複合機6,900円以下

半導体が足りない!?複合機不足の理由について徹底解説!


印刷やFAX、データ管理にも使える複合機は会社に1台はあることでしょう。

 

しかし、半導体が、世界的に不足しており複合機の供給にも影響が出ています。今すぐ複合機を置きたいと思っていても、メーカーの生産が追いつかずに入荷を待っている方も多いのではないでしょうか。

 

本記事では、複合機が足りていない理由と半導体の役割につい徹底解説します。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

半導体とは?

出展:毎日新聞

学校の科学の授業などで抵抗という言葉を聞いたことがありませんか?

 

半導体とは、電気を通す導体と電気を通さない絶縁体の中間に位置し、電流の流れをコントロールする役割を担います。

 

そのため、複合機には欠かせない部品の1つだけではなく、半導体はいろいろな電子機器に使われいてとても重要な部品。

 

中間的な存在なので、半導体。覚えやすいですよね。

 

このような性質を持つので、電気をコントロールすることが可能。半導体が無ければ電気を操作することができないので、電気が流れすぎてしまったり、流れなかったりしてしまいます。

 

その他の代表的な役割として、LEDや太陽電池なども半導体の働きが必要です。電気を光へ変換・光を電気へ変換といった、エネルギーを別のものへ変えることもできる重要な役割を持っています。

 

 

 

複合機における半導体の役割は?

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半導体の主な役割については、ご理解いただけたことでしょう。

 

では、複合機にとって半導体の大事な役割とは何なのでしょうか?

 

そもそも複合機も電気で動かすので、半導体が無ければ動かないことはもちろん、その他にも重要な役割があります。

 

印刷することを大きな目的としている複合機ですが、半導体が無ければ印刷することもできないのです。

 

複合機では印刷したいものを、スキャンしたりデータを送ったりしますよね?

 

半導体が無いと、スキャンもデータを取り込むこともできません。

 

また、複合機ではスキャンするとき、LEDの光を当てて取り込みますよね?

 

LEDも電気を光へ変換する必要があるので、半導体が無ければ印刷すらできないのです。

 

このように、半導体が無ければ電子機器は動かすことすらできませんし、複合機に至っては印刷すらできないただのガラクタになってしまいます。

 

 

 

半導体不足の理由は?複合機に与える影響を解説!

半導体不足の理由は?複合機に与える影響を解説!

 

半導体が無ければ、複合機はおろか電子機器は製造できません。

 

それだけ需要が高い半導体ですが、2021年7月現在では世界的に不足している状態です。その影響を受けて、複合機も手に入りにくい状態となっています。

 

では、なぜ半導体が世界的に不足しているのでしょうか?それには、現代社会における需要と供給が深く関係しています。

 

詳しくみていきましょう。

 

 

『理由|半導体を使うPCやスマホなどの需要が高くなっている』

半導体は、電子機器などの複合機に必須ということは前述しました。

 

複合機以外にも半導体を多く必要とする製品はたくさんあります。

 

そのなかでも、特に必要とするのがPCやスマホ。情報化社会になったり、在宅ワークが増えてきたりとPCやスマホの需要が高くなっています。

 

需要が高くなれば、半導体の供給が優先的に行われているので、複合機の生産が追いつかなくなっている理由のひとつ。

 

PCやスマホには高性能な半導体が必要になり、スペックも量も必要なので作るのも時間がかかってしまうので、余計に半導体不足が加速してしまいます。

 

実は、半導体不足により影響が出ているのは複合機だけでなく、自動車業界など他の違う業種にも影響が出ているのです。

 

 

『影響|メーカーの供給が追いついていない』

半導体が不足しているなら、生産拠点を増やしたり、増産したりすればよいだけと思う方もいることでしょう。

 

それができれば、複合機の半導体不足も解消できると思いますが、そう簡単にはいきません。

 

半導体を作るのには、専門の知識と生産するための高額な機械が必要になるので、簡単には生産拠点を増やすことができないのです。

 

その専門性から、新規参入することは難しく長年に渡り半導体のトップメーカーは固定されています。

 

また、増産についても難しく、半導体は特殊な金属を傷ひとつ許されない環境で加工しているので、どうしても作成時間の短縮ができません。

 

今現在の環境では、このような理由でメーカーの供給が追いついておらず、世界的に半導体不足となっている状態です。

 

この状況を解決するには、半導体メーカーが増産できるような環境を整えてくれる他ないのが現状です。

 

 

 

半導体不足の影響で流通が止まっている もしくは 著しく少なくなっているメーカー

 

メーカー 半導体不足による流通量
富士フイルムビジネスイノベーション(旧ゼロックス)
キャノン ×(普段の30%前後の流通量)
リコー
シャープ ×
京セラ △(高速機が販売停止)
コニカミノルタ ×(全て機種で約2ヶ月以上待ち)
東芝
ムラテック ×(全て機種で約2ヶ月以上待ち)

 

一応全メーカー取り扱いはありますので、それぞれの状況を何となく把握しておりますが、ほとんどのメーカーで影響を受けています。

 

特にコニカミノルタはかなりメーカーと代理店の間で情報が錯綜し、納期予定が全く見当がつかない状態になっています。

 

いきなり、1週間後別の機種だったら納品出来ます!と連絡が来たりしますしね。

 

逆に安パイなのは富士フイルムビジネスイノベーションです。

 

納期が遅くなっても発注から1週間後とかで納品が出来ますので、代理店の間では主力メーカーを売らずに富士フイルムビジネスイノベーションを提案している所も多いですね。

 

弊社ではそこまで高速機が出ないので、京セラとゼロックスを今は提案している感じですね。

 

 

 

さいごに|複合機は半導体がなければ作ることができない!

さいごに|複合機は半導体がなければ作ることができない!

 

今回は、複合機の半導体の役割や不足している理由について解説してきました。

 

半導体は、複合機もそうですが電子機器にとって絶対に必要なものです。重要な役割を果たす半導体なので、生産に時間がかかることも分かりますが、少しでも早く対策してほしいですよね。

 

生産してないわけではないので、時間が経過すれば複合機も手に入りやすくなるでしょう。

 

また、今は需要が高すぎたり、生産メーカーが限られたりしているので、半導体が世の中に行き渡るまで待つことも検討しなければなりません。

 

半導体不足の理由は理解できたと思うので、複合機購入を待っている方はいつ手に入ってもよいように、準備を進めておきましょう。

 

 

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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

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