複合機はブルートゥース接続できる?接続のポイントと注意点を解説!
現代では複合機とパソコンを繋げる際、USBやLANケーブル、Wi-Fiで接続することが一般的です。
実は、それ以外にもブルートゥースで接続する方法もあることはご存知でしょうか。
本記事では、複合機とブルートゥースで接続するメリットと注意点について解説しています。また、ブルートゥースに対応した複合機も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
複合機をブルートゥースに接続するポイントは?
複合機とパソコンをブルートゥースで繋ぐポイントや注意点はあるのでしょうか。
ここでは、オフィスの環境にあわせて、ブルートゥースで接続するときのメリットと一般的なケーブルとの接続方法との違いと注意すべき点を解説します。
『複合機をブルートゥースに接続するメリットとは?』
結論から述べますが、複合機をブルートゥースに接続するメリットは、準備物が不要でケーブルなどの配線を気にする必要がない事です。
一般的に複合機は、スムーズに印刷できるようにLANケーブルなどの有線接続で繋がれますが、設置にあたってケーブルの配置やオフィスレイアウトなどを慎重に考える必要があります。
しかし、ブルートゥース接続が利用可能であれば、この接続に関わるケーブルの準備や配線などを行う必要がなく、すぐに使用することが可能。
それだけでなく、ケーブルからブルートゥースへ変更すれば、ケーブルに使用していたスペースに別のものを配置するといった工夫もできます。
以上のことから、ブルートゥース接続は簡単に接続でき、スペースをとらずに複合機を設置できるのがメリットといえます。
『ブルートゥースに接続する際の注意点とは?』
複合機をブルートゥースに接続する際に気をつけたいポイントは、下記の2つ。
- セキュリティ
- 広範囲で接続不可
ルートゥース接続は手軽な分、セキュリティに気をつけなければなりません。
コラム:ISO/IEC 15408とは?複合機のセキュリティ対策について解説!
ブルートゥース接続におけるセキュリティリスクは、使用する機器を間違えて選んでしまう点。
例えば、パソコンから意図していない機器に誤ってデータ転送をしてしまい部署内のみの情報が他の部署に渡ってしまった、といったリスクも十分起こり得ます。
接続する機器やデータ転送先は間違えないよう、ブルートゥースの機器はきちんと名前を振るのが有効です。
また、もう1つの注意点は、ブルートゥースと複合機の接続はそれほど広範囲で接続できないという点。
ブルートゥースの仕様上、接続範囲はおよそ10メートル程度の接続なら可能ですが、それ以上の距離は安定した接続ができなくなることが多いです。
このことから、複合機のブルートゥース接続は、大きなオフィスフロアよりも小さめの部屋で仕事をするといった用途に向いているといってよいでしょう。
複合機とブルートゥース接続できる製品を紹介!
それでは、複合機のブルートゥース接続でおすすめの機種を紹介していきましょう。
なお、ブルートゥース接続がきちんとできるのは、比較的小型の複合機が主流であり、これを解説していきます
。比較的狭いオフィスでの使用が向いているモデルのため、以下のような製品を選ぶとよいでしょう。
- HP OfficeJet 250 Mobile AiO
- Canon TR9530
それぞれの複合機機種について、詳しくみていきましょう。
『複合機①|HP OfficeJet 250 Mobile AiO』
「HP OfficeJet 250 Mobile AiO」は、パソコンでお馴染みのメーカーでもあるHP(ヒューレットパッカード)の複合機です。
小型ながら、プリンタやスキャナなどの主要な機能が3つ搭載されており、小さなオフィススペースでも問題なく活躍できるでしょう。
このプリンタならではの特徴は、外付けのバッテリーを用意すれば、外出先でも使用可能な点。そのため、出先でブルートゥース接続を行って、資料や写真などを簡単に印刷することができます。
メーカー | HP(ヒューレットパッカード) |
価格(公式) | 42,000円(税込) |
インターフェース | ・USB2.0
・ホストUSB ・無線LAN 802.11b/g/b |
機能 | プリント、コピー、スキャン |
『複合機②|Canon TR9530』
「Canon TR9530」は、国産メーカーのCanonの複合機。この製品の特徴は、ブルートゥース接続でも、さまざまな用途の印刷ができる点が強みです。
5色ハイブリッドのインクシステムで、写真の印刷から文書の印刷まで高品質な印刷に対応しています。
また、A3サイズの用紙の印刷にも対応しているため、ポスターや掲示物の印刷に向いている点で幅広く使用できるのがありがたいですね。
メーカー | Canon |
価格(公式) | 38,368円(税込) |
インターフェース | ・USB2.0
・無線LAN 802.11b/g/b |
機能 | プリント、コピー、スキャン |
さいごに|複合機とブルートゥース接続は便利!
今回は、複合機とブルートゥース接続を行う場合のポイントについて解説してきました。
ブルートゥースで接続するメリットは、配線を必要としないためオフィスレイアウトをより自由に変更できる点。
接続方法も簡単であるため、複雑な操作をする必要もなくつなげることができますが、誤った機器に接続しないように気をつけましょう。
また、広い範囲で接続できるわけではないので、小さなオフィスフロアで使用する場面で向いています。
オフィスの環境に応じて、複合機のブルートゥース接続を検討してください。
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