複合機でタッチパネルが反応しない！原因と対処法を解説！|複合機リースの格安NO1

複合機でタッチパネルが反応しない！原因と対処法を解説！

2022年05月28日

導入すれば、複写機やプリンターといった機器を1つにまとめることができる複合機。

複数のオフィス機器の機能が備わっている複合機は、パソコン同様に精密機器ですので、とてもデリケートです。

それゆえに、まれではあるものの、トラブルが発生する危険性をはらんでいます。

本記事では、複合機でタッチパネルが反応しなくなるトラブルが発生した際の注意点や原因、対策方法について解説しています。

ぜひ、最後までご覧ください。

複合機のタッチパネルとは？反応しないときの注意点を解説！

近年製造された機種のほとんどの複合機にタッチパネルが付属しています。

ここでは、複合機にタッチパネルがついている理由、もし反応しなかった場合の注意点について解説していきます。

『複合機のタッチパネル』

タッチパネルとは、液晶パネルの表示装置とタッチパッドの位置入力装置を組み合わせた装置のこと。画面上の表示を押せば、機器を操作することができるため、直感的に扱えます。

タッチパネルを搭載することで、下記のようなメリットが挙げられます。

操作が簡単になる
入力装置と表示装置が一体化されるため、装置全体の小型化が期待できる
矢印操作よりも入力が早い
多彩な操作性を実現できる

近年、製造された複合機のほとんどにタッチパネルがついているのも、こうしたメリットがあるためです。

『反応しない場合の注意点』

さまざまなメリットがあることから、複合機の操作パネルでも使われているタッチパネルですが、使用時には下記のことに注意する必要があります。

画面を強く押さない
指以外で押さない
濡れた指で押さない
汚れた指で押さない
パネル上に物を乗せない

タッチパネルは軽く触れるだけで操作できます。

一昔前の複合機に使われていたタッチパネルは、押した画面の位置を電圧変化によって検知する「抵抗膜方式」だったため、押す力が重要でした。しかし、近年採用されている「静電容量方式」は、押す強さは関係ありません。

抵抗膜方式はゲーム機、初期のスマートフォンやカーナビなど一部の販売機に使われている仕組みで、2枚の「電気>抵抗のある膜」が触れたことで発生する電気の電圧を計測することによって位置を検出します。「感圧式」と呼ばれる事もあります。
引用：方式によるタッチパネルの違いを比較しています

静電容量方式タッチパネルは、指とタッチパネルの間に発生する微弱な静電容量の変化からタッチ位置を検出する方式です。人間の身体は導体として働くため、微弱な電流が流れます。人の指先がタッチパネルの表面に近づくと、指先とセンサー電極の間がコンデンサのように働き、静電容量が発生します。
引用：静電容量方式タッチパネルとは

そもそも、強く押しすぎていると、パネルが壊れてしまう可能性があります。

またボールペンや鉛筆など、指以外や爪先などで押す、もしくはパネルの上に物を置いても破損するため注意が必要。

さらに、濡れた指や汚れた指で押していると、タッチした箇所がうまく検知できなくなったことで誤動作を起こすこともあるため注意しましょう。