最終カウンターとは?【複合機切替時の業界ルール】
目次
最終カウンターとは?
業務用フルオプションA3カラー複合機を月額6,900円で
リース・販売している株式会社じむやの堀田です。
複合機を切り替える特に、営業マンから「最終カウンターはこちらから、販売店に伝えます」という様な事を聞いた事はないでしょうか?
実は、カウンター方式の複合機を入れ替える 又は 撤去する場合に、業界の暗黙のルールで、最後に使用したカウンターの総使用枚数を旧販売店に報告する義務があるのです。
それを最終カウンターと呼びます。
何故最終カウンターを報告する?
理由は「正確なカウンター請求を旧販売店が行えられる様にする為」「揉め事を起こさない為」という2つの理由があります。
正確なカウンター請求を旧販売店が行えられる様にする為
カウンター料金というのは、何枚使っていくらの請求になるのかが正確に分かる様になっております。
そこで、撤去時に旧販売店に報告する事によって、最後のカウンター料金の請求を正しく出来る様にしてあげるのです。
ただ、業界の暗黙のルールなので、新しい販売店がそれを行う事は必須ではありません。
何故、それを新しい販売店が行うのかというと自分たちの為でもあるからです。
揉め事を起こさない為
現在高い料金で複合機を入れている企業様が、別の安い販売店で複合機を入れ替える契約をしました。
それを旧販売店に報告すると、割と高い確率で揉めます。
旧販売店からすれば、高く買ってくれているカモが目の前で逃げようとしている訳ですから、何としても引き留めたい訳です。
そこで、契約をした時でなく、複合機を入れ替てしまった時点で「入れ替えました!だから最終カウンターを報告するよ!」と言えば、揉め事が起こる理由がない訳です。
私が「全て弊社の方で処理をするので、お客様からは旧販売店に連絡しなくても大丈夫です!」と言っても、礼儀を重んじる社長は自ら連絡してしまう事があるんですね。
そういった人の良い社長を狙って、高額でリースさせる業者もいるので、難癖つけて今回の契約を白紙に戻そうとしてきたりします。
そういったケースでも、ほぼ全てクリアさせてきましたが、過去2件だけ「こんなめんどくさいなら今回は白紙にしてほしい」と言われた事があります。
そういったトラブルをさせないように、最終カウンター報告は販売店がするという暗黙のルールとなりました。
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