【シャープの複合機】MX-3631/MX-2631の特徴・評判・口コミは?
目次
シャープ製複合機、MX-3631/MX-2631の特徴とは?
MX-2631/MX-3631の複合機の評価 | |
本体価格(性能との費用対効果) | ★★★☆☆ |
カウンター料 | ★★★☆☆ |
耐久性 | ★★★☆☆ |
メンテの速さ | ★★★☆☆ |
色写り | ★★☆☆☆ |
デザイン(個人的) | ★★★☆☆ |
シャープの複合機のブランド力 | ★★☆☆☆ |
総合 | ★19 |
発売日 | 2018年11月15日 | 本体価格 | MX-2631/1,250,000円MX-3631/1,725,000円 |
コピー | 標準装備 | プリンター | 標準装備 |
スキャナー | 標準装備 | FAX | 標準装備 |
給紙カセット | 1段のみ標準装備 (+3段の場合、3段給紙デスク 300,000円が必要) |
自動両面送り装置 | 標準装備 |
印刷速度 | MX-2631 26枚/分 MX-3631 36枚/分 |
ファーストコピー | モノクロ 5.2秒 カラー 6.9秒 |
ウォームアップタイム | 20秒 | リカバリータイム | – |
HDD容量 | 500GB | 最大用紙サイズ | SRA3/A3ワイド |
最大解像度 | 【書き込み】 9600dpi相当×600dpi 【読み取り】 600dpi×600dpi |
寸法(手差し含まず) | 幅608mm 奥行650mm 高さ1,178mm |
MX-3631とMX-2631の基本スペックはほぼ共通しています。異なる部分は後から紹介することにして、まずはMX-3631の基本スペックからチェックしましょう。
MX-3631の最大原稿サイズはA3(SRA3やA3ワイドの複写も可能)です。
カラー・モノクロ印刷が可能となっており、印刷速度はどちらも最大で36枚/分となっています。
プリント・コピー・FAX・スキャンのほか両面印刷も可能です。読込解像度は600dpi×600dpi。書込解像度は600dpi×600dpiとなっていますね。HDD容量は500GB、メモリ・RAMは5GBを搭載。ウォームアップタイムは20秒で、ファーストコピーはモノクロが4.7秒、カラーが6.7秒となっています。
フィニッシャーの搭載も可能ですが、こちらはオプション設定です。Macからでも使えますが、こちらも接続できない場合があるので事前にサービスマンへの確認が必要となっています。
MX-2631の基本スペックもほとんどMX-3631と共通しています。
両機種の違いはMX-3631の印刷速度が最大36枚/分なのに対してMX-2631は26枚/分となっているぐらいでしょうか。
あとはアイドリング時や作動時の騒音値にわずかな違いがある程度です。
サイズは両機種とも幅608x奥行650x高さ834mm、機械占有寸法が幅1,003×奥行650mm(手差しトレイ伸長時)、重量は約82kgとなっています。価格はMX-3631が1,725,000円(税別)、MX-2631が1,250,000円(税別)です。
どちらの機種を選ぶかは1日の印刷枚数などを基準に判断するとよいでしょう。
中小企業向けの中堅機!便利機能が搭載されたシャープらしいモデル
MX-3631/MX-2631シリーズはシャープ製複合機の中堅機といった位置づけです。
印刷枚数がそれほど多くない中小企業向けのモデルと考えてよいでしょう。
好みもあるでしょうがデザインはなかなか洗練されています。
これまで不評だったタッチパネルサイズもワイドに改善されており、操作性や視認性も向上しています。
タッチパネルの表示項目はユーザーごとにカスタマイズすることも可能です。
使用状況や用紙切れなどはLEDランプで確認できるなど、MX-3631/MX-2631シリーズにはシャープらしいユーザーライクな便利機能がたくさん搭載されていますね。
MX-3631/MX-2631シリーズの口コミ評価を紹介
MX-3631/MX-2631シリーズの評判は総合的に見ると可もなく不可もなくといったところでしょうか。
機能と本体価格を考えればコストパフォーマンスが非常に高い点は口コミなどでも評判です。
複合機の世界においてシャープはまだまだ新興勢力といった位置づけなのですが、それでも業界4位前後のシェアを誇っているのは、ほどほどの性能を持つ複合機を低価格で導入したいという、エンドユーザーのニーズにマッチした製品をリリースしているからといってよいでしょう。
このMX-3631/MX-2631シリーズもまさにそういったライトユーザー層を狙った製品です。業務で複合機を利用する頻度が少なく、コピーやプリントアウトといった基本性能さえあればよいといった事業者であれば導入を検討してもよいのではないでしょうか。
コストパフォーマンスに優れるMX-3631/MX-2631シリーズではありますが、画質を求めるユーザーからの評判はイマイチです。
とくに写真やイラストの解像度は他メーカーに比べて低いと言わざるを得ず、フォントのエッジもシャープさに欠けています。
こういったデメリットがあるため建築やクリエイティブ関連の業種でMX-3631/MX-2631シリーズを導入しているといった企業はあまりないでしょう。
また、最近は複合機の耐久性が大幅に向上したため、それほど心配する必要はありませんが、かつてシャープ製の複合機といえば故障頻度が高いことで知られていました。
シャープ製複合機は保守点検サービスが充実していることで有名ですが、そこにはそれだけトラブルも多かったという事情もあるのです。
新品を購入する場合やリースであれば問題ありませんが、MX-3631/MX-2631シリーズを中古で購入する場合は、こういった耐久性やメンテナンスについてもよく検討するようにしましょう。
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