複合機6,900円以下

そもそも複合機とは?コピー機・プリンター機等の違いも解説!

そもそも複合機って何?似たような言葉があるけど、何が違うの?と思っている方もいるのではないでしょうか。

 

本記事では、複合機の特徴や仕組みだけでなく、コピー機などの似たような機器との違いなどについても解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

複合機とは?コピー機やプリンター機などの違いについて解説!

複合機とは?コピー機やプリンター機などの違いについて解説!

 

複合機はコピー機やプリンター機、FAX機などとは大きな違いがあります。

 

そもそも、複合機は印刷やFAX、スキャンなど事務処理において有用な機能が使える万能機器です。

 

印刷するだけのプリンター機やスキャンするだけのスキャン機とは違いますので、混同しないよう注意しましょう。

 

ここでは、複合機との違いとして、下記の機器の特徴や仕組みについてまとめました。

 

  • 複合機
  • コピー機
  • プリンター機
  • FAX機
  • スキャナー機

 

詳しくみていきましょう。

 

 

『複合機とは?』

 

複合機とは、コピー・プリンター・スキャナー・FAXのいずれか2つ以上を有する装置のことです。

 

A3まで対応できる機種が一般的で、A2以上は広幅複合機言われ、金額が驚くほど高くなります。

 

現在の解釈だと「コピー機 = 複合機 = FAX機」という認識の方も多くいらっしゃいます。

 

弊社でも「コピー機のリース料っていくらですか?」「FAX機って購入出来ますか?」などの質問といただくことは多いですが、よくよく聞くと複合機のことを指していました。

 

ただ、コピー機・プリンター機・FAX機・スキャナー機は、あまりメジャーではありませんが、それぞれ単体として発売されています。

 

では、それぞれ正式には、どの様な意味をもっているのでしょうか?

 

コピー機やプリンター機など、複合機以外の機器について後述していきます。

 

 

『コピー機とは?』

 

コピー機の正式名称は「複写機」となります。読んで字のごとく、複製し写す機械のことです。

 

用意してある原稿と同じ印刷物を作成するものです。

 

また、ただ同じものを複製するだけでなく、大量印刷の際にはソート機能がつかえたり、原稿の倍率を変えたり、と用途の幅は広いです。

 

 

『プリンター機とは?』

 

プリンター機の正式名称は「印刷機」となります。

 

先ほど、コピー機は「用意してある原稿と同じ印刷物を作成するもの」と書きましたが、プリンターの場合は、電子端末に保存されているデータを印刷し作成するものとなります。

 

印刷するには、パソコンにドライバーをインストールして、PCとプリンターを紐づける必要があります。

 

現在のプリンターは「有線LAN」「無線LAN」「USBケーブル」「USBメモリ」のどれかを介して印刷します。

 

 

『FAX機とは?』

 

FAX機の正式名称は「ファクシミリ機」となります。

 

ラテン語で「facsimile」が由来ですが、原文の意味は「複写する」という意味になります。

 

ただ、コピーやプリンターと違うのは、原稿やデータを電気信号にし、電話回線を通じて複写する装置となります。

 

モジュラーケーブル(電話線)を介して、3G回線(第3世代携帯電話システム)を利用し、遠方からの通信を受けますが、現在の技術では無線化ができません。

 

一般的には、FAXはモノクロでしか使用できないという認識がありますが、カラーでも送信は可能です。

 

ただ、受け手側の機械もカラー対応が出来る装置でないといけないのと、そもそもメールでいいんじゃない?という理由でカラーの文化は廃れました

 

業務用の複合機では、カラーFAXだけなく、FAXそのものが廃れつつあるという事で、FAX機能だけオプションというメーカーは多いです。

 

『スキャナー機とは?』

 

スキャナー機はこれまでとは違い、紙を出す事はせず、紙からデータに変換する装置となります。

 

ほとんどプリンターと真逆の仕組みですね。

 

変換できるデータは「PDF」「TIFF」「JEPG」が基本です。

 

業務用の複合機の場合だとオプションを付ければ、紙から「docx(ワード)」「xlsx(エクセル)」にすることもできます。

 

 

複合機を導入するメリットやデメリットについて解説!

複合機を導入するメリットやデメリットについて解説!

 

複合機を導入するには、メリットやデメリットについても理解する必要があります。

 

もともと別々だった印刷機能やスキャン機能が統合された複合機は、使い方で大きなメリットを発揮します。

 

ここでは、複合機のメリットやデメリットについて解説していますが、他にも料金や契約における優遇措置についても触れています。

 

詳細については「複合機の再リースとは?料金やメリット・デメリットを詳しくご紹介!」の記事をご確認ください。

 

 

『複合機のメリット』

複合機の大きなメリットといえば、従来別々に存在していた印刷やFAX、スキャナーなどの機能を1台に統合できる点です。

 

このメリットには、主に下記のような3つの効果が期待できます。

 

  • 設置面積の最小化
  • 格安の導入費用
  • ランニングコストの削減

 

まず、オフィススペースを最小限に抑えることができます。

 

特にオフィス賃料の高い地域では、設置面積を小さくできるところはメリットとしても大きいといえます。

 

他にも、個別機器を購入するよりも導入費用やランニングコスト(メンテナンス・保守、通信費・電気代、消耗品など)を削減できます。

 

そして、忘れてはならないのが、アプリケーションとの連携。

 

現在の複合機には、さまざまなアプリケーションやアプリケーションが提供されており、ペーパーレス化だけでなくモバイルワークなど、業務の効率化を図ることができます。

 

 

『複合機のデメリット』

複合機は耐用年数が5年と定められているところは、デメリットといえます。

 

国税庁の「耐用年数(器具・備品)(その1)」というページによれば、該当する機器として、下記のような記載がなされています。

 

「事務機器、通信機器」「複写機、計算機(電子計算機を除く。)、金銭登録機、タイムレコーダーその他これらに類するもの」

 

これら、機器の法定耐用年数は5年とされています。

 

この法定耐用年数は昭和40年3月31日に耐用年数省令として制定されました。

 

ちなみに複合機の耐久性能は、この制定された時点である昭和40年を基準として5年とされています。

 

平成20年に1度改正されましたが、その際には複合機の対応年数の見直しは行われなかったという社会的背景があります。

 

複合機のデメリットにおける耐用年数についての詳細は「複合機の法定耐用年数は何年?【減価償却期間と同じ!】」の記事で解説しています。

 

 

複合機の用途は?3つのユースケースで紹介!

複合機の用途は?3つのユースケースで紹介!

 

複合機の用途としては、単純にコピー用紙をプリントするだけでなく、製本ができたりハガキ・マグネットシートへの印刷ができたりします。

 

それでは、詳しくみていきましょう。

 

 

『製本』

複合機を使って製本を行うことが可能。複合機には製本印刷機能が備わっており、これによってパンフレットや冊子などを簡単に作成できるでしょう。

 

ただし、複合機の機種によっては製本印刷に対応していない場合もあるので、事前に確認しておかなければなりません。

 

複合機で製本を行うメリットには「低コスト」「操作が容易」などが挙げられます。

 

ビジネスの場で、手軽にちょっとした冊子を作成したい場面もあるでしょう。

 

そんなときに複合機を活用して自分で製本することで、低コストで簡単に作成できます。

 

 

『手差し印刷』

複合機の手差し印刷には、下記のような用途が挙げられます。

 

  • 封筒
  • ハガキ
  • ラベル紙
  • OHPフィルム
  • 長尺紙

 

これらの用紙は、通常の給紙カセットから印刷すると途中で紙詰まりを起こし、ローラーにうまく取り込まれないことがあります。

 

しかし、手差し印刷を利用すると、ローラーが巻き込む工程が少ないため、スムーズに印刷ができるでしょう。

 

また、厚紙や薄紙といった特殊な用紙に関しても、すべて手差し印刷で行うことが適しています。

 

 

『マグネットシートへの印刷』

複合機の用途として、マグネットシートへの印刷も挙げられます。

 

UVジェット印刷やシルクスクリーン印刷、オフセット印刷などの方法が挙げられます。

 

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さいごに|複合機は目的や用途で選ぼう!

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今回は、複合機の特徴や仕組み、導入するメリット・デメリットなどについて解説してきました。

 

そもそも複合機はプリンター機、コピー機などとは違いますので、混同しないよう注意しましょう。

 

オフィスの目的や用途に合わせて導入しなければ、逆に業務の効率が低下するなどして意味がありません。

 

 

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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

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