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複合機印刷の汚れはどうすべき?原因と対処法についても解説!

複合機で印刷した際に、コピー用紙が汚れてしまい使えなかった経験のある方もいるのではないでしょうか。

 

本記事では、複合機印刷の際に汚れてしまう原因と対処法について解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

複合機で印刷する際にコピー用紙が汚れてしまう際はメンテナンスが必要!

複合機で印刷する際にコピー用紙が汚れてしまう際はメンテナンスが必要!

 

複合機にはプリンターやコピーなどの機能が基本搭載されています。

 

それらを使って印刷を行った際に、複合機から出てきた用紙が汚れていたという経験はありませんか?

 

用紙に汚れがつくのが最初の1枚目だけだったり極まれに発生するのであったりすれば、それほど気にしなくてもよいでしょう。

 

しかし、印刷を行うたびに発生するのであれば、何らかの原因で発生した可能性が高いといえます。

 

発生した場合は、複合機本体のメンテナンスを行うのが最も有効的な策ではありますが、ちょっとしたことが原因となって問題が発生してしまっている場合も多いのです。

 

そのため、メンテナンスを行わなくても対処できることもある一方で、必ずしもメンテナンスを行う必要がないことも留意しておきます。

 

些細な問題を解決できない前提で、複合機印刷でコピー用紙が汚れる場合はメンテナンスも必要です。

 

 

複合機印刷で汚れてしまう原因は?6つの要因を考察!

複合機印刷で汚れてしまう原因は?6つの要因を考察!

 

複合機で印刷の際に用紙に汚れがつくのは、ちょっとしたことが原因となって起きているケースも珍しくありません。

 

その原因として、一般的には下記の6つの事柄が考えられます。

 

  • 原稿台ガラスに汚れがある
  • もともとコピー用紙が汚れている
  • トナー自体が汚れている
  • 複合機内部が汚れ
  • 用紙濃度の設定
  • コピー用紙の湿り気

 

それぞれの要因について、ポイントをまとめました。

 

詳しくみていきましょう。

 

 

『原稿台ガラスに汚れがある』

パソコンから出力したデータを印刷した際には汚れが用紙につかなくても、コピーしたときだけついてしまいお困りの方もいるでしょう。

 

それも原稿台からコピーした場合にのみというのであれば、原稿台のガラス面に汚れがついているだけの可能性もあるかもしれません。

 

また、複合機でコピーを行う際には、基本的に原稿を原稿台もしくは自動原稿送り装置(ADF)のどちらかにセットします。

 

そして原稿台を使う場合、原稿を原稿台のガラス面にセットするのですが、複合機は読み取りたい原稿に対して光を当て、はね返ってきた光の強さや色を測ってデジタル信号に変換しその信号データを合成して原稿全体を画像データ化し印刷を行う仕組みです。

 

そのため、その原稿をセットした部分のガラスに汚れがついていたら、それも用紙に印刷されてしまうため注意しなければなりません。

 

ガラスの汚れではなく、原稿カバーや原稿カバーの表面についているフィーダーの汚れを用紙に印刷してしまうこともあります。

 

コピーを使ったときだけというのであれば原稿台の各部が汚れていないか、または糸くずのようなものはついていないか、さらには埃が溜まっていないかを確認してみましょう。

 

 

『もともとコピー用紙が汚れている』

用紙についた汚れが複合機で印刷を行った際ではなく、印刷前からついていたということも考えられます。

 

用紙を保管している場所を長いこと清掃していない、または汚れやすいところに置いている、さらには外紙を開けてから複合機の用紙カートリッジにセットしてからかなりの月日が経っているというのであれば、用紙そのものが最初から汚れていたのかもしれません。

 

複合機にセットしている用紙と、保管している用紙が汚れていないか確認してみてください。

 

 

『トナー自体が汚れている』

最近トナーを交換したというのであれば、交換の際にトナーがカートリッジから漏れて、内部についていたことが原因かもしれません。

 

トナーは、帯電性を持ったプラスチック粒子に黒鉛・顔料などの色粒子を付着させたミクロサイズの粒から成る粉。複合機は静電気を利用して紙にトナーを転写させ、熱によって定着させることで印刷しています。

 

そのため、内部に漏れ落ちていると複合機内を用紙が通った際に発生する静電気で用紙についてしまい、用紙を汚してしまう可能性があります。

 

交換はしていない場合、もしくは複合機を最近移動させたという場合も、トナー漏れが汚れの原因の可能性が考えられます。

 

また、トナーカートリッジに欠陥があったりカードリッジ内のトナーに偏りがあったりしても、用紙に汚れが出ることがあるため注意しなければなりません。

 

 

『複合機内部が汚れ』

内部の汚れが原因で、複合機印刷時のコピー用紙を汚すこともあります。

 

糸くずや埃のような汚れが、用紙を汚す可能性はそもそも低いですが、可能性がゼロということではありません。

 

そのため、トナー漏れやインク漏れによる汚れが原因であれば、用紙も汚しやすいため注意が必要でしょう。

 

 

『用紙濃度の設定』

もし、印刷濃度を基準値より濃く設定している場合は注意しなければなりません。

 

印刷してみたら、印刷結果の色が薄かったというケースもあるでしょう。

 

複合機の機種によって濃度調整のやり方は異なっていますが、コピー画面か画質調整画面で設定を変更すれば、印刷結果の色を濃くすることもできます。

 

ただし、濃くすると通常よりもトナー・インクを使うため、印刷時に汚れやすくなってしまいます。

 

特にインクタイプは用紙は種類によってインクを吸う能力が違うため、使用している用紙の能力以上のインクが出ていると用紙が吸いきれなかったインクで用紙が汚れやすいです。

 

 

『コピー用紙の湿り気』

汚れてはいなくても用紙に湿り気があったというのなら、それが原因の可能性もあるでしょう。

 

そもそも、用紙は親水性の植物繊維を原料として使用しています。

 

そのため湿度の変化に敏感で、湿度が高いところにある程度の時間置いていると水分を吸収してしまいます。

 

水分を吸収した(湿気た)用紙は、通常時よりインクを吸収しなくなるため、用紙が吸いきれなかったインクで用紙が汚れやすいです。

 

また、トナーの場合も、湿り気があるとトナー吸着しにくくなるので用紙が汚れやすくなります。

 

さらに、水分を吸収した用紙は膨張によって伸びる一方で用紙の辺の部分が吸湿しやすく真ん中は吸湿しにくいため、伸びる部分と伸びない部分が出たことで波打ち現象が発生する傾向にあります。

 

波打ち現象が発生している用紙は、インク・トナーがうまくつかなくなるため、それによって汚れが発生する流れです。

 

 

複合機印刷の際に汚れている場合の対処法について解説!

複合機印刷の際に汚れている場合の対処法について解説!

 

複合機で印刷する際に汚れがつく原因として考えられる6つの要因について前述しましたが、もしそれらが原因であった場合にはどう対処したらよいのでしょうか。

 

用紙濃度の設定が原因だった場合、設定濃度を下げれば解決できます。

 

しかし下げ過ぎてしまうと、また印刷結果の色が薄くなってしまうでしょう。

 

しのため、基準値までいっきに下げるのではなく少しずつ下げてその度に印刷を行い、用紙が汚れず印刷結果の色が薄くならないところを見つけなければなりません。

 

コピー用紙そのものに原因があった場合は、現状でセットしている用紙を新しく変更すれば解決できます。

 

ただし、用紙を保管している場所や現在の複合機の設置場所が汚れや湿気の原因である場合は、新しくセットし直した用紙も汚れている、もしくは湿気ている可能性も考えなければなりません。

 

そのため、状態をよく確認してからセットしましょう。

 

また、用紙を保管している場所が汚れや湿気の原因であれば、そのまま置いていた場合にまだ状態のよい用紙まで悪くなってしまうかもしれません。

 

用紙は、直射日光が当たったり湿度があったりすると、ヒーターなどの熱を帯びる場所では保管しないようにして、購入したら1年以内に使用するようにしてください。

 

そして、汚れの原因が複合機についた汚れだった場合は、清掃を行えば改善できます。

 

複合機を清掃する方法には、手作業で拭き掃除する方法と、複合機のクリーナー機能で清掃する方法の2つがあります。

 

原稿台のガラス・カバー・フィーダーは手作業での拭き掃除で、内部についたインク・トナーによる汚れはクリーナー機能を使えば落とせます。

 

ただし、機能だけでは内部汚れを落とせないこともあるので、ローラーの前部分など拭き掃除可能なところは手作業で拭くとよいでしょう。

 

拭き掃除は柔らかい布でまず水拭きした後、別の布で乾拭きしてで水分を拭き取ります。

 

基本的には水拭きでよいですが、汚れがどうしても落ちない場合には、使用が認められている下記の薬剤を使えば、汚れを落とせるはずです。

 

  • OAクリーナー
  • 無水エタノール
  • 中性洗剤

 

原稿台の部分はメーカーや機種により大きく異なることはないので問題はありませんが、ローラー部分は場所や清掃手順がメーカーや機種によっても大きく異なる場合もあるため、取扱説明書をよく読んでから拭き掃除を行ってください。

 

もし機器の構造上、自分の手ではローラーの拭き掃除ができない場合は、自社では行わず専門業者に依頼しましょう。

 

複合機内部清掃のご相談はぜひ、株式会社じむやまでご連絡ください。

 

複合機は、使用すればどうしても汚れてきます。

 

定期的に自分で清掃すればよいですが、どうしても自分で定期的におこなうことが難しいというのなら定期的なメンテナンスを業者に依頼すれば、メンテナンスの際に複合機の清掃も行ってくれます。

 

しかも自分では手が出せない、出さない部分も綺麗にしてくれるので、時々メンテナンスを行うようにした方がよいでしょう。

 

これらの対処を行っても汚れが用紙につくのであれば、自社で対処するのは難しいため業者にみてもらうこともおすすめします。

 

 

さいごに|複合機印刷時に汚れている場合は業者対応もおすすめ!

さいごに|複合機印刷時に汚れている場合は業者対応もおすすめ!

 

今回は、複合機で印刷する際に汚れてしまう原因と対処法について解説してきました。

 

清掃とメンテナンスで改善しない場合は業者対応となるケースも少なくありません。

 

複合機印刷時の不具合は、ぜひ株式会社じむやまでお問い合わせください。

 

 

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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

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