京セラ複合機のカラーテーブルとは?【他社の色写りを再現】
業務用フルオプションA3カラー複合機を月額6,900円でリース・販売している株式会社じむやの堀田です。
今回は京セラ複合機の独自機能について書いていきます。
目次
京セラ複合機のカラーテーブルとは?
複合機を長年お使いの方は違うメーカーに変えて、カラーの色写りが変わって後悔した!
という経験はおもちじゃないでしょうか?
事務仕事で使うだけで、特にカラーの色写りに拘わらないという方であったら、何も問題はありませんが、多少なりともやはり色写りの要望を頂く事は多いです。
同じメーカーで入れ替える事が出来たら、楽な事この上ないのですが、業務用複合機には「違う代理店で同じメーカーを入れ替える」という事が禁止されておりますので、必然的に違うメーカーになってしまいますからね。
複合機の入れ替えの制約について詳しくは知りたい方は「違う代理店から同じメーカーで入替は出来ない!【複合機】」をご覧ください。
そんな時に京セラでは各メーカーの色写りモードというのが存在しています。
正式な名称は「カラーテーブル」と言います。
このは営業マンでも知らない事があったりしますので、京セラの代理店の人間に聞いて分からないと言う方もいます。
例えば、キャノンだと鮮やかな印刷が特徴的なメーカーですが、京セラの複合機でキャノンの鮮やかさに近づける設定をする事が出来るのです。
主要メーカーである「ゼロックス」「キャノン」「リコー」「シャープ」「コニカミノルタ」「東芝」の計6種類のカラーテーブルがあります。
カラーテーブルのメリットデメリット
カラーテーブルのメリットとしては、やはり多少のなりとも色写りの違和感を拭える事が可能なので、営業マンとしては安心して切り替えが出来るという事です。
京セラの方曰はく「京セラは追う立場のメーカーなので、多彩な機能を持たせてシェアを獲りに行きたい」と理由でこういった機能がついております。
ゼロックス等の大手では、自社の色写りに自信を持っていますので、カラーテーブルはありません。
逆にカラーテーブルのデメリットとしては、あくまで「色写りを近づける」に留まりますので、完璧に色を再現できる訳ではありません。
各メーカーのトナーの製造方法等が違う為、全く一緒では出来ないのです。
また、カラーテーブルの設定自体はお客様では出来なく、カスタマエンジニアによる設定作業と必要となります。
やはり、お客様から機械を変えて、色写りでクレームがあった際に最終的に行う方法なので、京セラとしては京セラのカラーで勝負したいのですね。
やはり、京セラの色に慣れてしまったら「次のメーカーも京セラで!」となる確率が高くなり、お客様を囲うという点でもほうほうとカラーテーブルを変えるのは好ましくないのです。
ちなみに、メーカー曰くゼロックスやキャノンよりも、コニカミノルタモードの評判が良いらしいです。
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