複合機の廃棄費用の内訳は?大手メーカー各社の項目の詳細について解説!
複合機の廃棄費用については、10,000~205,000円というように各社バラつきがあるため、どのような方法で捨てるのか見極めることが重要です。
本記事では、大手複合機メーカーの廃棄費用を参考に、具体的な内訳について解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
大手複合機メーカー各社の廃棄費用の内訳とは?
複合機を廃棄する場合、費用が発生します。
廃棄する場合に発生する廃棄費用は、メーカーによって金額が異なるため注意が必要。どうして金額が異なっているのか?その理由としては、メーカーによって内訳に違いがあるためです。
ここでは、大手複合機メーカー各社の廃棄費用の内訳がどのようになっているのかについて解説しています。
ちなみに、廃棄費用の内訳を紹介した「Canon」「SHARP」「RICOH」における廃棄費用の具体的な金額と複合機を廃棄する際の注意点については、こちらの記事で詳細を説明しています。
『Canon|14,500~96,000円』
Canonの複合機をメーカーで廃棄する場合、再資源化処理費という廃棄費用の支払いが必要となります。
この再資源化処理費は、グリーンリサイクルサービス処理費と引揚げ料金という2つの料金の合計。また、再資源化処理費とは別に搬出撤去費も支払わなければなりません。
つまりCanonの廃棄費用は、資源化処理費と搬出撤去費の合計だということです。
Canonでは、使用済み自社製事務機器を回収し、それを再利用や再資源化する活動を行っています。その活動のための、自社製事務機器の回収・管理・解体に必要となる費用がグリーンリサイクルサービス処理費です。
そして引揚げ料金は、回収した自社製事務機器をCanonのリサイクル拠点まで搬送する運送料金。搬出撤去費は、設置されている場所から事務機器を回収車両まで運ぶ作業に発生した作業費です。
この搬出撤去費は、搬出・移動にかかる基本費のため、搬出・移動に階段作業かあったり、クレーン車を使うなどした場合は、搬出撤去費にプラスして特殊作業も必要です。
『SHARP|22,100~56,000円』
SHARPの複合機廃棄費用は、再資源化費用と回収費用という2つの料金の合計です。
そもそも再資源化費用とは、使用済み自社製事務機器の回収とそれを再利用・再資源化のための処理費用のこと。Canonではグリーンリサイクルサービス処理費という名称ですが、SHARPは再資源化費用と呼んでいます。
回収費用は、自社製事務機器を設置されている場所からリサイクル拠点まで運ぶのに発生する作業費と運送料金です。
Canonは、運送料金と作業費が別の料金となっていますが、SHARPはひとまとめにしており、さらに搬出する際の機器の取り外し費用も含まれています。
『RICOH|10,000~205,000円』
RICOHもSHARPと同じく、回収・廃棄する複合機を設置場所からリサイクル拠点まで運ぶのに発生する作業費と運送料金がひとまとめとなっています。
料金の名称も同じで回収費で、合わせて処理費という費用がかかります。
ちなみに処理費は、機器の分別・分解などの費用とのことです。
複合機の廃棄費用で見極める捨て方のポイント!
複合機の廃棄費用は、決して安くはありません。
できるだけ、お金をかけずに複合機を捨てるにはどうすればよいのでしょうか。
ここでは、複合機の廃棄費用で見極めるための複合機の捨て方ポイントを紹介しています。
『回収業者・メーカーの費用相場を知る』
大手メーカーは、複合機の重さによって廃棄費用が異なります。
どのメーカーも重量が重くなると、処理費用・運送料金・作業費のどれも金額が上がっていました。そのため、廃棄する複合機によっては回収業者に頼んだ方が安く済む場合もあります。
メーカーに頼むより安くなるかを知るためにも、回収業者の廃棄費用の相場を知ることは重要です。
メーカーの廃棄費用は、公式ホームページで調べておおよその金額を調べることができますが、回収業者の費用は見積もりを依頼してから判断しましょう。
近隣の回収業者における廃棄費用の相場を知っておけば、メーカーに頼んだ方が安いか高くなるかが分かります。
ただし、回収業者のなかには無許可業者や悪徳業者が少なからず存在します。そうした業者に依頼してしまうと、見積もりでは安かったのに請求は高額な料金を請求をされたり、後々トラブルに巻き込まれたりするかもしれません。
近い・安いというだけでなく、安心して依頼できるかも調べてから見積もりを依頼するようにしましょう。
『まだ使えるなら寄付することも検討する』
廃棄したい複合機が、まだ使えるようならリサイクルショップやネットオークションで売るというのも1つの手段といえます。
また、欲しいという方がいるようなら、その方に寄付するというのもよいでしょう。
寄付という形を取れば、廃棄費用が必要なくなりますし、相手方にも喜ばれます。
近くに、そんな方がいないという場合、事務機器の寄付を募集している団体に寄付するという方法もあります。
団体によっては、寄付した場合の送料負担に応じてくれるところもありますので、選択肢の1つとして検討みるのもよいでしょう。
さいごに|複合機の廃棄費用の内訳を知ろう!
今回は、大手複合機メーカーの廃棄費用の内訳と、具体的な捨て方の見極めポイントについて解説してきました。
一般的には購入元もしくはリース会社により回収されますが、まだ使えるなら寄付することも選択肢としては有効な手段といえます。
廃棄費用の内訳を知り、複合機の捨て方ついても幅を持たせることが重要です。
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