複合機のキャリブレーションとは?実施するべきタイミングや手順など解説!
キャリブレーションとはなに?実行するべきタイミングは?という疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、複合機のキャリブレーションについて解説していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
複合機のキャリブレーションとは?役割や必要性なども解説!
キャリブレーションとは、機械や機器の基準値を正しく正確に合わせるための調整作業のことです。
例えば、温度計の目盛りや測定器の数値を正しく補正するのもキャリブレーションです。
複合機においては、印刷の色や位置のズレを補正する作業を意味し、正しい出力品質を維持するためには欠かせません。
【関連記事】
『キャリブレーションの役割』
複合機におけるキャリブレーションの役割は、色調整と位置補正が関係します。
パソコン画面の色と印刷物の色が一致しない、印刷結果の線がわずかにずれているといった問題を解消できます。
『キャリブレーションが必要な理由』
複合機でキャリブレーションが必要な理由について、下記にまとめました。
- 色味の補正と精度を維持するため
- 用紙やトナーによる影響を調整するため
- 長期間使用によるズレを防ぐため
複合機は内部でレーザーやLEDを使ってトナーを転写しています。
長期間の使用やトナーの特性により、色が微妙にずれることがあります。
キャリブレーションを行うことで、常に正しい色合いを再現できます。
また、用紙の種類(光沢紙・普通紙)やトナーの種類によっても印刷結果が変わってきます。
キャリブレーションを行えば、それぞれの条件に合わせて最適な出力が可能になります。
そもそも、複合機は精密機器であるため、長期間使用すると機械的なズレが発生します。
これを放置すると印刷精度が落ち、再印刷が増えてランニングコストもよりかかってしまいます。
複合機でキャリブレーションは実施するべき?3つのタイミングで解説!
ここでは、複合機でキャリブレーションが必要な下記のタイミングについて解説しています。
- 部品を交換したとき
- 印刷の品質が低下したとき
- メンテナンスの一環
詳しくみていきましょう。
『新しいトナーやドラムに交換したとき』
複合機において、トナーやドラムは消耗品であり、交換すると印刷時の出力の仕方が変わることもあります。
交換後はキャリブレーションを行うことで、安定した品質をすぐに取り戻すことができます。
『長期間使用して印刷品質が落ちたとき』
色が薄くなったり文字がかすれたり、写真の色合いがくすむと感じたら、複合機のキャリブレーションを実施するサインになります。
一般的な目安としては、数ヶ月ごとまたは100~200時間の印刷ごとに行います。
キャリブレーションのチェックは定期的に実施することをおすすめします。
『定期的なメンテナンスの一環として』
複合機の印刷で、目に見える不具合がなくても半年~1年に1度はキャリブレーションを実施してください。
定期的な補正は、機器の寿命を延ばします。
しかし、頻繁なキャリブレーションは、トナーカートリッジの寿命に影響する場合があるため注意しましょう。
複合機の寿命については、こちらの関連記事をご確認ください。
【関連記事】
複合機におけるキャリブレーションの実施方法は?手順やコツなども解説!
複合機でキャリブレーションを実施するコツは、下記のとおりです。
- スケジュール化する
- メーカー推奨の用紙やトナーを使用する
- 業者による点検サービスを活用する
キャリブレーションは思いついたときに行うのではなく、月1回など月単位や年単位のように、定期的に実施します。
互換トナーや安価な用紙は品質が安定せず、キャリブレーションを行っても十分な効果が得られません。
メーカー純正品を使用することがおすすめです。
保守契約を結んでいる場合は、業者による定期点検でキャリブレーションも実施してもらえます。
業務に支障が出る前に任せるのもよいでしょう。
ここでは、複合機におけるキャリブレーションのやり方について解説しています。
詳しくみていきましょう。
『キャリブレーションの実施方法』
複合機のキャリブレーションを実施するための一般的な手順は、下記のとおりです。
- 複合機名を選択する
- オプションからキャリブレーション設定を選択する
- キャリブレーションの設定を行う
- OKを選択する
より精度が必要な場合は、手動キャリブレーションを行います。
テストパターンを出力し、色の濃淡や線の位置を確認しながら調整してください。
デザイン業務や高品質な印刷を求める場合には有効です。
自動キャリブレーション機能が搭載されていれば、メニュー画面からワンタッチで実行でき、数分で色や位置の補正が完了します。
『キャリブレーションする際の注意点』
複合機のキャリブレーションは、トナーがトナーカートリッジ内に残っていることを確認してから行うよう注意してください。
また、トナーカートリッジが寿命に達している状態でも上手くキャリブレーションを実施できません。
キャリブレーションの方法は、複合機のメーカーや機種によって違います。
操作方法については、キャノン・リコー・富士フィルムなどの各社の取扱説明書を確認することが重要です。
さいごに|定期的に複合機のキャリブレーションを実施しよう!
今回は、複合機のキャリブレーションについて解説してきました。
複合機において、キャリブレーションとは、ズレを直して基準に合わせる調整のことです。
定期的なメンテナンスを行うことが大切で、数か月に1回などのルールを自社で作成し、運用するよう心掛けてください。
無料の予約システム「タダリザーブ」
最新記事 by 堀田直義 (全て見る)
- 複合機を直射日光に当ててはいけない理由とは?おすすめの設置場所なども解説! - 2025年8月31日
- 複合機のキャリブレーションとは?実施するべきタイミングや手順など解説! - 2025年8月31日
- 複合機のビジー状態とは?原因や対策・解決方法など解説! - 2025年8月30日
- 複合機からメール送信できないときの対処法は?仕組みや設定の確認方法も解説! - 2025年8月30日
- OKIの複合機撤退の背景は?事業再編や統合・参入などの歴史から考察! - 2025年8月30日