複合機6,900円以下

複合機におけるモデムダイヤルインとは?導入メリットや料金相場について解説!

複合機のモデムダイヤルインによって、電話やFAXを切り替えられるようになります。

 

本記事では、そんな複合機のモデムダイヤルイン機能について解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

モデムダイヤルインとは?複合機における特徴とメリットについて解説!

モデムダイヤルインとは?複合機における特徴とメリットについて解説!

 

複合機にはスキャナやプリンター、FAXといった事務機器機能だけでなく、活用することで仕事の効率が向上する便利な機能も複数備わっています。

 

モデムダイヤルインは、そうした便利機能の1つなのですが、具体的にはどのような特徴があるのでしょうか。

 

ここでは、モデムダイヤルイン機能の特徴と、使うことでどんなメリットが得られるのかを紹介しています。

 

また、光電話との関係性についても触れていきます。

 

 

『モデムダイヤルインの特徴』

モデムダイヤルインは、NTTが提供しているダイヤルインサービスの1つ。申し込みをすると、まず事業者(NTT)がT回線の加入者に提供している回線に新たな電話番号を追加してくれます。

 

つまり、通常は「1つの回線に1つの電話番号」ですが、それを「1つの回線で複数の電話番号」にすることができるサービスだということです。

 

このダイヤルインサービスは2つの種類があり、その1つがモデムダイヤルイン。モデムダイヤルインの特徴は、モデム信号方式であることが挙げられます。

 

2つ目はモデム信号方式ですが、これは送信側のモデムでデジタル信号をアナログ信号に変換し、アナログ通信回線を通じて相手に送信する仕組み。つまり、受信側は、送信されてきたアナログ信号をモデムでデジタル信号に変換して受信するという方式だということです。

 

複合機で、これらのサービスを使うためには、モデムダイヤルイン機能が複合機に備わっている必要があります。

 

 

『複合機のモデムダイヤルインのメリット』

複合機で、モデムダイヤルインサービスを利用するメリットには、下記の内容が挙げられます。

 

  • 電話とFAXを使い分けることができる
  • 業務の効率化が図れる
  • コスト削減できる

 

複合機のFAX機能を使う場合、複合機と電話回線を繋ぐ必要があります。しかし、複合機と繋がっている回線で誰かが電話をしていたり、どこかから電話がかかってきていたりすると複合機でFAXは使えません。

 

両方を同時に使えるようにするためには、番号を別にする必要がありますが、通常は「1つの回線に1つの電話番号」です。そして電話回線は、回線ごとに回線使用料が発生します。

 

そのため、番号を別にすると2回線の回線使用料が発生してしまいます。

 

しかし、複合機でモデムダイヤルインサービスを利用すれば2回線の契約をするよりも安く、電話で使う番号とFAXで使う番号を別にすることが可能。

 

番号が別になったことで、両方が同時に使えるようになるため使い分けられるようになり、業務の効率化が図れます。

 

 

『光電話との関係性』

光電話とは、通常の電話回線(アナログ電話回線)ではなく光回線を使う電話のこと。光回線は、ガラスを原料とした光ファイバーケーブルを使っており、もともとインターネットで利用するための回線です。

 

前述したようにモデムダイヤルインはアナログ通信回線でのサービスのため、光電話回線では利用できないように思われますが、実は利用できます。

 

 

複合機におけるモデムダイヤルイン導入時にかかる料金はいくら?相場について解説!

複合機におけるモデムダイヤルイン導入時にかかる料金はいくら?相場について解説!

 

モデムダイヤルインに対応している複合機であれば、このサービスの利用が可能です。

 

しかし、サービスを利用すればコストが発生します。

 

2回線の契約をするよりもコストは安いですが、導入をするのであればいくらくらいかかるか知っておいた方がよいでしょう。

 

ここでは、導入時にかかるコストと運用後のランニングコストの相場を紹介しています。

 

 

『モデムダイヤルイン導入時の料金相場』

複合機にモデムダイヤルイン機能が備わっていなかった場合には、対応する機種への買い替えのコストが発生しますが、機能付きであれば複合機関係でのコストは発生しません。

 

必要となるのは、回線の導入と工事でのコストです。

 

まず、基本工事費が1工事につき 1,100円。それと1契約者番号または1追加番号ごとに770円ほど交換機等工事費がかかります。

 

調べてみたところ、NTT東日本も西日本も工事費の金額は同じでした。

 

 

『運用後のランニングコスト』

運用後のランニングコスト、つまりサービスの月額使用料は880円で、いずれにしてもNTT東日本と西日本の金額は同じです。

 

ただし、追加する番号1つにつき880円なので、番号を追加すればするほど金額は上がります。

 

これにもとの回線使用料も必要で、使用時の利用料金も発生します。

 

また、通常の利用料金に加え、1電話番号ごとにユニバーサルサービス料2.2円/月及び、電話リレーサービス料1.1円/月も必要。他にも、ダイヤルインエコノプランもあり、用途や目的に応じて使い分ける必要があります。

 

モデムダイヤルイン運用におけるランニングコストは、NTT東日本/NTT西日本の公式サイトでも記載があります。

 

 

さいごに|複合機のモデムダイヤルインを導入検討しよう!

さいごに|複合機のモデムダイヤルインを導入検討しよう!

 

今回は、複合機におけるモデムダイヤルイン機能について解説してきました。

 

1つの電話回線に複数の電話番号を付与できることから、FAXとの切り分けができ便利です。

 

この機会にぜひ、複合機のモデムダイヤルインを導入検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

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