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複合機の印刷がうまくいかないときは読み取り部分(ガラス面)の掃除をしてみよう!


複合機で原稿を印刷した際、細い線が入ってしまったり、黒い汚れのようなものが気になったりしたことのある方もいるのではないでしょうか。

 

本記事では、複合機の読み取り部分の掃除について解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

複合機で印刷した用紙がなぜ汚れるのか?

複合機で印刷した用紙がなぜ汚れるのか?

 

複合機使用時にトラブルが起きると、「故障したのでは・・・」と不安になる方ももいるでしょう。

 

確かに、トラブルの原因が故障や不具合であることもありますが、ほんの些細なことが要因であることの方が多いです。

 

例えば、コピー機能を使って印刷した際に印刷物に細い線が入ってしまったり、スキャナー機能を使って作成した画像データにもとの原稿には存在しないものが写る場合には、読み取り部分に原因があることが予測されます。

 

その場合、読み取り部分を掃除すればトラブルは改善できます。

 

まずは、複合機で原稿を読み取れるADFの特徴からみていきましょう。

 

 

『ADFとは』

複合機でコピー機能やスキャナー機能を使う際、複合機に原稿を読み取らせる必要がありますが、その読み取り方法としてガラス面の原稿台(ガラス台)に原稿を1枚ずつ読み取らせる方法が一般的です。

 

しかし、複合機には、複数の原稿を自動で読み取り部分に送紙して順番に読み取ってくれる装置が搭載されている機種もあります。

 

その装置が「ADF」。印刷物に細い線が入るトラブルは、このADFを使った際に発生することがあります。

 

ADFが複合機のどのあたりに搭載されていて、どのような種類があるのか知りたい方は「自動両面原稿送り装置(ADF)とは?【複合機の上の部分】」の記事をご確認ください。

 

 

『細い線はなぜできるのか』

複合機の印刷物に細い線が入ってしまう場合に読み取り部分の掃除でトラブルが改善できる理由としては、読み取り部分に下記のようなものが付着していて、それが取り除かれるためです。

 

  • 髪の毛
  • 糸くず
  • ほこり
  • 印刷汚れ

 

複合機は、読み取りたい原稿に対して光を当て、はね返ってきた光の強さや色を測ってデジタル信号に変換し、その信号データを合成して原稿全体を画像データ化しています。

 

そのため、読み取り部分に余計なものがついていたら、それも光を反射してしまい、元原稿の文字や画像とともに印刷されます。

 

ガラス台は、自分でガラス面に原稿をセットするため、ゴミが載っていたらすぐに気付くでしょう。

 

しかし、ADFを使った場合、読み取り部分に自動で原稿が送られるため、汚れに気づきにくいです。

 

 

複合機で読み取り部分を掃除する方法は?掃除の際の注意点も解説!

複合機で読み取り部分を掃除する方法は?掃除の際の注意点も解説!

 

読み取り部分を掃除することで、光を反射させていたものを取り除くことができます。

 

複合機は精密な機器であるため、自分で掃除しても問題のない箇所とメンテナンス業者が直接掃除した方がよい箇所があります。

 

そもそも読み取り部分は、掃除しても問題ないのでしょうか。

 

ここでは、複合機の読み取り部分を掃除してもよいのか?また、その際に注意しなければならないポイントについて解説しています。

 

 

『掃除をする場所』

読み取り部分は、複合機の表面になるため掃除しても問題ありません。

 

できるだけ柔らかい布に湿らす程度の水を含ませ、汚れを拭き取ったのち、同じくできるだけ柔らかい布で乾拭きしてください。

 

付着していたゴミが、髪の毛や糸くずであれば乾拭きでもよいでしょう。

 

 

『読み取り部分を掃除する際の注意点』

掃除する際には、下記のことに注意しなければなりません。

 

  • 基本はできるだけ柔らかい水拭きと乾拭き
  • 水は湿らす程度で、よく絞ってから拭く
  • 汚れが落ちない場合に使用していいのは中性洗剤で、それ以外の洗浄液は絶対に使用しない
  • ベンジンやシンナーなどの薬品類やスプレータイプのクリーナーも絶対に使用しない
  • 掃除は複合機の電源は切ってから行う

 

硬い布を使用したり、強く吹き過ぎてしまうとガラス部分に傷がつく可能性があります。

 

傷がつくと、今度はそれが光を反射し、線となって印刷物に入ります。汚れと違って掃除では改善できなくなるため、細心の注意を払わなければなりません。

 

できるだけ柔らかい布を使用し、水拭きするのであればよく絞ってから拭きましょう。

 

水気が多い状態だと、内部に水分が入ってしまい故障の原因となる可能性があります。また、汚れが落ちない場合は洗剤を使用してもよいですが、使ってよいのは中性洗剤のみです。

 

中性洗剤以外の洗剤や薬品類は、複合機の金属部分やプラスチック製品の塗装、コーティングなどを傷める危険性があるため取り扱いには十分注意しましょう。

 

さらに、スプレータイプのクリーナーは引火や爆発の危険があり、スプレーで直接噴霧することで薬剤が内部に侵入することもあります。

 

清掃を行なう場合は、電源スイッチを切り、必ず電源プラグをコンセントから抜いて行いましょう。

 

電源スイッチを切らずに清掃を行なうと、感電の原因となる恐れがあります。

 

 

さいごに|複合機の読み取り部分を掃除してみよう!

さいごに|複合機の読み取り部分を掃除してみよう!

 

今回は、複合機の読み取り部分の掃除について、その手順と注意点を解説してきました。

 

複合機を使い続けているといつのまにか汚れもついてきます。

 

ぜひ、定期的なメンテナンスで複合機を長く大切に使ってください。

 

 

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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

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