複合機で裏紙印刷は可能?【レーザーなら大丈夫】
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複合機で裏紙で印刷は可能?
業務用フルオプションA3カラー複合機を月額6,900円以下でリース・販売している株式会社じむやの堀田です。
結論から書きます。可能です。
よくお客様から「複合機で裏紙使うと詰まるって聞くんだけどそうなの?」という質問があります。
基本的にレーザーでトナーを定着させているので、裏紙を使ったとしてもローラーや感光体を傷つける事はありません。
数年間使用していれば、不具合がでてきたりしますが、それは裏紙を使用した事ではなく経年劣化によって発生したものなので、気にする必要はないでしょう。
インクジェット機で印刷した裏紙だけは気を付ける
上記で書いたものはあくまでもレーザー複合機で印刷したものをレーザー複合機で裏紙を使うケースです。
しかし、「インクジェット機→インクジェット機」「インクジェット機→レーザー複合機」はNGとなります。
これはレーザー方式の仕組みの話になりますが、レーザー方式は熱と圧迫によってトナーを定着させていますので、ムラのない綺麗な印刷物になるのです。
ただ、インクジェット方式は水性インクを使用して吹き付けているだけなので、レーザーの熱を当てると溶けてドラムを傷つけてしまう可能性があるのです。
もし裏紙印刷して壊れた場合の修理は無料?
このブログを読んでいるという事は、心配性な方か裏紙を印刷してトラブルが出ている方が多いと思います。
基本的に業務用の複合機では経年劣化や自然劣化の場合に無料でメンテナンス保守が出来るという内容になっています。
例えば、ボール遊びをしていて操作モニターにぶつけて割ってしまった。
勝手に移設しようとして倒して壊してしまった。
等は有償対応になってしまいます。
その為、裏紙を使用した事による保証の有無が気になる方もいらっしゃいますが、数回程度の故障であったら無料です。
メーカーのメンテナンスマンもこの手のトラブルは日常茶飯事なので、わざわざ有償にする事はありません。
何回も同じトラブルを起こしている場合に、事前に注意喚起を行いそれでも同じことをして壊してしまった場合のみ有償となる可能性はあります。
しかし、現代の業務用複合機は進化するところが無いくらいに完成されていますので、インクジェットの印刷物を裏紙で使用したも壊れる可能性は0に近いです。
複合機はストックビジネスでもありショットビジネスでもあるメーカーのドル箱なので、次回も同じメーカーで使ってほしいので、いきなり有償で請求するという事は考えにくいですね。
自社メンテナンスを行っているところはわかりませんが。
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