そもそも複合機とは?【コピー機・プリンター機等の違いも解説】
複合機とは?
複合機とは、コピー・プリンター・スキャナー・FAXのいずれか2つ以上を有する装置の事です。
A3まで対応できる機種が一般的で、A2以上は広幅複合機言われ、金額が驚くほど高くなります。
現在の解釈だと「コピー機 = 複合機 = FAX機」という認識の方も多くいらっしゃいます。
弊社でも「コピー機のリース料っていくらですか?」「FAX機って購入出来ますか?」等の質問と頂く事は多いですが、よくよく聞くと複合機の事を指していました。
ただ、コピー機・プリンター機・FAX機・スキャナー機は、あまりメジャーではありませんが、それぞれ単体として発売されています。
では、それぞれ正式には、どの様な意味をもっているのでしょうか?
コピー機とは?
コピー機の正式名称は「複写機」となります。読んで字のごとく、複製し写す機械の事です。
用意してある原稿と同じ印刷物を作成するものです。
また、ただ同じものを複製するだけでなく、大量印刷の際にはソート機能がつかえたり、原稿の倍率を変えたり、と用途の幅は広いです。
プリンター機とは?
プリンター機の正式名称は「印刷機」となります。
先ほど、コピー機は「用意してある原稿と同じ印刷物を作成するもの」と書きましたが、プリンターの場合は、電子端末に保存されているデータを印刷し作成するものとなります。
印刷するには、パソコンにドライバーをインストールして、PCとプリンターを紐づける必要があります。
現在のプリンターは「有線LAN」「無線LAN」「USBケーブル」「USBメモリ」のどれかを介して印刷します。
FAX機とは?
FAX機の正式名称は「ファクシミリ機」となります。
ラテン語で「facsimile」が由来ですが、原文の意味は「複写する」という意味になります。
ただ、コピーやプリンターと違うのは、原稿やデータを電気信号にし、電話回線を通じて複写する装置となります。
モジュラーケーブル(電話線)を介して、3G回線(第3世代携帯電話システム)を利用し、遠方からの通信を受けますが、現在の技術では無線化が出来ません。
一般的にはFAXはモノクロでしか使用できないという認識がありますが、カラーでも送信は可能です。
ただ、受け手側の機械もカラー対応が出来る装置でないといけないのと、そもそもメールでいいんじゃない?という理由でカラーの文化は廃れました
業務用の複合機では、カラーFAXだけなく、FAXそのものが廃れつつあるという事で、FAX機能だけオプションというメーカーは多いです。
スキャナー機とは?
スキャナー機はこれまでとは違い、紙を出す事はせず、紙からデータに変換する装置となります。
ほとんどプリンターと真逆の仕組みですね。
変換できるデータは「PDF」「TIFF」「JEPG」が基本です。
業務用の複合機の場合だとオプションを付ければ、紙から「docx(ワード)」「xlsx(エクセル)」にする事も出来ます。
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