迷惑FAXを防止する対処法はある?【オフィス用複合機の機能】
目次
迷惑FAXとは?
業務用フルオプションA3カラー複合機を月額6,900円以下で
リース・販売している株式会社じむやの堀田です。
迷惑FAXとは、自分が望まない広告をFAXにて送られてくる事です。
自分で事業をしていると「不動産」「投資」「融資」等のFAXが頻繫にくる事はないでしょうか?
何故、迷惑FAXと言われるのかというと、郵送DMとは違いトナーやインク代がかかてしまうからです。
また、業務に必要なFAXかと思い手に取ると不必要な広告だった時のもどかしさも嫌われる理由のひとつでしょう。
カウンター方式であれば一枚当たり数円もかかりませんが、トナーやインクを買っている方だと一枚数十円とかになるので、勝手に広告を送ってきて無駄な費用がかかってくるとなると嫌われるのも無理ありませんよね。
今回は業務用の複合機の話になりますが、「迷惑ファクス防止機能」「転送機能」「みてからFAX」という3つの対処法がありますので、ご紹介したいと思います。
迷惑ファクス防止機能
こちらは業務用複合機だったら、どのメーカーにも付いている機能になります。
やり方は各メーカー違いますが、どのメーカーも「番号を指定して着信拒否」「非通知番号を着信拒否」という設定が出来ます。
この機能の場合だと指定した相手にしか効果がありませんので、同じ業者から頻繫に送られてくる場合にしか有効ではありません。
転送機能
迷惑FAXに対処できる転送には、大きく分けて2種類があります。
「SMB転送(PCに転送)」「SMTP転送(Eメールに転送)」です。
SMB転送(PCに転送)は、受信したFAXをPCに取り込む方法で、PC上でFAXを確認する事が出来ます。
デメリットとして、PCの電源が入っていないとFAX受信が出来ません。
PCの電源が入っていない時には紙で出すという事も出来ますが、そうすると根本的な迷惑FAXは解決できません。
SMTP転送(Eメールに転送)は全てのFAXを指定したアドレスに送る方法で、転送されたFAXは添付データとしてPDFやJPEG等に変換されて届きます。
デメリットとして迷惑FAXだけ除去するのは難しいですが、トナーやインクを使わずに文面を確認できるので迷惑FAXのストレスは軽減できます。
FAXは一つだけではなく複数のアドレスを登録できるので、迷惑FAX抜きにしても社員数が少ない会社では使い勝手は良いです。
見てからFAX
見てからFAXは名前の通り、複合機の操作パネル上に受信FAXのプレビュー表示をして、「必要なFAXはそのまま印刷」「不必要なFAXは消去」等という事が出来ます。
こちらは業務用複合機でも出来る機種、出来ない機種があります。
複合機のHDDにFAXデータを保存して、それを複合機の操作パネル上で映しているという仕組みです。
複合機の中にデータがあるので、先ほどの転送機能を使わなくてもPCからブラウザを通じて複合機のHDDの受信FAXデータを見るという事も出来ます。
迷惑FAX防止の法律はあるの?
結論から申し上げますとあります。
という資料を消費者庁がネット上で公開しており平成29年12月1日から施行が始まってますが、はっきり言って効果はあまりありません。
基本的に名前だけの法律で、送信相手が企業の場合に関しては適用の対象外です。
これは「特定商取引法」なので、あくまでも個人を保護する法律で企業(屋号を含む)であれば、なんの罰則もないのです。
クーリングオフなんかが特定商取引法に含まれております。
またクーリングオフも同様に企業相手にはしなくてもいいのです。
悪徳過ぎる業者に関して最大1億円以下の罰則が設けられいますが、これは実際に契約まで行った後に重大な違反行為があった場合に課せられる罰で、FAXDMを流して罰則を受けた企業はほとんどありません。
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