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印刷におけるPPCとは?複合機と複写機の違いについても解説!

複合機におけるPPCについて知りたい方は必見です。

 

本記事では、PPCの特徴や複写機との違いなどについて解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

複合機の基礎知識!PPCとは?

複合機の基礎知識!PPCとは?

 

複合機にはコピー機能とプリンター機能などが備わっています。

 

複合機で印刷をする際に使用する用紙には、いくつかの種類がありますが、一般的に使用されているコピー紙はPPCという用紙です。

 

PPC用紙とコピー紙は基本的に同じもので、基本的には呼び方が異なるだけですが、そもそもPPCとはいったいどういった意味を持つのでしょうか。

 

結論からいえば、Plain Paper Copierの略で印刷用紙のなかでも普通紙専用の印刷機を意味します。

 

また、ここでは複合機におけるMFPについても解説しています。

 

詳しくみていきましょう。

 

 

『PPCの特徴』

PPCだけでいえば、Production Possibilities Curve (生産可能性曲線)やPay Per Click (クリック報酬型広告)など、色々な意味合いがあります。

 

しかし、複合機におけるPPCとは、複合機で使用できる用紙の種類でもあり、普通紙の使用できるコピー機という位置づけのため、言葉の意味でも違いがあるところには注意が必要です。

 

そもそも、複合機で使用できる用紙の中にPPC紙というものがあります。

 

そして用紙の名称にあるPPCとは、Plain Paper Copier(普通紙使用の複写機)のことで、PPCは複写機の種類のひとつ。つまり、PPC紙とは普通紙使用の複写機で使える用紙ということです。

 

複合機が有しているコピー機能はPPCタイプの技術が使われていることからみても、複合機でPPC用紙が使用できるのです。

 

 

『上質紙との違い』

現在、コピー機の主流はPPCタイプで、複合機のコピー機能もPPCタイプです。

 

そのため、普通紙を使用する複写機で使用できる用紙であるPPC紙がコピー紙として販売されています。

 

しかし、コピー用紙として売られている用紙のすべてがPPC紙ではありません。

 

例えば、上質紙もコピー紙のひとつとして販売されています。

 

PPC紙は、もともとPPCタイプで使えるように考案されてつくられた用紙。一方で、上質紙はPPCタイプのコピー機や複合機で使うことを目的に作られた用紙ではなく単に使えるというだけです。

 

そのため、ノートなどの文具に使われている上質紙を機器に入れても上手くコピーできません。

 

また、紙詰まりなどのトラブルを引き起こす可能性もあるため注意が必要です。

 

PPC用紙であれば、基本的にどのような複合機でも使用できますが、上質紙の場合は必ずコピー機や複合機で使用できることが記載されている機種を使いましょう。

 

 

『MFPとの違い』

PPCとは仏紙の使えるコピー機としての種類を意味していましたが、複合機におけるMFPとはMultifunction Peripheral(複数の機能を搭載した複合的なコンピューター周辺機器)を指します。

 

簡単に説明すると、複合機における種類のことで、複合機はコンピューターの周辺機器ではなく周辺機器としても使える装置という位置づけです。

 

そして、一般的にはコンピューターの周辺機器であるプリンタにFAXやイメージスキャナを併せ持っている機種も複合機と呼ばれています。

 

例えば、インクプリンタにスキャナ機能を搭載した機種やカラーコピー機として使用できるプリンタのような、家庭向けや小規模事業所向け複合機がMFPに該当します。

 

 

複合機におけるPPC機と複写機との違いを解説!

複合機におけるPPC機と複写機との違いを解説!

 

PPCは複写機の種類のひとつ。そして複写機は、その名の通り、原稿や本などを複写することができる機器です。

 

複写とは文書や絵画などをオリジナル通りに写し取ること、文書を2枚以上いっしょに写すこと、つまり本質的にもコピーを意味し複写機とはコピー機を意味します。

 

現在使用されている複写機は大きく分けると2つの種類があり、そのひとつがPPCタイプ、もうひとつがジアゾ式というタイプです。

 

PPCタイプには、ゼログラフィと呼ばれる基本技術が使われており、基本的には下記のような特徴が挙げられます。

 

  • 用紙に薬品を塗布せずに複写できる
  • 複写物を長期保管しても劣化が少ない
  • 複写時の拡大、縮小ができる
  • 大量コピーの時間が短い

 

つまり、PPC機は複写機の種類のひとつのため、意味合いで大きな違いはありません。

 

ちなみに20世紀までは日本で、PPCタイプともジアソ式とも違う技術で複写を行っていました。

 

当時の複写ではロウを用いており、その技術は謄写版と呼ばれていた歴史もあります。

 

 

さいごに|複合機のPPCについて理解しよう!

さいごに|複合機のPPCについて理解しよう!

 

今回は、複合機におけるPPCについて解説してきました。

 

コピー機が存在しない時代は、紙にロウで文字を映す謄写機が主流でしたが、産業の発達に伴い、複写機や複合機まで登場しています。

 

また、PPCやMFPなど専門用語の理解も求められることから、しっかりと違いを理解することも重要です。

 

 

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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

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