッチを押す
- 主電源スイッチを切ってから10秒以上たったら主電源スイッチを押して電源を入れる
主電源スイッチは複合機本体の横側、または裏側に付属しています。
複合機の再起動で必要な電源の落とし方と入れ方とは？注意点についても解説！
複合機の動作不調が本体やドライバー・ソフトウェアの不具合であれば、再起動で改善できるケースも少なくありません。
そのため、使っていて調子が悪い場合には、再起動をかけて状況を確認しましょう。
しかし、再起動を行う際に注意しなければならないことがあります。
ここでは、電源を落とす際の注意点と入れる際の注意点を紹介します。
『電源を落とす際の注意点』
複合機の動作中に、電源を落としてはいけません。
一般的に複合機の動作中とは、下記の状況を指します。
- データの送受信を行っている
- 印刷を行っている
- コピーを行っている
- スキャンを行っている
再起動のために電源を落とす際は、必ず複合機がこれらの動作を行っていないことを確認しましょう。
動作中に電源を落とすと、処理中のデータが破損する可能性があるため注意が必要。データが破損しただけでなくハードディスクやメモリーが破損してしまったら、そのデータが完全に失われてしまいます。
また、本体の故障の原因となり得ます。
そもそも電源を落とす際の順番は必ず最初が電源スイッチで、次が主電源スイッチでなければなりません。
複合機には電源ボタンが2つあり1つはブレーカーの役割を果たす主電源ボタン、そしてもう1つはスリープモードの役割を果たす電源ボタンです。
ディスプレイ画面に何も表示されなくなっていても、まだ本体内部では何らかの処理動作が行われている可能性があります。
処理動作が完全に止まったら動作音が聞こえなくなりランプが点滅しなくなるため、それを必ず確認してから主電源を切りましょう。
『電源を入れる際の注意点』
複合機の電源を落とす際の注意点について理解できたところで、次は主電源を入れるポイントですが、電源を落としてから10秒以上経過してからONにしましょう。
電源を落とした直後に入れなおすと、本体に負担がかかりその負担が故障の原因となり得ます。
そのため、落とした直後に入れないように注意しなければなりません。
主電源スイッチを押し電源を入れると、自動的に起動します。
ちなみに再起動は3～5分間かかり、機種が古ければもっとかかることもあります。
その間は複合機は使えず、仮に再起動中に電源を落としてしまうと故障の原因となる可能性があるため、電源・主電源スイッチに触らないように注意しましょう。
さいごに｜状況に応じて複合機を再起動しよう！
今回は、複合機を再起動する一連の流れについて解説してきました。
電源の入れ方や落とし方には、いくつか注意しなければならないポイントがあります。
手順を誤った再起動は故障や不具合の原因ともなりますので、正しい方法で取り扱いましょう。
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